人狼議事


25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―

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[吐息混じる声
答える硬質な音に艶混じり]


 迷い迷うて ゆく先は
 秋の心 のみぞ知る

 愁い帯びて
 誰ぞ元へ 迷い込み

 降るは いくよの
 涙あめ


[節つけて、囁きうたう]


―――今だその場を動けず在る*


【人】 手妻師 華月斎

―本邸・廊下―

[刷衛の視線があがったのを合図に、間を詰める。
歩く動作に、りぃん――と、鈴が鳴った。

狭間の鈴の音もあるのだろうか、ないのだろうか。
あるならば、夢と現の音が重なり聴こえる者もいるのかもしれない。]

 刷衛様も明之進、調子わるいんでっか?

[漏れ聴いた言葉に、二人を心配する言葉をかける。
刷衛を見る眼も、主が彼を見た時と違い、常の色。

恨みをもっていないのか、それとも努めてか……―――。]

 刷衛様に願いごとあったんやけど、
 後にしたほうが宜しいやろか。

[向ける笑みは、穏やかに。]

(260) 2010/08/07(Sat) 22時頃

 ――そう謂えば
 主さまを、引き裂きはしたものの
 喰らって居らぬ。
 私も、彼らも
 
 どれ程、腹が減って居るやら……
 私はもう
 感じぬけれど


【人】 手妻師 華月斎

 そうでっか?ほなら遠慮のう……。
 そういえば、明之進の花主は刷衛様やったんね。
 最初の雰囲気やと、ちがうんかおもた。

[明之進が一歩下がり、刷衛の袖を握る様に、
微笑ましいといった声音で思い出したように告げる。
その後、苔色は刷衛の強面に向き直った。]

 刀を一振り貸して欲しいんですわ。

[相手が息を呑む理由を悟りながらも、
しれっと願いごとを口に出す。]

(268) 2010/08/07(Sat) 22時半頃

【人】 手妻師 華月斎

―本邸・廊下―

 花を蝶に変えるのに必要なんやわ。

[すかさず返る問いに、用意していた答えを返す。
それは、華月の芸を知っていれば、普通は手妻に使うものだと思うだろう。もしかすれば、舞の為に刀を求めたイアンと、同じ印象を与えるやもしれない。

その裏、真実は華月(花)を胡蝶(蝶)に変えるのに、必要という意味なのだが。それを知るは、高嶺のみ。]

 こんな状況やし、あかんやろか?

[裡を隠し、伺いをたてる青年の頭は、微かに傾いだ。]

(273) 2010/08/07(Sat) 22時半頃

【人】 手妻師 華月斎

―本邸・廊下―

[芸の為という言葉には、唯笑みを返す。
それは肯定ととられたか、否か。]

 もしよろしければ、やけど。
 ちぃと、わて急いでますんで、お腰のん貸してもらえますやろか?

[一緒に来いという言葉の後に、
刷衛が腰を見遣ったのを苔色は目敏く見つける。
それが、鵠を屠ったものだとは、おそらく本能で知る。

―――どうせ散るなら、双花に相応しく同じ刀で。

そう想うのは、感傷でしかないのだけれど。]

(282) 2010/08/07(Sat) 23時頃

 此処に居るよ。

[冬を呼ぶ声聞こえれば
冷たくも、何処か柔かな声はセシルの傍で囁く]

 何時でも、キミの傍(なか)に。


手妻師 華月斎は、始末屋 ズリエルの、問いかけに、今度ははっきりと是と答える。

2010/08/07(Sat) 23時半頃


【人】 手妻師 華月斎

―本邸・廊下―
 
 それがええんですわ。
 朧様をお待たせしとるんで。

[謂い淀む相手に、確信を深める。
引き抜かれる刀に伸びる手。鈴は手首にあれば、りんと鳴る。]

 無理謂うて、すいまへん。
 お礼は、また、何か考えますさかい。

 ほな、失礼します。

[あっさりと奪えてしまったそれを抱えて、
引き止められる前に、双花の片割れは踵を返し、
花達の棟へと消えて行った。]

(288) 2010/08/07(Sat) 23時半頃

 ボクは煙じゃないし馬鹿でもないけど
 付き合うよ。

[セシルの傍で微かな苦笑い
それから、仕方ないなと溜息。
触るなと釘刺す言葉は無く、
彼の内に宿るは、獣の血
彼の内に宿るは、冬の魂]

 もし、出来るなら
 ……屋根をつたって、逃げられたら良いのに

 孕んだなど、人間に知れたら
 どうなるか


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 手妻師 華月斎

 ちと、急がんとあかんか……。

[部屋につくと独り語ちる。湯殿に行くことは諦めた。
部屋に備え付けのあれこれで、身を清め、
新しい着物を身につける。
ちりり――手首で鳴る鈴。その手で最後に刀を掴み、腰に下げた。

次に、花としての品位を下げぬ程度の足早に本邸の食堂に向かう。白の茶器と、湯と、そして主が好む茶葉を抱えて去ろうとし]

 蓮茶も、持っていこか。

[りん――鳴る音に、虫の知らせのように思い出す会話。
本郷の謎かけの場に在った、主に尋ねるのも会話の種と。

また歩み始める足。
歩む間に間に聴こえる噂話で、知らぬ情報を埋めて行く。]

― →高嶺の部屋へ ―

(298) 2010/08/08(Sun) 00時頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2010/08/08(Sun) 00時頃


[姿見えぬ少年は、変わらず応接の間に。
主の傍に寄り添っている。
ここは狭間

宿る種が囁く声は、彼の内に]


[登る煙が、浄土への道しるべのよう。
穏やかに、哀愁帯びて伸びていく]

 ……

[物言わぬ気配はただ、傍にあるだけ。
無邪気に話すはセシルに任せ、空を見ていた
あの頃のように]


【人】 手妻師 華月斎

―高嶺の部屋前―

[戻ってきた場所。
中から声が聴こえれば、入っても佳いか判断に迷う。
流石に、喘ぎ声など聴こえれば別だが。

コンコンコン――と、ノックを小さく3回。
それに合わせて鈴も鳴る。]

 華月ですわ。茶持って帰ったんやけれど。

[入室の可否を尋ねるを付け足した。]

(302) 2010/08/08(Sun) 00時半頃

[花の傍に佇む。
生きていた頃より静かに。

けれど裡にくすぶるのは炎。

花が桜へと声をかけるのを、聞いている。
ここにいるはずの花の声が、桜がいるほうから響く]


 主さま……?

[傍ら佇む花は、主を見上げ首を傾ぐ]


[この心は何故こうも花を求めるのか。
身などなくなったというのに]

未練が一つ――。

お前の温かさを、もっとこの腕に感じたかった。

[色狂いだといわれたことを思い出し、ふ、と笑った]


【人】 手妻師 華月斎

―高嶺の部屋前―

 ほな、失礼しますわ。

[主の声に促され、身を室内へと滑らす。
黒檀の視線が、腰に佩いた刀に向かうのを感じる。]



[まさか、その言葉に返すのは、淡い笑み。
それは笑みに笑みを返す形になる。]

 本郷様が来られとったんですか。
 嗚呼、そうや、謎かけの答えの茶淹れても……―――

[本郷の姿を見止めて、紡いだ言葉は途中で途切れる。
一度、はたりと瞬く苔色。
眼差しは、本郷の退室を願う真意を問うように、主に注がれた。]

(314) 2010/08/08(Sun) 01時頃

 ……それは、ボクの?
 彼岸へたどり着いてしまったら、
 叶わない望みかもしれませんね。

[冬色の瞳が瞬いて
傍らの主を見上げる。

其の向こう
櫻に植えた種は、冬の気配帯びて
変わらず彼の傍に有りもする]


お前以外に、誰がいるというのですか。

[寄り添う花に回した腕は、やはり生前と同じほどの熱を感じることはなく]

たどり着いたら、――…たどり着けるのでしょうか。
もう、数珠も、落ちてしまった。

[床に散らばった数珠はいつの間にか片付けられていた。ゆるりと歩く。
傍らの花の手を引いて]


[熱はあるのかどうかわからない。
しなだれかかる身が
刳り貫き損ねた心の臓を胸の上から押さえる]

 この身も、この身が覚えた芸も総て
 主さまのもの。
 如何様にも、好きに愛でて良いんですよ。
 それが花の幸せ。
 ボクも……多分。

 ただ
 ……私は浄土へ行けぬ身
 数珠落ちても
 主さまは、ひとで 私は、獣

[冷たい雰囲気纏う幾らか幼い相貌に浮かぶ愁い。
手を引かれれば、少し驚きながらも後へ続く]


【人】 手妻師 華月斎

―高嶺の部屋前―

[本郷に伝えることが出来たなら。
謎かけの答えに用意したのは――蓮茶であると告げた。
果たしてそれは正解だったか、否か。]

 ……見られても、構やしませんけど。

[本郷が去った後、向けた眼差しに返る言葉に、
微かに苦笑いを浮かべた。
好きか嫌いかではなく、構わないと答える。
大概の事は、厭うことはない。]

 湯浴みは、すまへん。
 おそなったらあかんかと思って……。
 綺麗にはしてきたんやけど。

[そもそも湯殿には、人目を避けて行くことが多いのだと、
暗に背が原因だと零しながら、誘われれば素直に、
添い寝をしに主の傍へと寄る。]

(325) 2010/08/08(Sun) 01時半頃

[多分、という言葉にも。
 この身は震えている]

――何故、浄土にいけぬというのです。
病にかかったから?
人を食らったから?

人は、生れしとき既に業を背負っている。
それを返してゆくのが生者としての使命。

ですが。

浄土に行けぬのは私も同じ身。
業を返しきれず。お前に私を食らわせようとした。

[先を行く身で言葉をこぼす]


 私の病は、受け継がれるもの
 この世のありさまを、壊す
 そのために……酷いことを山ほど。
 業を返すどころか、増やし続けて
 
 ……主さまもおなじ?

[半歩後を手引かれながら
ふわり、雲の上を歩くような心地
柔かで
それで居て物足りないと思うのは
死しても欲が出るものなのか]

 一緒に逝けるなら、どれほど良いか
 今このように、手を繋いで
 何処までも


メモを貼った。


お前が犯してきたことは、お前の意思がそうさせたのか。
それとも、病であるからか。

――どちらでも、良いか。

[ふわりと。
応接の間を出て廊下を歩く。今は誰にも見られることはなく。
否。

あちらにいる二人の花には見えたかも知れず]

一緒に逝かないのですか。
辿り着く場所がどこでも。
私はこの手を離すつもりはありませんよ。


【人】 手妻師 華月斎

―高嶺の部屋前―

 そなら、お聴きにならんかったらええのに。

[問いかけの返しの返しに、笑いを堪えるように肩を揺らす。]

 わてのことは気にせぇへんでも。
 花として主様に、悦んで貰えるんなら……―――

[黒檀に宿る艶を移すように、苔色にも艶を乗せる。
刀は邪魔にならぬよう、腰から外し脇へと置いて。
押し倒されるがまま、己が身を寝台に沈め、
放った言葉を真実と示すよう、乱れぬ着物の背に手を回す。

りぃん――華月の右手首で、鈴が震えた。]

(336) 2010/08/08(Sun) 02時頃

[艶の混じる硬質な声。
眉尻は微か下がっている]

…―わがころもでは
つゆにぬれつつ……

[小さく呟く。
りん、と現世が啼く度に
響いて常世もりん、と泣く。囁く歌。]

…… ――――


【人】 手妻師 華月斎

[傷むを好む筈の身体は、
優しく触れられているのにも関わらず、淡く泡立つ。

それは、何が原因であったか……―――。

思い至るは幾つか。
時間をかけて慈しまれれば、
ホロリ――苔色から雫が一筋零れた。]

(339) 2010/08/08(Sun) 02時頃

 ……私はイビセラの花
 言ってしまえば病そのもの
 今は
 人を喰らう力こそ無くとも

[同じ場所、同じ道を通る。
されど現世のひとには見えず]

 逝けるでしょうか。
 人でなくとも
 其の手が私を離さぬなら


[桜の傍らに、ざわめく気配。
冬の色は彼の内]

 ――

[櫻は
要らぬかどうか答えは無く。
ただ、現世で告げた言葉
彼に届いていなかったのかと、愁い混じる]


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