3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
JACCY 2010/03/09(Tue) 01時半頃
紐 ジェレミーは、マネージャー ピッパにおやすみなさいノシ
JACCY 2010/03/09(Tue) 09時頃
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―― IF(ケイト救われて死者は死亡パターン) ――
[目の前を覆っていた闇。学校の全てを包んでいた闇。 そこに、一条の光が差した。 まるで、天から扉が開かれたみたいに]
………はは。
[喉の奥から笑いが漏れた。 どろりどろりと闇に化しつつある手を光に伸ばす。 沈んで、淀んで、とろけていた闇の触手を伸ばす]
綺麗だ、なぁ
[陶然と呟いた。過去の幻影ではない。 手の届かない場所で輝いているだけのものでもない。 それは、救いの光。闇の中でずっとずっとこがれていたもの]
(23) JACCY 2010/03/09(Tue) 22時半頃
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[闇に同化しつつあった体は、光に当たったところから本来の魂を取り戻していく。人間の手。人間の足。人間の耳。人間の瞳]
[けっして天使のものじゃない。 けっして魔物のものじゃない、けっして死ではない]
[何度か自分の右手を握って、開いて、握って。 笑みが、こぼれる]
[そうして、ゆっくり背後を振り返った。 友人のために残ると宣言した、ピッパの方を]
ピッパ
[口の中で、溶けてしまいそうな名前。おそるおそる、呟いた]
[彼女はどんな反応したろうか。 それを受け取る直前に、瞼の裏に、とある光景が瞬いた]
(24) JACCY 2010/03/09(Tue) 22時半頃
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―― 瞼の裏の幻影 とある駅 ――
[そこは、とある古びたターミナルステーション。 空は青く晴れ上がっていて、背中に背負ったリュックを担ぎなおした。 手の中には、1枚の葉書。裏にはこの駅のクラシックな時計が見上げるように描かれている]
……しまったな。ここまで来たら、直接渡した方が早いじゃないか。
[目の前に置かれた、円筒状のポストに向かって愚痴をこぼした]
怒ってる、よなあ。またいきなりだったし。
[葉書を見ながら空いた手で首裏を掻いた。うつむいて、唸る。 しばらくポストの前で逡巡した後、結局葉書は出さないまま踵を返した]
[ぶらぶら左右のウィンドウ見ながら、改札へ向かう。 ふと、視界の端に薄暗い一角がよぎって足を止めた。 コインロッカーの立ち並ぶ、その場所。 知らず知らずに足が向く]
(25) JACCY 2010/03/09(Tue) 22時半頃
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[最近、どこに行くにも癖になってしまった。 きっと誰にも言うことのない癖。 空いているロッカーを何することなく1つ1つ開ける。ただそれだけ]
………まあ、いいか。
[最後の一つ。一番暗い場所にあったロッカーに、するりと出しそびれた葉書を入れた]
[リンゴンと、発車の鐘が鳴る]
あ、まずい。しまった。
[荷物を背負いなおすと駆け出した]
[多分、世界で誰がいなくなっても自分は幸せになれると思う。 それでも、この道を、帰る。 多分、世界のどこででも自分は幸せになれると思う。 それでも、この道を、帰る。 多分、彼女と一緒にいてもいつか息苦しくなって、またふらりと旅に出てしまう。 それでも、この道を、帰る]
(26) JACCY 2010/03/09(Tue) 23時頃
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[帰れることに、感謝する。 きっと帰っても誰もいなくなっていたなら、もう二度とあの場所には戻らない]
[電車に間に合うよう、走って走って、胸が一杯になって。 そうして視界がホワイトアウトした]
(27) JACCY 2010/03/09(Tue) 23時頃
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―― 光の下で ――
ピッパ
[彼女の名前をもう一度呼ぶ。 きっと、彼女の結論がどんなでも、笑って光の場所へ行こう]
[もしかしたら、たった一人で。 もしかしたら、]
[―― 彼女と手をつないで**]
(28) JACCY 2010/03/09(Tue) 23時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
JACCY 2010/03/10(Wed) 13時頃
紐 ジェレミーは、マネージャー ピッパを抱きしめた。
JACCY 2010/03/10(Wed) 14時半頃
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
JACCY 2010/03/11(Thu) 09時半頃
紐 ジェレミーは、奏者 セシルにノシノシ
JACCY 2010/03/12(Fri) 10時頃
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