192 革命の嵐
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─ 大通り とある家屋 ─
[老人と別れ、女は救護の手伝いを続ける為に家屋の中へ引っ込んだ。 それは未だ手伝い手が必要だから、だけが理由ではなく。 事態落ち着かぬ最中にこの場を離れることで後々面倒になりそうだから。 混乱の中の窃盗はよくある話、それが発覚した場合疑われるのは女のような余所者からだ。 この場に居合わせなくても疑いの目が向けられることもある。 だからこそ、ここに来て手伝いを申し出。 尚且つ、恐らくはこの中で主導権を持つ者の視界に常に居る様にし続ける。 この人はそんな真似はしない、していない。 そう証言させるため、差出がましくない程度に動き、働く。
事態が落ち着くまでは、そうしているつもりだった。 だが。]
(15) 2014/09/05(Fri) 21時半頃
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…ダメだった、ネ。 せめて安ラカに、お休みナサい。
[担架で連れてこられた青年は、ここに運ばれた時点でもう手遅れだった。 最期を一人で迎えるのは気の毒だと、傍について看取り終えたと同時、女は腕を掴まれて]
っ …シメオン、さン?
[>>13驚き顔を上げれば、見知りの青年がそこに居た。 引き上げ立たされ、強引に連れ出され物陰に引き込まれる。 周囲の目には女が彼の情婦か何かに見えたのだろう、にやついた目や面白くなさそうな顔こそあれ不思議そうな顔が無いのは助かった。 女と彼の繋がりは、そんな色気のあるものではないのだが]
(16) 2014/09/05(Fri) 21時半頃
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[案の定、引き込まれた物陰で切り出された話は穏やかではなかった。 この惨劇を生んだあの軍艦、その言葉に目を伏せる。 >>14女を集めたいという男の頼み、それに続いた問いかけに緩く瞼を開き]
言ったはずダよ。
私はアナタたちの敵じゃナイけど、味方デモないト。 ソレは、あなたタチだって、そうデしょう。
[女は知っている。 自分の存在が、どの位置にあるか。 自分よりも下に置く者を見つけ虐げるのは、別に貴族に限ったことではない。 貴族が庶民を見下す様に、庶民は移民や身寄りの無い者などを見下すのだ。 女はそれを、身を以って知っている。]
(17) 2014/09/05(Fri) 21時半頃
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[女が革命家の手伝いをするのは、ただ一つ。 生まれた国で一生を生きていくはずだった女の『当たり前の平和』を奪った根源が、貴族だったから。 理由はそれだけに過ぎず、それ以上にもなり得ない。 今は、まだ。]
人集め位ハ、手伝うヨ。
デモ、私を待つのは、無駄だから止めてオイテ。
[両肩を掴む手を、やんわりとした仕草で払い、下ろす。 革命が成功したなら、この男だってきっとあの貴族達と同じになる。 そうならなくても、線を引いた付き合いの方がお互いの為だと微笑むと、女は頃合を見て抜ける為に今一度救護の手に戻った**]
(18) 2014/09/05(Fri) 21時半頃
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[>>22女の言葉で失望を浮かべる男へ、返す瞳に揺らぎはない。 間違ってると言う彼の言葉を背に受ければ、一度足を止め振り返り]
間違ってるノは、アナタの方だヨ。
時代が変わっテも、支配する者ガ変わってモ。 私が異邦人デあることハ、変わらナい。 この国がワタシの国になるコトは、ありエない。
アナタが何ヲ思い革命に身を投じてイルかは知らない。 でも、言葉は、アナタが思うヨリも無責任に広がるモノ。 私を味方ニするという意味ヲ、アナタはもっと、考えるベキだわ。
[>>23行かなくてはと、この場を後にする青年に向けた言葉は、どこまで彼に届いただろう。 頼んだよと残された呟きには頷きを返すものの、女の落とした溜息は深く長いものだった]
(33) 2014/09/05(Fri) 23時半頃
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[女と革命家達の付き合いは、それ程深いものではない。 そもそも女を革命家と結びつけた者は既にこの地を追放されている。
あの雪の日、自分と一緒に泣いてくれた男との出会いの後。 女は必死で仕事を探し、住処を見つけた。 生まれ育った国で身につけた踊りを、酒場の男達に好まれ様にとより扇情的に見せる工夫を加えて。 物珍しさが薄れるのを少しでも遅らせようと、何軒かの酒場を巡らせて欲しいと頼みこんだ。 あの男との出会いは、こうしてなんとか自分の生活を軌道に乗せた矢先のこと。]
……何ノ、話でスか?
[君に話があると声をかけてきたのは、ここ数日女の踊りに合わせて酒場に来ている男だった。 それは女に夜とっての誘いを持ちかけられる常套句で。 いつもの様に当たり障り無く断ろう、最初はそう思いながら呼びかけに応じた。 けれど、持ちかけられたのは酒場に飛び交う与太話から使える情報を拾い教えて欲しい、時には噂話を流して欲しいという頼み。 女がこの国の言葉をわざと慣れないままでいることで周囲にあえて侮らせて隙を隠しているのだろう、その用心深さを買いたいと言われたのだが]
(34) 2014/09/05(Fri) 23時半頃
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…何で、ワタシに? 協力スル、保証も無いノに。
[問いかければ、男はきっぱりと保証はあると言い切った。 明らかに異邦である女が自分の意思でこんな所に居る訳がない、君は復讐したい相手がいるはずだ。 我らに協力することが、間接であれその復讐の助けになるのだと。 そう熱く話す男の言葉全てが、女の心に届いた訳ではない。 けれど、微か。 ほんの微かでも、男の熱意が女に伝わったのは確かなことで]
…革命ノ礎とカ、そんなノはどうでも良い。 でも、アナタが私ヲ買ってくれタのは、信じヨう。
私に出来ル範囲でよけれバ、手伝うヨ。
(35) 2014/09/05(Fri) 23時半頃
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[女を異国の者だと侮るのではなく、女の能力を冷静に値踏みした上で買うと言う男に力を貸そうと決めた。 それが、女が革命家の為に情報を集めるようになった切欠。 女が踊るような酒場は、庶民だけでなく下っ端の兵士たちの息抜きの場でもある。 緘口令を敷かれている事柄は、いかに口が軽くなりやすい酒の席であれ同郷相手には洩らさないのが普通だ。 だが、酌み交わす相手が言葉に慣れていない異郷の女の場合は箍が緩みやすくなるらしい。 女の方も、それとなく巧みに口を滑らせる様に話を持っていきながら、あくまでさらりと聞き流し。 噂話を流す際も、そういえばとあくまで人伝の形を取ることで女自身が口にしたと記憶に残らない様にと努めてきた。]
(38) 2014/09/05(Fri) 23時半頃
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[女の見目は人目を引く、だがこの地に頼れるものも無く居るも居ないも同じ存在。 だからこそ女は、情報を操りたい者にとって格好の道具に成り得たのだろう。
女に話を持ちかけた男は、それから半年と経たぬ内に誰かの密告を受けて流刑地に送られたと聞いたが。 女は、男が居なくなった後も情報屋の真似事を続けてきた。 いつか罪に問われることがあるだろう、そう思いながらそれでも女が続ける理由はただ、復讐の為だけに。 女の心は、女が愛する男の様に清らではなかった。]
(40) 2014/09/05(Fri) 23時半頃
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─ 大通り とある家屋 ─
[シメオンと別れ、救護の手伝いに戻った後。 頃合を見計らった上で、傍で救護を続ける者に声をかけた]
怪我シタ人が運ばれてくルのも落ち着イタみたいだシ、そろソロ失礼するネ。 アナタもずっと動いてルでしょ、オ疲れ様だヨ。 あまり根、詰めナいで。休んでネ。
[離れる旨と、気遣いの言葉を残してこの場を離れる。 仮にこの後何らかのトラブルが起きても、女に疑いの目が向き難い様に。
救護所代わりの家屋を後にした女は、その足を此処から一番離れた酒場へと進めた]
(69) 2014/09/06(Sat) 01時半頃
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─ 通り外れの酒場 ─
[大通りから遠く離れた酒場を選んだのは、こういう時は喧騒から一番離れた所が賑わうものと知っていたから。 やはり普段よりも格段に混んでいる酒場に足を運ぶと、今日は踊る予定じゃないだろうと店主から声をかけられた。 女はソレに対し苦笑を浮かべ、微かに震えても見せ]
ウン、そうなんダけどね。 大通りで起キタ騒ぎ、知っテる? 私、ちょうどアレに居合わせちゃっテさ。
お酒でも飲まナきゃ、怖クて。
[そう話す女の言葉に、同じく騒ぎに居合わせた者や野次馬した者達が乗ってきて。 あれやこれやと好き勝手に話し出すのに混ざって、女はいつものように言葉を流し始めた]
(70) 2014/09/06(Sat) 01時半頃
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─ 通り外れの酒場 ─
そういエば、あの河の大キな艦。 女の子ヲ呼んでるらしいヨ。 あんな騒ギ起こしてオイて良い身分ダケド、行けば良イお金をくれるンダロうね。
[あくまで人から聞いた態で、話を流す。 酒場にいるのは男達、けれどその男を当てに集う女も少なくはないのだ。 試しに行ってみようか、そんな風に外へ出ていく女達の姿を気無しに見止め。 内心、これでシメオンへの義理は果たせたからとそれとなく酒場から立ち去ろうと思ったのだが。 ふと女へと向けられた話の内、一つ気にかかるものに気付いてそちらへと意識を向けた]
(71) 2014/09/06(Sat) 01時半頃
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─ 通り外れの酒場 ─
困窮ヲ、救うタメ?
[>>1:61仲間が食糧庫の襲撃をすると話す男の言葉に、眉を微か顰めた。 俺は怪我をしてしまって加われないが、志は共にあるのだと得意気に話す男はひどく酔っていて。 だからこそ、べらべらと話しているのだろうとは解ったのだが、それにしたってひどい志もあったものだ]
…私、ちょっと用事ヲ思い出しタから。 ごめんネ、失礼するヨ。
[酔った男に申し訳なさそうな笑顔で断りを入れ、場を離れる。 向かうのは、シメオンが待っていると言ったあの港。]
(72) 2014/09/06(Sat) 01時半頃
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……抑圧ニ抵抗するノは、まだ正当化できル。 でも、食糧庫を襲ウなんてのは、志でも何デモない。 ただの略奪じゃナイか。
[革命思想を持つ者が一枚岩ではないのは知っている。 その中に貴族の傀儡がいるまでは知らないが、知った所でそんなものだろうと思う程度には女は冷めている。 だが、それでも。革命の思想を熱く語ったあの男の志を守ってやって欲しいと願う程度には、革命家に希望を持っていた。 だから女は港に向かう。シメオンに、事態を伝えるために。 今更伝えたところで手遅れだとは、知らないまま**]
(74) 2014/09/06(Sat) 01時半頃
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