270 食人村忌譚
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
―容の自宅―
[文をしたためようとしたところで、視界に手を振る姿>>0:237が映った 手を止め、あの時>>0:55と同じように 胸元で小さく手を振り返す 『いんですか!?』>>0:238の問いかけに、 もちろんですよ と微笑み返し、 伝え聞かすは、忘れず添えた 件の言霊>>0:118 ご飯はつやりと艶やかで 煮物もあぁまく仕上がって……]
いただいてばかりで、ごめんなさいね 舌の肥えているわけではありませんが、 私なんかの感想であれば、喜んで
[常と変わらず微笑みを送り、 続く『よかったなぁ』の言葉には、ゆっくりと頷いた]
(19) 2017/11/23(Thu) 03時頃
|
|
料理にかける時間も気持ちも、 作る方>>0:233>>2の命の一部 注いでいただいた容さんの命は、とても尊いと思います
容さんの美味しいご飯は、私を笑顔にしてくれるんですよ
[そう口にする江津子の微笑みは、 普段より深く 刻まれていた
深々と頭を下げて、その場を辞する 立ち去りながらも、ふと胸に去来する思い
もし、ゆりではなくて、こんな容が あの広い社>>15を継いでいたなら、 彼女はどんな巫女となり、 村人たちを導いていたことだろう――――――――]
(20) 2017/11/23(Thu) 03時頃
|
|
[だめ いけない――――――――]
(21) 2017/11/23(Thu) 03時頃
|
|
[そんな仮定を、思い描いてしまったためだ 油断した隙間に差し込まれる、二十余年も昔の記憶 江津子の胸に抱かれた、赤子の女子(おなご)
眠る彼女は、ミナカタとの交じりの夜に、 眠っていた男子(をのこ)>>0:61ではない 1人息子の大美(ダイミ)のことは、 立派に育てて、独り立ちさせた 村での一員として働き汗を流す、彼ではない
江津子の育てた子供は『1人』―――― 産み落とした命は 『もう1人』――――]
(22) 2017/11/23(Thu) 03時頃
|
|
―回想/二十余年前の神社―
女子(おなご)を、育てる自信がないんです
[眠る娘を抱きしめながら、『先代の巫女』に吐き出した 彼女の腹部を見つめながら、ついっとその子を差し出した]
神様の、ご慈悲を賜りたく この村で生きる女として、幸せになる術をお授けください
[赤子が火のついたように泣き出した 江津子は目を伏せたままだった
尊き巫女は頷いて、『引き受ける』旨を、 約束してくれたのだった]
(23) 2017/11/23(Thu) 03時頃
|
|
[誤解のないように、加えておきたい 赤子を手放すその訳は、口にした理由、ただそれだけだ
この地に生まれ、やがて土となり還る 輪廻にとらわれたこの子の行く末に、幸あれと
たった一度の交わりで、生を授かった私の子…… 『ミナカタの子』>>0:70に、幸あれと――――]
―回想/二十余年前の神社―
(24) 2017/11/23(Thu) 03時頃
|
|
―容の自宅から離れながら―
[その時分を生きた者なら、察する者もあろうけど、 源蔵の帳簿>>0:167に描かれるには、 時をさかのぼりすぎていたかもしれない
赤子はすぐに亡くなって、ひっそり弔われていたかもしれない 巫女が他の女から子を引き継ぐこともあり得れば、 『約束』が遂行されていたかも、分からない
これだけ近づいても、容がそうだとは、 血を引いた子、『捨てた』子なのかは分からないし 仮にそうだとして、なんだというのかも分からないけれど
時折あの赤子と重ねてしまい、江津子なりの生きる術>>0:97を 伝えてしまうことも、まれにある]
ごぉろん ごぉろん ダルマさん――――
[懐かしい唄を口ずさみながら、歩みを進めっていった]
(25) 2017/11/23(Thu) 03時半頃
|
|
―丞の自宅―
[ここにたどり着いた時>>0:125には、 戸を叩けど求め人は不在だった>>0:213 鬼の一字に礼をして、鍵のない戸をあけて中を確認するも、 がらんどうの研ぎ場が見えただけ]
よく、すれ違いますね
[機が悪いのか、相性なのか、こうしたことはままにある だから、幾度か行ったように、鉈と肉をその場に置くと、 よろしくお願いします と呟いて、両手を合わせた
そのまま自宅へととって返し、その夜は床についただろうか**]
(26) 2017/11/23(Thu) 03時半頃
|
|
―翌日/養鶏に勤しむ、とある農家の庭で―
帰りゃんせ――――>>0:7
[抱いた鶏を撫でながら、その首に指を絡めたところで 「なんで」>>#1との呟きを耳にし、面をあげた 足元を覆う、たくさんの鶏の囀りをも越えて 耳に届くは出鱈目な歌>>#2>>#3]
愛理さん ごきげんよう
[そう声をかけたけれど、彼女は一瞥もせずに 奇妙な歌を携え、ただただ、この場を通り過ぎていく 江津子は、その姿を追いながら
ゴッ――――
手にした首をへし折って、頭を垂れて 見送った 歌は止むことなく延々と、まるで、取り囲むように 『平穏な村』を、巡っていった*]
(41) 2017/11/23(Thu) 15時半頃
|
|
―続・養鶏に勤しむ、とある農家の庭で―
『鶏の育ちは早くてかなわん 潰せど捌けど 追いつかん』
[これは、低い柵に囲われた、この養鶏場の主の言葉 先約として優遇された愛用の獲物は、丞の元>>8に さらばと主より借りた包丁は、切れ味が悪く、難儀する ようやく首を落とした幾羽を、庇に逆さに吊るしたところで 覚えた気付きに江津子の眉根は くっと小さな皺を寄す]
……足りませんね
[足元にたむろする鶏の数が合わない 愛理の歌に気を取られた>>41隙に、逃げ出した一羽がいるのだろうか]
(42) 2017/11/23(Thu) 16時頃
|
|
[急ぎ、主に報告する よくあることだ と主は笑う 村の誰かが届けてくれよう、そう主の『鈍(ドン)』は笑うけど それでは江津子の気が収まらぬ 謝礼の卵も、受け取れぬ]
急いで、探して参ります ……本当に、申し訳ありませんでした
[無刀で表に飛び出せば、きょぉろりきょろりと眼を走らす 普段の微笑みも弱々しく、すれ違う村人ごとに訊ねるも 実のある応えは返ることなし
鶏さぁんと呼びかけながら、江津子は村を、巡りだす*]
(43) 2017/11/23(Thu) 16時頃
|
|
―鶏さんを求めて―
[右へ、左へ、逃げた鶏を求めて彷徨う 久方ぶりに、胸に焦燥が宿っている 遂行しなければならない 託された『仕事』は恙なく そうしなければ――――
気もそぞろに眼を走らせば、目に付いたのは丞の姿>>45]
今日は>>26お会いできましたね 丞さん 昨日は、不精なお願いで、失礼いたしました
[鶏はその手にあっただろうか ともあれ、手にした荷物、愛用の一物だろう包に気づいたならば、 まず述べるべきはその言葉 彼のもとへと歩みより、微笑みとともに頭を下げた]
(46) 2017/11/23(Thu) 17時頃
|
|
畑は落ち着いた時期>>44だとしても お世話は欠かせないものですね そう言っていただいて、嬉しいです 相互に託しあえる仲も、とても尊いものですから
[丞から差し出さ両の手を見>>47、くたりとした鶏に安堵する 潰せど捌けど追いつかん>>42のなら、一羽余分でも構わないだろう 丞の言葉から、焦りの声が聞かれていたことを恥じらいつつも 鈍(ドン)の養鶏場での出来事をさらりと話し]
では、まずこちらから
[と、愛用の鉈を受け取った。 それを、常のように腰に差して、続いて鶏に手を伸ばす]
(51) 2017/11/23(Thu) 17時半頃
|
|
残念ですが、そちらも託されたものなので…… お礼に卵をいただく予定ですので、そちらでよければ、後ほど必ず
[命を失った鶏を、赤子のように胸に抱き 残る片手で、鉈をすらりと抜き放った 武骨な獲物を陽に透かし、刃先を見つめて、ほう、とつく 抱いた鶏の首筋に刃をあて、ひと思いに薙ぎ払えば ことり、と落ちる、小さな首]
御見事なお手前ですね…… どうしたら、これほどの業を得られるのか 素晴らしいお仕事を、ありがとうございました
[胸を鮮血に湿らせながら、再び頭を下げたのだった*]
(52) 2017/11/23(Thu) 17時半頃
|
|
[ビユッ と、刃の血を振り払い、袂で拭って清めたならば、 鉈は定位置の腰へと戻す 小さな首を拾い上げ、その手で首なき鶏を逆さに吊るし 残る片手を胸元に添え、微笑みながら小首を傾げた]
お互い、齢(よわい)を重ねた分だけ、 積み重ねた業が、宿っているのかもしれませんね
[丞の心中>>55はいざ知らずとも、 口にした自身の言葉に、はっ、とする いえ、丞さんは、まだお若いですが、と非礼を正すも 続く言葉>>56に、重い眼もとに光が宿った]
(57) 2017/11/23(Thu) 18時頃
|
|
そうですか……身にあまる過分な評価ではありますが、 そう言っていただけて、とても、とても嬉しいです ぜひまた、お願いいたします
[背を向けた>>56丞の表情は、うかがえぬ だから、ふと去来した思いを、彼の背にそっとかぶせた]
『一味違う』というのなら、 昨日、容さんからお弁当をいただきました>>0:13 お野菜の煮ものもとても美味しくて…… 丞さんの手ほどき>>53の賜物ですね
[礼の言葉も出そうになるが、それはなんとも畑違いなもの 言葉は飲み込み、かわりに礼の仕草を送る 見えぬだろうお辞儀で見送り、 やがて、首なき鶏を逆さづりにしたまま、来た道を戻りだした**]
(58) 2017/11/23(Thu) 18時頃
|
エツコは、鬼丞に話の続きを促した。
2017/11/23(Thu) 18時半頃
|
―鈍(ドン)の庭>>42―
お騒がせしてしまい、申し訳ありませんでした なにかありましたら、また――――
[丞のおかげで見つかった鶏の亡骸を家主に返し、 報酬である卵をいくつか、紙に包んで受け取った 割れぬように、片手で抱きとめ独り言つ]
慣れませんね……儚いものを手にすることは
[背筋はしゃんと伸ばしながらも、 どこかぎこちなく、この養鶏場を後にした*]
(91) 2017/11/23(Thu) 22時半頃
|
エツコは、ススムに話の続きを促した。
2017/11/23(Thu) 22時半頃
|
―道端で―
……そんなことをされると、困ります
[卵を手にしたまま、立ち往生の憂き目に合う 足元にはじゃれつく、猫さん>>491人 江津子の手にしたもののことを、餌か何かと思っているのか]
これは、猫さんの召し上がるものではありませんよ そんなに切なく鳴かないでください
[よいしょ、と残る片手で猫を持ち上げ]
両手がふさがってしまいました>>47
[ふっと、小さく息をついた*]
(104) 2017/11/23(Thu) 23時頃
|
|
―木材置き場の付近で―
割れ物なんですよ 後生ですから、その爪を放してくれませんか
[とてて、とててと不格好な歩みでいくばくか やがて、困惑しながらちらりと見やれば、 櫻子>>95とススム>>106若い2人の姿が映る 少し様子をみながら、やがては]
櫻子さん、ススムさん ごきげんよう 気持ちのいい、朝ですね
[ぎこちなく近づいて、軽いお辞儀で挨拶をした*]
(112) 2017/11/23(Thu) 23時頃
|
|
いきさつで、こんなになってしまいました みっともないですね
[まずは、ススムの言葉>>138にそう答えて、苦笑する 続く言葉に、眉尻を下げて、困りましたね と呟いた]
今はここにある卵くらいしかないんです 容さんでしたら、美味しいご飯をいただけたかもしれませんが……
[ススムが止めた思考を口にし、どうしようかと悩みながらも、 駆け寄ってきた櫻子>>128に、ほっと小さな息をついた]
はい 困りものの猫さんなんです
[くすっと笑いながら、身を乗り出し、 肘を突き出し、なんとか彼女に渡そうとするけれど、 彼女はしっかり、受け取ってくれただろうか]
(141) 2017/11/24(Fri) 00時頃
|
|
[江津子も、ついぞ気づかなかったこと、 困り果てた末に忘れていた、今日の『いきさつ』
服にしみ込んだ、首を落とした鶏の鮮血>>52のせいで、 触れた毛が赤く染まったしまった、この猫さんを*]
(142) 2017/11/24(Fri) 00時頃
|
|
[そうなんですか よかったですね 櫻子の言葉>>148に逐一頷き、相槌を打つ 身ごもった子も含めれば、4人もの命を宿した彼女だけれど、 その挙動のせいだろう、どうしても幼子と接するように>>0:57応対してしまう。 けれど、『おけが?』と訊ねられ、ようやく落ち度>>142に気がついた]
あ……いえ……それは、その 鶏さんを今朝方に――――
[ススムは察してくれているけれど>>155、彼女にこの言で通じるだろうか 暫時悩んだ果ての末、『おそろい』の言葉に、うんと頷き口にした]
触れ合うと、時に同じ色へと染まってしまうことも、あるんですよ 素敵ですよね 仲良しこよしの、あかしです
[誤魔化しの罪悪感がついと過るも、唄うように口にした]
(160) 2017/11/24(Fri) 01時頃
|
|
[続いて、『捌いた事がない』というススムに向き合うと]
いつかは通る道かもしれませんし、 やらぬまま終わることもあるかもしれませんが あまり、気持ちのいいものではありませんよ 力もいりますし、赤く染まってしまいますし――――
[あっ、力はススムさんの方がお強いですよね そうつなぎの言葉も入れながら]
私も、容さんはお見掛けしていませんが、 また、おいしいものをいただけると>>154、仰っておりました いただいてばかりで、頭が下がります ですが、慈悲深いゆり様にお願いする>>157のも、よいかもしれませんね。
[視線を落とす心情は、江津子にはくみ取れなかったけれど 続く言葉に、微笑んだ]
それは、大切なお仕事ですね しっかりと、勉学に励んで、殿方として磨かれてください*
(161) 2017/11/24(Fri) 01時頃
|
|
[返ってきたススムの申し出>>162に、一瞬眉がふわりと上がる ススムは今、学んだものを、与える立場になろうとしている 少年の成長を感じ、ゆっくりと頷いた]
ごめんなさい 殿方としては、もう磨かれていたようですね とても、立派な志(こころざし)だと思います 断る理由はございません ぜひ、よろしくお願いいたします
[私ももう、歳ですし、なんて余計な事を付け加えたのは、 彼から感じたような気がする、眩しさのせいだったのかもしれない 櫻子はどうしたか 江津子の方は、学び舎へと向かうのならばこちらも頭を下げ返し、 彼を見送ったことだろう*]
(169) 2017/11/24(Fri) 01時半頃
|
|
そうですね 大好きな方と、なれるといいですね 長く連れ添うお方とは、色も交わると申しますし
[櫻子>>170にそう相槌を打ちながら、 赤く色移りしていく姿に、こほんと小さくせきをつく]
お腹、空いていらっしゃいますよね 容さんのお家へ向かうか、神社で馳走になりましょうか
大事な大事な お体ですから、 もしよければ、お付き添いいたしますよ
[そう付け加えることも忘れずに]
(172) 2017/11/24(Fri) 02時頃
|
|
[櫻子が望んでくれるなら、身重な彼女を気遣い、 せめてその場までついていくつもりだ 1人で大丈夫というならば、無理にはついていかないが この申し出だけは、添えておいたことだろう]
……そのお召し物については、お洗濯をさせてください 後日でも結構ですので、その間は、私の古着をお持ちしますから
[自分に端を発し、次々と伝播していく赤い色を、 せめて、落としてあげたいと**]
(173) 2017/11/24(Fri) 02時頃
|
|
―出立の時―
お仕事は、もう済んでいますから
[櫻子の問いかけに>>174そう微笑んで、 だから、と同行を持ちかけた>>172 自分の仕事について少し話すべきかと思うも、それは思いとどまった 屠殺の話を伝えたところで、櫻子の足しになるとは思えない お洗濯の契りを交わし、『一緒に行く』>>175と託されたなら、 行先は、江津子の選択では、1つしかない]
では、『ゆり様のもと』へ参りましょうか――――
[奔放に村を駆けることのある姉の元 社を鎮守する妹の元 異なる在り様の姉妹を思えば、 すれ違いなく櫻子の腹を満たせるのは、きっと後者だ
猫と卵を抱いた2人で、神の麓をゆっくりと目指した*]
(187) 2017/11/24(Fri) 20時頃
|
|
―道中・壱―
[櫻子が退屈しないよう、所々で言葉を交わした
途中でふと卵を手にとり、こつんとおでこでひびを入れ、 片手で割ると舌の上へと中身を乗せて、 ごくんと呑み込んで見せる]
櫻子さんも、召し上がりますか? あまり、お行儀はよくありませんが……
[腹の足しにもなろうかと、1つ取り出し問いかけた 産みたての卵は、濃厚ですよ そんな言葉も、言い添えて。
櫻子が望むなら、彼女のおでこでこつんとやって、 その舌先へと落としてあげたことだろう]
(188) 2017/11/24(Fri) 20時頃
|
|
卵の白ぃろいところからは、 メレンゲという菓子ができるんですよ
[どちらにしろ、抱いた卵を撫でながら、 どこか遠くに微笑みを送る]
甘くて、雲のようにふんわりしていて 焼けば、香ばしい風味も帯びて――――
[そこまで言って、口をつぐむ この村で、あの菓子を作れたものなど、いたことか 村の多くの者が、まだ生まれおちる前のもの、 遠く彼方の地の記憶をもとに、話してしまうことも、ままにある]
ときに、櫻子さん――――
[だから、強引に話をすりかえ、 はぐらかすように、問いかけたのだった*]
(189) 2017/11/24(Fri) 20時頃
|
|
―道中・弐―
お腹の赤子はどなたの子種か、 目星はついていらっしゃるんですか
[急いで用意してしまったせいで、はぐらかしの問いかけは、 我ながら節操のないものとなってしまった 櫻子からは、どんな答えが返ってきたのか 江津子は そうですか と受け止めて、 やがては、こう伝えたことだろう]
お産にあたり、不安になったり、怖くなったりしたときは、 遠慮なく、誰かの傍に、寄り添ってくださいね
[もしかしたら、これはゆりの言葉>>0:22の言い換えで、 すでに、さしたる心配はなかったことかもしれないが]
(190) 2017/11/24(Fri) 20時頃
|
|
ご近所の方でも、ゆり様でも、私でもいいですが できれば、殿方の傍らに…………
[出産とは切り離せない、つきまとう『死』の影に、2度、怯えていた自身を思う 薬師の力でも打ち消せないあの不安も、 寄り添ってくれる誰かがいれば、少しは和らいだだろうか 『力になる人』>>162や『愛』>>184を交わせる人が、 もし、傍らにいてくれたなら
それに――――と、付け加えたのは、 少し、言い訳めいた言葉だったのかもしれない]
育まれていく過程に立ち会えぬことは、 殿方にとっても、寂しいことのように、思うんです
[子に愛着を抱かない櫻子>>0:108には難しかったかもしれないし、 実際この村の男たちがどう思っているのかまでは、 江津子にはうかがい知れぬことだけど
遠くに見えた社の姿は、徐々に大きくなっていく*]
(191) 2017/11/24(Fri) 20時頃
|
|
―たどり着いた神社―
ゆり様 櫻子さんに朝餉を馳走いただけないでしょうか
[神社にたどり着き、声を送る 奉納として、丞に渡す1つ以外の卵を添えて、願い出る ゆりや、志乃は、まだここにいただろうか 1人となった志乃がこの場にいたならば、 誰かとともにいる姿に、微笑みと目礼は送ろうが それ以上、声をかけることはない]
櫻子さん 猫さんは先に洗って差し上げますね
[猫を受け取り、櫻子を託す
たとえ、江津子も一緒にとのご慈悲をもらえたとしても、 それは、こう辞していたはずだ]
(192) 2017/11/24(Fri) 20時頃
|
|
『容さんが、本日も料理をされています>>0:238から 感想をお伝えする、お約束をしていますから』
[ゆりの姉であることを思えば、 こんなことも、口にしていたかもしれない]
『容さんのお料理からは、 いつも幸せを授かっておりますよ』
[もっとも、この約束に固執しているわけではない 出会えなくとも、石女>>93の自分が食事を抜いて、 それがなんだというのだろう ただ、交わした言葉を覚えていたから きっと、多分、それだけだ
血濡れた猫は預かって、手水で流して整える 濡れた猫をその場に残せば、神社を立ち去ったことだろう**]
(193) 2017/11/24(Fri) 20時頃
|
|
―社から離れるまで―
[櫻子との道中は賑やか>>236>>237で、江津子の頬を緩ませる 種の知れない、お腹の子>>242 首を振り、江津子の言葉を飲み込めなさげ>>243に共にゆく彼女は、 幸せなのだろうかと、ふと思う
……考えるなんて、おこがましい 子の幸せすら他者にゆだねた己には、 考える資格すらない気もする
神社を離れる志乃>>235に、すれ違いに頭を下げて、 巫女へと馳走の施しを請うた>>192 暫時、神社も困窮しているのだろうか>>223と、不安を抱くも 一緒に作るというのなら、それも杞憂なのだろう 卵を差し出し、慈悲を辞して――――>>193]
(254) 2017/11/24(Fri) 23時半頃
|
|
はい、村のものたちみな、笑顔を頂戴しております
[恐れ多くて、目を伏せているから、 江津子はゆりの変化>>224>>225>>226を感じてはいなかったかもしれない]
櫻子さん、ゆり様のお手伝い、頑張ってくださいね
[櫻子から猫を受け取る>>247と、 飛び跳ね去り行く姿>>249を、見送ったのだった*]
(255) 2017/11/24(Fri) 23時半頃
|
|
―閑話/神社の手水で―
[猫が、激しく暴れている 水はやめろと、のたうち回る]
……………………
[小さな首筋に指を当て、くっ、と力を込めてやれば 瞬間、ぴっと、動きが止まり、 後はふるふる震えて、大人しくなった]
少し、やりすぎてしまいましたね ごめんなさい
[洗い終わりの湿った猫は、 少しだけ、怯えた様子だったかもしれない
猫を境内にそっと話すと、神社を後にしたのだった*]
(263) 2017/11/25(Sat) 00時頃
|
|
―丞の自宅―
[残った卵は、たった1つ。 脆いそれを片手に納めて、目的の場所へと進んでいく 鶏を捕まえてくれた丞>>47へのお礼 こんこんと戸を叩けば、中から返事はあるだろうか]
丞さん 江津子です 卵をお届けにあがりましたよ 1つだけではありますが……
[また開けてみようかと、 戸に手を触れながら、呼びかけた]
(271) 2017/11/25(Sat) 00時頃
|
エツコは、丞が留守であれば、この場に置いていくつもりだ
2017/11/25(Sat) 00時頃
|
[丞とは、戸を開けようとしたところで、 鉢合わせた形>>274となっただろうか 出した手を引っ込めて、はい お会いしましたねと言葉を返す]
経緯があって、1つだけになってしまいましたが、 せめて、お渡ししておきたいと
[差し出された手に>>276卵を、ころり 鮮度は確かめ済みである]
(280) 2017/11/25(Sat) 00時半頃
|
|
丞さんには、またお仕事をお願いすることもあるかと思いますから 心ばかしですが、召し上がってください
[ただ、手ぬぐいが巻き付けられた包丁を見れば、 なんとはなしに察しがつく]
外出される途中だったんでしょうか お邪魔してしまったら、申し訳ありませんでした
[きっと、研ぎあがった獲物を届けに行こうとしていのだろうと そのまま向かうならば体を端に寄せ、見送りの体制に入っただろう*]
(281) 2017/11/25(Sat) 00時半頃
|
|
前払いいただいたのは、私の方ですよ 前払いというのなら、田畑を荒らす猪でも、 駆除しなければなりませんね 何かございましたら、いつでも、なんなりと
[捕まえてくれた鶏の件を思い、くすりと笑う 事情を聞けば>>287、リツとの経緯もだいたいは読み取れて]
リツさんの仕上がりで力が出れば、 なお、素晴らしい業も生まれるかもしれませんね それは、とても楽しみです
[背中を向けるなら朝方と同じく、 礼で見送ったことだろう**]
(295) 2017/11/25(Sat) 01時頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る