43 朱隠し
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冬の村から春の里に来れば陽気に負けて眠くなるのは当然だろう。
俺はいつでも眠いぞ。
[甘える猫の様に頬を手に寄せる。
本当に猫ならば喉も鳴っていただろう]
そりゃあ、俺は鬼なので。
角もちゃんとある、触ってみるといい。
[手を掴んでひきあげ、耳の上の方へ]
鬼?
[手を引かれるままに、触れる。
今まで、髪に隠れていて気付かなかったが、そこにはたしかに角があった。
だが不思議と、怖いなどとは思わず]
そうか……。
[角をやさしく撫で、そのまま髪を梳く]
[角に触れられ、目を閉じる
……ふと思いついて朧の額に手を伸ばし触れてみる]
朧は何に転じたのだろう?
何か感じるか?
[自分がアヤカシになった時は変化が小さすぎてしばらく気づかなかったものだ]
[触れた指先がくすぐったくて、ピクリと肩を震わせ]
そういえば、どうなのだろうな。
[まだ、アヤカシになったという実感はない。
しかしどうやら、藤之助とはまた違うものらしい]
まあ、そのうち分かるだろう。
何処かに兆候はないものか。
[人事ながら気になるものは気になる、姿を変える動物になるのかはたまた何か特別な力がつくのか]
……そうだ、一寸脱いでみろ?
[翼や尻尾でも生えていればわかりやすいものだ、思いついた名案にニヤリと笑みを浮かべ襟に手を伸ばす。
その顔は、好奇心丸出しな悪戯っ子のそれ]
ぇ……?
[一瞬ピクリと動きが止まる。
だがしかし言われてみれば、確かにそれが一番手っ取り早い]
ぅ、うむ……。
[半身を起こし、躊躇いがちに袖を抜き、肩をはだける。
長い髪に隠れて、よくは見えないかもしれないが、肩胛骨の下あたりに、褐色の痣のようなものが、まるで鳥の羽か何かのように伸びているのが分かるかもしれない]
[わくわくと見ている。
胸には特になにもなし、背中には何か痣のようなもの]
ふむ…………これは、元からあったか?
羽のような、刺青のような。
[背中に手を這わす、さらりと流れる髪をどけてそっと触れて見ると反応があるだろうか]
羽?
刺青……?
いや、背中には何も……っ!
[指先が背に僅かに触れただけで、一瞬、胸が高鳴った]
じゃあこれが、朧のアヤカシの部分なのだろうな。
[そのまま“印”に唇を寄せて、触れる]
なあ、このまま抱くぞ。
[不意に、空気ががらりと変わる]
そう、なのだろうか……。
………ッ!?
[唇が触れる。
それだけで、ひどく鼓動が高鳴り]
ふ、じ、の……すけ……?
なに、を……。
[だが、まるで、藤の蔓に絡め取られたかのように、身体が動かない]
何を?
目の前の、朧以外に何か抱くものがあるなら教えて欲しいな。
[もう一度口付ける、もう一度といくつも今度は背骨に沿って徐々に項の方へ]
それとも、俺が何もしないとでも?
ひぁ……ッ!
[背筋がビクリと跳ね上がる。
漏れ出た甲高い声に、頬を朱に染め、口元を押さえ]
い、いや……。
しかし……まだ……ッ!
[まだ早いのではないかと言いかけるが、早まる鼓動は、それを許してはくれず]
…………っ。
はぁ……。
……藤之助………。
[口付けを請うように、振り返る]
まだ?
いいや、朝から我慢していた。やっと、触れられるとな。
[腕を胸に回し素肌を撫でる。
名前を呼ばれるとその唇を塞いでしまうために顔を寄せ口付けを何度も落とし]
顔が赤いな、その表情も好きだぞ。
やっと……。
……ん、ッ……。
[唇を塞がれる。
それだけで、身体の奥底からじわりと熱が沸き上がってくる]
……仕方なかろう。
私も、藤之助に触れたくて……触れて欲しくて……。
[まだ足りぬとでもいうように、己からも唇を重ね。
腕を伸ばし、その素肌に触れようと、襟元に指をかける]
[舌を口内に忍ばせたり唇を優しく食む、そうしているうちにもっと深くで繋がりたい欲求が増してくる]
好きに触れればよい、とうに全て朧のものだ。
[回した腕を下ろし帯を緩めると、朧が脱がしやすいように己の帯も緩めてしまう]
[まるで、熱に浮かされたように。
とろけてしまいそうな表情のまま、藤之助の言葉にこくりと頷き]
ならば、私にも……。
[軽く身を捩り、着物を落とす。
そして誘われるがままに、藤之助の肩に掌を滑らせる]
[待ちきれないと慌しく全ての布を取り払うと朧の体を布団に寝かせ、隅々まで眺める]
誰かと繋がったことは、あるか?
こっちを使う意味で。
[指先で胸から臍の窪み、その下を通り過ぎて足の間まで辿る。どこが一番良い声になるのか、確認は忘れずに]
……ッは……。
[視線を注がれるだけで、肌が上気する。
そこを指が伝ってゆけば、喉が鳴り]
………ぁふ、ッ……。
い、いや……。
抱かれる、のは……初めてだ……。
[指一つで敏感に反応する肌の隅々まで「確認」すると手を伸ばし、雑多なもののなかから香油の瓶を探し出す。
初めてと言われ自分なりに丁寧に扱うつもりでふわりと香る油を朧の体に垂らし、滑りやすくし最奥に指を押し込もうと力を込め]
[藤之助の指が素肌を滑り、敏感な箇所に触れるたび、小さく背が反り、吐息が零れる]
ひぁっ!
[秘部に香油が伝うのを感じれば、腰が跳ね。
そこに指を宛われれば、僅かに身を退くも、その動きはすぐに止まり]
───ッ!
[体内に指を挿し入れられてゆく感覚に、思わず、藤之助の肩を掴んだ]
好い声、もっと鳴いて良いぞ。
[ゆっくり指を押し込んでゆく、声を聞きたいともう一方の手で前を緩く扱けば掴まれる肩に目を細め]
これをせずに突っ込んだら泣く事になる。
それはまた今度な。
……ッ、あ……。
は……ッ……。
[今まで経験したことのない体内への刺激に、それだけで息が上がりそうになる。
なのに、更に前までも捉えられ]
ひァ……ッ!
藤之、っ……はゥッ!
[藤之助の掌の中で、それは忽ち質量を増す]
[隙を見て指を増やしながら、同時に動かす事は忘れず]
腹の奥を擦られる感触はどうだ?
……こちらは、悪く無さそうだが。どれ、味見してみよう。
[育ったモノの先端、味を確かめるようにべろりと舐めそのままぱくりと口内に納める]
どうだ、などと……ッあァッ!
[増やされ、蠢く指に、常とは違う甲高い声が漏れる。
慌てて口元を押さえ、呼吸を整えようとしたところで、先端を下で触れられ、咥え込まれてしまい]
藤……っ!
ゃ、あ……何を……ッ!
[しかし、身体はそれを望んでいるのか。
押しやろうとする両手には、殆ど力が入っていない]
嗚呼、好いようだ。こちらも立派で……
[唇で挟んで舌で舐める、押されても止めることなく視線だけ上に表情を眺めながら唾液でより滑りやすくなるまで続け。
極めつけに咥えたまま吸い込むと、同じく指も深くまで押し込んで犯し]
[口淫が初めてというわけではないが、慣れているわけでもなく。
ましてや、そこに指の刺激も加われば、そう長くは保ちそうにない。
そも、漸く触れ合えたというだけで、ひどく高ぶっていたのだから尚更のこと]
……っ、あ……藤、ッ……!
もぅ、止め………!
───くっ……!
[びくりと身が震え、精が吐き出される。
離れろと言うように、藤之助の肩を強く押したが……間に合ったろうか]
[出すように促したのはこちらの方、もとより飲み干すつもりで口を離さないまま受け止め。
喉を鳴らし飲み干すと指も引き抜いて顔を上げ]
……ふぅ。
[唇を拭うと顔を近づけ、労うように頬に口付けを落とし。
両足の間に体を入れると高ぶったままの雄を宛がい、押し込もうと膝を抱え]
ぁ……ふじのす、け……。
[肩で息をしながら、己のものを残らず飲み干した相手の顔を見る。
唇が頬に触れると、羞恥からか、きつく目を閉じてしまった]
藤…………。
[先程まで指を挿れられていた箇所に、別な熱を感じれば、ゆっくりと双眸を開き。
早く繋がりたいと請うように、背に両腕を回し、唇を近付けて]
[言葉が出ない。
請われるまま熱を押し込んでゆくと瞳を見つめたまま唇を合わせ舌を絡める。
性急な動きで朧に体重をかけると気遣う余裕も無く後はもう夢中で動くだけ]
────!
[声にならない声。
指などとは比べものにならないほどの存在感が、下腹部を強く刺激する]
……ッ、はァ……ッ!
藤の……!
……藤……藤………っ……!
[ただ縋り付き、名を呼ぶことしかできず]
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