197 獣ノ國
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………、あぁ、すまない。
あまりに美味そうな蝶が巣に引っ掛かってくれたものだから、つい。
[顔を拭う、別れた日とは違う真っ白な手袋。その手をやわりと取りながら、戯けたように言ってみせて。
"こんなに美味そうなご馳走が目の前にあるのなら、どんな蜘蛛だろうと味見をしたくなるもんだ"――なんて。
そう繋げてみせながら、持ち上げられた彼の荷物を取ろうと手を伸ばす。
そうして男は、荷物を取れたのであればそのまま、取れなかったのであれば苦笑を浮かべ、自ら巣へと飛び込んできたこの美しい蝶を、中へと招き入れただろう。]
しかし、荷物もあったろうに。
連絡をくれたら――あぁ、…返さなかったのは俺か。
メールは、全部届いていたよ。
……何度。電話をしようと思ったか。
[――パタン。
扉の閉まる軽い音を聞き流しつつ、服をなぞる彼の指先を見つめる。
そうして腰を引き、背を屈め。なぞられた辺りへと唇を押し付けてみたのなら、コツリと硬い感触が伝わりはしただろうか。]
それにしても…良い物?
何だろうな、メールでくれた"土産"かね。
[彼の身体へと腕を回したまま、チラリと相手の瞳を見上げて見せて。
そうして彼の言う"良い物"が待ち切れぬかのようにもう一度唇で硬い感触がした辺りを突ついてみたのなら、"良い物"は――与えて、貰えただろうか。]
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―――――――――――――― 宛先:おず 差出人:鼬 ―――――――――――――― Re:風邪… 20xx年10月3日 xx:yy ―――――――――――――― 明日か?大丈夫、空いて居る。分かった。本屋の方に向かう事にするな。
知ってしまえば此方の世界に、真っ黒な世界に巻き込まれるかも知れんぞ? 其れでも良いのなら教えるが。 ――――――――――――――
(102) 2014/10/10(Fri) 00時頃
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ー現在・大通りー
[…本当に、良いのだろうか? 彼が、巻き込まれてしまったらどう責任を取れば良いだろうか?
其れでも震える指は送信釦を押してしまう。
……巻き込まれることが無いと良いんだが。
重たく、何時もよりも少し熱い溜息を吐いた。]
(103) 2014/10/10(Fri) 00時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/10/10(Fri) 00時頃
錠は、クラリッサがホットチョコレートを消化してくれないと困ってしまう*
2014/10/10(Fri) 00時頃
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[ちゃぷりと、揺らいだのは葡萄柚。 紡がれる物語の一端>>96に硝子に映った顔は瞬きを忘れる。
思わず顔を逸らし、足早に席に着こうとした。 掠めるような声>>98が、男が彼強請った菓子を口にする。
腑に落ちないような何とも言えない顔を落ち着かせようと、つま先を差し出す。腰を押し付かせたのは結局そう離れていない二人座席。 グラスを傾けジュースを仰ごうとして]
(104) 2014/10/10(Fri) 00時頃
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ガシャン
[派手な音が獣耳を揺らす。
つられたように視線を向けた先では、林檎を焼き上げた甘い菓子が、陶器に混じって散らばっている>>99
シン、と時が泊まるのは一瞬。 すぐに店員が駆け寄る。その際耳にしたのは、そのアップルパイは友が頼んだ品らしい。
何やら店員とやり取りする様を眺めつつ、ようやっと一口喉に通した葡萄柚は、何処か苦く感じ得て。]
――退屈だったからね!
[舌に痺れる渋みを誤魔化すように笑みを。]
(105) 2014/10/10(Fri) 00時頃
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―回想/自宅前→大学への道―
大学があると、苦笑を漏らした彼女>>17には思わず僕も苦笑を漏らしました。「忘れてました」と頬を掻けば、彼女はどう反応したでしょうか。
だけど一応欠席をしたことのない僕はその記録を止めるわけにも行かず、結局彼女と共に大学へ行ったのだったか。
「…ねえ、まーちゃん」
そして気にかかるのは先ほどの彼女の様子。まるで嬉しそうにはにかみ笑う様はまるで「好い人」が出来た様だと、僕は思いました。「――彼氏、出来たんですか?」僕は恐る恐る尋ねました。別段悪いことを聞いているわけでもないのに、妙に下に出て卑屈になる心は一体何なのだろうか。 僕は商店街の景色を横目に、ただ彼女を見詰めていました。
胸に蟠るそれを、抱えたまま。
(106) 2014/10/10(Fri) 00時頃
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[潜伏かバレてしまえば開き直ったのか促されるまま、向かいに移動する。途中交わされたいつも通りの挨拶には男も片手を上げて閃かせる。
そうして間も無く一つのアップルパイの甘い匂いが男の鼻を掠めるのと同時に、友が頼んだ砂糖もミルクも無しの黒い液体>>69には、露骨に顔を顰めてみせて]
――…あ、炭酸。
[忘れ物に、目を見開かせた男の頭から頭巾>>23が落ちた。]
(107) 2014/10/10(Fri) 00時頃
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トレイルは、ヤニクの席に移動しようとしている
2014/10/10(Fri) 00時頃
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『飼い主の俺を置いて、 どこに行くつもりなんだ。』
[指を握って告げる飼い主が、まるで迷子の様だと思って、抱きしめてしまいたくなる それをしたら、きっとごまかしていると思われてしまうだろうけど』
『赦さないと言っても、聞かなかろうな。 ………君の半分は、ヒトだから』
...すごく、すごくずるいこと、言っていい?
[赦さないと言ってくれたことが嬉しくて、ヒトだと言ってくれることが幸せで、本当に、本心から、こんなわがままな娘に付き合わせてしまったことが申し訳ないと]
(それでも、もう離れられない。離れたくない。 ...心を、はなしたくない)
(108) 2014/10/10(Fri) 00時頃
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私を、奪って 全部、夢に手を伸ばしても届かない場所に わかってるの。私の自分勝手なわがままだってこと、痛いくらいわかってるわ ......獣人は、外に出られないって、言われた だったら、神隠しに賭けてしまえばいいなんて、バカなことを考えてる 神隠しに会って、外に出られても、先生が傷ついてしまうなら、それはすごく嫌なのに なのに、それでも子供がわがままを言うみたいに、外に出たいと思ってしまうから だから...私が、貴方を傷つける前に
私の全てを、貴方に鎖で繋ぎとめて
[情けなく歪んだ泣きそうな顔で、子供が泣きわめくかのように涙の流さない嗚咽をあげ、震える手で相手のスーツの袖を握りながら。 自分の所有権を受け渡すと、全部言う通りにするから責任を背負ってと、細い声で懇願して]
(109) 2014/10/10(Fri) 00時頃
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ティソは、シメオン(名も知らないマユミの後輩)が高校の頃時折彼女と共に居ることを思い出した。
2014/10/10(Fri) 00時頃
ティソは、シメオン(に話の続きを促した)
2014/10/10(Fri) 00時頃
オスカーは、ヤニクの新しい赤ずきんは一体どんな物だろうか、と。(促)
2014/10/10(Fri) 00時頃
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―現在―
さてどうしようかと、僕は考えあぐねていました。 結局一昨日も昨日も、晩ご飯にししゃもや蟹を食べることは無かった。蟹の殻をあげると言ったまま音信の途絶えたししゃも師匠こと、「蜘蛛の糸」さんは今頃どこに居るのだろう。僕は首を傾げ照り付ける太陽を見上げども、やはり答えは見付からずに疑問として残るだけ。
「…暑いなあ。」
「水槽家」の中で僕はぼうっと空を見上げ、呟く。珍しく本屋を訪れ様と思ったけれど、然し其処は閉まっていて。聞けば何やら本屋の店主が居ないらしい。バイトなら居るとは聞いたけれど、バイトでは詳しい本の場所は分からないだろうと、落胆したままに帰路へ着いたのだったか。
ああ、それにしても――別に何を求むるでもないけれど、ただ淡々と日々を過ごして居ると思う。
(110) 2014/10/10(Fri) 00時頃
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水槽は泡を吐き、いつでも何かを取り入れる準備をしている。 花は未だ瑞々しく咲き誇り、碧の中に一点彩りを付けた。 然し朝ご飯は、…ただ家に篭る僕は、変わらないまま。
「…よし。」
思い立ったが吉日とでも言うのだろうか。僕は帽子を被り、傘を持ち、サンダルを履き、玄関を開きました。 あて先など無いけれど―ただ外へ出たいから。自分の行く先を、自分で歩み行きたいから。 …泡になど、なりたくない。
そうして最近知った―けれども長く居座くことになった掲示板に、ひとつ、文章を落とした。**
(111) 2014/10/10(Fri) 00時頃
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― 昼・大学構内カフェテリア ―
おかしなヤツではあるがね。 少なくとも、メールの返事をすっぽかすような奴でも無い。 なんの事情も無い限りは、な。
[奇妙な人物ではあるが、真面目な男だと客観的に告げ。>>100 珈琲とは比較にならない甘い飲料はクラリッサの許へ。 苦味を調和する甘さを、与える術を持たない男は、 初めから甘い飲料を薦めるのだ。]
……ああ、知ってる。 此れでも一応、俗学に通ずる者だからな。
[それでも掲示板で騒がれている事に毛が生えた程度だろう。 相槌のみ落とし、後は口を挟まずクラリッサの見解を聞く。]
(112) 2014/10/10(Fri) 00時頃
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[虫を触ったような心地、と称する彼女の言葉に、 バッタに改造された仮面ライダーを一瞬思い過ぎらせたが、 あの心身共に飾った友人が跳ね回っているところを 思わず想像してしまったが、なんとまぁ出来の悪いコントだ]
……連れ去られる前に亡命に出たとも考えられる、かな。 此の國は厳しい戒律により、出國が難しい。 まぁ其れも、正規のルートを踏めば、の話だが。
あいつが若しも獣人の一種であり「虫」の姿を取れるなら、 國を抜けるのもそう難しいものでは無い気がするよ。 連れ去られたにしては、随分と余裕が或ると思うね。
(113) 2014/10/10(Fri) 00時頃
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[相席となった友人は苦味のある珈琲を見る度>>107に同じ表情をしてみせる。そんな友人に言う言葉はいつも決まって]
そんな顔をするな。慣れればうまいぞ?
[これだった。言った所で彼が飲んだこともないのだが。送られてきたメールの返信を怠ったことを謝罪しようと]
そういえば―…
[言いかけた所で友人がいつも被っている頭巾が落ちて髪の毛から覗かせる狼の様な耳が露わに。自分だけ、時が止まったかのようだった。目を瞬かせて驚いた表情を作るも口から出た言葉は冷静なとある台詞。]
"おばあさん。 おばあさんの耳は、ずいぶんと大きいのね"
[先程まで読んでいた御伽噺の台詞。落ちた頭巾に手を伸ばしては騒ぎが大きくなる前に友人の頭に戻した。]
狩人やお婆さんの役じゃなくてすまんな。
[そう言いながら。]
(114) 2014/10/10(Fri) 00時頃
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君に贈り物を残したり、俺の家のポストに本を返しに来たり。
それに奴の家の住人に声をかけたが、 憲兵が詰めたような形跡も無ければ 争いの声も聞こえなかったとも。
[レモンティで喉を潤し、ぽつりと告げる。 ――五十蔵と名乗る姓は叔父のもの。
否、戸籍標本を改めた結果、 叔父だと思っていた相手は叔父ではなく、
父親だと、母親だと、妹だと思っていた彼らは、 彼らは――]
(115) 2014/10/10(Fri) 00時頃
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……別れを告げなかったのは、 告げてしまえば、二度と会えなくなると 、――決まってしまうからでは、ないのかな。
[事情で預けられた家は、遠筋の他人の家で。 狐の親子は、町を出て行ったのだ。 相容れないヒトの子を殘して。
だからきっと、「さようなら」すら貰えなかった 言ってしまえば、それが「畢り」だから。
膝に置いた片手を、握りこんでは クラリッサに見えない位置で震わせた。]
君はあいつから、さよならが欲しかった?
(116) 2014/10/10(Fri) 00時半頃
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― 回想・昨晩の宝石店>>108>>109 ―
言ってみなさい。
[彼女の手を握り締めたまま、先を告げるのを赦す。 犬であれば吠えるなと呵れるが 彼女は犬であって犬では無いのだ。
繋いだ部分は手であって、指であって、心では無い。 赦せないなんて言葉の檻で、彼女の心をどう戒められる?
置いていかないで欲しいと、子供ながらに告げた自身の声に、 しんとした神社から、かえる言葉など無かったのに。]
(117) 2014/10/10(Fri) 00時半頃
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[奪えと告げる娘が告げた話に、ただただ耳を傾け。 戻って来ない「家族だったはずの存在」を思い返し、 ――暫し口を閉ざしていたが、握りこんだ手はそのまま。
やいそれと、離せるわけが無かった。 離す術を持たない。]
俺は君の夢を素晴らしいと思うよ。 俺は、自分一人が救われることを考えていたのだから。
[スザンナの夢を認めた上で、手を離さない。 時折言葉に詰まりながら、震える声で告げられた言に、 乾いていくばかりの口蓋に、空気を招き入れ。 その夢を破壊することが、どれだけ大人の我が儘なのか。 分かっていながら場所を忘れ、その身を抱いた。]
(118) 2014/10/10(Fri) 00時半頃
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俺は君を殺すよ。 君の人生を、俺が潰す。
いいも悪いも、望まない。
[スザンナのヒトとしての道を、雑草を潰すように踏み躙る。 それがどれだけ残酷であったとしても。
知らない他人の為に泣くなんて、馬鹿げていた。、 汚い大人は自分が可愛い。
知らない世界で子供が飢えたとしても、 知らない世界で助けを求める手が伸びているとしても
俺の知ったことか。]
(119) 2014/10/10(Fri) 00時半頃
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……君を他人に貸してなど、やらない。 いいね
[心さえも、自分一人に与えられるものなのだと。 我欲に包まれた大人は、渇望をそのままに告げた*]
(120) 2014/10/10(Fri) 00時半頃
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― 現在・大学構内カフェテリア ―
[クラリッサの答えがどんなものだったとしても、 飲料を飲み終えるまではそこにいるだろう**]
(121) 2014/10/10(Fri) 00時半頃
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[こうして相席になったのは何度目のことか。
外で茶を、というよりは彼の自宅にてお邪魔させていただいた方が記憶に深く残っていただけに、何と無く新鮮な気分にいつもさせるのだ。
それもお決まりの台詞>>114を彼が紡げば男もお手上げだと片手を泳がせて]
慣れたくないよ。僕にはこれでいい。
[いつもと同じ言葉を彼に向けた。 彼が何かを言いかける。男も忘れ物について口を開く。そんな矢先に待ってしまう赤い布>>23
男の顔が強張る。それも諦めたようにすぐに笑みを向ける。今更なんだというのか。
隠しもせずに歩いていたのは自分なのだから。自ら捨てたのは他でもない僕なのだから。
待ち受ける者は何なのだろうか。 邪魔だとばかりに脱ぎ捨てたそれ。初めて見せた人間には驚かれ、二人目にはこうして隠された。
だから、三人目はどうなのだろうと視線を向けた先、獣耳を覆う布を再び取り付けられてしまった。]
(122) 2014/10/10(Fri) 00時半頃
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[一連の流れ。物語をなぞることも出来ずに、惚けた顔をしていた狼が反応したのは、布地に触れた男性の手と同時に呟かれた言葉から。]
――…赤ずきんを被る狼なんて、聞いたことがないね。
[苦笑するのは一瞬のこと。すぐに首を傾げながら行儀悪く肩肘を立てて口角を上げる。]
“仕事だらけの日常から抜け出したい”…だっけ?
[昨日、友が打ち込ん文章を口にする。そして琥珀色を揺らめかせながら、男は笑う。]
――君は目に映る存在を信じる? 信じるのだとしたら、僕は君にとって何に見える?
狩人やお婆さん、ではないのなら。
…君は、どんな物語を紡いでくれるんだい?
[赤い頭巾の括り目を弄りながらといかけた。]
(123) 2014/10/10(Fri) 00時半頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/10(Fri) 00時半頃
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――回想・自宅――
[ 緊張か硬く閉じたそこを、宥める様に指の腹で円を描きつつ触れながら。胸元にその顔が落ちたなら、僅かに湿った相手の髪が息がかかり、昇る熱に重ねた下部が濡れた音を立てる。 激しく息をする>>56のには埋めた指をゆっくりと抜き差しし、間接を軽く曲げては馴染ませつつ。 異物感に震え、肩へしがみつく様にはただ満足げに息を零した。一層その奥深くを探るように指腹を壁に抑え、擦り上げる。]
……っ…、声、もっと。
[ 吐息に紛れた声に、耳孔に差し込む舌先をゆるく縁へと走らせる。出して、と芯から溶け落ちるようなそれを求める為に、その鼓膜へと掠らせ落とした。 開いた口の向こうに舌が覗けば、縫い止められたように視線はただ相手へ。探る指はそのままに、舐め上げる口端へと顔を寄せる。そうして間近に映る瞳には息を潜めたまま。*]
(124) 2014/10/10(Fri) 00時半頃
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……、ッ …――、
[ 呼ばれる声には同じ様に、乾き切った咽喉から名前を零す。 切望じみた視線には微かに残った余裕も奪われては、奥からの欲のまま、相手をソファへ押しつけ。応える言葉>>60 には、滲む目には静かに口元を近付ける。啄むように軽くそれを重ね、脳髄に声を染み入らせては。]
……先輩のところにいるよ、心配しなくても。
[ 求め追いかけて、行方不明のその先に、ただ強欲の罰として沈むだけの終わりだったとしても。 手放すことなんて疾うから出来るわけも無ければ、淡いそれにはただ静かに答える。頬に触れ、湿った鴉色に指を滑らせながら。胸に柔くかかる感情には眉を寄せ、口角を小さく緩めた。]
―― ……俺も、先輩、
[ 己を乞う言葉には一間息を止めて、焼け付くような咽喉奥から絞るように返す。シャツを掴む仕草にはその手を取って、指を絡めてソファの端に縫い止めながら。頬に落ちるそれ>>61を軽く拭っては、閉じた唇を緩く触れさせる。
――戸惑いを持って、それでも大人しく従った身体に陰茎を擦り付けつつ。揶揄いを含んで投げかけられた問いには、口付けるだけに留めずその柔い皮膚に歯を立て、応えた。]
(125) 2014/10/10(Fri) 01時頃
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――、っ先輩、……っは…、…ッ
[ 求める声>>62に浅く入り口を擦っては、ただ煽られるまま直ぐに奥へと腰を打ち付ける。片手は上げた腿に触れ、絡ませた指を握り込むようにしては身体を揺らした。 時折相手の下部へ手をやり擦り上げながら、汗ばんだ息を噛み締め、漏らす。先ほどの行為通り、陰茎の先をぐ、と奥深くまでを貪るように押し付けては。
その腰が揺らされれば、情欲に満ちたそれにこちらも吐く息を荒くして、粘着質に響く音を激しくする。 求められるまま口を塞ぎ、舌を絡めては唾液を流し込んで。離れては唇を軽く噛むようにし、また口付けては咥内を舐る。 その間も動きを止めなければ、昂ったそれを二三度大きく引き抜き、やがて律動を早めて限界を示した。
――そうして一度強く奥を突いては、相手の中で陰茎を震わせる。 長く吐息のような声を漏らして、その身体へと重心を傾けては。自身は埋めたままに、顔を近付け息を重ねた。離しては細い唾液の糸が互いの間に途切れ、それでも繋がった身体に柔く微笑みながら。
――手を伸ばし続けていた相手へ。]
(126) 2014/10/10(Fri) 01時頃
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…好きだよ。ずっと前から、欲しかった。――先輩だけ、が*
(127) 2014/10/10(Fri) 01時頃
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― 午前:自宅アパート → 本屋 ―
[願い空しく、固さの出た大きな"赤ずきん"を被り。放置気味のコスモスに、少しだけ水をやり。――便箋と筆記具を詰め足した鞄を肩に、陽光に目を瞬かせながら、アパートを後にした。
熱を吸う黒から飛び出す赤は、若干似合っていないなと思いつつ。コートの前を開ける事で、(効果の有無はともかく)妥協する事にした。]
[かつ、かつ、とここ数日ですっかり歩き馴染んだ道を行く。 店主が行方不明――なんて噂が立ち始めている事も知らず、黙々と進む足は本屋の前へと辿り着く。]
…… ……まさか、倒れてる、…とかある?
[相も変わらず妙な静けさを保つ店内を覗き、一言。ほんの冗談とも、本気とも言えない胸のままに、扉へ手をかける。
陽を受けてじわりと温かいそれを握ったまま、一瞬周囲に視線を走らせ――控えめに、引いて。喉奥を鳴らした。]
(128) 2014/10/10(Fri) 01時頃
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――…ベネットさん?
[キイ、と扉が軽い音を立て、カウベルが高い音を鳴らす。 離した扉が背後で閉まる様に、お約束染みた感想をふつり、ふつりと浮かべながら、蹄をゆっくり鳴らしながら奥へと進み、カウンターを覗きこんだ。
そこには、どこかの鍵が一つ置かれているだけで、非日常らしさは何一つ転がってなどなく。そんな期待をしていた事に、少し呆れた。
息を詰めながら、無策に灯した機器を見下ろす。暫し、画面を行ったり来たりを繰り返して、ゆるゆると文字を打ち落とした。]
…… …… ……――。
[…打ち終えた機器をポケットに戻し、再度辺りを見回す。 カウンターの上は、今日の仕事を待っているようだと。神隠しの噂を浮かべた胸が、囁いた。*]
(129) 2014/10/10(Fri) 01時頃
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