44 【game〜ドコカノ町】
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ここから出た先が
辛い、場所…………。
[辛い場所、それは、自分には想像できない
痛みがある……場所だろう。]
――……オレ、元に戻せばっかり言って、
あいつのこと、全然わかろうとしてなかったな。
[その言葉を思い返そうとして、
返そうとするけど……。]
|
― 19階・無限病棟 ―
[ 鈍い金属音がして、19階のランプが灯る。 扉が開くと、そこは、ずらりと続く同じようなドア。 まるで合わせ鏡のように―――― ]
……ここ、は……?
[ シーンと静まり返ったその階に、注意深く足を踏み入れた。 ]
(87) 2011/02/24(Thu) 23時半頃
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[頭に響いたのは 病院の子供の言葉]
誰の思考?
誰の痛み?
---そして わたしは誰だろう
[そういえば、ヤニクが言っていた。
ゲームに乗る理由ができたって。
どんな理由なんだろう。]
[病院の6階にぼんやりとたってあたりを見渡す]
ここは病院?
自分は ここの患者?それともスタッフかな
……。
[窓の向こうに視線を定め、ポプラの方を振り向けない。
姿を見たら、中にいるものが襲ってしまいかねなかった]
ポプラ様も、外側に置かれていると思った事がありますか?
……私も、もしかしたらあるかも知れません。
『出てこいよぉ、 ぉ!』
―――!?
もしかして、それってあの黒髪ヤニクの名前!?
まさか、ドナルドさんも、仲間なの?
なのに、争ってるの?
…勝者は、一人、だから、か。
病人かも
なんだかさっきから頭の中に声が響くもの
[ふらりとして頭にてをやる]
あれ?
[顔にペタペタと手を当てて]
なんだろう?自分、被りもの被ってる
[セシルを理解しようとするナユタには、
やはり優しいな、と、僅かに苦笑を浮かべる。
そんな優しさは、とてもじゃないけど持てないから]
――そう、だね。
あるよ――それは人から見たら、どうってことないことだったりするかもしれないけれど
[家族、という枠組みがないのが外側なのだとしたら。
きっとそう。
志乃が振り向かない理由は知らぬままに答え]
志乃も?
どんな人にも、きっとあるんだね……
頭重くて動きにくいけどはずれないし
[ゴツゴツした顔を手で探る。引っ張ってみると]
いたいっ!
どういうことなんだ これ
…こういう病気か
しかしなんか猟奇的な声
この声が自分の心の声とかだったら
自分はかなりイカレタ人間なのかもしれないな
[はぁ と大きく溜息]
とにかく自分の病室か捜すか
[自分の服をみわたして]
えっと…これが寝巻き?寝巻きにしては
なんというか これってお雛様とかがきてるやつに
似てるけど、自分何なんだろう
[途方にくれた声をあげた]
戻りたいと思うのは、自然な事なのだろうと思いますよ?
[後ろで聞こえたナユタの声にはそう返す。]
セシル様も、理解を得るのを度外視していた節があります。
[例えば、『ここでしか生きられない』、そんな感覚を]
|
……ここは、なんだ?
[ コツコツと足を進めて行く。どこまで行っても、同じ扉が続いていた。 通路を曲がっても、その向こうはまた同じ景色。 すべての扉に、”1901”の表札――――― ]
(94) 2011/02/24(Thu) 23時半頃
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[階上からなにか騒がしげな音が聞こえてくる]
あれ、誰か7階にいるのかな
ちょっと覗いてみよう
…わたしは誰 ここは何処…いや病院はわかってる
とか聞いたらひかれるだろうな
[困ったな…と呟きながら階段を昇る]
|
『 暁くん、叔母さんのおうちにいらっしゃい、ね。 叔母さんのおうちは、子供がいないから…… 』
[ 病院の廊下で、小さな自分を抱きしめて泣いていた叔母。 母の妹だ、と言った。
その時の自分が何を感じていたのか。もう、遠すぎて、霞がかかって思い出せない。 ]
……そうだ、あの事件で父さんや母さんが運び込まれた病院……。 ここだった、のかも。
(96) 2011/02/25(Fri) 00時頃
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レティーシャさんも来た……
[レティーシャはドナルドに加勢したりするのだろうか。
ヤニクはレティーシャの声に耳を傾けるのだろうか。]
[階段をあがると少女がなにかお願いしていて]
おねがい?
いったいなんのお願いなのかな
というか乱闘中ですか
ここ病院だよね
[わけがわらからず階段の踊場から廊下に出れる気はしなかった]
|
『 暁くんは偉いね、あんな事件があったのに泣かないなんて 』
(そうだ。俺は泣いてなかった。) (ただ、何が起こったのか、意味が、わからなくて……)
『 あきらくん……えらいね、泣かないんだね… 』
(………うるさいな)
(98) 2011/02/25(Fri) 00時頃
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大男が斧ふりかぶっていたり
赤いフードをきたコスプレの男がいたり
…いやなんでしょう?
ここなんかあぶない特別施設?とかなんとかですか
[その場にしゃがみこみたくなった]
カミジャー!?
[階段の踊り場にカミジャーの姿を見つけて声をかけた。]
うん、ここは病院だよ?
――――…生きてる時の、記憶が無いの?
どんな人にも、有り得る。
[誰もがそれぞれ見ている世界で、上手にそこに居られない。
だとしたら]
この『ゲーム』、皆様に関わりの深い場所や、
自宅が繋ぎ合わされて舞台になっています。
……何か不思議な感じがしますね。
[カミジャー とどこからか声がかかる]
えっと カミジャー?
私のことですか?
[人差し指で自分をさす]
えっと 美人のお姉さん 私の名前はカミジャー?
神寺屋ですか?
ああ、やっぱりここは病院
[すこしだけほっとして、続く言葉に声を失う]
---生きてる時っ?! えっえっ えっと
カミジャーに返事しようとした丁度その時。
[ひやり、とした感覚が首筋を撫でた。
振り返れば、其処には自分を殺した男の姿―――…。]
出てきた…。
|
[ 叔母の声、叔父の声が廊下に響いてくる。 それは果たして、アシモフの技の効果だったのだろうか。末吉[[omikuji]]
騎士はただ静かに歩いて行く。ずらりと並んだ、”1901”の扉。 ]
……もしかして、ここは……。
[ ほんの少し前に、自分の中に流出して来たイメージ。 あの時見えた白い天井に、似ている。 ]
(101) 2011/02/25(Fri) 00時頃
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……、セシル………?
[ 何故か、その名前を呼んでいた。 ]
(102) 2011/02/25(Fri) 00時頃
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生きていたとか、まるで今は死んでいるような口ぶりですが…
[綺麗なこの人も少しおかしいのか
それとも本当にここはあの世で自分はこの病院で死んだのか]
出てきた?なにが?
[困惑したまま目の前の女性が見つめる先をみる。
先ほどの赤いパーカーのコスプレ男の姿。なんかでてきているのだろうか・・・黒い髪だったか今変化したかどうかなんて、そこまで注意深くみていなかったのでわかりません。]
くそっ、腹抱えて笑いやがって!!
ー回想・19階ー
[和図は自分の姿を見るヨーランダ相手に顔を真っ赤にして地団駄を踏む。]
アーンとか言うな、アーンとか!!!
いや、確かにあそこのハンバーグは美味かったけど!!超美味かったけど!!
[和図はなんだか悔しそうな顔。]
つか、ライトニングを紹介したのは……!いい、オレサマセシルを探してくるっ!!
[和図はふてくされたように病棟の方角へと歩いていく。ふてくされたような仕草だったのはヨーランダの言葉に説得力があったから――]
―回想終了―
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