81 先生、男子が真面目にやってくれません!
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[彼が我に返ったのは、乱暴に扉を閉めた後。
少しひやりとする廊下の空気に触れ、大きく息を吐き出した。]
………はぁ
俺がアホか。
[帰る、とは言ったものの。
そこまで踏み切れず、かと言って今更戻るわけにもいかず。
教室からの声が聞こえる廊下の角に、ぽつんと佇んでいた。]
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え?サイラス帰っちゃうの? どうせそんな事言って 裏手のコンビニで少年アース立ち読みしてサボるんでしょ。
[まあサイラスだから仕方ないのかな、と思いつつ 彼を見送ることにした。]
えっと……なんか手伝うことあるのかな……
[ちょっと面倒だなぁと思いつつも、 小道具作り程度なら、手を出すかもしれない**]
(4) 2012/03/08(Thu) 00時頃
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[ティッシュを仕舞うと、
肩を落としてガラガラと教室の扉を開けた。
こちらは誰も見てないだろうから、気付かれることはない]
なんだか悪いことしちゃったかな……。
ほんと、わたし空気は読めない。
あっ。
[とぼとぼ廊下へ出ると、角にサイラスの姿を認めて驚いた。
さっきの今だ。声を掛けるのは躊躇われたが
避けるように教室へ戻るのも違う気がする。同級生だし]
サイラスくん、こんなところで何してるの……?
[余計なお節介だとは我ながら思ったけれども
やるせないように見えたサイラスへと、おずおず言葉を掛けた]
………
[気まずそうに立ち尽くしていたが、
暫くして、鞄の中(ちゃっかりと)隠し持っている携帯が震えているのに気付き、周囲を確認してから内容を確かめる]
あいつ……
[少し、親指がパネルの上を彷徨ったが
やがて短いメールを作成すると、送信。]
うおッ!!
[携帯を仕舞った頃か、声をかけられたのは
完全に油断していたものだから、つい声が洩れる。]
………なん、何だ。
俺はあれだ、……今帰るところだ。
[その廊下の角は、完全に昇降口とは逆方向にあるのだが。
咄嗟に口から出たのはそんな嘘**]
ッ……!
[と、ある声が教室内から廊下まで響いてくる
何やら買い出しなどと不吉な言葉が耳に入った気がして]
ちょ、ちょっと 隠れろ。
[自分が此処にいる事がバレてはいけない。
昇降口方面へ向かう生徒に見つからないように、
もしクラリッサが廊下から見える位置に居たなら、
角の此方側へ身を隠すように促しただろう。]
びっくりしたっぽい? ごめん。
ええと、驚かせるつもりは無かったんだよ。
……帰っちゃうところだった?
[ちょっと申し訳無さそうな表情で謝ると
んー、と暫く考えて、昇降口の方をちらりと見たが]
え、えっ!?
[唐突な展開に小さく声をあげる。
考え事の最中だったこともあり
隠れろ、というサイラスの言葉に反射的に従った。
慌てて角の方へ身体を沈めると、声を潜めて]
ねえ、どうして隠れるの?
や、別に……
あー…、……もうすぐ帰んの。
[謝罪から目を逸らし、
随分と歯切れ悪く言い訳をして。]
どうしてってそりゃ
………何か気まずい、だろ。
[ぽつ、ぽつと。落とす言葉は少ない。
しかし、足りない言葉を埋めるまで唇が動かずに
代わりに大きな溜息を一つして、壁伝いに腰を下ろす。]
うん……そっかぁ。
[逸らされた視線とは逆方向へ、同じように視線を外したまま頷く]
サイラスくん。
[気まずいから、と理由を話す同級生に迷いながらも]
どうしようか。ううん、どうしたい?
男の子にね「こうしたほうがいいよ、こうすれば?」
って言うのは、ちょっと嫌なんだ。
よかったら、考えてることの欠片でも話してくれると嬉しいかな。
関係の薄い私なら、ちょっとは言いやすいことがあるかも。
[多分、役には立てないんだけど、と笑みを零して]
これでも、同級生じゃない。
[溜息をついたサイラスと同じように、しゃがみこむのだった]
やっぱり言いたくない、ってやつでもいいから。
……どうしたい、ねえ。
[かけられる言葉は、慣れていない女子のもの。
男子ならば、笑って蹴飛ばされるが大抵だった。相手にもよるが。
一連の話を黙って聞いていたが、ふと、声を張る]
考えなんてねーよ!ない、ない。
俺みたいなバカ、考えるだけ無駄なんだ。
[半ば自棄に、言葉をぶつける。]
…女子の気持ちなんて分かるワケねーよ、マジで。
……
[しゃがみこんだクラリッサに自分の表情を見られぬよう
髪をくしゃり、掻いて誤魔化して]
…でも
行き成り教室飛び出て、雰囲気ぶち壊したのは
……まあ、悪いと思ってるから。
関係の薄い誰かさんにまで、心配かけたみたいだしな。
[関係の薄い、をわざとらしく強調させて。
虚空へ視線を送りつつ独り言のように零す。]
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[適当に余った材料を集めて 小細工を作っている。 なんだかんだ触発される部分があったらしい。]
んー……
[王子様の剣の模造品だ。 細い棒にアルミホイルを巻いて、それらしくする。 元々普段からパズルが趣味で器用なので 出来栄えは10(0..100)x1+40%(パズル補正)程]
(62) 2012/03/08(Thu) 23時半頃
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[パズル補正が手伝ってもやる気が手伝わなかった。 柄の部分しか出来なかったが どうせ抜くものでもないしいいか、と]
しゃきーん ばさっ ばさっ
[柄だけ無駄に格好いい剣を手に一人チャンバラごっこ]
(65) 2012/03/08(Thu) 23時半頃
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あっ、そうだ
[先程完成させたパズルを糊付けして100円均一の額縁に入れ 遠くから見れば絵画のようにも見えるそれを お姫様の家の飾りにしようと思った。
とんてんかんてんと、ほぼ最後らしかった釘>>64で 大道具に貼り付ける。出来栄えは吉[[omikuji]]]
(69) 2012/03/09(Fri) 00時頃
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うんうん、いい感じ
[にへらーと嬉しそうに笑う。 ふと配役は結局どうなっているのだろうと黒板を見遣った折、 その隅に小さく貼り付けられている付箋を見つけた]
あ、差出人書いてなかったのに…… ギネスちゃんっていい子だなあ。
[こそこそと教卓を探り、こっそり教卓の下に潜って手紙を読んだ]
(73) 2012/03/09(Fri) 00時頃
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そうなんだよなぁ、明日が本番なんだよなぁ あっという間だなー。
[うんうん、と頷きつつ手紙を読み進め ちんすこうの儚い感じという記載があれば へぇーと小さく感嘆の声を上げ]
ちんすこうはわりと人を選ぶよね。 でも美味しいやつは美味しいのかな。
[美味しいお菓子を作るのを頑張ると書いてあれば くすくすと小さく嬉しそうに笑って]
ギネスちゃん女の子だなー。
(76) 2012/03/09(Fri) 00時頃
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[再び鞄の中の携帯が震え、メールが受信される
クラリッサとの話を一旦切って、こっそりと画面を開く。
―――と、表示された名前はホレーショー。]
あいつら、……ったく
[揃いも揃って心配しやがって、とメールを開けば、驚愕。]
っ、な
[幼馴染と思しき文章、そして謝罪。
思わず勢い良く携帯を閉じた。]
女子だって男子の気持ちはわからないときが多いよ。
もちろん、あの子だってそうかもしれない。
男子と、もしかしたら同じかもね。
[脳裏に浮かぶのは、ちょっと大柄な女の子の同級生。
髪を掻くサイラスから視線をずらして、教室の方を窺いながら]
うーん、でもやっぱり、女子だけはわかるかなぁ?
女子には生まれながらに女の勘ってやつが与えられてるし
おまけに涙も一滴だけついてくるのです。えへん。
[男子の人に見られたくない時があるっていうのは独特だと思う
女子にはあんまり解らないような、少しだけ想像できるような…]
多分だけど、誰もサイラスくんを責めたりしないんじゃない。
ちょっとびっくりしただけだよ。
[悪いと思っている、なんて言葉を聞けば小さく笑って]
私のこと? ほら、私ってばまま姉の役じゃない。
お姉さんぶるのは、うん、特権みたいなものだ。
[心配かけたとの言葉に、苦しゅうない、と返してから
強調された部分に応えるよう、光った携帯を横目で眺めて]
ほら。……えっ?
[呟いた刹那、
直ぐにサイラスが閉じてしまったのを見ると、
驚いたように、ゆっくり目を瞬かせた**]
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98枚って書きすぎ! でもそのくらい書いたら、どんなとこでも連れてって貰えそうだね。
[教卓はくすくすと笑い声の漏れる怪しいスポットと化している。]
あっ
[ひょっこりと顔を上げ、教室を見渡すと >>71ギネスが教室を飛び出し>>77ゾーイが後を追うところだった]
えっと……いってらっしゃい! あの、必ず戻ってくるんだよ!
[真面目な女子に対してそんな言葉は不似合いだが、 なんだか少し不安になって投げかけていた]
(80) 2012/03/09(Fri) 00時頃
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