283 突然キャラソンを歌い出す村2
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[オタクモブ達の間でも、歓声が沸き上がっている…]
モブN「新CP誕生でござる!レイココ!ココレイ!」
モブI「いや待て!『レアココ』の方が良く無いか?
リバでココレアになっても、
『ココア』みたいな響きで可愛いだろう?」
モブN「いや、『レア』こそ生焼けや希少価値ぽくて
響きが微妙じゃね?」
モブI「いいや。『ツヅレア』だって
カトレアみたいに可憐になる。
『ツヅレイ』は只冷たいみたいでは無いか」
モブA「呼び方等大した問題では無い。口に馴染む方で良いだろう。
重要なのは、あの二人が尊いという事だ」
モブ一同「「「Exactly!!!」」」
[尚、バ可レース実況かカプ名論争辺りを歌にしようと考えていたが、地上で実況曲を歌う者が多かった事と、眠気により諦めた。本日は黒江が薔薇の歌しか歌っていなくて、すまないと思っている。*]
(課題でも先にやるか…?)
嗚呼、同人誌は俺の人生と言っても過言では無い。
…すまない、脱線したな。
然し風太も良い奴だな…
[同人誌に対しつい熱く語ってしまい、詫びた。然し風太が理解しようとする姿勢に、友好度が76(0..100)x1度上がった。システムメッセージが見えた気がする。]
[モブアオイは、ライと友達になった!]
[光るピカピカ棒もといサイリウムの出番があれば、バルログや振り方等詳しくレクチャーする事もできるぞ。*]
――突然呼ばれたので/昨日のこと――
[風はどこにでも吹くもの。
だから…名を呼ばれでもしたら、魔法みたいにそこにいる。]
…、なんだ
[フウタ、とシンイチが口にするのをながめながら返事をするだけしてみる。]
言ったろ
泣くなら…雨の日にしろと
明日は晴れてしまうぞ
[シンイチの頭を撫ぜるように風を吹かせる。そばにいる、そう言ったから。]
…、ちゃんといる。
安心しろ。
[かか、と笑い飛ばしてやったとさ。]**
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― 体育祭当日 ―
[こころからの供え物を全て平らげた頃。 競技会場の方から熱い声援が上がった。 会場の隅のここからも生徒が 現場へと駆け寄って行く。]
「鉄人と真堂先輩出てるよ!」
「なんか知らん転校生?が ものすごい速いって!」]
[流石の優勝候補なのだろう。 「伊吹と真堂」の情報はすぐ聞けてありがたい。
猫はその生徒たちを追っていく―――]
(401) 2018/09/16(Sun) 01時半頃
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[そこで見たものが、 このリバ可ップルお姫様抱っこハードル走だ。]
[まさかおもんの参加に、クラウザーが一枚噛んでいるなんて猫が知る由もない。 どこから入手したのかわからないが、現代の服を手に入れて参加しているおもん。猫は競技に夢中な生徒たちの足元に隠れて、遠くから半眼で眺めていた。
まさか入手方法が正攻法だとは思わなかった。 優勝者の横からかっさらいでもするかと思っていたのだ。
周りから浮いてるようにも見えるが、お咎めはなさそうで、 ちゃっかり参加しているのだから恐ろしいやつである。]
(403) 2018/09/16(Sun) 01時半頃
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[解説を聞くに、どうやらおもんを雄々しい騎士のように担いだり荒々しく担がれたりしている方が噂の鉄人らしい。
ではその相手が「真堂」か。 (…ちなみだが抱かれていたのが、先ほどの少女なのに驚いた。チア服を着ているさまを、目を細めてみていた)]
[確かに早いが、所詮は人間。 ―――そう思っていた矢先の出来事である。
唐突な奇跡が、起こったのは。>>298]
(405) 2018/09/16(Sun) 01時半頃
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…なんてこった 怪異じゃないか、あいつ…!
[優勝候補が怪異じゃ大会はさらに厳しいだろう。 飛び入りのおもんと、噂されるくらいここに馴染みがある真堂では、最初から舞台が悪い。
今回は勝ったみたいだが、果たして次はどうだろう。]
………。
(406) 2018/09/16(Sun) 01時半頃
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[足元の押し黙る猫に、生徒からの視線が集まってきた。]
「ねえこれあの新聞の猫じゃない?」 「え、化け猫?」
[上がる生徒の声を背に、猫は走り出した。]
[「新聞」。
霧の夜の、 こちらの正体に気付いた様子の少年>>2:186か。
―――いっそ、今は これを利用するべきかもしれない。]
(408) 2018/09/16(Sun) 01時半頃
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[競技を撮っているせいだろうか。 レンの姿は割とすぐに見つけられた。>>395
写真を撮ろうとするレンの背へ 足音もなく駆け寄る。 その肩を飛び石のように飛ぼうと、 とんと地面を蹴って]
――― やあ、瓦版刷り 協力してやろうか お前の記事
[すれ違いざま、レンにだけ聞こえるように小さく囁いて]
[猫は、校舎内へ走っていく。時折そちらへ振り向くさまは、まるで誘っているかのようだった。]
(409) 2018/09/16(Sun) 01時半頃
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― 体育祭当日:新聞部部室前 ―
[校舎の中に入り、廊下を走る。 壁には生徒たちの噂の通り 「化け猫現る!!」と見出しがされていた。
歪められたクラウザーの顔を、口と目を上弦に歪ませて、さんざバカにしたような顔で横目で笑って見やる。 紙幣に折れ目を入れて無理やり笑顔にしたような、あの変な笑い顔にそっくりであった。 さらに鼻からはプスー……と鼻息が漏れた。]
[レンが走ってついてくるのを>>411確認しながら、 猫が止まったのは新聞部の部室前。
開けろと言いたげに顎で指し示す様は、 この猫に知性がある証拠であった]
(421) 2018/09/16(Sun) 02時頃
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― 体育祭当日:新聞部部室前 ―(>>424)
別に。ただ人に聞かれちゃ困るからね。 君も、ネタを他人に奪われたくないだろ?
中で話そう。
[猫の声は、おそらくレンとさして変わらない程度であろう、若い男の声をしていた。新聞部の部室の扉を、カリカリとひっかいて示す。]
[新聞の出来栄えに、鼻で再び笑いながら]
ああ、確かに酷いなありゃ。 あいつの中身に差し迫ってる。
その中身に迫る君もよっぽどの奴だな。 新聞屋ってのはそうじゃないと出来ないか。
(432) 2018/09/16(Sun) 02時頃
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― 体育祭当日:新聞部部室 ―(>>440)
[新聞部の中は充実していた。 構内には見たことのない機材があるのに、猫はこれが「新聞」を作る道具なのかと考える。見ていたのは残念ながら冷蔵庫と電子レンジなので勘違いである。
レンの視線が近くなるよう適当に机の上に登れば、 謎の棒状の塊肉を差し出された。 最初はいぶかしげに見てはいたが、食べれば美味い。塩味がやたらと聞いている。これは美味い。有難いとかみしめるように食べる。二本目は無いのか、とねだりもした。]
(448) 2018/09/16(Sun) 02時半頃
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[モテないレンがと笑えば、猫もくつくつと喉から笑い声をあげる。まるで悪ガキが集ったような風景だった。そうして、カルパスを食べ終えた後。]
いやあ、ほんと。 よっぽどだ。
ほんとに。 やってくれたよ、人の子。
君は、人の居るべき境界線を踏み抜いた。
君はどうにかしなくちゃな、と思うくらいには。
[猫は、笑いながらそう言った。]
(452) 2018/09/16(Sun) 02時半頃
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[ごとん、と新聞部の机の下。 重い音を上げて、レンの足元当たりへ「何か」が転がった。
サッカーボールほどの丸い塊に、 黒い房がたくさん付いている。
―――よく見ればそれが「人の首」だとわかるだろうか。]
新聞屋のサガとは思うけど、 生憎、僕も怪異でね。悪いとは思うんだけどさ。
(453) 2018/09/16(Sun) 02時半頃
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取引しようか、人の子。
[猫は、机の上で笑っている。]
(454) 2018/09/16(Sun) 02時半頃
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[黒髪の下、表情は隠れて見えない。ただ、生首の歳は、この学校の生徒たちやレンと同じような若いものに見えるだろう。
生首の下。 床にじわりじわりと 赤い溜まりが広がっていく。]
そう、取引。
僕の記事は、もう仕方ない。 生徒たちの話を聞くに、 広まってしまってはいるみたいだからね。
[猫の口調は変わらない。 先ほどのどうでもいい話と同じような口調だ]
だから君への取引は、それとは違うこと。 「真堂」ってやつの、記事を作るんだ。
(468) 2018/09/16(Sun) 03時頃
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さっきの、試合みたかい? 真堂ってやつは、怪異だ。
怪異だということ…いや、それ以外でもいいかな。 あいつに不利な記事を作って、 強請ってほしいんだよ。 こちらの都合で、体育祭の優勝トロフィーが必要でね。
あいつは優勝候補なんだろ? あいつが優勝して、トロフィーを手に入れたら トロフィーを横流しするように強請るんだ。
そうすれば、僕も引き下がろう。
(475) 2018/09/16(Sun) 03時頃
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逃げようと思うなよ?
何せ、数百この地に居付いた身だ。 死者っていうのは、執着するのが得意でね。
[足元に広がっていく血だまりの中。 生首の昏い目がレンを見ている。]
君からは死者のにおいがする。
君なら、こういうの。 自分の身から そう遠い話にも思えないだろ?
(477) 2018/09/16(Sun) 03時半頃
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― 体育祭当日:新聞部部室 ―(>>484)
そう、やりがいあるだろ?
[「真堂」の実力は先ほど知ったが、人柄までは知らなかった。 思ったよりもこれは手がかかるかもしれない。
どう努力してもグラビアもしくは聖人図になるような 写真映りスキル極振り男、その名もクラウザー剛志。 美しき英会話講師相手に、あそこまで歪ませたのだから レンの手腕は良いとは思うのだが、さて。]
さすが新聞屋。話が早くて助かるね。 素敵な記事を頼むよ。
トロフィーの横流しの事も忘れずにね。 まあ、真堂が優勝したら、だけど。
[強請脅迫は慣れた話なのだろう。ありがたいという風に、猫は頷いて。悪寒を立てているレンの様子には、猫は語らず、細い目でじいっと見るだけだ]
(501) 2018/09/16(Sun) 05時頃
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[音を殺して猫が机の上から降りる。広がる血だまりの上を出口に向かって歩けば、赤い足跡がぽつぽつと床に付く]
♪
さあどうぞ “お手頃”だろ?
滑り落ちたデッドライン 君の前に落ちる 蜘蛛の糸
さあ早く 聞こえるだろ?
仏の顔もスリータイム その笑い声もいつまで聞こえる?
タイムアウトはいつ? 3カウントで ジャッジして
君の運命|君の未来
(502) 2018/09/16(Sun) 05時頃
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[足元から、目の前の猫から、囁くような声がする]
♪
( カウントするよ )
( スリー、ツー、 )
( ワン、 )
[まかせろ、レンのその言葉に猫は口角を上げた]
♪ ( ゆーびきった )
(503) 2018/09/16(Sun) 05時頃
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…ああそう、かるぱす…、だっけ。 御馳走様。
「これから」も食わせてくれること、期待してるよ。
[その「これから」の有無を暗に示すような言い方で、 猫は部室を去っていく。
残された生首は、目を離した一瞬の隙に消えているだろう。 足元に広がる血すら、何も残さず。]
(505) 2018/09/16(Sun) 05時頃
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― 体育祭当日:校舎裏 ―
[――廊下を抜けた、校舎裏を歩く猫が一匹。]
[首だけの本体を、久しぶりにまともに使った気がする。 猫は火の灯る尻尾を振っていた。]
これであの酔っ払いに文句は言われないかな
[「場を整えろ」の約束を違えて、本当にぶっかけられても、ねちねちと愚痴をぶっかけられてもたまらない。
さてあとは。会場の方では、生徒たちの歓声が、校舎内まで響いていた。**]
(511) 2018/09/16(Sun) 05時頃
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じ、じんせ…
随分と情熱を注いでんだな
[その内容を、まっっっったく知らない風太はアオイの力強い言葉に、ごくりと 唾を飲み込んだ。]
俺は人生を捧げられるほどのもんを
見つけられて、それに向かって
頑張っているアオイを応援するぞ!
アオイに何かあれば追い風を吹かせよう!!
[かかか、と笑う。
自分に出来ることなんて、それくらいしかないしなぁ!とも思う。
そういえば、西からイエローのサイリウ…ピカピカ棒を貰っていた。使い方は単純に振るしか知らない。オタ芸的な動きを見せられたら興味が湧くのは予想されている未来だ!]**
しかし、タイイクサイというのは
面白いことばかりするな!!
わかっていても、出られはせんかったが
[異国の教師に対して、黄色すぎる声援が飛び交いまくっている。あの教師との面識はなかったので、ライはやや驚いている。人気者というやつか。(自己完結しようと頑張っている)]
…………、ん?
アオイ、ちぃとすまんな
[保健室から、軽音部のケンマ達に合わせて歌う声がした。それが、誰の声かはもちろん知っている。
保健室の方を指差して]
シンイチとゆかりの声がする。
あやつら2人には、縁があってな。
ちぃと様子を見て来る。
[そういえば、メガネのモブアオイの前から、風に溶けるように消えた。]
―保健室―
[静かに足元に風がそよぐのを2人は気付かないか。
なにやらおでこに貼り付けているシンイチの顔を思わず、まじっ、とみてしまった。なんだこれは??????]
……、……
[2人の様子を風は眺める。
あの日みたいにずっと笑っているわけでは…なさそうな会話だった。]
[ただ、このタイイクサイという祭も含めて、
後悔がないよう、先の未来でちゃんと笑える選択を
2人が出来れば良いと……、静かに背を押すような風を**]
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