276 ─五月、薔薇の木の下で。
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メアリーは、オスカーが、聞こえてきた二度目のドアの音の主>>221だったとまでは知らねども。
2018/05/18(Fri) 16時頃
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[寮生活で名前と顔は一致するこのベネットという先輩が、かつて白黒の奏者だと囃されていた噂までは、この下級生の耳には届いていなかった。ただ同級生だとは分かっていたし、二人で歩いている姿も見たことはあったから]
多分あいつ――先輩、相当、ヘコんでます。 僕の所為、で。 だから、その、……行って、あげて、ください。
[東屋に先客がいるとも知らぬまま――中で今まさに為されていることも知らぬまま。 促すだけ促して、立ち上がり、振り返らずに、寮内に向けて歩き出した。**]
(237) 2018/05/18(Fri) 16時頃
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―中庭、玄関前―
[己が戸惑いに圧されて東屋の側から離れたものの、行く当てが特にある訳でもない。 寮内に入ろうとしたところで、ベンチにモリス>>205の姿を見かけた。泣いた後の赤い目のまま、弱々しくも笑って]
あ、先輩。 さっきは心配かけて、すみませんでした。 今は――
[「大丈夫」と言っても説得力がないのを自覚して、言葉を別の話題に切り替える。]
ユージン先輩に、あれから会えましたか。
[モリスがここに居るならおそらく答えはYesだろうと思いながら。 毛布を肩に羽織って、その場に立ったまま問う**]
(238) 2018/05/18(Fri) 17時頃
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――中庭――
[目を伏せて、薔薇の香気に包まれながら考えるのは、薔薇とは違う花のこと。
花弁ではなくて、花を支える萼のほうが大きく華やかなものを、装飾花というらしい。 いつしか花の意匠を彫るときに、知ったこと。 人は花を愛でるときに周りの装飾だけを見て、本当の花はその奥に小さく身を隠している。 まるで――――のようだと、思って。 そのとき作っていたものは、彫りかけの意匠をめちゃくちゃの傷だらけにして、そのまま捨てたのだっけ。 ぎり、と奥歯を噛み締める。少し痛かった。]
(239) 2018/05/18(Fri) 17時頃
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[かの花は、それでいいのだろうか。 手がけようとした自分ですら、図書館で見るまで花の本来の形を知らずにいた。 それで――]
あー……
[こうしてひとりになったときは、つい考え事をするけれど。 ヴェルツを待っていた暫くの間と違って、今はどうにも不安じみた憂いが強い。 月の光が、薔薇の香りがそうさせるのだろうか。己の弱いところを見透かされて曝されて、そっと掬い上げられるような気持ちだ。 すれ違った同輩が似たような感覚>>217を抱いているとは知らぬまま、嘆息に思考を溶かす。 そのまま、いつしか意識は微睡の淵に。
柔らかく吹く夜風が運んできたのか、はらり、はらり、足元には薔薇の花びらが散り落ちて。]
(240) 2018/05/18(Fri) 17時頃
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[本格的に眠らずに済んだのは、マーク>>238に話しかけられたからだ。 薄く目を開けて、その姿を捉える。]
……マーク。 風邪引くよ。
[お互いさまな状況にはは違いないが、具合が悪いと言って席を立った相手が、毛布羽織って外にいたら心配のひとつもしたくなる。 とはいえ身体が冷えていたのはこちらも同じで、ふる、と背に走る震えを拳を握って隠した。 探し人の件には頷いてYesを返す。それから。]
マークは―― 他の誰も、自分を見てくれていないような気がしたこと、ある?
[月光に突き動かされるように、いつもは奥に押し込めたままの弱気が、ほろりと口をついた**]
(241) 2018/05/18(Fri) 17時頃
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─廊下─
[ 正しくは下級生たちの部屋の前。 もう夜も遅いし、中庭にいってもマークには会えないかもしれない。 ましてや体調が悪くなったというのなら、尚更か。 そう思い直してきたものの、部屋はもぬけの殻だし。 ]
体調悪いなら寝てなさいよね。
[ 無理しいが多いな、と笑う。 出掛ける元気があるのなら、様子見も必要なかろう。 ましてやこんな月の晩。 青少年なら逢瀬のひとつやふたつも──男子しかいないがそれはそれとして──あるかもしれない。 寄る辺があるのなら、それでいいと思うし。 ユージンがそうならないことも、俺自身がよく理解している。 ]
(242) 2018/05/18(Fri) 20時頃
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[ 雨を浴びた体は、冷たい。 だからといって震えるような情緒は、ない。
見上げる月に重ねるものなんてなにもない。
ただ高さを、その位置を見て、だいたいの時間を計測したり 雲の様子を見て、明日は美術室の大布をとってくる必要があるかどうかとか そんなことを、考えている。 ]
(243) 2018/05/18(Fri) 20時頃
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[ 休暇の度、帰らない俺に誰か問うたことはあるだろうか。 なぜ、家に帰らないのか と。
帰る家がないとか、家が嫌いとか、親兄弟に会いたくないとか。
そんな理由のひとつ、あればいいのに。 答えに困った事がないのは きっと誰も、触れてこないから。
聞かれなければ、謂う必要はない。 ]
(244) 2018/05/18(Fri) 20時頃
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あー……ねむ。
[ あふ、と欠伸をひとつして。 適当にドアノブをまわす。 開いた扉があれば、誰の部屋だ何の部屋だの確認もしないまま。 少しの間借りるだけのつもりで。
髪も乾ききらないまま、部屋のソファに身を沈めた。 ]**
(245) 2018/05/18(Fri) 20時半頃
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ユージンは、モリス、モーリン、モリッツァ、むにゃむにゃ。
2018/05/18(Fri) 20時半頃
フェルゼは、ケヴィンのことはかみさまだと一時期思っていた。強ち間違いではない。
2018/05/18(Fri) 20時半頃
フェルゼは、オスカーは、どうして赤色のペンを選んだのだろう。
2018/05/18(Fri) 20時半頃
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[ 彼の苦悩>>230は理解できない。 生まれてこの方悲しい程に自分の存在は 認知して思い知っていたから。 だが、たった一言彼に告げたとも。 ]
君はちゃんと此処にいるよ。 手も脚もある。お化けじゃない。
[ ただ、肯定だけを伝えた。 君が望むなら君の呼ばれたい通りに呼ぶとも。 ]
(246) 2018/05/18(Fri) 20時半頃
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[ それは優しさでもなんでもない。 ただ、世界に弾かれた彼に自分を重ねたからだ。 ]
(247) 2018/05/18(Fri) 20時半頃
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[ 彼と自分は似ている。 そう思ったのは内緒話が増えてから。 だが、今日は違った>>232 ]
なに、――ッ、
[ 触れる指>>233 ちりっと肌を焼くような感覚。 頬が火をついたように赤らんだ。 何故か、なんて理由は明白。
それは自分がマークに触れた時と同じ辿り方だった>>181 ]
(248) 2018/05/18(Fri) 20時半頃
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[ 喉が引き攣って遅れたように肩を震わせた。 悪いことかどうか>>232 自ら口にした言葉は彼の声で流される。 どうしてオスカーがこんな事をするのか 判らない。理解出来ない。 遅れて浮かび上がる困惑羞恥恐怖の中。 ]
(249) 2018/05/18(Fri) 20時半頃
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[ くちびるの柔らかさ>>234を思い出した。 涙の跡が残る赤い目尻も、柔らかい髪も。 薔薇の香りを纏った耳裏も、 指先が知った、唇の、肌のやわらかさ>>235
こくりと唾液を飲み込んで黙り込む。 口を開いた。
何もなかったよ。 そう伝えるために。 ]
(250) 2018/05/18(Fri) 20時半頃
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マークとは、……何も、
[ でも、笑ってしまった。 嘘も偽りも得意ではない事くらい見透かした彼に、 今更すぎる虚勢など必要なく思えて、 乾いた声が、漏れる。 ]
(251) 2018/05/18(Fri) 20時半頃
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なかったら、よかったね。
(252) 2018/05/18(Fri) 20時半頃
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…………欲しいと、思ったよ。
[ 満足か、と告げながら自嘲気味に肩を揺らした。 ]
(253) 2018/05/18(Fri) 20時半頃
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姉さんだけじゃなくて、 腹違いの兄さんの幸せも奪った俺が、 願っちゃいけない事を、一瞬望んだ。
親友を裏切った母さんと同じだ。
[ 窓から差し込む月光。 母と瓜二つの表情で微笑む。 かつて切り取られた一枚の写真と同じもの。
それがまだ手元にあるならば その写真を見た事がある者ならば 永遠を誓った人とよく似た顔をしていた事だろう。 ]**
(254) 2018/05/18(Fri) 20時半頃
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── 少し前 ──
モリス君は本当に優しいなぁ。
[口元に手をやり、おかしそうに小さく笑う。 ちくりと棘を残す癖に>>204 机が親友の先輩をこんな風に誘ってくれる。 耳触りの良い言葉ばかり吐いて何もしない生徒会長より よっぽど出来た子じゃないか。]
じゃあ、その時君がいたら。
[短い返事は、いつになったとして行くという意味で 誘いに乗ったということ。]*
(255) 2018/05/18(Fri) 20時半頃
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── 現在 ──
[時折立ち止まり、四方に視線を巡らせて 小さなものだからと暗がりまで探し。 歩いたのはどれ程か、やがて随分と大きな落とし物を見つけた。 数度瞬きを繰り返し、すぐには声を掛けなかった そんな自分に壁に身体を預ける彼>>213は 気づいたか、そうではないか。 どちらであれ隣に並ぶように同じ体勢になって。]
ケヴィン、どうしたんだい。
[横顔を眺めるように視線を向け、そこで口を開く。 場所のせいか、彼とは似ない容姿の後輩との件を思い出す 何かあったのだろうかと、声は心配げなもの。]*
(256) 2018/05/18(Fri) 20時半頃
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[日頃常に持ち歩くスケッチブックは 見せろと言われたら簡単に人に見せている それは日常を切り取るデッサンが主な内容で 単純に数多く描くことに意味があるもの
そんな中に同級生が二人で話している姿もある]
(仲良いと嬉しいような) (くやしい、ような?)
[男心も複雑である*]
(257) 2018/05/18(Fri) 20時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2018/05/18(Fri) 21時頃
イアンは、フェルゼの髪色のようなリボンの栞は今は後回し
2018/05/18(Fri) 21時頃
イアンは、ユージンは何処に行ったのか、少し気になった
2018/05/18(Fri) 21時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2018/05/18(Fri) 21時頃
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── いつか、二人で ──
やあ、やっぱりいたね。
[あれは何度目の休暇だったか すっかり静かになった寮の廊下で 偶然ケヴィンに鉢合わせたことがある。 その時にはもう、聞かずとも彼がいると確信していて けれど理由は何も知らないでいた もう一人、いつも残る生徒はきっと中庭に。]
(258) 2018/05/18(Fri) 21時頃
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調理室に行くところかな? 途中まで一緒にいてもいい? 今日はどんなパンを作るんだい 君以外の分は、あるのかな。 うん、そう。食べたいなって。
[彼が返してくれる度、また質問をする 短い間隔のキャッチボールはいつものこと。 言葉少ない相手とのコミュニケーションに選んだやり方は 投げられる側にとっては鬱陶しいものだったかもしれない。]
(259) 2018/05/18(Fri) 21時頃
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君がいるから、寂しくないな。
[ボールが尽きて、少しの沈黙が流れた後 ふっと笑って呟いた。 同じ学年の、いつも残る三人の内の一人。 自分なりに考えて、関わろうとするのは 友好的感情と、勝手な親近感があったから。
色んなことを問い掛け、勝手に話して けれど理由を口にしたことも、聞いたこともない。]*
(260) 2018/05/18(Fri) 21時頃
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――マークが来る前のこと――
(――優しいのかな)
[思考の海>>239に沈んだ切っ掛けは、生徒会長の評価>>255からだったと思う。 単なる社交辞令かもしれない。だと言うに、来訪を断らずに約束する。 どちらが優しいんだが、わかりゃしない。 ――そう、わからない、から。]
――……、
[眩しい月に手を伸ばしてみる。 届くはずもなくて、掲げた腕はいくらもせずにぱたりと落ち、明るさを避けるみたいに目を伏せた*]
(261) 2018/05/18(Fri) 21時頃
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── いつかの生徒会室 ──
[親近感を覚える相手がいる一方、自分より上だと認識した対象もある。 こちらの申し出を断った彼が>>120踵を返し、数分後のこと>>121 可愛い後輩にろくに返事もせず、 目を丸くしてまじまじと見てしまったものだ。]
……ははっ、参ったな。 君の言うとおりだ、これでは
[どちらが先輩だか分かったものではない その物言いもそう、颯爽と共犯を結ばれたこともそう。 おかしくて、おかしくて。笑っていれば怪訝に思われたかな? 時には正答が最良とは限らない。 小さな共犯者を眺めながら珈琲を流し込み、そう考えていた。]*
(262) 2018/05/18(Fri) 21時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2018/05/18(Fri) 21時頃
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―中庭―
[モリス>>241の心配にはきまり悪い笑みになってしまうも、彼から頷きひとつ返ってくれば、ほっと一息ついて]
先輩のご飯、預かってくれて、ありがと ――…え?
[ふいに投げられた問いに、きょとりと瞬いた。 少しだけ俯いて、思い出を手繰り寄せて]
……あります。 見てくれない、っていうか――
[ベンチへと歩み寄り、そっと、モリスの隣に腰を下ろした。]
見えなくなった、って感じ。
(263) 2018/05/18(Fri) 21時半頃
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去年、女の子やめたばかりの頃、 僕が僕だって、誰も判ってくれなかった。 流石に今はそうじゃないですけど。
[マークの目は、ただぼんやりと雲間の月を捉えて]
「中庭の眠り姫が転校したらしい」って、 僕の目の前で後輩に言われた時は、流石に堪えました。
[もう笑い話だよ、とばかりに苦笑ひとつ。 けれどあの時、本当に「誰も」判ってくれなかったかといえば――そう思い返した時、胸がざわつくのを感じて、マークは自分からの話を打ち切った。]
(264) 2018/05/18(Fri) 21時半頃
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ほら。 先輩も、風邪引きますよ?
[肩に羽織っていた毛布を膝に降ろし、毛布の半分をモリスの膝側に引き寄せた。 今かけられた問いの調子といい、どことなく、弱々しくみえたから*]
(265) 2018/05/18(Fri) 21時半頃
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[ なんて無責任な言葉だろう。 でもそんな言葉すら、その時は甘く聞こえた。]
君が誰を傷つけても、 どんなに他人から大切なものを奪ったとしても、 僕は見ない振りをしよう。
[ 君のした事を許すよ。 自分には、君が奪ってしまうものなんて何一つ無い。 だから安心して"オスカー"と呼んで。
「その間だけは救われるから」とは言えないまま。]
(266) 2018/05/18(Fri) 21時半頃
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