47 Gambit on board
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―回想 城内客室―
[運び込まれた客室のベッドの上。
去っていくイワノフの姿を見る。]
(……待っ………クは……そん…な………。)
[運ばれる振動での半覚醒。
呼び止めようとする声は出ず、差し出す手を動かず。
それでも引き止めようとする朧な意識は磁力となり周囲の金属を揺らし始める。
それでも呼び止める事は敵わず。
異変気に気づいた兵が代わりに飛び込んでくる。
何を言っていたのか殆ど覚えていなかったが、緊急措置で拘束室へと運ぶ事の了解を求められ。
そこでまた、ぷつりと意識は途絶えた。]
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が。 そうであっても、寝台に置いてきた、というのは道理ではない。 一つ増えた問に、 イアンを見つめ再び、首を傾ぐ。
(78) 2011/03/28(Mon) 21時半頃
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[人のように、人らしさ、 感傷的な言葉に、表情一つ変えずに男が口にするのは]
人は機械にはなれますまい。
察するに、エンライ師団長は、己をそのように思い込んでいるようだが。それが感情の抑圧を招いているがゆえの、この結果だ。至極、人らしいことだと思われる。
[宮廷に赴いて後、ナユタの鷹はどうあったか、 さすがに制御室への同行はなされなかっただろうか。 姿を見送る背は、常のように折り目正しく]
……大して面白い話ではないな。
美しく見える理想も、 結局は汚れた手でしか掴めんという話だ。
[>>68 首を傾げる仕草につまらなそう表情が向けられる。 ――それは恐らくは常とほとんど変わらぬものであったが。 一つ頷いたその足は、彼を伴い第二師団館へとむいた]
(79) 2011/03/28(Mon) 21時半頃
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>>75 ………。 成る程?
[意外だったのか、眉を上げ虚空へ琥珀を彷徨わせて暫し沈黙した]
『それでは、バーンフィールド殿。 失礼ながら私室にお邪魔させて頂きますね』
[そう伝えてヨーランダの部屋を出た→イアンの部屋 テッドがまだそこにいるなら、簡潔に「バーンフィールド殿の部屋へ探しに行きます」と伝えるだろう*]
(80) 2011/03/28(Mon) 21時半頃
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― 研究室開発室 ― [返る敬礼が、緩やかな疑問視へと変わるのを見る 変わるのを見たが……]
…………?
[なぜか手をたたかれた。目を瞬かせる。 勘違いをされていることに気づいていない。 ただ、疑問のもう一つは イアンも、キリシマに思っていたことだった]
キリシマ師団長は、お一人で、 いかがしましたか……? 昨日の不調の治療、でしょう、か?
[はい、といいえ、で答えられるように 己が考え付くことを一つ、あげた。]
(81) 2011/03/28(Mon) 21時半頃
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ええ、かまいませんよ。 まだ、寝ていると思います。
[素手、ではなく槍の柄を使った。 実際、己が部屋を離れる時も意識はなかった。] [なので、ユ=シハの返る声にはそう返して。]
(82) 2011/03/28(Mon) 21時半頃
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こちらへと向けられた問いには、首を振り かけて、ふと思う。 彼に理解出来るよう説明するのは、困難なのではないか。 ならば、そういうことにしておいていいか、と 頷く。 なにか誤魔化した仕草とは、果たして気づかれただろうか。
(83) 2011/03/28(Mon) 21時半頃
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―少し前―
……そうか。
[ラミケシュの返答に、一つ頷いた。>>73>>74
帝政、皇帝となるのは一人。――制度上は。 そんな事を思って]
解った。こっちも見付かったら言う。
[そう残してヨーランダの部屋を離れた]
(84) 2011/03/28(Mon) 21時半頃
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―第二師団館― [夜も大分、更けていたか。 着けばまず、第二師団館への宿泊を勧める。 無論そこに監視の意味もあることは、 グレイシアにも伝わっただろうけれど。
同意が得られれば、その会話は明朝、 簡易な朝食と共に交わされることとなるだろう]
(85) 2011/03/28(Mon) 21時半頃
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[私室にあった家令は、一礼し、黙したまま書簡を手渡した。]
我が一族の領地は、 中立の自由都市連合に接している要所であることはご存知だろう。 交易都市は商いによって国を富ませる、戦というものはそう歓迎されたものではない。 戦争と言うのはいかに効率的に行おうと非生産的な行為だからな。
[書かれた書面をひらりと返す]
ハミルトン家では、自由都市連合を通して、 アウステラの反体制派に金銭的支援を行っている。 無論、金のからむ話、それは長期的に見た投資であり、平和の為などという理想論ではないが。 南も、一枚岩ではないということだ。
[手にしたそれは、アウステラの政治的情勢について述べられた、弟よりのごく個人的な書簡であった。こんな話は前置きに過ぎないのだけれど*]
(86) 2011/03/28(Mon) 21時半頃
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…………言えない、こと、なのですか……?
[基本的に、動作で相手の意思を組むしかない。 だから、動きの変更に イアンは本当の理由ではない、のと 本当の理由は己に、知られたくないのだと。 ただ、最初は否定しようとした、 そこから、ものすごい秘密でもない、とも思う。
ただ、上げた要素以外はちょっと思いつかなくて 眉を少し下げながら、首をかしげた]
(87) 2011/03/28(Mon) 22時頃
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―回想:第二師団医務室―
[足りない、そして己を諭すような言葉を掛ける”襲撃者”に苦笑を洩らす。
自身の身を護る術をという言葉といい。]
どうしたら貴方を満足させられるのでしょうね。
まるで咎められたいような物言いですよ。
私は貴方がこの行動に及んだ覚悟を、軽んじるわけではない。
だが皆の覚悟を確認せずにいられない気持ちも共感できるのです。
身を押して動く事が今回相応しくないと…?
戦場で、被害が最小限に済む為なら、貴方だって命に別条のない傷など問題になさらないはずだ。
これは、戦いです。意志の強さを問う戦いだ。
そして、貴方も私も兵士だ。―――そうでしょう?
私は師団長だからこそ、貴方の同僚だからこそ、今この行動を恥じても、悔いてもいない。
[力、をグレイシアの力を誤解したベネットに目を細める。]
能力のことを、私は『力』とは言わないのです。
意志力、生命力。
貴方自身のその強さと冷静さは、脳筋の多い15師団に於いていかに貴重なものであるか、ご自覚がないらしい。
そうそう…護身術位は心得ておりますが、貴方に不意打ちされて気づけという方が無茶というものです。
前線では貴方方に、護られている身ですからね。
[吐き出すように囁き返した言葉。笑み混じりに語るも、其れ以上を紡ぐ体力は残っておらず。
ベネットには流されたかもしれないし、そうだとしても言いきって満足して眠りに落ちた。*]
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―イアンの部屋へ―
[探し始めて程なく、ラミケシュからの報。>>80 解ったとだけ返し、廊下で辺りを見回して]
……合ってる、みたいだな。
[何故イアンの部屋と決めて探しに行ったのかは謎だが、 得心したように踵を返して合流に向かった。
部屋の鍵は開いていて]
いたか? ……ハッセ師団長!
[何故ここに、と思うのも一瞬。 気絶してベッドに転がされているのを、 ラミケシュと二人、救護を呼び拘束を解いた**]
(88) 2011/03/28(Mon) 22時頃
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―救護室―
[搬送されて半日ほど眠り続け、ロミオにより落とされた点滴が終わる頃、目を覚ます。
その顔色は元の血色を取り戻しており、傷口は僅かに痛みはあるが、ほぼ完全にふさがっていた。
驚異的な、非人間的な回復速度であることは明らかだ。
己が第7師団長の座につけた所以である。]
ああ、ロミオか、すまない。
流石に専用にブレンドしておいた奴は効くな。
ふふ、士官学校からやり直すなど、あんな面倒なことは願い下げだ。
どれくらい無理をしたら自分が死ぬのか位、第7師団長の私が心得ていない訳があるまいに。
[けれど、眉間の皺も周囲の苦言は己の身を心配してかけられたものであることもわかっていた。
ギリギリまで動いて、後は医務室に用意させておいた専用の能力増幅液での回復で賄える事は自分しか知らない]
……まあ、説明する余裕がなかったのは、悪かった、な。
[むしろさっぱりしたような表情で目覚めると、心配そうなズリエルに逆に容体をきき、割合平気そうと見れば血で染まった軍服から着替えるべくシャワーへと向かった。]
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同じように、首を傾げ、少しの間思案し。 制すように手を前に出し、首を振る。 気にしなくていい。 言えないこと、ではないけれど、彼が気にするようなことでもない。 頼まれごとを、頼みにきただけ。 それより、そちらはなぜここに。 とばかりに、イアンへと掌を向け、首を傾いだ。
(89) 2011/03/28(Mon) 22時頃
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―救護室―
[シャワーで血を洗い落とし、シャツとスカートのみ纏い、上着は肩にかけて戻ってくると救護室のベッドへと腰かける。
ふと視線を上げると、鉄格子が目に入った]
ああ、隣は拘束室だったな。
[ぽつりと呟く。]
さて、目出度く此処に監禁された私には最早どうすることもできないわけだが。
やれることはやった。後は皆がどうにかしてくれる。
[ベネットに信じる、と言った通り、信じている。
味方が護ってくれると信じねば、最低限の武装しか持たぬ衛生部隊は存分に力を発揮することができないのだから。]
どういう結末になるにせよ、
全部終わったら私はミッシェルと飲みに行くぞ。
[士官学校時代からの友人で飲み友達の名を上げて、うんうんと頷くのであった]
―拘束室―
…アン…ジェラ………――?
[酷い眩暈がする。
こめかみに手を当てながら上半身を起こす。
頭の両側の制御装置は不安定に揺れるも、今だ浮かんでいる。]
……待って……。
待ってアンジェラ……。
ちょっと……静かに…して。
[主が目覚めたのに喜ぶ鷹がばさばさと羽ばたき、隣りの救護室にも届きそうなくらいの鳴き声を上げ騒ぐ。]
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……わかりました、もう聞きませんね。
[そこまでの仕草をされてしまえば 無理に聞くものではないと判断して。 了解を口にし静かに頷く。 人に秘密の一つや二つや三つや四つ。 あって当たり前。
ついで傾げられた首。仕草に ああ、と疑問に思い当たる。 明らかに普段己が来る場所、ではない]
キリシマ師団長が単独で歩かれていたのを お見かけして……いかがされたのかと ただ、声をかけるタイミングを逸して そのままついてきてしまいました。
[口にすれば間抜けな理由で 些か照れながら手袋はめぬ 掌焼け爛れた右手で頭をかく]
(90) 2011/03/28(Mon) 22時半頃
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―第二師団館―
[>>79人は機械にはなれない。 ……機械のようなものには、なれるのかもしれない。 そんな事を思いながら。 人らしい事だ、と言うのには成程そうですね、と頷いて。]
――……。
[常と変らぬ表情を浮かべる紫眼を見る。 発した言葉は、己も思っている所ではあった。]
良いんですか?僕が、事を起こしている犯人かも知れないのに。 ……まぁ、例えそうでも貴方を襲う事はないでしょうけど。
[宿泊を勧められたのには、冗談ともつかずそう言って。 そうして翌朝、朝食と共に、会話の席についた。]
(91) 2011/03/28(Mon) 23時頃
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ええ。帝都に沿うように領地を持つグレイシアとは対照に。 ……反体制派、ですか。 それは、貴方の始めた事ですか。
[家督を継いだ話は知っていた。 白百合を、彼が継いだその日。彼が、失ったものの事も。 その事に関して、話した事はあったかどうか。
政治情勢の話には、ぱちりと瞬き。 そうして浮かんだ問いを投げながら、幕の開く映画の前のような気持ちで、彼の話の続きを待った。]
(92) 2011/03/28(Mon) 23時頃
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申し訳なさそうに眉を寄せて、頷いて。 続く答えに、数回瞬く。 いや、彼の昨日からの言動を考えれば、 なんらおかしな行動ではない、のだけれど。 返すべき反応はなにか、と式を展開し。 一番には、感謝と謝罪であろうか、と解が出る。 両手を合わせ、軽く頭を下げた。 なかなかに、汎用性に優れたジェスチャーである。
(93) 2011/03/28(Mon) 23時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/03/28(Mon) 23時頃
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そして、 はて、なぜ今日は手袋を纏っていなのだろう、とその手を見つめ、 記憶は中庭での出来事を巡る。 どこかへ失くしてきたのであれば自分の物を貸そうかと、 しかし何処へ仕舞ったのだったか、と服の至る箇所を探る。
(94) 2011/03/28(Mon) 23時頃
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[キリシマが行う仕草に静かに笑いながら 緩く、首を振って。 ふと、ここで立ち話もあれですかね、と思う。]
キリシマ師団長、この後何か御用事でも? ないならば、たち話もなんですし 宮廷に戻りませんか?
聞かせてもらえるなら キリシマ師団長が、今、どちらを、と 考えているか、お伺い、したいですし。
[そう言って、一歩歩を宮廷に向けてから 振り返り、ゆるく首をかしげる。 ……発覚したならば、あまり話せないだろうと 思えば、聞いておきたかった]
(95) 2011/03/28(Mon) 23時頃
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[ただ、ふり返ったところで、 キリシマが己の手を見た後 何か探している様子には まさか、己が臨戦態勢なため していない手袋を気にかけてとは思わず ゆるく首をかしげて、彼を見守る]
(96) 2011/03/28(Mon) 23時頃
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>>92
無論、陛下もご存知のことではあったが。
[問いを返されれば、一度頷き肯定を示す。 内乱に乗じて、南を平らげるか、あるいは真に調和を望んでか。 皇帝の胸の内は、語られることはなく、察するしかなかったが]
……そもそもおかしいと思わんかね。 休戦状態であるにも関わらず、前線でただ国境を侵すだけの小競り合いを繰り返すなど、南の戦略的意図が不明瞭に過ぎる。趣味で戦をするわけでもあるまい、そんな行為には何も得るものがなかろう。
威力偵察であるというのなら、当に大規模な戦争に発展してしかるべきだ。 しかしそのような動きは無い、戦争準備には物流が動く。 当然のことだが、兵に食わせずして、戦は出来んからな。
[その辺りの監視は第三師団も行っていることだ。 動きが見えれば対応は練れる、皇帝の傍らにあって聞かされた言葉]
(97) 2011/03/28(Mon) 23時頃
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[ ヨーランダがぐったりとした様子で運ばれてくれば、立ち上がり傍に寄り、様子を見る]
ヨーランダ殿…
………、
うん、大きな怪我はないようだな。
[ベネットの言を聞いて以来、さして心配はしていなかった。
己が大きな出血を伴う怪我を負わされたのは、矢鱈丈夫な体質故、ズリエルやサイモンの傷の程度を見ればそれは確信となる。]
………不器用な人たちだ。
[軍人とはそういうものなのかもしれない。
そうこうしていれば、に気づく。
この帝都で鳥の羽音が聞こえるような人物は一人しか知らない。]
……アンジェラ、おいで
[来ないかなと思いつつ、さして一生懸命呼ぶでもなく、鉄格子から少し離れたところで保存食のビーフジャーキーを振って見た]
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……さて、無意味な紛争を繰り返す、 情勢から考えられることとしては、
アスステラの王家の権威は、一度大幅に失墜している。 しかし、敵が外部にあれば、内は結束せざるを得ない。 つまり、目先の紛争で王家に対する国民の不満を紛らわせているのだろう。 あちらでは“予防戦争”などと言われているようだがな。 最も、20年間も得るもののない小競り合いを繰り返してきた無能な王など、国民に支持されるとは思わんがね、 ブルーノ陛下が戦を繰り返しても、国民の信頼があったは、 それに伴うだけの見返りがあってこそだ。
[ひとつ腕組みをし、告げること]
(98) 2011/03/28(Mon) 23時頃
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結論として、我々は選帝において、情勢を鑑みる必要など無い。 前線での衝突も同様だ、目先の状況は、大事の前に目を曇らせる。
和平か、大戦か。 選択は単純な基本に戻るべきだ。
(99) 2011/03/28(Mon) 23時頃
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両殿下のご意思は無論、諸国にも有名な話だ。 ランドルフ殿下が選ばれれば、 時間はかかるかもしれぬが和平の意思は伝わるだろう。 民というものは施政者が考えるほど愚かではない。
ヴェスパタイン殿下が選ばれれば、 それを我が国の総意として、南もそのように応えるだろう。
[パンにはパンを。血には血を。 それは自身のみならずまた、相手国にも当てはまるのだ、と]
――前置きが大分長くなったな。
(100) 2011/03/28(Mon) 23時頃
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