129 【DOCOKANO-town】
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[ささやかな呼び声が鼓膜を揺らす。
先ほど芙蓉の口に上った、クリスマスだと、
その声に居場所を告げるよう答えんと]
あら クリスマスちゃんの、声
『会いに来て――』
[言葉が止まる。
ちかり、と脳内で火花がはじけた。
不快感と微かな焦燥――不確かな慄然から生じるそれが
胸内を占め、言葉の居場所を奪った。
息の震えは先の陥落ほどひどくない。
芙蓉の言葉を思い出せば、すぐに止まった。
気付かれないくらいの歪みで済んだ。]
私は、床彼に住んでるよ?
大学がここだから一人暮らし。
[全員、と聞こえて、そうなのかも、と思う。だらこそのこのステージ]
もし全員なら隣でやってたりして?
だって、置いてあるゲーセンそんなにないよね。
黍炉はずっと使ってたから、会ってるかもね。
64まで上がったし、芙蓉が追加されたからここのところずっと芙蓉使ってたの。
――うん、会えたら良いね。
[と、クリスマスの声が聞こえて、辺りを見回した]
うん、クリスが来たみたい。
ク……。
[呼ぼうとして、ジャニスの声が途切れたのに彼女を見る]
ねーさん? 大丈夫?
[すぐに治まったようで、ほっとしたけれど]
[その間にも 聞こえるやり取りされる生者の会話は
傍から見る分にはとても楽しそうだった。
たとえ明之進がキレたとしても。楽しそうだ。
息を整えながら、小さく口端を上げた。]
ごめ、んなさいね
ナユタくんたちも、居たのに
あの子たちに、声伝えられたかもしれないのに
[せっかくこの場に二人いたのに、
呼吸を整えた時には二人はどこかに行った後のようだ。
やっぱり使えないオカマだ。と眉を下げ
心配させてしまった彼女に謝った。]
[本当は、それだけじゃなくて
聞こえた「大学」だとかにも言葉を返したかったのに
惑う呼吸に取られた意識はすぐに思い出してくれず
記憶として脳に残り]
多分、 たぶんここ
クリスマスちゃんには見えないの、ね
さっきのナユタくん達がいた
――マットのとこ、 行きましょ
[そこまで出るより先に、
宙に浮かぶ彼女を見つけられるだろう。
なんたって彼女は、金ぴか(印象的に)だ。]
クリスマス、ちゃん
[そう呼びかけた声は
観戦モードになる前と会ったとは微かに異なった。
端的に言えば テンション。
声音は同じのはずなのに、含まれる色合いは多分にプレイヤ自身のもの]
……ううん、別に構わないよ。又、伝えられることだってあるだろうし。
私をやったのがにゃんこだって、多分にゃんこ自身の口から吹聴するんじゃない?
[気にしなくて良いよ、と言ってから]
ねーさんが伝えたいことがあるなら、クリスに先に伝えていても良いし。
おっけー。
……あんな所に浮かんでたらこっちも見つかりそうな物だけど。
[いた場所から移動すると、浮かぶクリスマスを見上げた]
クリース、こっち。
[声をかけて手を振る。気付かないようなら、浮いていく手も考えたけど]
[噛み噛みの呪文を、先ほど話題にも出ていた彼女が
発しているとは欠片も思わず。
感覚のない片足をどうやって歩こうかちょっと真剣に悩んだけれど
体重をかけても(少しは)平気と判断して
脚を引きずるようにしながらも 移動した。
あまり人前では移動したくないな――
というのがジャニス使いの本音。
浮いてるクリスマスを見ながら
そういえば芙蓉もテレキネシス使えるのだと思い至る。]
空飛ぶって どんな感じ なんだろ
[聞こえないくらいものすっごく小さくつぶやいたのは
芙蓉キャラクターを使ったことのない プレイヤの本音]
|
- 体育館 -
まったくもう…。
[とかぶつぶつ言いながら、浮かんだまま二人がそれぞれ消えるのを見送った後、 彼らが探してるフランシスカのいるバーが やたらと大盛況なのに気づき、首をかしげる。]
バトル発生?…白が多い気がするけれど。 セシルもいる…。また戦ってる?
[フランシスカやセシルの色を今いち把握していないので、 戦況がまるきり想像つかなくて、さらに首をかしげていた、が。]
あ、芙蓉!ジャニス!
[芙蓉の呼ぶ声に気づくと、そちらの方へピルルルル…と移動した。]
(@30) 2013/07/08(Mon) 22時半頃
|
やっとこっちに気付いてくれたみたい。
気付かなきゃ浮いてって連れて来るだけだけど。
[ジャニスが歩くのを心配そうに見てから、クリスマスを見上げて]
ナユタくん達、何か言ってた?
次はどこに行くとか、そういうの。
[クリスマスに気をとられて、ジャニスの小さな呟きは耳に入らず]
|
[ストン、と床に降り立って、二人を見上げる形。]
ジャニス…、大丈夫?
[ぱっと見、前に会った時とかわらないようにみえたけれど、 なんだかやはり少し雰囲気が違って。 それでも吸い寄せられるのはピーコックグリーンのアイシャドウ。]
ん、ナユタ達? フランシスカを探してるみたい。
バラバラになって探してるみたい……。 もしかして、明之進って白、なのかな? [なんだか今更な確認をした。]
(@31) 2013/07/08(Mon) 22時半頃
|
[観戦モードなんだから空飛ぶくらいできないものか。
あれできたっけ。
いつものプレイは負けた瞬間に座り込んで眺めていたので曖昧に。
近寄るクリスマスにやはり飛ぶの楽しそうだなあと見やる。
芙蓉の気遣いを含んだ視線に、先ほどから心配させてばかりだと、
細やかな心配りのできる人なのだなあと
感心と同時に面目ない心地になった。
せめて迷惑はかけないようにと、意識的に地を強く踏んで。
おかげで取る姿勢はいつもの、重心偏らせた立ちポーズ。]
[芙蓉が投げる質問は静かに聞いていたけれど
クリスマスから声をかけられれば
瞬き、切れ長の目でなだらかに弧を描く。
鮮やかな緑も一緒に形を変え]
ありがと
うん、多分、大丈夫 ヨ
実はあんまり自分の状況よく分かってない の
だから大丈夫なのかも、しれないけど
――……
[フランシスカ]
[ちかちかと点滅する電燈が脳裏に浮かび、消える。
消えた幻想を追うように眉は寄った。
クリスマスの質問には答えられる情報が少なく、
芙蓉に任せる形で]
フランシスカを?
確か白だって情報があったっけ……。
どこまで本当かわからないけどね。
明くんは、白、じゃないのかな?
どっちでも良いよ彼は。どっちでも、多分ナユタを優先する。
[それはある種の信頼なんだろうか、と思ったけど]
で、今はどこに人が集まってるんだろう?
にゃんこのあの様子じゃすぐにでも次の白を襲いに行きそうに見えたけど。
[クリスマスに問うかたちで、ステージ一覧を見る。既に自分のステージは消えてしまっている]
白があんな状況だと、いつ裏切りがでてもおかしくないんだよね。
……紅が狡猾なのか、それとも。
あー、もう。リベンジしたい。
|
- 体育館 -
[いつものポーズで大丈夫、というジャニスに ホッとした様子をみせるが、 あまり自分の状況を分かってないといわれると、 うーん、と唸ってしまう。]
フランシスカは白?
…だったら、味方探しなのかな? ヴェラも白を探してたよね。
[明乃進はどっちでもナユタ優先、に さっきと杜の様子思い出して、こくり、と頷いた。]
(@32) 2013/07/08(Mon) 23時頃
|
|
[リベンジしたい、という芙蓉に、自然と笑みが浮かんだ。]
…一番人が集まってるのは、バー…あれ? なんか散っているね…?
[二人と合流するまでは大勢いたのを覚えている。]
ジェームスはホームにいるみたい? バトルが発生しているかどうかは、 直接そこにいかないとわからない、ね。
[今一つ紅白把握できてないチュートリアルキャラ、だった。]
(@33) 2013/07/08(Mon) 23時半頃
|
[目元に力を入れても顔が険しくなるばかりで
記憶の欠片に思考が追い付くことはなかった。
ぱちり、ひときわ強く瞬いた。
それが思索打ち切りの合図になる。]
芙蓉ちゃん、強い わね
[リベンジしたいと言う彼女へ
まじまじと見て、それから笑んだ。
蛇も何もなく口端を緩やかにあげる。]
でも、そう だね
うん――……そう、 だね 悔しい、んだろうな
[独りごちるように言葉を繋げてから顔を上げる]
ねえクリスマスちゃん
聞いてばかりで悪いんだけど
ミルフィちゃん、は、大丈夫 かしら
置いて、きちゃって、
……彼女 魔法系だし
なにか、知ってる かな
ジャニス口調とか色々混ざった不安定のまま 首かしげ
フランシスカは白だって、誰に聞いたんだっけ。沙耶ちゃんかな?
でも、探していたなら白が多いから紅かも。
だってナユタくんに聞けばわかることだし。
ヴェラは、白じゃないかな。さっきの様子を見ればね。
[バーに人が集まっている、と聞くと頷いて]
散ってるなら……話し合いが終わったか、それとも戦いになったか……どっちもあり得るか。
にゃんこはホームねぇ。
しばらく様子でも見てるのかなぁ。
……?
|
ミルフィ…?
[ジャニスの問いに、首を傾げ。]
今は公園にいるみたい、だけど、 どんな様子かは…。
[うーん、ごめんなさい、と謝った後、ピコーンして、]
…じゃあ、今から一緒に行ってみる?
(@34) 2013/07/08(Mon) 23時半頃
|
強いって言うか。だってロクヨンやってて負けたら、そう思わない?
私元々はね、なりきりタイプだったんだけど、勝負に負けるのが悔しくて、気付いたらずっーと通ってたんだよね。
それで強くなったんだけど。
だから今も、負けたらもう一回って思うよ。
[半分ほど素が出ながら、ジャニスに答える]
悔しいって気持ちは、次に繋がる気持ちだと思うんだよね。
[バーでの惨劇を知らず、
芙蓉の考える可能性を耳に入れながらも
ジャニス自身に付け足す言葉はない。]
ジェームス、 ――容赦がない、みたいだったから
ホームにいてくれる って言うなら
それで いい ……かも ね
[首の千切れかけたナユタを思い描き
芙蓉の最後の状態は知らなかったが、そう告げた。]
―― …… っ
いいの?
[謝られた直後は片手で自身を抱くように
顔を俯かせたけれど、
クリスマスのピコーン提案にはぱっと顔を上げた。]
行きたい、 わ 是非
…… ……ありがとう クリスマスちゃん
[抱き着きにはいかないけれど、瞼彩る緑のように
表情を明るくした]
――……うう、ん
わたし、も、負けたくないで 頑張ったことはあった、けど
ああ、本当は、
“ジャニス”に入るのが、楽しくて――が一番強いかな
でも
あれだけ痛い、怖い思いして、も
[それはプレイヤ自身の記憶だけれど]
また、もう一回て思える芙蓉ちゃんは、強いと思う わ
|
- 体育館 -
うん、一緒なら伝えたいこと、クリスマスが伝えられるし。
[ミルフィ達の状況を知らずに、のほほんと。 ジャニスが表情を明るくするのをみて、にっこりと笑った。]
芙蓉は?どうする?
[同行するか、別行動するか。 どちらにせよ、児童公園へと移動しようと。]
(@35) 2013/07/08(Mon) 23時半頃
|
[ミルフィの所に行ける、と喜んでいるジャニスを微笑んだまま見て]
じゃあ、私は他の所、様子を見に行こうかな。
色々心配なところもあるし。
あー。私のはね。
痛かったけど、最後だって焼け付くような感じだったなぁって思うけど。
喉元過ぎればで一瞬だったから。
もう痛くないし。
[死んだ時の自分の姿は見ていない。気付いたら、別のステージに浮いていたから]
[天使 再来。
とプレイヤの心に過ったものがあったけれど
流石に口には出せなかった。
ジャニスそのままだったらスムーズに言葉にしただろうに。
ぎゅ、と両手を握りしめて胸の前で]
ミルフィちゃん、大丈夫だと、いいけど……
[表情はウキウキしたり眉が下がったり忙しげに動く。
一緒には来ない様子の芙蓉を見やり、
もう彼女には「気を付けて」を言えないことを思えば
送る言葉に少しく迷いが生じる。
けれどのど元過ぎれば、の言葉には小さく噴き出して]
お茶みたい ――でも、うん、もう痛くない わよね
|
[別の所にいくという芙蓉に、]
うん、じゃあ、またね。
[そう言いつつも二人の話が絶えぬようなら、 のんびり待っている。]
じゃあ、ジャニス、行こう。
[手を差し伸べたが、触れることはかなわない。]
- 体育館→児童公園 -
(@36) 2013/07/09(Tue) 00時頃
|
クリスマスは、それでも、微笑みかけてから、移動*
2013/07/09(Tue) 00時頃
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