7 百合心中
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>>144
そっか。 やっぱり。
こんな状況で職務を全うしようなんてヒトは稀だよね。
友達同士で固まって行動してるの?
[彼女の言葉に納得したように頷き 面々を見回して問いを向けた。]
(146) 2010/03/26(Fri) 13時半頃
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とりあえず 「やんちゃな人達」が軍に掃討されてるみたいだね。
……? どう、したの?
[気をつけてと言われれば、気を付けると行った風に頷くけれど、目を逸らされればわざわざ側に近づいて改めてじっと見つめる]
(147) 2010/03/26(Fri) 13時半頃
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―住宅街:マルグリット宅― [話し声は聞こえたろうか。 摘み取ったばらの花を抱えて 低い塀から少しだけ背伸びして顔を覗かせる。
小首を傾げる。
誰か、居るのだろうかと。 聞き覚えのある声だと思った。]
(148) 2010/03/26(Fri) 13時半頃
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どうもしないよ。 ただ……。
[と、言葉に詰まる。
じっと大きな目で見つめてくる少女。 だけど彼女には、どこか、違和感を感じて]
……って、ちょっと待って。 軍ってどういう事?
[少女の言葉の中に含まれた、不穏な響きに、 思わず声を上げる。]
(149) 2010/03/26(Fri) 13時半頃
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―少し前のこと>>139― [タバサから差し出された名刺を見て]
店長さんなの、すごいわ。 おさけをのむところかしら。
[笑みを浮かべた。 名刺は大切に、鞄のなかにしまわれた。 過去にするのはかなしいから、 意味が無いなんて口にはせずに。]
ええ、よろしくおねがいするの。
[そう、謂ったのだった。]
(150) 2010/03/26(Fri) 13時半頃
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[友達同士との言葉には、グロリアは愛するとても大事な人と思うも、彼女に其処まで告げる必要も無く。
こくり、頷き]
逃げ足が速いと言っても、一人になるのは危険だから……。 もしあなたに頼れそうな友人がいるのなら。行動を共にするのもいいかもしれないわね。
この近くにあなたのお友達がいるのなら、そこまで送るくらいなら、手助けはできるわよ。
(151) 2010/03/26(Fri) 13時半頃
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>>148
あ。
[低い塀から見える顔。 それに気付けば手を振った。]
(152) 2010/03/26(Fri) 13時半頃
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墓守 ヨーランダは、モニカとグロリアの口が軍と紡いだのを見て、双方の顔を驚いたように見詰め。
2010/03/26(Fri) 13時半頃
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>>149
……?
[義肢の事かな? 等と思いながら温もりの無い右腕を摩る]
? TVは見なかったの?
戻ったらTVをじっくり見てみるといいかも。 大を生かす為に殺される小になっただけ。 そうややこしい事態じゃないよ。
[少し背伸びをして彼女を落ち着かせるかのように 優しく頭をなぜようとした。]
(153) 2010/03/26(Fri) 13時半頃
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>>151
私の友達は私以上に危険察知能力と逃げ足がはやいから 大抵のヒトは街から脱出して終末を過ごしたい場所に行ってるんだ。
[ゆるり肩を竦めて溜息を漏らした]
友達……と、いっていいかわからないけど あそこに……。
[塀から覗く顔を指さした]
(154) 2010/03/26(Fri) 13時半頃
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長老の孫 マーゴは、楽器職人 モニカの姿に、そしてヨーランダとグロリアに、笑み浮かべて小さく手を振った。
2010/03/26(Fri) 14時頃
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[見るからに年下の少女に頭を撫でられ、 何とも言えない憮然とした表情に。]
TVは見たけど……。 閉鎖するってニュースは見たけど、でも掃討って…。
[モニカの言葉に、口籠る。 手を振る様子に気づくと、その視線を追って。]
……マルグリット?
(155) 2010/03/26(Fri) 14時頃
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[>>152 モニカが>>148の方を見れば。 どうやらアパートへの道を少し外れてマルグリットの自宅付近に近づいていた様子。]
そう、ごめんなさいね。
[>>154 には僅かにそう語り]
先輩――… マルグリットさんとあなた知り合いなのね。
[グロリアの方を向いて]
先輩のお宅に寄ってもいい? 最後かもしれないし、声で直に挨拶しておきたい、の。
(156) 2010/03/26(Fri) 14時頃
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[目の前の少女とマルグリットが知り合いだと聞けば、 ヨーラの方を見て。]
この子、マルグリットの所で預かってもらうのは、どうかな? 知り合いみたいだし、こんな小さい子を一人にするのは忍びないし。
(157) 2010/03/26(Fri) 14時頃
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墓守 ヨーランダは、長老の孫 マーゴに微笑み返すように、手を振り。
2010/03/26(Fri) 14時頃
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―― 商業地帯・喫茶『眠れる森』 ――
[悲しげなピアノの音が聞こえた気がする。 気の所為だと思ったけれど、ピアノの音は鳴り止まない。 この喫茶店の中に、まだ人がいるのだろうか。 こんなにも綺麗な音を奏でる人物が。
一つ息を呑んで、喫茶店の扉を開けた。
木に遮られ日の光の射さない喫茶には、 幾つもの間接照明が点っている。 人影は、無い。]
…――
[奥に、ピアノがあった。 人の姿は無いのに、音だけが鳴り続けている。 不思議とそれが、怖い、とは思わずに ピアノに近付けば、鍵盤だけが、浮いたり沈んだりを、反芻す。 自動演奏、…―――]
(158) 2010/03/26(Fri) 14時頃
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>>155 おとなしく滅びるなら良し どうしようも無い暴徒だけは排除するって事じゃないのかな?
[憮然としたようするにぽふぽふと解すように両頬を撫ぜて手を離した]
(159) 2010/03/26(Fri) 14時頃
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[マルグリットを交えて、皆で食事をしたのはつい先日の事。 それがとても遠く、今は感じられる。
挨拶がしたいの、というヨーラに、 女は優しく微笑み]
……ん。そうしよう、か。 コリーンも、構わないよね?
[と、彼女に声をかけて。 エレネ邸の呼び鈴を押した。]
(160) 2010/03/26(Fri) 14時頃
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>>157 あのヒトの近くは居心地がいいから 邪魔だといわれないなら側にいたいかも。
ええと。 一応19歳だから……。
[やっぱり誤解されている様子で その部分だけはとりあえず訂正を入れた。]
(161) 2010/03/26(Fri) 14時頃
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[頬を撫でる手に、苦笑して]
こら。大人をからかうものじゃないよ。
[少女の口から平然と出てくる排除という言葉に、 すごく違和感を感じる。
でも……]
軍が動いているのなら、暴漢の類は心配しなくてもいいのかな。
[等と呟いて。 少しだけその声音にはほっとした様子が含まれているかもしれない。]
(162) 2010/03/26(Fri) 14時頃
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―住宅街:マルグリット宅― [呼び鈴を鳴らしに行く様子なら、 長いワンピースの裾を片手で持ち上げながら駆けて行く。]
ようこそ。
[笑み浮かべて腰の高さほどの木戸を開く。 片手には抱えたばら。 彼女らの会話の内容を、 マルグリットは知らないけれども。]
(163) 2010/03/26(Fri) 14時頃
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[グロリアが、そしてモニカが向かうようなら、杖を付き歩くコリーンを導いて先輩の自宅へと。
>>160 優しく微笑むグロリア、ありがとうと謂う様に微笑んで。]
コリーンの事も――… 分かれてから、先輩気に掛けていたんです、よ。
[コリーンにはそう語る。
>>161 19歳と聞き、その背や可愛い服の様子に驚いたような表情を見せるも]
先輩は優しい人だから――…。
[大丈夫よ、と暗に仄めかして]
(164) 2010/03/26(Fri) 14時頃
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マルグリットは邪魔にしたりしないと思うよ。 君が彼女の傍に居たいと思うのなら、 こんな時だもの。素直に甘えると良いよ。
[彼女の年齢を聴けば、少し眸を見開いて。]
それは失礼……。
[邸宅から、薔薇の花を抱えた黒髪の女性がやってくる。 手をあげ、軽く挨拶を交わして。]
この子、貴女のお友達なんだってね? 行くところも特になくて、一人らしいから。 貴女さえよければ、此処に置いてあげてくれないかな。
(165) 2010/03/26(Fri) 14時頃
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>>162
軍が軍として機能しているならいいけど、ね。 バルカン半島みたいにあの装備を持った集団が加害者側になったら酷い事になるよ。
私も大人だから、ね。
[子供扱いされれば、小さく笑った]
(166) 2010/03/26(Fri) 14時頃
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[勝手に沈むピアノの鍵盤を見つめて、 それを弾いているのは誰だろう、とふと思う。
リンダの細い指先。 姉様の優雅な手つき。 そして――…]
私……。
[ピアノは。 幼い頃から嗜んでいたから、今でも弾ける。 悲しい曲調を、途切れさせるように、低音に一つ指を沈ませ
椅子に座せば、繊細な音を奏で始めた。]
(167) 2010/03/26(Fri) 14時頃
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[マーゴの顔を先日見たばかりと言うのに――…。胸は懐かしさで熱い思いで一杯となって――…。
その嬉しさに再会の抱擁をすれば、小さく彼女に囁く]
(168) 2010/03/26(Fri) 14時頃
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ヨーランダさん、グロリアさん、 コリーンさん。猫さんも。
無事でよかったの。 またあえて、うれしいのよ。
[笑みを浮かべる。 名前を知らないから、猫、とモニカのことを呼んだ。グロリアには頷いて>>165]
ええ、公園でおはなししたのよ。 そうなの…、 もちろん、いいのよ。 にぎやかなのも好きだもの。
[ね、と面々を見る。 ヨーランダの抱擁にはそっと背を撫ぜて]
(169) 2010/03/26(Fri) 14時半頃
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長老の孫 マーゴは、墓守 ヨーランダのことば、ちいさなことばに、心配そうな表情を浮かべ
2010/03/26(Fri) 14時半頃
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バルカン半島…ね。よく知ってるね。
[感心した口調で少女を見やる。
死は怖くない。 けれど、狂った軍人たちの慰み者として死ぬのは、 さすがに勘弁してほしいなと、呟いた。
マーゴとヨーラが抱擁を交わすのを見れば、 嫉妬に胸がチクリと痛んで。 思わずヨーラの腕を引き寄せてしまうかもしれない。]
(170) 2010/03/26(Fri) 14時半頃
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墓守 ヨーランダは、良家の娘 グロリアに腕を引かれれば、すぐに先輩から離れて。
2010/03/26(Fri) 14時半頃
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―住宅街:マルグリット宅― [ケイトとマルグリットの会話を聞きながら、お菓子を口に]
(仮にその対抗策とやらが見つかったとしても……失われた命が戻ってくるわけでもない。 既に幾つもの国が沈黙している。 世界は――とうに、壊れてしまった。)
それでも、私は。 約束を……。 [誰にともなく、そう呟いた]
(171) 2010/03/26(Fri) 14時半頃
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こんにちはマルグリット。
またお邪魔するね。
[猫さんと言われれば微笑を浮かべて側により 幼子がするかのように正面から抱きしめるように体を預けた。]
(172) 2010/03/26(Fri) 14時半頃
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[ひとり、ピアノを奏でる。 優しい色をしたメロディを。
いつしかギターの音が聞こえてくる。 いつしかコーラスが。 いつしか――]
…――
[全ては幻聴。
孤高のピアニストが音を奏でる。 涙で頬を濡らしながら、 愛する人を、想いながら。]
(173) 2010/03/26(Fri) 14時半頃
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>>170
歴史の勉強だけはしてたから……。 まぁ……「敵」は多いから準備は怠らないようにね。 しっかり武装してた方がいいと思う。
[助言をしたけれど、続く彼女の意外な行動に数度瞬いた]
(174) 2010/03/26(Fri) 14時半頃
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[思わず引き寄せた細い身体。 自分の行動にきょとんとした表情を浮かべて]
……ごめん。
[ばつが悪そうに口元を押さえ、眸を反らした。]
(175) 2010/03/26(Fri) 14時半頃
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