185 恋愛ラボ―橘の咲く頃に―
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
[思い出すのは「施設」での光景。
同じ学年の子がいなかった僕には、「お兄ちゃん」や「弟」。「お姉ちゃん」や「妹」は……まぁ、いたけれど。
横の繋がりなんてものは無かった。
友達について弟に相談されても、分かるはずがないし。
同じ学年の友達が欲しいと、兄に相談なんて出来なかった。
僕はいつも、顔に笑みをたたえて。
敵を作らないように、出来るだけ争わずに済むように。
そうやって生きてきたつもりだったから。
だから、何も持ち得ない。]
|
――夜・自室――
……
[結局、室内に木佐さんが踏み込んできて 最終的には嘘を謝る形になった。 今後、卒業が危うくならない程度なら 無理に学校へいくように促すことは無いという。 但し、何かしらの目標を探すこと。 それが条件だった。]
はぁ
[思わずため息が漏れてしまう。]
(6) 2014/07/21(Mon) 22時頃
|
マユミは、パソコンをつけ自身のサイトを開き、掲示板を閲覧し始めた。
2014/07/21(Mon) 22時頃
|
[目標が簡単に見つかるのならば こんなに無為に時間を過ごしたりしないだろう。 頭のてっぺんから足の先まで 面倒臭がりを絵に描いたような性格だ。 家にいる時間、一人の時間が一番落ち着く。
根っこが物凄い根暗なのは自覚しているし、 努力して明るく振舞う事は出来なくないけれど それも数時間過ごせばボロが出る。]
ァー
[書き込みをぼうやり眺めながら変な声を出した。 内容が暫く頭に入ってこなかった。 けれど、ただ一言。
男子大学生だ、という言葉に 少しだけ、ショックを受けた。 傷ついた、とかとは違う。 単純にこんな男性もいるんだなという驚きだった。]
(7) 2014/07/21(Mon) 22時半頃
|
|
投稿者:管理人 題名: 素敵です。 内容: ネット上で偽らずに自分を曝け出すって 結構難しい事だと思うんです。 ネットだけに限った事じゃなくて、現実も だったりするんですけどね…… でも、顔が見えないからこその部分が。
本当のあなたを未だ知らないのに 勝手に思い込んでいた私が悪いんですから 裏切ったなんて気持ちは全然ありません。 むしろ真摯な姿勢が凄く素敵だと思います。
(8) 2014/07/21(Mon) 22時半頃
|
|
正直な気持ちを言うと、男性だと知って 少し警戒するような気持ちはあります。 けれど、別に会いたくなくなる程ではないですよ。 むしろ私と会う事で裏切られたとか 期待外れとか思わせちゃいそうですけど(笑)
言いたい事はたくさんあるんです。 文面にすればするほど、少しずつ それが真意とズレてるように感じてしまって。 普段、人と会うのって得意じゃないんです。 私、出不精だし面倒臭がりだから。 独りの時間とか、ものすごくすきだったり。
けれど、あなたとは目を合わせて 話をしてみたいです。
(9) 2014/07/21(Mon) 22時半頃
|
|
ここでのやりとりの行き違いも 少しずつ生まれているズレも 顔を合わせられれば、 目と目を合わせれば、 伝わるんじゃないのかなって思います。
あなたにこの気持ちをなるべく 誤解のないように伝えたいです。
(10) 2014/07/21(Mon) 22時半頃
|
|
気持ち、伝わってますか?
(11) 2014/07/21(Mon) 22時半頃
|
|
――夜・廊下――
ん、っと
[簡素な服を纏い、室外へ出た。 とことこと音を立てて2階へ上がる。 人の気配があまりしないのは気のせいだろうか。 随分と静かに感じてしまう。 周囲を見回して、ひとつの部屋の前で立ち止まった。]
先輩。
[こつ、と鳴らす。 呼びかけて、暫しの停止。 返答は無い。]
いませんか
[少しの間、そこで佇む。 返らない、声を待ち続けて。]
(12) 2014/07/21(Mon) 22時半頃
|
マユミは、小さくため息をついて足を階下へと向けた。
2014/07/21(Mon) 22時半頃
|
――夜・玄関――
すぅ
[階下へ降りて、そのまま外へ出た。 玄関で空を仰ぐ。 いくつかの小さな星が煌めいていた。 双眸を伏せ、深呼吸する。]
目標。
[どうしようと考えるも矢張り浮かばない。 仮に自分に付き合っている人がいたとして。 きっと目標の無い自分は その人を目標としてしまうだろう。 目標という名の、言い訳。拠り所と言ってもいい。]
(13) 2014/07/21(Mon) 23時頃
|
[中学の時に、1人だけ付き合っていた女の子がいた。
後輩で、僕の雰囲気に惹かれたのだと言った。
幾つかの話をした。両親の話や家の話は…躱していたけれど。
傷をつけないように。笑えるように。僕としてはそう思っていた。
少しずつ、僕はバイトが。彼女は部活が忙しくなれば。携帯さえ持っていない僕との交流は、自然と薄いものになって。
気がつけば何事もなかったかのように、僕は中学を卒業していた。
同じ学年の中では「施設」にいることは秘密裏に流れていたから。
それはそれで色々なことはあったけれど。それは言っても仕方はない。思い出したくもないけれど。]
[後片付けをしながら、ご機嫌の鼻唄を歌って。
夏らしいワンピースに着替えて、お化粧もすれば。
あとはみっちゃんの用意を待つだけ――。]
……、
[――になって、栗栖は鼻唄をやめて。
楽しそうな様子は、急に静かになった。]
可愛いって、言葉も
むず痒いけど、嬉しいな。
[幸せの意味。幸せの理由。
彼女の瞳に自分が映ることだけが、ただただ嬉しい。]
――君と出逢えて、本当に、嬉しい。
うん。乾杯しよう!
[コーヒーカップを掲げて]
梨月。
"大好きだよ。"
[乾杯の音頭なんて思いつかなかったから
素直なありのままの想いを口にして
カップを、かつんと触れ合わせた。]
[そう言えば、と呟いて。僕は再び掲示板を開く。
映った言葉。その言葉の一つ一つに息が詰まる。
ドキリとする。
僕は最初の段階から、彼女に嘘をついているというのに。
会いたいと、彼女は発言している。
僕は僕で、言わなくてはならない事がある筈だ。尋ねなくてはならない言葉がある筈だ。
けじめを付ける、必要がある。
此処を、離れることが正式に決まってしまえば。直接の声を伝える事など出来ないのだから。]
1
2
3
4
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る