301 十一月うさぎのないしょ話
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酔ったらどうなるか、なんて。 直接お聞きになるなんて、野暮じゃないですか。 その身で確かめてくれたら、嬉しいんですけどね。
[挑発的な青い瞳>>3:144に怯みはしない。 実際問題、心酔されたとて彼の望むワンナイトすら、共にできるか。 こちらの心も溶かすほどのことがあれば或いは、だけれども*]
(1) 2019/11/29(Fri) 01時頃
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吹牛方士 芙蓉は、メモを貼った。
2019/11/29(Fri) 01時頃
賄いですか? 少し憧れちゃいますね。
あつあつも、少し冷めてシナッとしたのも、どちらも好きです。
[料理上手な彼女に甘え、自らの好みを赤裸々に。
好きなものを好きな人に語れる喜びは、心の満腹中枢を刺激する。]
はい。よろしくお願いします。
―――― 僕もね。
今はこんなに貴女が好きですが、最初から全部丸ごと。
……なんて運命論者じゃなかったんですよ。
[丁寧に頭を下げれば、此処に辿り着くまでも変化した己の想いを吐く。恋に恋するような年頃の乙女ではないから、初速も、加速もゆっくり。ひとつを知って、更に知りたがって、困らせたくて、守りたくなった。]
でも、今ではすっかり。
[重くなった想いが胸に居座っている。]
そうですねぇ……、
[そうして、今後の展望が話題に上がる。
思慕は真であるが、無理強いするのは本意ではない。
顎に指先を宛がい、逡巡しかけ――――]
えっ、あ、はい。
……、………えっ、 はい!!!
[不意打ちブローが胸を圧す。
アルコールに酔った訳ではないのに、頬が自棄に熱かった。]**
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