70 領土を守る果て
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ベネットは、グロリアいあ!いあ!ラ神!
2011/11/21(Mon) 01時半頃
ベネットは、寝る。**
2011/11/21(Mon) 01時半頃
あれ。ヨーランダ。
君の旦那ってヨーランダのことだったの?
[彼とは昔からの付き合いだ。昔から仲が良い。結婚したとは聞いてはいたが、まさか今まで一緒にいた人が妻子だったとは全く気が付かなかった。
ローズマリーがいれば頭を下げて、友人が目の前でキスをしてるのを目の当たりにすると更に心が痛くなる。なんだこの夫婦は。]
[聞き慣れた声が聞こえて顔を向けると、買い物袋を下げてピッパが帰って来た。]
おかえりなさい。
夕飯ですか?お邪魔しても良いのですか?
[突然の申し出に瞬きをしながら、イアンとサイラスに挨拶をした。コリーンを片手に買い物袋を持ったイアンに近づいて]
重たそうですね。
買い物袋は受け取ります。
[買い物袋をこちらに渡すように促した。ヨーランダがキスをするところを見ると頬を染めたが、仲睦まじくて口元が緩んだ。]
[荷物を片付けると、紅茶を手に戻って来る。]
そ。俺の嫁さん。
あれ、言ってなかったっけ?
てっきり知ってるもんだと思ってた。
[イアンに首を捻る。こういった連絡には無頓着だった。]
ああ、メシは大勢で食べた方が上手いもんな。
イアンも、サイラスも、ローズマリーも。よかったら食ってけよ。
[夕ご飯の時間迄はまだ少し時間があった。ローズマリーが買い物にいくのであれば、戻ってからでも間に合うだろう。]
[ローズマリーとは面識がなかった。
そんな俺に彼女は買い物袋を渡すように言ってきた。コリーンを抱っこしてるのですごく助かる。なんて優しい子なんだ。]
悪いな。ありがとう。
[買い物袋を渡すと、荷物が減ったので大分楽になった。テラスへ座るように言われると、起こすわけにもいかないのでコリーンを抱きかかえたまま座った。]
奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/11/21(Mon) 02時頃
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−郊外のパン屋さん Dullahan− [馬が率いる戦車に乗って街を駆け巡る、死を予告する首無し騎士。随分と厳めしいその名を冠したパン屋さんが郊外にある。昔は酒場だったが、経営していた老夫婦の主人亡きあと残された老婦人だけでは酒場だと危ない、と酒場だったときの名前はそのまま、パン屋になっている。例のごとく二階部分が住居になっており、昼間は店にいるが夜は娘夫婦と共に暮らしており、誰も使っていないその場所に住めるよう手配ができたと報告があった。 一人で切り盛りしているアウスト人の老婦人、マーサは
『崩れそうなこんなところでよければ、いくらでも!ちょうど若い人手もほしかったしねぇ。まぁ、燃やされるのは勘弁したいけどね!あっはっはっはっ!』
と快く返事をしてくれたようだ。]
(80) 2011/11/21(Mon) 02時頃
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[その場所を、ベネット、そしてローズマリーにも告げるよう、ミハエルに指示をした。ローズマリーは、もし生きていれば、だが。場所を告げるときに、19本の包丁も渡すよう伝えた。もしもうこの世にいなければ、ベネットもこないだろう。
墓地から直接そこに向かい、着いた頃には太陽は昇りきっていた。土で汚れた服を着替え、用意されていたベッドに潜り込む。今日は、夢を見ないといい、そう思いながら深い眠りに落ちていった。**]
(81) 2011/11/21(Mon) 02時頃
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俺は知らん。
お前ってこうゆうのは言わないから。
初耳だ。
[他人には興味はないけれど、大事な話はして欲しかった。]
でもお前は昔からそうだからな。
気にしていない。
夕飯か。お前の嫁さんにも言われた。
初めは断った。だが断り切れずにここに来た。
[ここにたどり着いたことで、やっと本来の俺に戻れると内心ほっとしている。]
[ティーポットから人数分の紅茶をカップに注いで差し出す。さっき焼き上がったばかりのパンもお皿にのせて。今はおやつの時間くらいだろうか。]
いや、言ったつもりになって忘れてたっつーか。
[首を捻る。無頓着なだけで悪気はないらしい。]
そーいや、イアンは今なにやってんの?
相変わらず物書き?
[イアンの膝の上で眠そうにしているコリーンの頭をそっと撫で、イアンの話に耳を傾けた。**]
いいえ。重たそうでしたから。
[イアンから買い物袋を受け取り、抱きかかえられたまま眠るコリーンの頬をぷにっと人差し指で触って微笑んだ。
ヨーランダにも夕飯に誘われると]
そこまで言うならお邪魔します。
夕飯まで時間ありますか?
買い物をしてから合流します。
この買い物袋はどうしますか?
[もし家の中に持っていくのなら家の中まで運んでから、そのまま買い物に出掛けるだろう**]
[紅茶を受け取り、コリーンに当たらないように口に付け、焼き上がったパンは良い匂いを漂わせていた。]
どうせ俺はそこまでってことだ。
[こうゆう時のヨーランダはいつものことだから気にしてはいない。変わっていない友人を見ると何故かほっとした。]
物書きだな。
今はある人に頼まれて一つの本を書いている。
まだなんの本かは言えないけど出来たら言う。
[足を組んでしまうのは癖で、気が付いたらコリーンを抱きかかえたまま足を組んでいた。コリーンを撫でるヨーランダの顔は父親そのものだった。**]
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>>61 セシル [別れを告げるべく立とうとすると、パティに引き留められる] 俺はアンゼルバイヤを抜ける、って…街の人を、守りたいんじゃ…
(俺の事を守りたい、なんて、そんな価値のある人間なんかじゃ、ないのに…俺なんかの為に、そんな事、しなくていいんだぞ。自由に、生きてくれよ。)
[そんな事を思っていると、パティから言葉が続けられた>>72]
…信じない、なんて事はないよ。パティは、俺に嘘をついた事なんかないもの。むしろ、パティこそ、俺なんかのことを思わなくていいんだ。守る必要なんかないんだ。俺はさ、大丈夫だから。その言葉本当に嬉しいけど…このホイッスルは、貰えないよ…
[手に落とされたホイッスルを、パティに返そうとする]
(82) 2011/11/21(Mon) 02時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/11/21(Mon) 03時半頃
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[一度笛を返したものの、もう一度手渡されたら、受け取っただろう。…決して、使う為ではないけど、なんとなくパティの何かを持っていたいな、と思ったから。もしかしたら、他に何言か話したかもしれない。]
じゃぁ、俺は、そろそろ行くよ。パティ、くれぐれも身体に気をつけて。今日、パティに会えて、本当に良かった。ちゃんと話せて、よかったよ。――そのハーモニカのおかげだね。ずっと持っててくれて、ありがとう。
[そういうと、…はパティに背を向け、ランタン工房を後にした]
(83) 2011/11/21(Mon) 04時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/11/21(Mon) 04時頃
んぅ・・・うぅ〜・・・・
[目覚めかけているようで、ぐずりだす。目をこすりながらイアンに頬ずりする。イアンが突けば起きるだろうし、そっとしていれば再び眠りに落ちるだろう]
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― ヴェスパタインのランタン工房を出て ―
[少しだけ扉の方を振り返り、パティの姿を思い浮かべる。どうして彼は、あんなにも優しいのだろうか。あんなに人を殺した感触でざわついていた心も、今は穏やかだ]
さて…俺は、俺の仕事、しないとな。ずっとここにいる訳にも、いかない。…ありがとう、パティ。
[名残惜しそうな顔をしてそこを立ち去ろうとすると、1匹のウサギが]
…なんで。ああ、王子が逃がしたやつの1匹か。よくこんな所まで来たな。
[そっと拾い上げ、顔を覗き、肩に乗せて街へと向かっていった]
(84) 2011/11/21(Mon) 04時半頃
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[ピッパから「知り合い?」と問われ]
ん、イアンは昔からのダチ。
イアンの親父さんに世話になったりしたっけ。
サイラスは、えーと、なんだったかな。
なんか友達、みたいな?
[そういえば、と改めて考えて首を捻る。]
[イアンの淡々とした口調がどこか拗ねているように聞こえて、年賀状くらいきちんと出すか…と思った。覚えてたら、だけど。]
なんだよ勿体ぶって。
どんな本なんだろ、楽しみにしてんぜ。
[活字は余り読まないけれど、イアンの書く文章は嫌いではない。]
コリーン、すっかり懐いちまったみてぇだな。
[イアンの膝の上でぐずるコリーンを見て、楽しそうに笑った**]
[目が覚めはじめたのかコリーンはぐずり始め、ほお擦りをしてきた。]
起きたのか?
[と優しく声をかけ、頭を撫でる。ヨーランダは本を気にしているようだが、今はまだ教えるわけにはいかない。]
そのうちな。
[それだけいうとコリーンとヨーランダを交互に見遣って「どうしてくれんだよ。」と呆れたように父親であるヨーランダに言った。**]
プリシラは、どことなくグロリアが不憫に思う。一人フラグ……。
2011/11/21(Mon) 09時半頃
ヤニクは、俺、うさぎしかフラグたってない←
2011/11/21(Mon) 09時半頃
ヤニクは、ヴェスパタインに話の続きを促した。
2011/11/21(Mon) 10時半頃
ヤニクは、セシルに話の続きを促した。
2011/11/21(Mon) 10時半頃
グロリアは、プリシラフラグは布石なの。グロリアたんが好きなのはあのおっさんなので。そしてチートですまんが一人遊び結構好きw
2011/11/21(Mon) 11時頃
ヤニクは、俺グロリアの一人遊び好きだよ。もっとやれ!←
2011/11/21(Mon) 11時半頃
グロリアは、ヤニクおぉありがとう。ヤニクはうさぎ選び放題ですね。ハーレム!
2011/11/21(Mon) 11時半頃
ヤニクは、ふはははは!うらやましいだろう!俺の仲間になればうさぎをやろう!←
2011/11/21(Mon) 12時頃
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─Bakery Shop Dullahan─
[Dullahan───"首なし騎士" 首を刈るか、あるいは刈られるか。自分がこれから向かう場所として、これ以上ふさわしい名はないと思っていた。 てっきり"鬼火"と似た寂れた酒場か、おどろおどろしい遊戯場を想像していたのだが…]
なんで…パン屋なんだ…?
[焼きたてパンの香ばしい匂いが漂う店の前で、直面した現実がにわかに信じられず、丸めたメモを広げて住所を確認する。 だが、そうするまでもなく、看板の名前が既に一致していた。
半信半疑になりながら店の扉を開けると、店内に客は居らず、何やらやたらと元気な老婆が一人、厨房で作業しながら、威勢の良い声をかけてくる]
あ、…いえ…僕は客じゃなくて… んと、住み込み従業員みたいなもの、かな?ここの…
[おそらく間違っていないはず、うん。 すると、老婆は大声を上げ喜びながら、こちらへと向かってきた。若い人手が欲しかったとか何やら言われて、荷物を上に置いたら早速手伝っておくれ、と急かされる]
(85) 2011/11/21(Mon) 12時頃
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えっ?あっ…、…───えええ?!
[勢いに圧される形で半ば強引に階上へと案内される。 ヤバい、本当にパン屋だったらどうしよう!実は僕は本屋ですっていった方がいいのかな。 動揺し困惑しながら向かった先で、おそらくこの店の本当の主人に会えるはず……だよね?**]
(86) 2011/11/21(Mon) 12時頃
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ヤニクは、セシルに話の続きを促した。
2011/11/21(Mon) 12時半頃
グロリアは、ベネットに話の続きを促した。
2011/11/21(Mon) 12時半頃
グロリアは、ヤニク最初からうさぎでアンゼルバイヤ国民を懐柔していけばよかったのだ
2011/11/21(Mon) 12時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/11/21(Mon) 13時半頃
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>>82 [街の人を守りたいんじゃ…、と言われ]
…俺は最初からこの戦争、どちらが勝とうと興味がない。 降りかかる戦火から友人達を守り、戦争の被害を最小にする事。 それが俺の戦いの目的だった……
[戦いの目的を淡々と語るが、ふっと瞳が揺らいで目を逸らす。 そして、どこか複雑な面持ちで再びセシルを見つめた]
……友人達を守りたい気持ちは今も変わらない。 だが何故だろう、セシルは、お前だけは……違うんだ、他の友人達とは何かが違うんだ… もっと大切で、もっと近くにいる存在……
[自分でもその気持ちが何なのか分からないようで、どう伝えたらいいのか考え込みながらも、途切れ途切れに言葉を紡ぐ]
(87) 2011/11/21(Mon) 14時頃
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[言葉を紡ぎながら戸棚を探り、ホイッスルを手渡す>>72 しかし、返されそうになり怒ったような悲しそうな顔をする]
守る必要ないとか、言うなっ……! 俺はセシルを守りたいんだ、例え命に代えても……。 子供の頃からずっと…ずっと俺はお前を守ってやりたいと思っていた…! 俺が本当に守りたかったのは今も昔も……セシル一人だけだった…。
[やっと気付いた自分が本当に守りたかったもの。 しかし、それに気付いた時にはすでに自分にもセシルにも守るべきものや立場が多くなりすぎていた]
だから……頼む、受け取ってくれ。
[ふっと悲しそうに微笑み、ホイッスルを再びセシルの手のひらに握らせ、包み込むように自らの手を添えた。 そして静かに目を閉じ、セシルの無事をただただ祈った]
(88) 2011/11/21(Mon) 14時頃
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>>83 [それからセシルと幾度のやり取りがあっただろうか。 そろそろ行くと言われ、静かに頷いた]
ああ、セシルも気をつけて……。 俺もこうしてセシルと会えて、話ができて良かったよ。 ハーモニカ、また会えた時にでも新しい曲を教えてくれ。 俺の知っているのはあの故郷の曲だけだからな。
[ランタン工房を後にするセシルをその場で見送る。 そのまま、朝になるまで工房で昔を懐かしむように静かに過ごした]
(89) 2011/11/21(Mon) 14時頃
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ヴェスパタインは、敵陣だろうとお構いなく紅茶を飲みながら寛いでいる。
2011/11/21(Mon) 14時頃
セシルは、やばい、泣きそう
2011/11/21(Mon) 14時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/11/21(Mon) 14時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/11/21(Mon) 14時半頃
ヴェスパタインは、ぐっと涙を堪えている。
2011/11/21(Mon) 14時半頃
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― 自宅 ―
[お茶を飲みながら自室でくつろいでいると、侍女のノーリーンが部屋に駆け込んできた。]
『お嬢様!お嬢様!』
ど、どうしたの?ノーリーン? なにかあって?
『お嬢様!本屋の息子さんが義勇軍に参加すると言って家を出たそうです』
本屋さんの息子……ベネットさん? ベネットさんが…今…なぜ……。
『なんでも、息子さんの婚約者が亡くなったそうで……』
(90) 2011/11/21(Mon) 14時半頃
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カシャーーンッ!
………えっ!!!!!
[…は、持っていたティーカップを取り落としたことも意に介さずノーリーンに詰め寄った]
ベネットさんの婚約者ってローズマリーおねえちゃん!? ―――亡くなった……? どうして!!!!!
『また聞きですので定かじゃないですが…息子さんは、酒場での混乱に巻き込まれて不幸な事故で亡くなった>>62とかなんとかご両親には話したそうですが……』
酒場……ローレライ…?
(昨夜ローレライにはベネットさんもおねえちゃんもいなかったわ…… 外で何か起こってはいたけど死人が出るようなものじゃなかった…… ―――ベネットさんは嘘をついている………?)
確かめなくちゃ…… ノーリーン、出かけてくるわ
(91) 2011/11/21(Mon) 14時半頃
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メアリーは、急いで本屋さんへ向かった。
2011/11/21(Mon) 14時半頃
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― 道 ―
[パティと別れた後、ターゲットの『メアリー』を探すために街の方へと歩いていると、前方から二つ括りを揺らしながら走ってくる女性が>>91]
(…あれはターゲットじゃないか…ちっ、このままどこかに行かれると困る)
[急いで木の陰に隠れ、ミニハープをケースから取り出し奏でる]
―――『とまれ、メアリー』
(92) 2011/11/21(Mon) 15時頃
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[すると焦って走っていたメアリーの足がぴたりと止まり、こちらへ向かって歩みだす]
(そう…とりあえず人気のない所に来てもらう…)
[そして、路地裏にメアリーを誘い出し、ハープの曲調を変える]
―――ねえ、君は、俺たちの何を知っているの?全部、話して御覧…?
[にこやかに…がそう問いかける。すると操られているメアリーは、その命令にあらがえず、知っている事を全て話すだろう。]
(93) 2011/11/21(Mon) 15時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/11/21(Mon) 15時頃
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[メアリーから色々聞き出した後]
そう…君は色々と『見えて』しまうんだね。それは困ったなぁ…
[始末しようかとも思ったが、パティを兄の様に慕っているという発言を聞き、昨日のパティの言葉を思い出した>>21]
(…そうか、この子が…)
…とりあえず、今は本屋に行かれると困るんだ。だから、ゆっくり、お休み…?
[メアリーの耳のそばでそう囁き、メアリーは気を失った。誰かが起こしにかかったならば、目を覚ますだろう。そして…はメアリーを路地裏に残し、静かに立ち去った]
(94) 2011/11/21(Mon) 15時頃
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―ノース夜間診療医院・遺体安置室―
『『ギリアンさんッ!!』』
[ドナルドが戻って来てから少し経った頃。大勢の足音が聞こえたかと思うと乱暴に扉が開けられ、手甲や脚甲などを付け武器を携えた男たちが雪崩を打って入ってくる。]
お前たちは…義勇軍?なぜここに…
『ギリアンさんが亡くなったって聞いて、、ギリアンさんッ!!』
[寝台に横たえられたギリアンの亡骸を囲み、男たちが肩を震わせる。]
『俺達、ギリアンさんには色々とお世話になってたんです。』 『俺はギリアンさんが墓掘だった時、金がなくってかーちゃんの墓買ってやれなかった時に、ギリアンさんにちょっと遠いけどって別の安いとこ紹介してもらったんス!』 『俺はツケでメシ食わせてもらいました。何回も。』
(95) 2011/11/21(Mon) 15時頃
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[ギリアンさんギリアンさんと呼ぶ声が後を絶たない。あぁ、この男は街のみんなに愛されていた。グロリアはギリアンの冷たい手を握り締める。]
『テメーら、ここをどこだと思ってんだ!病人もいんだぞコラ。』
[怒鳴り声と共にヤブラスが姿を見せると、モーゼの如く男たちの波が左右に分かれた。その中心をつかつかとセドリックの傍まで歩み寄り、群衆を見渡し告げる。]
『丁度いい。大勢で来たついでに遺体を共同墓地まで運んでってもらおうか。…悪いが、怪我人も戦死者も増える一方で置いておく場所がないんだ。』
[ヤブラスの声に「先生の言う通りだ」と口々に騒ぎ立て、男たちはギリアンの亡骸を担いで出て行く。セドリックたちもそれに続いた。]
(96) 2011/11/21(Mon) 15時半頃
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―共同墓地―
[粗末な石を置いただけの、先ほどつくられたばかりと見える真新しく盛られた土の隣に、ギリアンの亡骸は埋められた。ひとりでできるもんの給仕が亡くなったという噂を聞きつけた付近の住民の弔いに訪れる姿も見える。]
こんなにも多くの人々に見送られて、良かったなギリアン。
[弔いの人の波の向こうにギリアンの墓を見つめながら、もう高くなった陽を見上げた。**]
(97) 2011/11/21(Mon) 15時半頃
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