88 吸血鬼の城 殲滅篇
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[だが、改めて耳をすませば、漏れ聞こえるのは男たちの言葉だった。
「灰が一粒残らず散り散りになってしまったのが残念だな」 「取り敢えず、これで任務は済んだんだから」 「アヴァロン伯の遺品」 「討伐に成功したことはこの目で見届けさせていただきました」
あとは、血の匂い。]
(238) 2012/04/29(Sun) 22時半頃
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クレア。
[白い灰を巻き上げ、運び去っていく一陣の風。 その尾を捕らえ、黒犬が言葉を発する。]
――― オレが寝てる間、良くやってくれた。 しばらくはゆっくり休め。
いずれ、必ず呼び戻してやる。
[揺るがぬ声で告げて風を放し、 空を跳んで、階段の足元へと降り立った。 戻ってくる人間共を待ちかまえるように、 四つ足で床を踏んで立つ。]
(239) 2012/04/29(Sun) 22時半頃
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[言葉を継ごうと、口を開きかけ、]
(240) 2012/04/29(Sun) 22時半頃
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[すべては遅きに失したのだと察して瞑目した。]
……申し訳 ございません。
[頭を抱えて床に膝をつく。 嗚咽にも似た呻きがこぼれた。]
(241) 2012/04/29(Sun) 22時半頃
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──…。
[そうしていたのはわずかな時間。 再び立ち上がったヒューは討伐隊に先んじて階下へと向かう。
門を閉ざし、"篭城" の支度をするために。]
(242) 2012/04/29(Sun) 22時半頃
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[……唇を閉じた。 その先は声になることなく消えた。]
(243) 2012/04/29(Sun) 22時半頃
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[同じ頃。 地下墓地であった場所からは、気配が消えていた。
闇の中でなお濃くあった闇は全て岩と土の間に染み通り、 城が建つ小島と城そのものを黒く染めかえながら 螺旋階段へと収束していく。
同時に、昏く重い霧が湖より立ちこめ、 城の周囲を押し包んで、城の中を俄に夜へと変えた。]
(244) 2012/04/29(Sun) 22時半頃
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──誰一人として、生かしては帰さん。
(245) 2012/04/29(Sun) 22時半頃
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[主を失った騎士は、いまや復讐者と化す。]
(246) 2012/04/29(Sun) 22時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2012/04/29(Sun) 22時半頃
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[階段の入り口へとさしかかれば。 そこに雄々しく立つ、黒犬の姿。>>239]
…………やはり、ただでは帰してはくれませんか…?
[ごくりと喉を鳴らしながら、呟いた。]
(247) 2012/04/29(Sun) 22時半頃
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>>226 坊っさんは元気だなあ… [やれやれと肩を竦める。 ほんの少し、先程よりは明るめの笑みが頬を掠めた]
>>232 ……? センセイ?
[レオナルドが何か言いかけたのに気づき、 そちらを振り向いた]
(248) 2012/04/29(Sun) 22時半頃
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― 螺旋階段 ―
よう。
[階段の上より最初の人間が姿を現せば、 黒犬は、どこか陽気にも聞こえる声を掛ける。]
魔物退治ごっこには、満足したか?
[明かな嘲笑に、声が揺れた。]
(249) 2012/04/29(Sun) 22時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2012/04/29(Sun) 22時半頃
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ごっことは、これは異な事を。 ……貴方にとっては、今ほどの事は児戯であるとでも…?
[黒犬の言葉に、僅かに汗を浮かべながら。
エリアスの言葉。そして、アヴァロン伯の言葉。 それらを合わせるに、この犬が並々ならぬ存在である事は、容易に想像がついた。
背後に誰か居るならば、僅かに合図を送りながら。 しかと剣の柄に手をかけた。]
(250) 2012/04/29(Sun) 22時半頃
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>>243 センセイ、どうし、……
――ッ
[颶風の如く現れた漆黒の姿に、 咄嗟にボウガンを構えようとする。>>249
――が、杭が装填されていない事に気づき 舌打ちして身構えた]
……あの犬ころかよ…!
(251) 2012/04/29(Sun) 22時半頃
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>>248 坊っさんって誰のことですか…この名前の発音、確かに言いづらいし覚えづらいことは認めますけど…せめて「修道士」辺りにして置いてください。 [名前の発音し辛さは自覚があるので、強く咎めることもなく苦笑した。]
>>232>>240 そうですね。アヴァロン伯を倒したとはいえ、あまり状況としては楽観視でき……レオナルド様? [何か言いかけ、言葉の止まる様子に不思議そうにレオナルドの居る方角を見る。]
(252) 2012/04/29(Sun) 22時半頃
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[対峙するラルフだけでは恐らく荷が重い。
――侮っているわけではなく、 明らかに黒犬の気配は重厚な邪悪さを増していた。
>>250合図に気づき、 じりじりと包囲できる位置に移動しようとする]
(253) 2012/04/29(Sun) 22時半頃
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ハッ。
[細剣に手を掛けた人間(>>250)にむけて、鼻を鳴らす。]
ままごと遊びが聞いて呆れる。 無抵抗な女を貫いて、楽しかったか?
[黒犬の唇がまくれ上がり、 笑みを模して、牙が剥き出される。]
所詮、おまえたちに殺されてくれるのは、 優しいあいつくらいだろうよ。
討伐隊が、聞いて呆れる。 オレを殺りにきた連中は、もうちっとはマシだったぜ?
(254) 2012/04/29(Sun) 23時頃
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―螺旋階段―
……っ [階段の下に人語を話す犬。言葉を用いるという怪異以前に、鳥肌の立つような冷え切った気配が周囲を満たし、杖を強く握り締めた。]
透明な方が、抗魔… [相手の出方を見るまではまだ薬は使わない。それでも、強い魔力に危険を感じ、レオナルドから渡された薬を隠している位置を改めて確認した。]
(255) 2012/04/29(Sun) 23時頃
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[先に降りて行った人よりも少しだけ後ろを付いて、階段を降りていく。 もう少しで階段も降り切るといったあたりで黒い影が視界に映り、足を止めた。
掛けられる黒犬からの言葉(>>249) 黒犬から放たれる魔力。 全てが禍々しく感じられ、粟立つ肌を抑えるように腕をそっと摩る。
こちらをあざ笑うかのような声音。 余裕のある態度。 全てが彼の強さを物語っている、そんな気がしてならない。
ラルフが剣の柄に手を掛けるのが見え、こちらも魔法の準備をする。 アヴァロン伯にすらほとんど効かなかった魔法がどれほど役に立つのか。 不安な気持ちを隠したまま、手の平に魔力を籠めて相手の出方を窺っている。]
(256) 2012/04/29(Sun) 23時頃
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[身構えた人間の後ろから現れたのは、 片目を塞いだ男。
手にしたクロスボウをみとめて、牙がかつりと鳴った。
声に出してはなにも言わず、 じわりと床から立ちのぼる闇をまとわりつかせ、 黒犬は、徐々に輪郭を崩していく。]
(257) 2012/04/29(Sun) 23時頃
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[喉に蟠るものを飲み下した後、ゆっくりと息を吐き出す。]
……いや。 出来ればあなた方は、と思ったのですが。
[階段から嘲笑が洩れ聞こえてくる。]
(258) 2012/04/29(Sun) 23時頃
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── 城の入り口前 ──
[外を見やれば、空気はひんやりと湿って空が暗かった。 昏く重い霧がしずしずと這い登ってくる。
尋常ならざる光景であったが、今のヒューを脅かすものではなかった。 城が、姫──おそらく魔法によって焼き尽くされて灰になったのだろう──を悼んで味方してくれているとすら思った。
滑車を操作して、落とし格子で出入り口を塞いでおく。 その重い音は城内にも響いたか。 滑車を動かすレバーを取り外して、窓から湖へと投げ捨てると、ヒューは黙ってその場を離れた。]
(259) 2012/04/29(Sun) 23時頃
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>>254 ……見てた、ってことかよ。
その無抵抗な女が殺される様を、 黙って見てた奴が、よく言うぜ。
[――返す言葉は、確かにない。 彼女は『殺されてくれた』のだ。
だがざらりと撫ぜるような不快感に、 唇を歪めて呟く。
彼女は恐らく、ずっと、待って――]
(260) 2012/04/29(Sun) 23時頃
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無抵抗な女性とはいえ、相手は闇の眷属。 なれば、退治するのは当然の事でしょう。
……貴方を殺しに来た連中とは…?
[黒犬の言葉>>254に僅かに首を傾げながらも。 ドナルド>>253が移動するのに合わせ、自らも足場を固める。
が。 犬の輪郭が崩れる>>257のを見れば、思わず息を飲んだ。]
(261) 2012/04/29(Sun) 23時頃
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ヒューは、ドナルドとクラリッサの会話を思い出す。
2012/04/29(Sun) 23時頃
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[肌を苛む冷気にも似た威圧感は、魔力を明確に感知できぬ身にも充分すぎるほど伝わってきた。
ポーチの内側のホルダーに納まった試験管を指で探る。 額に冷たい汗が滲んだ。]
(262) 2012/04/29(Sun) 23時頃
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クラリッサは、ヘクターの呼び声に応えるように身じろぎした。
2012/04/29(Sun) 23時頃
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[階段にワイヤーを張り、戸棚を開ければナイフが落花するように細工する。 致命傷とならないまでも神経を苛つかせるいくつものトラップ。
毒を用いなかったのは、ヒューにその知識がなかったからに過ぎない。 今ならば、騙し討ちも厭いはいなかった。]
(263) 2012/04/29(Sun) 23時頃
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見ていたさ。 ああ。見ていたとも。
だからオレは―――
[渦巻く闇を吸い込んで、黒犬の姿が膨れあがる。 塔を満たすほどに膨れあがった闇は、 一転して凝縮し、男の姿を象った。
己の肉体を見せつけるように、 黒の衣をゆるく肩に羽織った巨漢が、犬のいた場所に立つ]
(264) 2012/04/29(Sun) 23時頃
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ムパムピスは、ラルフに話の続きを促した。
2012/04/29(Sun) 23時頃
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―――貴様らを、狩る。
[犬と同じ牙を剥いて、嗤った。]
(265) 2012/04/29(Sun) 23時頃
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[クレアはドナルドの成長を傍で見届けられなかった。 それは領主のもとへゆくことを決めた娘の業。
教会で穏やかな日々を送っているものと信じていた。 逃げていた場所に連れ戻されようとは思わなかった。
だから――、討伐隊の一員になっていた彼が あの時の少年だったとはすぐに分からなかった]
(266) 2012/04/29(Sun) 23時頃
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>>257 [牙を鳴らす黒犬と目が合い、 そのおぞましい瘴気にぞくりと背を寒気が襲う]
……っ、…。 [ぎり、と唇を噛み締める。
――靄の如く崩れていく黒犬を、 意地を込めて隻眼で睨み上げた]
(267) 2012/04/29(Sun) 23時頃
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