5 おんがくのくにのふしぎなおはなし
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[なんともいえない表情でピッパを見つめ、ふいと目を逸らす]
私だって―…?
[ピッパの先に続く言葉を 聞きたいような聞きたくないような気持ちで繰り返す]
(129) 2010/03/27(Sat) 02時頃
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[コリーンがローズマリーに顔を輝かせる様子に俯きながら
ようやく、他の面々にも気づく。小さく、力なく手を振って
頷く様子には同じように頷いた
コリーンが抱きかかえられる様子をぼんやりと眺めながら]
[伸ばされた腕にしがみついて、それはそれは嬉しそうに、コリーンに抱きかかえられた。
ローズマリーの頭の熊さん帽子を、不思議そうにくいくいと引っ張った]
[後ろに熊さん一家を見つければ、またぱたぱたと手を振る]
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>>128 [ヤニクの言葉に、一瞬かたまってから、ゆっくりと息を吐き、]
…それならそうと、はっきり言ってくれなくては困る。 私はわからないんだ、本当に、そういうのは慣れていないから。
てっきり他の誰かを…。[そういって口に手を当てながら俯いて。]
(130) 2010/03/27(Sat) 02時頃
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[くい、くいと、熊さん帽子をコリーンが引っ張るから
不思議に思っているのではなく、
欲しいのかしら?と思って
兎耳とぶつからないように、
コリーンに帽子をかぶせてあげて。
ご一行に手を振るコリーンに
御揃いになったとドナルドが
眠そうながら嬉しそうにしている]
[ただ、相変わらずレティーシャは
元気がないように見えて
彼女は首をコテンと傾げてから
レティーシャが避けなければ片翼で頭をなでようと]
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[いま、引き込まれようとする眠りは、 冷たく澱んだものか温かく穏やかなものか、わからない。
けれど眠るのは 怖くて。 なのに、気を確かになんて]
――甘えろ、と 言った くせに、
[どこか追い詰められたような目で、金糸を見上げた]
[ うそつき ]
[声にならない囁きを唇だけで紡げば、 睫毛は重たげにゆっくりと、降りてゆく]
(131) 2010/03/27(Sat) 02時頃
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>>129 [恐らく同じ顔でヤニクを見上げ、繰り返された自分の言葉に、]
わ、私だって、ヤニク殿のことをもっと触れたいし、 知りたいし、側にいたいと…。
確かに大事なものはいっぱいあるけど、 ヤニク殿のことは、それとは別で、 …つまりは、そういうことじゃ、ないかと。
[みるみるうちに頬は染まり、後半はしどろもどろで。]
(132) 2010/03/27(Sat) 02時頃
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みぃ。
[翼で頭をなでられてうずくまった。そのまま撫でられている
膝の上に両手と、その上に顎をついて]
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>>130 っだーもうっ。…俺も慣れてないんですよ。はじめてだからっ!あーもう可愛くて可愛くてしょうがない。呪いやなんやらで不謹慎だなんだ言われようがこうしたいんですよ!
[ピッパが拒もうが何しようが染まった顔を見られないように力いっぱい抱きしめる]
てっきり…何?
[耳に囁くと悪戯に笑う]
(133) 2010/03/27(Sat) 02時頃
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[前に一緒に旅をしているときは
こういうときうずくまる反応を返さなかったので
その様子にまた一つ首をかしげて、
コリーンを器用に片腕で抱えつつ
空いた手で、一度レティーシャの肩を
軽くちょんっとつついてから、
つついた肩に指先でつづった。]
”どうか、しましたか?”
理髪師 ザックは、今頃姐さんと道具屋の兄さんはどうしてるかねぇ、と一人でにやにやと**
2010/03/27(Sat) 02時頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2010/03/27(Sat) 02時頃
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[>>132繋がれる言葉と赤く染まる頬に男の顔もますます赤くなる]
お、俺もそういうことな、んだと思います。あんたのことをもっと知りたい。
[ばっと体を離し、顔を真剣に見つめながら思わず敬語に]
そ、その、、 …好きだ。俺はピッパのことが。
[わなわなと唇は震え、自分が信じられないというように目を見開きながら]
(134) 2010/03/27(Sat) 02時頃
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[ちょんとつつかれて、ゆるく見上げながらもぼんやりとしていたが]
ふあ?
[指先でなぞられて思わず身をよじった
意味は取れず、どうしたんだろうと見上げる]
[熊さん帽子をかぶせてもらうと、嬉しそうにきゅっと帽子を深く被った。
長い耳が、犬の耳のようにへたりと折れる]
[ドナルド達の同じ帽子を指差して、ころころと笑った。]
[抱えたコリーンが帽子を深くかぶる様子に
へにょんと折れた長い耳は痛くないのか
気になりつつも、笑っている様子に微笑んで。
指をさされた、ドナルドは何故か
えへんとしているだろうか?]
……
[レティーシャが身をよじるようすに、
ふと、何かを聞き出すよりも
まずは、笑ってくれたら嬉しいと
彼女は思考を方向転換して、
ちょんちょん、と、身をよじるレティーを
くすぐるようにつついて微笑んでみた]
みぃ。
[こそばゆかったので逃げた
微笑む姿を見上げ、足先をつんつんした後また顔を落とした]
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2010/03/27(Sat) 02時半頃
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>>130 は、はじめて? すごく慣れているように見えたぞ? 一緒に屋台に行った時とか…。
[力いっぱい抱きしめられ、耳元で囁かれれば、]
…馬鹿。皆まで言わせるな。
[と、真っ赤な顔で非難のまなざし。]
(135) 2010/03/27(Sat) 02時半頃
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>>134 [ぱっと身を離され、真剣な表情で告白されれば、 ぶんぶんと何度も頷いた後、]
うん、うん。…私も。 ヤニク…、あなたのことが好き、だ。
[ヤニクの表情をみてクスリと笑うと、 小鳥が啄むようなキスをした。]
(136) 2010/03/27(Sat) 02時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/27(Sat) 02時半頃
漂白工 ピッパは、もちろん顔は真っ赤なままだった。
2010/03/27(Sat) 02時半頃
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>>131
[王子の心の裡をそこまでは理解していないけれど、 見上げた目と捨て台詞には息をついて…。]
ああ、そうだ。 甘えろ。
そして、お前は赤子なんかにならない。大丈夫だ。
[そう根拠もない言葉を吐いて…。 眠る人を撫でた。]
(137) 2010/03/27(Sat) 02時半頃
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……――
[賑やかな子供たちとは対照的に
つつく指から逃げる様子に、動く足先
下がる視線にもう一度首をかしげて
コリーンを抱えたまま、
しゃがみ込んで下から覗き込んだ
心配そうな表情で]
なんでも、ないよ。
[ゆるく首を振って目を伏せた**]
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2010/03/27(Sat) 02時半頃
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[己の唇に触れる柔らかな感触に意識が飛びかける]
……俺も、俺も好きだ。
[真っ赤な顔で非難する彼女も、 キスの後の照れたように笑う彼女も本当に愛おしく思えて]
…もう一度いいかな。
[答えは聞かない。熱くなったピッパの頬に両手を添え もう一度キスをした**]
(138) 2010/03/27(Sat) 02時半頃
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……――
[言葉とは裏腹の態度に
しゃがんでレティーシャを見上げながら
眉を下げて。
賑やかな子供たちの声を聞きながら
レティーシャが逃げなければ
今度は羽根ではなく、手で
その淡い色の髪をそっとなでた]
[不思議そうに、二人を見比べていたが。
レティーシャの頭を、ちいさな手でぽふぽふ、と触って。
心配そうにしているローズマリーの頬をぺろとなめると、まぁるくなってくぅくぅと寝息を立て始めた**]
漂白工 ピッパは、さすらい人 ヤニク>>138には、小さく頷いて、そっと目を、*閉じた*
2010/03/27(Sat) 02時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/27(Sat) 02時半頃
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/03/27(Sat) 02時半頃
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[>>137 耳に入る言葉 届けば、 唇はもう一度、罵る言葉と同じ形に 動いた]
――…そうだ、 おまえはいつも、そうだ
むかし、だっ て……
[それきり、言葉は紡がれず。 青ざめた目蓋は、もうぴくりも動かなかった。]
(139) 2010/03/27(Sat) 03時頃
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[そして、しておかねばならぬこと 懐に抱いた音の砂時計 おちゆく意識の中、言霊をかけた]
[――信頼にたる友にのみ、これに触れることを許す と――]
(140) 2010/03/27(Sat) 03時半頃
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>>139
昔?
[王子が何か言いかけたこと、 思わず問い返したけど、もう、その目蓋は動かない。
それでも青白い顔がとても心配になって…。 やはり傍で、ずっと見守る。]
お前はいなくちゃならないんだ……。 みんなのために、国のために…そして……。
[最後に出てきそうになった言葉は、かろうじて飲み込んだ。**]
(141) 2010/03/27(Sat) 04時頃
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