276 ─五月、薔薇の木の下で。
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[ 忘れたいと思っている時点で 記憶に取り憑かれている。 なかったことにしたあの夜>>195 母の血が混ざったこの身を呪いながらも この血が他者を求めてしまう。 どうしようもない性根だ。
ただ彼は偽るのが上手で、 ただ自分は下手くそなだけだった。 ]
(207) 2018/05/18(Fri) 10時頃
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[ 自分から頼んだ約束。 モリスを待たせてはいないだろうか。 そんな事を考えながら差し出したノートの 切れ端についても思考は回る。 土産も鞄の中にあるというのに、
両手で顔を覆ってしまう。 何をしようとした。 繰り返し問いながらも答えから背けて。 ]
…………はぁ。
[ 指に残る香りに鼻を鳴らして俯く。 室内を満たすは静寂。 鍵の掛からぬ扉の傍で座り込んだ。 ]*
(208) 2018/05/18(Fri) 10時頃
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[モリス先輩がひねくれているのか、いないのか。 それがわかる程付き合ったことはないのでわからない。
自分はこれからひねくれるか、そうでないか。 むしろ既にひねくれていないか。やっぱりわからない。
色んなことを考えて、即答に困ったので、ヴェルツに対してその場でぺこ、と会釈して食堂内へと逃げたのだった。>>158
調理場まで入り、蛇口を捻ってグラスに水を注ぐ。 水の匂いと味にすっきりした。
ふ、と溜息を吐いて。]
(209) 2018/05/18(Fri) 10時半頃
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[グラスを洗おうと流しに置けば、他にも少し食器が残っていて。ついでに洗おうかと手が伸びる。
想定より時間がかかっただろうか。]
あ、いない。
[戻ってきたら誰もおらず。いいとは言ったが、若干寂しい。まあいいか、眠くなってきたし寝よう、とあっさり切り替えて自室へと戻る。
朝が来ると信じて疑わず、一眠り。**]
(210) 2018/05/18(Fri) 10時半頃
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ロビンは、ユージンがシャワーを浴びに行ったのも知らず。
2018/05/18(Fri) 10時半頃
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[ 開け放たれた窓は、濃い薔薇の香りを 風の止まった廊下に満たし
ふたたび歩き出した人の身は仔羊か仔鹿か、 随分と頼りない足取りだ。 ( それでも、窓をしめようとは、 何故だか 思い付きもしなかった ! ) 裸足の足音を響かせて、 去っていく後ろ姿>>194に 助けを乞うこともなく、]
(211) 2018/05/18(Fri) 10時半頃
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[ 震える、と言うよりは 夢見る よう。 見えない天鵞絨の絨毯を踏み締めているかのようだ。
後に残ったレーズンパンはあとひとつ。 頼りの"小麦"だって随分と少なくなってしまった。
( ───── "可愛い子"、)
嗚呼、────"そういうとき"は 百合の香だった。 直ぐに眠ってしまえるから。 "清い"筈の指先が幼い身体をなぞるのを、 夢の向こうのように思えて、───……… ]
(212) 2018/05/18(Fri) 10時半頃
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─── 主よ、 私は、
[ 呟きだけが、香の波に浮かび、 静かな廊下を通り行く。
──── 私は、何を信じるべきなのでしょうか、
其処で、また 許容を越えたようで、 廊下の壁に身体を預け、 少しの休憩。 >>196魚の主が近寄るとは、 今は 知らずに**]
(213) 2018/05/18(Fri) 10時半頃
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[なるほどこの先輩は医務室に入り浸るのが常 健康そのものであまり用が無いから 気づくことも無かったが 今度からオスカーを探すときはそこを狙えば良いとな]
まるで保健委員っすね、あれ、でも……?
[この優等生は確かそんな役職では無かったはずだがさて]
(214) 2018/05/18(Fri) 11時頃
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(…………は?)
[>>176対抗するように言われる単語 ぴりりと肌を粟立てて警戒の色を少しだけ浮かべる]
(入学してすぐは俺もですけど?)
(なんでコイツに、牽制されてんだ)
いや先輩1歳しか年違わないでしょ。 そんなおっさん先生みたいなこと言うんすね。
ゆーとーせーも大人の目が無いと解き放たれちゃうとか。 それともあれっすか、ゆーわく?アクマのササヤキ? なんてー。
(215) 2018/05/18(Fri) 11時頃
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[そんなこと言われても抜け出す予定はさらさら無いが 思っているよりも癖のあるイイ性格をしているんだな なんて考えていたらおばけの手は避けそこねて]
ぴぎゃっ! つっめてぇ!
[軽く跳ね上がるくらいには驚いて 知らぬ間にポケットの色鉛筆が床へぽろり*]
(216) 2018/05/18(Fri) 11時頃
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ピスティオは、ヒューを盾にして警戒する仔犬。がるるー**
2018/05/18(Fri) 11時頃
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―中庭―
[月の明かりが落ちてくる。 煌々と冴える明かりも好きだが、どちらかといえばふんわりとその光が仄かに霞を描く朧月夜のほうが好きだ。 冴えすぎる光は、誰かの秘密を暴いてしまいそうで。 さくさくと芝を踏む音を立てて、足は進む。
ふと、誰か>>205に名前を呼ばれた気がして視線が、動きが、動きを止める]
(217) 2018/05/18(Fri) 12時頃
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なあ、フェルゼ知らないか?
[抱えた聖餐は二本。 それからチョコレートの包みがひとつ。 幾ら自分たちがそこそこの食べ盛りとはいえ、そこまで頬袋も胃袋も大きくはない一人が全部食べるには多すぎる分量。 見当をつけても外れることはあるから、少しでも引き当てる確率を上げておくに越したことはない。
モリスと自分の距離は開いたまま。 結局は自分の勘に頼るしかないのだろうと手を振って東屋へむかう。 勘というよりは、脈、かも知れないが]
(218) 2018/05/18(Fri) 12時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2018/05/18(Fri) 12時頃
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ー東屋ー
[さらに足をまだ進める。 月のうつくしいよるに薔薇の垣根を越えるのに抱えているのはパンとチョコ。 風情なんてものはなく、ただの食い意地が露呈しているだけ。
マーク>>166は、まだそこにいただろうか。 今年の初め、この年齢の割に背の高い後輩を、最初は編入生だと思っていた。 まさか去年までの中庭の眠り姫だなんて最初は一致しなくて。 彼のそのスタイルもあって、まあこちらからは知っているという程度。 学年が二つ違えば、意図的に関わりを持たねば入ってくる噂なんて風のそれ。
言葉を交わす余裕が彼にあるなら、やはりフェルゼの所在を知っているかを尋ねるだけなのだけど*]
(219) 2018/05/18(Fri) 12時半頃
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[ 一つ、家族のこと。 一つ、部屋に居たくないこと。 一つ、花の愛で方。 つられて重なる秘密。
潔癖かと思われた相手から 澱みを曝け出される度に、 真っ白な様に思われたフェルゼの汚泥>>206を自分だけが見ているような優越感。 同時に、誰にも見せた事の無い優等生の中身を引き摺り出す度に、 重苦しい安堵と、苛立ち。
この場所に足を杭で縛られているようだ。]
(220) 2018/05/18(Fri) 12時半頃
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[ 足は東屋へと向かいながらもマークの事が少し気にかかる。 彼は、何を言われたのだろう。 目も少し赤かった気がする。 そして何より、きっと自分は見てはいけないものを見てしまった。
湧き上がる焦燥は、 昔聞いたシーツの音と交わされる言葉を思い出す。
脳まで犯されそうな薔薇の芳香。 中庭の空気から逃げるように、鍵のかかっていない東屋の扉>>208を開いた。]
(221) 2018/05/18(Fri) 12時半頃
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[ キィ、と軋んだ音を上げてゆっくりと隙間を作る。 扉のすぐ横に座り込む姿を捉えた。
隠す気は無いから相手も自分には気付くだろう。 けれど何か声を掛けられても真っ先に向かったのは部屋の奥にある棚。 箱入りの辞典に隠された教師達のお楽しみ…───葉巻をひとつ。
擦ったマッチに焚き付けられた葉巻の先から、 苦い煙が立ち昇る。 それを口に含むのではなく、 灰皿に乗せて自分とフェルゼの間に置いた。]
(222) 2018/05/18(Fri) 12時半頃
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[ 内開きの扉に背中を預ける。 自然とフェルゼと隣り合った。 視線は合わせない。 冗談から切り出そうとした笑う口元が、 先ほど見た光景に潰された。]
………、吐き出したい事があるなら たぶん、今の内だぞ。
[ 指に残る薔薇の芳香も、きっと葉巻の煙に掻き消される。]*
(223) 2018/05/18(Fri) 12時半頃
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オスカーは、フェルゼからする薔薇の香りに鼻先を擦った。
2018/05/18(Fri) 13時頃
ユージンは、オスカーの髪の色と夜空の色を重ねて
2018/05/18(Fri) 13時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2018/05/18(Fri) 13時頃
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[ 完璧主義者かと思っていた彼の弱み>>220 特に部屋に居たくないことなんか、 「何故?」と理由を問うたことがある。 答えを得られたかどうかは彼次第。
安堵を覚えた。 どれだけの優等生であろうと曝け出されれば 唯の人であることにイアン以上の共感を得た。 味方も欲しかった。だが、共犯者も欲しかった。 ただ、それだけ。 ]
(224) 2018/05/18(Fri) 13時半頃
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[ 怒られるようなことをしても許してくれる、そんな都合のいい。 ]
(225) 2018/05/18(Fri) 13時半頃
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[ 扉の開く音がした>>222 やや億劫に瞬いた瞳は出入り口を見やる。 誰が来たのだろう。 ここを訪れる者の心当たりを探る途中、 紫煙の煙に眉を寄せた。 ]
――――……オスカー。
[ 名を呼んでそれから漂う臭いに唇を引き結ぶ。 唯一として好きではないものを含んでいたのもあったが、 何もかも見すかすような言葉>>223に もしかして見られていたのではないか、と不安になった。 ]
(226) 2018/05/18(Fri) 13時半頃
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別に俺は……何も悪いことなんて、……
[ ぎこちない言葉は簡単に 問われてないことまで弁解しようとする。 嘘をついているのは明白。 息を吐いて、それからのそりと眸を探した。
呼んだのは此方だった。 だが、当初の予定は変わった。 ]
(227) 2018/05/18(Fri) 13時半頃
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君は見たんじゃないの。……眸を見て答えてよ。
[ 視線を合わせない彼の輪郭を見る。 自分でも分からない事に友人を鏡代わりに使うだなんて。 随分とした性格だとは思いながらも尋ねた。 自分を探している者がいるとはまだ知らないまま。 ]**
(228) 2018/05/18(Fri) 13時半頃
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……うん?
[ベネット>>218はフェルゼを探しているらしい。 最近は突っかかることもあるようだが、結局仲がいいんじゃないかと内心で思う。]
いや、知らないな。部屋に帰ってるかもしれないけど。 部屋にいないなら、東屋の方にでもいるんじゃないか。
[寝付きの悪い同室は、時折夜半すぎても戻らないことがある。 おおよそよく居る東屋あたりで風に吹かれてるんだろうと予測をつけて、好きにさせていた。そんなところまで干渉するのは、同室としたってやり過ぎだと思っている。 明日起こすのは俺なんだぞ、と思うが、今回は明日も休みだからして、その心配はいらない。 こうして無駄足の回数>>219を増やしながら、再び目を伏せた**]
(229) 2018/05/18(Fri) 14時頃
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[ 一人でいると、オスカー・ラドクリフという人間が存在していないような感覚になる。
幼い頃からそうだ。 母にすら呼ばれた事の無い"オスカー"という人間を、自分一人では肯定出来ない。
「何故?」への答えにフェルゼはどう反応しただろう。 完璧な優等生に塗り固めるのは自己の希薄さの裏返しであるという。 自分でもどうして告白したか分からない オスカー・ラドクリフの汚点を。]
(230) 2018/05/18(Fri) 15時頃
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[ まるで偶像にでも縋るようなフェルゼの目が 自分を映していなかったからかもしれない。]
(231) 2018/05/18(Fri) 15時頃
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[ 名前を呼ばれて浅く息を吸った。 ぎこちない言葉>>227と、 此方の目を探す不安げな視線>>226を横目で一瞥する。]
悪い事なんて、なんだ。 言ってみるといい。 自分は" 何も "していなかったと。
[ 笑いもせずに視線は部屋の壁を見ていたが 聞くに耐えない弁解に、 いつも倉庫で話を聞く時のように相手の前へと回り込んだ。]
……、悪い事かどうか 証明してみようか。
(232) 2018/05/18(Fri) 15時頃
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[ 顎のラインをなぞるような親指。 耳殻を冷たい手で挟んで、 唇に押し付けるように掌を寄せようとする。
薔薇の香りはしない。 止めないならば、「それから」の続きも自分は躊躇わない。]*
(233) 2018/05/18(Fri) 15時頃
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オスカーは、フェルゼの態度に苛立った。
2018/05/18(Fri) 15時半頃
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―東屋の側―
[マークは暫く立ち上がれずにいた。携えてきていた毛布を胸まで引き上げて、荒く息を吐いた。]
(僕は、何をしたんだ)
[フェルゼを知りたいという思いからつい鼻先を寄せてしまって、そのまま唇まで――]
(……違う)
[間違いなく、彼の方から手を唇に押しつけてきた>>181]
(どうして。どうして、あいつは)
[月の蒼白の所為か、その時>>183のフェルゼの顔色はただ蒼褪めているだけにマークには見えた。急に手を引っ込めて、部屋まで送りもせずに>>180離れていったのも、自分がやらかした所為だと咄嗟に思った、のに]
(234) 2018/05/18(Fri) 16時頃
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[薔薇の香の中でも感じた筈の、フェルゼの匂いの「色」は、今のマークには思い出せなかった。「あげられたら」なんて返事に驚いて瞠目したことも、涙する程の想いだなんて言われて余計に泣きそうになったことも。>>179 目の当たりにした彼の動揺と――肌触りの記憶の所為で。
くすぐったく、熱くすら感じる顎の余韻。 微かに濡れて冷えた耳殻に残る、甘くすらある痛み。 唇が知った、手の、肌のやわらかさ。]
(違う! ほしくなんか、ない……)
[逢瀬じみたその光景を見届けていた瞳があった>>199ことも知らぬまま、ひとり、惑う。]
(235) 2018/05/18(Fri) 16時頃
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[だから、草を踏む柔らかな足音が近づいてきた>>219時、びくりと肩を震わせた。地べたから見上げて、漸く足音の正体を知り]
な、なんだ、ベネット先輩……でした、か。
[一先ず気丈を装った笑顔で声を返すも、フェルゼの行方を問われればどうしても瞳は震えた。それでも、なんとか声を出した。]
あいつ……いや、先輩なら。 さっき、東屋に。
[ドアの動く音>>184が聞こえた故に]
(236) 2018/05/18(Fri) 16時頃
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