人狼議事


181 巫蠱ノ匣

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【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ

― 1F・玄関ホール ―

[ふと、また別の場所に人影が見えたような気がする>>1:202
 けれどこの場で声を荒げるのもまた面倒なことになりそうで、
 仕掛けてくる気配がないのならばと、口を閉ざした。]

 …………。

[玄関ホールに足を踏み入れたところで、急いで周囲を見回す。
 誰かが階段を下りてくる音が聞こえるようならば、
 急いで反対の廊下へと出るつもりであるが。]

(2) 2014/06/22(Sun) 00時半頃

覆面嫉妬団 ミルフィは、メモを貼った。

2014/06/22(Sun) 00時半頃


【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ

[突然の放送に身体が跳ねた。響くのはあの女の声。
 チ、と舌打ちをした後に、急いで反対側の廊下まで走る。
 誰をも驚かせるような突然の放送だからこそ、
 その場を離れるのに利用してやろうと。

 ――ギリ、と拳銃を握る手に力が入る。]

 人の命を何だと、

[思っているの、と。
 その言葉は、途中で飲み込まれる。

 自分だって、一度は人を殺しているではないか。]

(7) 2014/06/22(Sun) 01時頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ

― 1F・リビングルーム ―

[強く噛み締めた下唇から、鉄の味。
 放送を聴きながら、今ならば音も遮られるだろうと、
 近くにある一室の扉を開き、そうっと中に入る。

 幸い中には誰も居なかったようで、
 扉を閉めてから、崩れ落ちるようにしゃがみ込んだ。]

 ……アタシは、人を殺してるんだ。

[何を今更、まともな人間ぶっているのか。
 重たいため息が、リビングルームに響く**]

(13) 2014/06/22(Sun) 01時半頃

覆面嫉妬団 ミルフィは、メモを貼った。

2014/06/22(Sun) 01時半頃


覆面嫉妬団 ミルフィは、メモを貼った。

2014/06/22(Sun) 02時頃


【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ

― 1F・リビングルーム ―

[震える指先が安全装置を解く。
 調度品の大きな壷に、狙いを定めた。
 カタカタと、震えは銃身に伝染する。

 ――そうして、引き金を。]

(38) 2014/06/22(Sun) 11時頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ

           ―― パァン

[それは、奇しくも階段近くで響いた音>>33と、
 ほぼ同じタイミングだった。

 破裂音に、鼓膜がビリリと震える。
 反動で狙いは反れ、
 銃弾は的とした壷から外れてしまっていた。

 けれど、使い方は分かった。
 痺れるような感覚の残る両手をそっと撫でて、
 いちど、瞳を伏せる。]

 やらなければ死ぬ。

[自分に言い聞かせるかのように。
 再び開かれた瞳には、覚悟の光が宿っていた*]

(39) 2014/06/22(Sun) 11時頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ

― 1F・リビング→廊下 ―

[銃声を聞いて、誰かがやってくるかもしれない。
 即座にその場から移動しようと扉を開く。
 手の中には、まだ熱を孕んでいる拳銃。

 撃つ事にためらいが無い訳ではない。
 けれど、やらなければ死んでしまうのだから。

 人の命を、仕方ないで片付けられる筈もない。
 でも、自分は昔に一度、
 人の死を仕方ないと片付けたことがあって。
 自分は悪くないと、責任から逃れようとした。]

 そう、仕方が無いの。

[後悔は、全てを終えてからするものだ**]

(40) 2014/06/22(Sun) 11時頃

覆面嫉妬団 ミルフィは、メモを貼った。

2014/06/22(Sun) 11時半頃


【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ

― テラス側・ダイニングルーム扉前 ―

[丁度、反対側の廊下からも銃声>>47
 向こうには近寄らない方が良いと慎重に歩みを進めていれば、
 直後に同じ方向から扉が開く音>>50が聞こえてくる。

 巻き込まれるのはごめんだ。
 テラスの見える廊下まで進んだ後、一度、深呼吸。
 近くに見える扉を一瞥し、
 一端身を隠したほうが良いだろうと扉に手をかける。]

 …………内開きか。

[扉を軽く引いてみたが、動かない。
 外開きなら戸に身に身を隠しながら扉を開くことが出来るのに。
 一瞬迷った後――]

(51) 2014/06/22(Sun) 21時頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ

[二枚扉の、片方の扉を勢いよく押し開けた。
 いきなり中に押し入るような事はせず。
 もう一枚の扉に身体を隠し、中の様子を窺う。

 女の手には、安全装置の外された拳銃。
 ポケットの中のソレは、部屋の中に誰かが居たとしても、
 相手が誰であるか分からなければ意味が無い。]

 ………………。

[息を殺して中の物音を探ろうとするが――さて。
 物音は、あっただろうか。]

(53) 2014/06/22(Sun) 21時頃

覆面嫉妬団 ミルフィは、メモを貼った。

2014/06/22(Sun) 21時頃


【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ

[>>59ひゅ、と息を呑む。中から小さな物音。
 音に釣られて覗き込んだらズドンなんて事もあり得ると、
 簡単に頭を出すような事はしない。]

 …………誰か、居るわね?

[音の位置を考えるならば、相手はドアの近くにはいない。
 このまま逃げるのも有り、なのだけれども。
 態々死にに行く必要なんて、無いのだから。

 でも、逃げてばかりではいられない。
 それを理解しているからこそ、女は迷う。]

(60) 2014/06/22(Sun) 21時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ

[―――― 3、 ………… 2、]

              いちッ!

[開いてある扉の方に、女が姿を現す。
 両手に構えていた銃を、
 狙いも定める事もなく中に一発打ち込んだ。

 パァン。

 ダイニングルームに、銃声が響く。
 銃弾がどこに当たったか確認する事もなく、
 女は再び身を隠そうとするが――]

(61) 2014/06/22(Sun) 21時半頃

覆面嫉妬団 ミルフィは、メモを貼った。

2014/06/22(Sun) 22時頃


【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ

[>>64銃弾が何かに当たり、壊れる音。
 暫くの沈黙の後に聞こえてきたのは、]

 昴、クン…………?

[何度も聞いた事のある声。間違えるはずも無い。
 ああ、そういえば彼も最初の場に居たような気がする。
 混乱していて、殆ど覚えてはいないけれど。

 色が白くて、自分よりもひ弱に見える彼の声。
 暫く迷った後、拳銃を下ろして口を開いた。]

 オーケー。そっちが攻撃をする気が無いなら、
 アタシもこれ以上は撃たない。

[そうっと扉から顔を覗かせたのは、
 同じ学部である彼へ抱いていた僅かな信頼から、
 だったのかもしれない。
 この場では皆が敵であるというのにも関わらず。]

(65) 2014/06/22(Sun) 22時頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ

[>>77それでも、拳銃から手を離すことは無い。
 よろける様子に大丈夫だろうかと不安になったが、
 態々相手に近寄るようなことも、しようとはしなかった。]

 ……そうね、アタシも死にたくないし、出来れば殺したく無い。
 
[女もまた、息を吐く。
 緊張がほんの僅かに解けたような、そんな様子で。
 彼の言葉を、時折眉を顰めながらも静かに聞く。
 何を言っているのか、と疑問に思う節もあったが、
 口を挟むような事はせず。]

(85) 2014/06/22(Sun) 23時頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ

 そんな事があるなら良いんだけどね。
 
[>>78そうであればいいとは思う。
 寧ろ、そうであって欲しい、と。力なく笑う。

 彼の顔に浮かぶ、力の無い微笑み。
 それがひどく儚いようなものに見えて、
 すこし躊躇った後、彼に近づいていく。

 儚い彼を前に女の警戒心は解け、
 拳銃を持っていない方の手を、
 彼の髪を撫でるために伸ばそうと――して。]

(86) 2014/06/22(Sun) 23時頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ

  ―――― ッ!!!

[ほんの、少しだった。
 たったそれだけだったけれど、違和感を覚えた。

 ―― 血の臭いがする。

 女は咄嗟に手を引いて、彼から距離を取る。
 怪我をしているようには見えないのに、何故。
 拳銃を握る手に、力が入った。]

(88) 2014/06/22(Sun) 23時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ

 ―― アンタ、血の臭いがする。

[>>93ついと、目を細める。

 この状況下でなければ。
 例えば、日常生活の中であれば、
 気付かなかったであろう程の僅かな臭い。]

 さっきまで、 ………… 何をしてた?

[荒れていた高校時代にも、よく鼻に届いた臭いだ。
 血の臭いを纏う彼に心を許してはならないと、
 脳内で警笛が鳴る。

 一歩、二歩。
 後ずさりながらも、まだ、銃を構えることは無い。
 何も知らないような素振りが本当かどうか、
 それを確かめるまで。]

(97) 2014/06/23(Mon) 00時頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ

 そう―― それは、何処で?

[>>112片手が、そっと上着のポケットに触れる。
 ああ、念のため彼にセットしておけばよかったか。
 知人だからと気を抜いたのが間違いだった。

 力の無い柔らかな笑みにも、絆されることは無い。
 彼の言葉が真実だと分かるまでは。

 女は思い出してしまう。今は、全員が敵である事を。
 休戦協定を結んでいる相手もいるけれど、
 それもほんの僅かな時間。
 目の前の彼だって――敵であるのだ。]

(113) 2014/06/23(Mon) 01時頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ

[主犯が参加者の中にいる?
 複数人が死なずに出られる可能性?

 そんな旨い話を信じてはならない。
 希望を抱いてはならない。
 希望を抱くほど、絶望は大きくなるのだから。]

 …………。

[女は思考を巡らせる。二階。自分が来た道はどうだったか。
 血痕なんて無かったはずだ―― と。
 射抜くような視線が、昴へと向けられる**]

(114) 2014/06/23(Mon) 01時頃

覆面嫉妬団 ミルフィは、メモを貼った。

2014/06/23(Mon) 01時頃


【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ

 ああ、最初の。

[>>121あの時の銃声。撃たれた人が、逃げ込んで。
 それはいつの事だったか。
 自分が広間の前に暫く居た間は、ありえない。]

 信じたいのは山々なんだけどさ。
 アンタの言ってる事、信じらんない。

 銃声の後に暫く広間の前に居たけど、
 銃で撃たれたヤツが逃げ込んだような血痕なんて無かったし、
 その間、誰も広間には入らなかった。

[あるとすれば、その後か。
 しかし手当てをしてここに下りてくる時間までを考えると、
 どうにも合致しないというのが本音だ。]

(132) 2014/06/23(Mon) 09時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ

 昴クンが言っている事は本当かもしれない。
 それをアタシが確かめる術は無いけど――

[疑心は疑心を呼び、
 信じたいと思う気持ちも薄れてゆく。]

 血の臭いがついてる奴を易々と信じるなって、
 昔、先輩に教わったのよね。

[目の前の、弱々しげな彼にそう告げることは憚られたけど。
 彼が嘘をついているのならば、何のための嘘なのか。
 嘘をついている、と考える事で見えてくるのは、
 彼の狡猾さだけだった。

 脚は一歩、また一歩と扉の側へと下がる。]

(133) 2014/06/23(Mon) 09時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ

[人が死んだらアナウンスが流れるという話だったから、
 彼が人を殺したという事は無いだろう。
 寧ろ、彼に人を傷つけられるのかすら疑問ではあるが。

 それなら、無駄に戦う事無くこの場を離れる事がベスト。
 こちらとしても、同じ学部である彼を撃ちたくは無い。]

 …… 昴クンを殺したいとは、思わないし。
 アタシはもう行くね。ごめん。

[ちくりと痛むのは、ほんの少しばかりの良心。
 顔は昴の方へと向けながら、
 後ずさって扉から出ようとした、その刹那。]

(134) 2014/06/23(Mon) 10時頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ

[さして遠くも無い場所から聞こえてきた音>>131に、
            ――――ほんの一瞬、女の気が逸れた**]

(135) 2014/06/23(Mon) 10時頃

覆面嫉妬団 ミルフィは、メモを貼った。

2014/06/23(Mon) 10時頃


覆面嫉妬団 ミルフィは、メモを貼った。

2014/06/23(Mon) 11時半頃


覆面嫉妬団 ミルフィは、メモを貼った。

2014/06/23(Mon) 21時頃


【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ

    ―――― ッ!!!!

[>>154ほんの少し気が逸れた瞬間、視界の端に光る銀色。
 首元を狙うそれを咄嗟に避ければ、頬に一筋、赤い線。
 彼の口元に浮かぶ笑みに、ぞくりと背筋が凍る。

 ひどく冷たく、狂気を孕んだような笑み。
 つい先ほど、自分はそれと似たような笑みを見た。

 嗚――『ヤバい』ヤツだ。
 体勢を立て直して、その場から逃げようとする。
 この体勢からでは銃なんて撃てない。

 仮に自分の方が力で勝っていても、
 彼の取り出した『ソレ』を思えば、
 近寄ろうなんて思う筈もなかった。]

(172) 2014/06/23(Mon) 21時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ

            あ゛、ああぁ ッ!!!

[>>155空を切る矢が、避け切れなかった女の左肩の肉を抉り、
 そのまま扉へと突き刺さった。
 肩から流れる液体が、床に赤く、染みを作る。
 熱帯びた息を漏らし、右手が傷を押さえた。

 痛い。熱い。熱いあつい、   !!

 口から漏れるうめき声。
 視線は昴を射殺そうとするかのように、
 鋭く、そして憎憎しげに。]

(173) 2014/06/23(Mon) 21時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ

  何処もかしこもキチガイだらけだ、クソが!

[ボウガンは連射には向かないはずだ。
 肩を負傷した今、やりあうのは分が悪すぎる。
 肩に孕む熱と痛みに顔を顰めながら、
 開いている扉の向こうへと歩を進めた。

 走ることは――難しいか。
 なるべく肩に負担をかけないように、足早に、廊下を行く。

 女の進んだ反対側の階段で、
 今も知人が生命の危機に陥っている事など知らず――、
 否、喧騒すらも、今の女の耳には届かない。]

(176) 2014/06/23(Mon) 21時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ

― 1F廊下→浴室側の階段へ ―

[荒い息。肩は次第に痛みを増していく。
 時折呻きながらも、急いで逃げなければ、と。
 一心不乱に女は先を急いだ。

 点々と続くのは、血痕の道しるべ**]

(177) 2014/06/23(Mon) 21時半頃

覆面嫉妬団 ミルフィは、メモを貼った。

2014/06/23(Mon) 21時半頃


覆面嫉妬団 ミルフィは、メモを貼った。

2014/06/23(Mon) 21時半頃


【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ

― 2F・廊下 ―

 テメーらみたいなキチガイと、
 一緒であって、たまるかって、ンだ……ッ!

[>>187背後から聞こえた声に、ひとり、呟く。

 自分は正気だ。正気であらなければならない。
 自分が自分であるためにも。狂ってなんてやるもんか。
 それは、ちっぽけなプライド。虚栄心。

 点々と血の跡を残しながらも、
 右手は破れていた上着の袖を引きちぎる。
 拳銃をポケットに突っ込んで、傷口にきつく縛り付けた。
 少しの間だけでも、流れる血を止める事が出来れば――と。]

(194) 2014/06/23(Mon) 22時頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ

― 2F・納戸 ―

[階段を上がって、直ぐの場所。
 誰かの個室ではなさそうな扉を、
 服で手の血を拭ってから開こうとする。

 もしもその近くに誰か>>159が未だ居たとしても、
 今の女には気づく事は出来ないだろう。

 するりと扉の内に身体を滑らせると、
 様々な物品が置いてある。
 並ぶ棚の物陰に身を潜めながら、荒い息をこぼした。]

   クソ、いてぇ……。

[怪我の耐えなかった高校時代よりも、もっと。
 女の手は、傍らに置かれていたモップを握り締め。]

(198) 2014/06/23(Mon) 22時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ

 死んで、たまるか……ってンだ。

[昔は殴り殴られの喧嘩をしていたし、
 今だって、運動する事はやめていない。
 人一倍タフである自信はある。

 だから、まだ動ける。大丈夫。

 諦めてはならない。自分に言い聞かせ。
 ポケットの中の『機会』を触る余裕は、無い。]

(201) 2014/06/23(Mon) 22時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ

[掃除道具の近くにあったビニール紐に手を伸ばす。
 肩に結びつけていた布を取った後、
 今度は傷口へと強く押し当ててビニール紐で固定した。

 熱を帯びている肩は、
 感覚が麻痺しているようにも思えてくる。
 このまま目を瞑れば意識が落ちてしまいそうな程、
 身体が重たく感じていた。

 されど未だ、気を抜く事はない。
 物陰に隠れれば今度は先手を取る事が出来る。
 銃の反動だって、生きるためならば我慢出来る筈だ。]

     ッ………… !!

[>>209来た。扉がガァンと音を響かせる。
 音にびくりと身体を揺らしながらも、ただただ息を殺し。]

(212) 2014/06/23(Mon) 23時頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ

[反応が無いと見て、場所を移してくれるのならば上々。
 もし入ってくるようならば――即座に銃をぶっ放した後、
 僅かに見える階段の向こうへと逃げようか。

 逃げ道があったのは予想外だった。
 もう少し早く気付けていたのならば、
 こんなところで息を潜めずとも、奥へと逃げていたのに。

 ただ、逃げ道があると知ることが出来ただけでも上々だ。
 後は、階段の先が行き止まりでない事を、祈るのみ。]

(213) 2014/06/23(Mon) 23時頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ

[まだだ。まだ、動くな。
 それは、獲物に狙いを定める肉食獣のように。
 息を押し殺し、その時を待つ。

 視界に入った白>>226に小さな物音。
 投げ込まれた白に反応して僅かに女が動いた音であったが、
 カーディガンが投げ込まれた際に、
 何かに触れた音だとも解釈できる程度の、僅かな音。

 どんな状況でも、冷静であれ。
 恐怖を抱くのは後にしろ。泣くのは後にしろ。
 今は、生きる事だけを考えろ。

 生きるために―― 殺せ。]

(232) 2014/06/24(Tue) 00時頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ

[生き残るためには、人を殺す事も厭わない。
 今まで悩んでいたのが馬鹿みたいな程に。

 ポケットの中の『機会』が僅かに揺れる。
 今はそれに触れている余裕は無い、動いてはならない。
 扉の向こうからヤツが顔を出したならば――撃て。

 極限に追い込まれた女は、自分でも驚くほどに冷静だった。
 追い込まれたからこそ――冷静になれた。]

(234) 2014/06/24(Tue) 00時頃

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