人狼議事


25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―

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【人】 懐刀 朧


 ……本郷、…すまないが…

[苦しむ本郷をここで追い返していいのか。
ここで留まらせれば、華月の持つ刀が為すことも
先送りとなるだろう。黒檀は迷うように憂い、]


 …暫し華月と二人にさせてくれるか?


[対を喪ったばかりの花と、花を喪ったばかりの主。
それだけで、本郷には通じるだろう。
刀のことを問われれば、手向けの演目の為とそう答えて。]

[もしかしたら本郷は気付くかもしれないが、
それに対して高嶺が何かを明かすことはなく。]

(312) 2010/08/08(Sun) 01時頃

 主さま……?

[傍ら佇む花は、主を見上げ首を傾ぐ]


【人】 懐刀 朧


 ――…また、後で…話せたら。

[それが叶うのかは、わからないけれど。
そう言ってから華月の方を見た。]

(313) 2010/08/08(Sun) 01時頃

[この心は何故こうも花を求めるのか。
身などなくなったというのに]

未練が一つ――。

お前の温かさを、もっとこの腕に感じたかった。

[色狂いだといわれたことを思い出し、ふ、と笑った]


 ……それは、ボクの?
 彼岸へたどり着いてしまったら、
 叶わない望みかもしれませんね。

[冬色の瞳が瞬いて
傍らの主を見上げる。

其の向こう
櫻に植えた種は、冬の気配帯びて
変わらず彼の傍に有りもする]


お前以外に、誰がいるというのですか。

[寄り添う花に回した腕は、やはり生前と同じほどの熱を感じることはなく]

たどり着いたら、――…たどり着けるのでしょうか。
もう、数珠も、落ちてしまった。

[床に散らばった数珠はいつの間にか片付けられていた。ゆるりと歩く。
傍らの花の手を引いて]


【人】 懐刀 朧

― 高嶺の部屋 ―
[本郷からの謎掛けの答えは出たのだろうか。
少し興味を示すように本郷と華月を見たが、
結局は本郷には出て行ってもらうことになった。]


 ―――…見られる方が、好きか?


[真意を問うような苔色の瞳には微苦笑を浮かべる。
黒檀が映すのは憂い、寝台へと向かい]

 …湯浴みを済ませたにしては少し早いな。
 ―――…構わぬが。…来い、華月。

[指す先に続くのは部屋を出る前に告げた添い寝の話だ。]

(322) 2010/08/08(Sun) 01時半頃

[熱はあるのかどうかわからない。
しなだれかかる身が
刳り貫き損ねた心の臓を胸の上から押さえる]

 この身も、この身が覚えた芸も総て
 主さまのもの。
 如何様にも、好きに愛でて良いんですよ。
 それが花の幸せ。
 ボクも……多分。

 ただ
 ……私は浄土へ行けぬ身
 数珠落ちても
 主さまは、ひとで 私は、獣

[冷たい雰囲気纏う幾らか幼い相貌に浮かぶ愁い。
手を引かれれば、少し驚きながらも後へ続く]


[多分、という言葉にも。
 この身は震えている]

――何故、浄土にいけぬというのです。
病にかかったから?
人を食らったから?

人は、生れしとき既に業を背負っている。
それを返してゆくのが生者としての使命。

ですが。

浄土に行けぬのは私も同じ身。
業を返しきれず。お前に私を食らわせようとした。

[先を行く身で言葉をこぼす]


【人】 懐刀 朧

― 高嶺の部屋 ―
[華月の出した答えに、本郷はどう答えたか。]

 ―――…私があまり好かん。

[苦笑いには、そう言って返す。
厭わぬ言葉、それは主を選んだ時も変わらず。
胸中宿る思いはあるけれども、
拒まれぬのは今は丁度――…都合がいい。]

 ……構わない。
 …お前は楽しめんかもしれんが…、――…許せ。

[告げる黒檀には微かな艶が宿るだろうか。
羽織ってきた着物を乱すことなく寝台へとそっと押し倒し
華月に―――…己の花に、触れる。]

(329) 2010/08/08(Sun) 01時半頃

 私の病は、受け継がれるもの
 この世のありさまを、壊す
 そのために……酷いことを山ほど。
 業を返すどころか、増やし続けて
 
 ……主さまもおなじ?

[半歩後を手引かれながら
ふわり、雲の上を歩くような心地
柔かで
それで居て物足りないと思うのは
死しても欲が出るものなのか]

 一緒に逝けるなら、どれほど良いか
 今このように、手を繋いで
 何処までも


メモを貼った。


【人】 懐刀 朧

[触れる手は背中の瑕の悦を思わせるような動きはなく、
月を宿す花の名の花弁をも傷つけてしまわぬようと、
優しく――、ただ優しく 時間を掛けて慈しんで]

(334) 2010/08/08(Sun) 02時頃

お前が犯してきたことは、お前の意思がそうさせたのか。
それとも、病であるからか。

――どちらでも、良いか。

[ふわりと。
応接の間を出て廊下を歩く。今は誰にも見られることはなく。
否。

あちらにいる二人の花には見えたかも知れず]

一緒に逝かないのですか。
辿り着く場所がどこでも。
私はこの手を離すつもりはありませんよ。


[艶の混じる硬質な声。
眉尻は微か下がっている]

…―わがころもでは
つゆにぬれつつ……

[小さく呟く。
りん、と現世が啼く度に
響いて常世もりん、と泣く。囁く歌。]

…… ――――


 ……私はイビセラの花
 言ってしまえば病そのもの
 今は
 人を喰らう力こそ無くとも

[同じ場所、同じ道を通る。
されど現世のひとには見えず]

 逝けるでしょうか。
 人でなくとも
 其の手が私を離さぬなら


[桜の傍らに、ざわめく気配。
冬の色は彼の内]

 ――

[櫻は
要らぬかどうか答えは無く。
ただ、現世で告げた言葉
彼に届いていなかったのかと、愁い混じる]


[駒鳥と、センターの人間がやってくれば
彼の傍にあった気配はなりを潜め息を殺した]


[届く鈴の音。
そちらを一度見て]

思うのならば、今は届かぬほうを思うと良い。

寂しいからですか。
貴方がなくのは。

その鈴の音は、貴方の涙のようです。

[見る視線は生きていた頃と同じ。色はなく。
けれども僧であったものとしての慈悲を浮かべる]


【人】 懐刀 朧

[涼やかな鈴の音が鳴る、
鳥の声を思わせるかのような。]

 …私の手の中で…咲け…

 ―――…華月…、

[―――…鵠…、
鳴る鳥の声、もう一つの名は口に出さず呼んで。

苔色から零れる雫に口付けて。
美しい、と囁くは自然と零れた言葉。
りぃん、布擦れの音と共にまた鈴がなく。

花が疲れて寝てしまうその時まで。
華月の花へと性急に強いることは最後までなく――]

(348) 2010/08/08(Sun) 02時頃

逝ける。
逝けぬなら、私も往かぬまで。

[足を止めて、空を見上げた。
欠けた満月]

ロビン、お前は私の花です。
こちらに来た以上、それはずっと。

お前が厭というまで。

[月の下、花の身に触れて、心の臓が時を止めたのと同じように、かき抱く]


【人】 懐刀 朧

[華月が寝たのを確認したのなら、
珍しいその毛色の髪を撫ぜて―――…
名残惜しむように、撫ぜて。


着物の乱れを直すと寝台から降りる。
……目的を、果たす為に。]


[先程まで花を慈しんでいた手が持つのは、
白鳥の名の花を討った、その太刀。]

(351) 2010/08/08(Sun) 02時頃

 ――…ボクの為に、染めた髪

[小さく呟く声、僅か。
これは聞こえぬ方が良い
きっと、彼にとっては]


[鈴の音に、主が声かけるを花は傍で控えている。
主が話すに口を挟むのは――
そう雛鳥に告げたのは、未だ昨夜の事。
足を止めた彼を見ている]

 ボクも……法泉さまの花
 ずっと
 切り捨てられる事は、無い?

[不意に視界が覆われて、腕に擁かれたのだと知る。
頬を胸に摺り寄せて、鍵爪の無い手が背に回る]

 厭などと、誰が謂うでしょう
 私は主さまの花
 人食でも良いと、選んでくださったのは主さま
 
 お傍に置いてください。
 共になら、奈落に堕ちても構わない


何故切り捨てると?
お前が私の花だという以上は――。

私の花はお前だけだ。

[摺り寄せられる頬。
頬に触れて、その眸は此方を向くのだと、向けさせて]

堕ちるまえにも。
もう一度歌を聴かせておくれ。
お前のその顔で。
私の為に、啼いてほしい。

[笑みを見せて、唇に触れる。
触れる感触は、生きていた頃と同じもの]


【人】 懐刀 朧

[光る白刃はよく研がれたもの。
その切っ先は胸元、鵠の瑕と同じ場所に宛てられる。

その切っ先が、迷うように揺れたのは一寸。

死を望みながらも、欲した二つの花。
この二つなら、何時かは高嶺を殺すのではないか。
そんな期待を込めて。
この二つとなら…高嶺であることも楽しいかもしれぬ。
そんな希望を…抱いて。
成った――…大事な、大事な…大事な、]

 ―――…蝶の姿に戻っても…
 ……花であった姿を偶には…思い出せ……。
 

(366) 2010/08/08(Sun) 02時半頃

[僧の慈悲。
届くのは、こえ。]


……、ないてなどいない。


[――――りん、と
小さな鈴の音。
眉はきつく寄せられて
けれど涙は流さない。
重なるように華月と、朧の会瀬を意識に重ねる。]


【人】 懐刀 朧


[…朝には、白鳥の血を。そして今、胡蝶の血を。

柄を握る手に力が篭められ――…
憂う黒檀に映るのは、高嶺に美しく咲く 紅の華。]
 

(367) 2010/08/08(Sun) 02時半頃

【人】 懐刀 朧

[高嶺の部屋に華が咲いた暫し後、
部屋から出でる太刀持つ血濡れの花主の姿に
屋敷の使用人が、劈く悲鳴をあげた。]

[高嶺の花主は紅の色を床へと落とし、
向かうのは己がもう一つの花の眠る場所へ。]

(368) 2010/08/08(Sun) 02時半頃

[見ている]

[感じている]

[願っている]


―――――朧さま、
……―――華月……


[己をきつく、抱いて。
震える肩、
―――りん、と鈴は鳴るばかり**]


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