43 朱隠し
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2011/02/12(Sat) 17時頃
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― 鎮守の杜 ―
[神社の周りを囲う木々の合間。
ひやりと冷たい風を纏い、舞うは蝶。
祭の活気に離れた場所で、 男は静かに息を吐く]
(17) 2011/02/12(Sat) 17時半頃
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[ざくり、ざくりと。 落ち葉と薄く積もる白雪を踏みしめる。
足は誘われるように、祭のほうへ。
ふわり、ひらりと。 作り物の蝶は何処かへと消えた]
(18) 2011/02/12(Sat) 18時頃
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― 祭り会場 ―
[屋台近くに寄れば、藤之助を探していた男、彼の持っていた飴細工を思い出す。 行ってみようかと思うけれど、買うことも無いのに見入ってしまう気しかしない]
……それは流石に、な。
[残念だと思いながら、遠くから屋台の並びを眺めるだけ]
(21) 2011/02/12(Sat) 19時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2011/02/12(Sat) 19時半頃
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2011/02/12(Sat) 21時頃
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[石段を下りようと足をかけたところに見えた、こどもの姿>>24、 それだけならば気にするものではないが]
……
[感じる雰囲気、それに気付けば足を止め。 もし目が合えば、軽く手を上げ挨拶をしようと]
(26) 2011/02/12(Sat) 21時半頃
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華月斎は、一平太が石段を上るのなら、立ち止まる男に気付くだろうか。
2011/02/12(Sat) 21時半頃
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[会釈>>28に、にこりと笑う。 やあと軽い挨拶と共に。 ひらりと手を振り、近付いて――肩の辺りに手を伸ばす]
(31) 2011/02/12(Sat) 22時頃
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ああ、確かによく会うな。 何か縁でもあるのかな。
まあ……俺は外から祭に来てるんだから、祭に来れば大体居る、ともいえるのだが。
[一平太に声をかけられ>>30、そちらを向いて。 明るい表情に微笑む]
(33) 2011/02/12(Sat) 22時頃
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[酒樽を抱えたこどもに話しかけた同士を眺める>>35>>32]
友達、か。
[話が聞こえれば呟いた。 向ける視線は、見守るような優しげなもの]
(37) 2011/02/12(Sat) 22時半頃
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お前も外から、なんだな。 俺は華月斎。
[視線を受けた伸ばした手>>38は、避けられなければ肩に触れただろう]
そうだな……
[勝丸の問いと一平太の答え>>39を聞けば]
じゃあ、俺たちも友達だ。 知り合ったばかりでも、構わないだろう?
[どうだろうか、と一平太に笑いかける]
(40) 2011/02/12(Sat) 23時頃
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ははっ、何なら2人に倣って俺たちもかくれんぼをしようか?
[照れ笑い>>42に、男は僅かに戸惑って。 冗談めかしてそんな事を言ってみた]
[遊んでくると何処かへと向かう勝丸の背中>>41には、またな、と大きく声をかけた]
(44) 2011/02/12(Sat) 23時頃
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[縮こまる小さなからだ>>49を見れば、 怖がらせてしまっただろうか、と困惑気味に視線を外した。 表情が曇った、曇らせてしまったのには、気付くことはなく]
[声を上げて笑う一平太>>50に、初めは少し驚いて。 けれどすぐに、つられる様に笑う]
……はははっ。 いいや、俺が悪かった。冗談だ。
さあ、祭なんだ、遊ばなければ損だぞ。
[一平太を祭の喧騒へと誘うように、先に歩を踏み出して]
けれど、そうだな…… もしも次にはぐれたならば、今度は探そうか。
[そう言って振り返り、*笑った*]
(51) 2011/02/13(Sun) 00時半頃
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華月斎は、一平太とは、どれくらいかを共に過ごして別れた*だろうか*
2011/02/13(Sun) 00時半頃
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2011/02/13(Sun) 00時半頃
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― 祭会場 ―
[するり、人の合間を縫って、其れが常の男は、共にいたはずの一平太とはぐれたと気付くのに遅れる]
……まあ。そうだな。
[そのうちに会えるだろうと思いながらも、 探そうかと冗談でも言った己の言葉を思い出せば、がし、と頭を掻いて]
……
[その姿を、ふうわり、と 祭を見渡す高い場所、藤の薫りが僅かにのこる屋根の上へと移らせた]
(92) 2011/02/13(Sun) 14時半頃
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[一平太の姿は、恐らく直ぐに見つける事ができただろう。 他にも、見知った誰かを見下ろす景色に見つけるか]
……ああ。
[すん、と鼻を鳴らす。 アヤカシの里で嗅いだ薫りに、一羽の蝶が溶け出で、翻る]
(93) 2011/02/13(Sun) 14時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2011/02/13(Sun) 15時頃
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― 屋根の上 ―
[一平太を見つけ、くすりと笑う]
あ――…
[その視線が、あった、気がした。 ひとらしからぬ場所を思い出せば、ふっと姿を隠してしまう。
寂しげな冬の空に、滲んだ茜色の蝶が一羽だけ、取り残されて舞うばかり]
(112) 2011/02/13(Sun) 23時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2011/02/14(Mon) 00時頃
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2011/02/14(Mon) 01時半頃
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ああ、ウトか。
[鈴の音と共に現れたアヤカシに気づけば、立ち上がる。 彼の表情に応えるように、ひらひらりと舞い上がる蝶が鮮やかにウトの周りを踊った]
面白い者…… まあ、それなりには。
それよりも、あれを。
[視線で、藤之助とひとのこを指ししめす]
(144) 2011/02/14(Mon) 02時頃
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おいおい、探してどうするんだ?
[背に感じた軽い重みに、降りろと軽く文句を言いながらも、笑う。 避けられなければ頭を撫でて] ……あなたと藤之助は、似ているな。
[ぽつりと呟いた。 そういう性質のアヤカシが多いと、そういうものだと心得ている。嫌悪など抱かない。 しかし男自身とはズレがあり。 それは、他のアヤカシからどう捉えられていただろうか]
(150) 2011/02/14(Mon) 02時半頃
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[しがみつくこども、けれど男よりも長い時を生きているのだろうこどもを、仕方がないと負うようにしながら。 浮かんだ残酷な色>>151を見れば、男の表情には苦いものが混じる]
……あまり困らせてくれるなよ。
[言ったところで聞き入れられるとも思えなかったが、思わず口にする]
いいや、似ているよ。 ――… っ、何をするんだ。
[どこが、と言葉を続けようとした所、 撫でる手を取り、ウトが男の指先に舌を当てるのを間近に見て。全く予想していなかったウトの行動に目を瞬かせる]
(157) 2011/02/14(Mon) 03時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2011/02/14(Mon) 03時半頃
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[赤い眸に苦笑を向ける]
遊ぶ、それが困るんだろう。
――… 孤独、か。 これまでには、癒せなかったのか。
[慰めるため繰り返される祭。連れ帰る人の子等。 それらでは叶わずに、今も、寂しいのかと問いかけた]
……う、初心、などと。 指を舐めるなど、思わなくて、だな……
[言い繕えば繕うほどに、肯定している気がして]
……面白い味は、しなかったろう。
[こちらは面白くない、と。 ばつが悪そうに視線を外す]
(161) 2011/02/14(Mon) 03時半頃
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……俺もウトも、困らない、か。
[首を傾げる>>162、そこにあるのは純粋な疑問。 そこに差異がある。 男にも、寂しいという感情は理解できるし、感じないとも言わない。 けれど、感じているものは"ちがう"のだろう。 そして、男は人と"同じく"果てる可能性の強い体]
――ウト……
[滲む寂しさに、慰める言葉は続かない。 ただ、男の髪先と同じ朱色の蝶が、ひらりと赤い視線の中に舞う]
(165) 2011/02/14(Mon) 03時半頃
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驚いただけだ、そう面白くも……
はあ?伽!?
[思わぬ言葉に素っ頓狂な声を上げた。 ウトの表情は、狐面の奥に隠れ、見えない]
(168) 2011/02/14(Mon) 04時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2011/02/14(Mon) 04時頃
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