人狼議事


254 東京村U

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【人】 硯友社 みょんこ

[少女の目が女を睨みつける。糾弾と反発の間、眼鏡の女は口を挟まなかった。]


 とりけせっていったり、
 返せっていったり、わがままさんねぇ。

[震えた声に、まるで小学生以下の子どもが、ままごとの母親役でもするかのように女はわざとらしく嘆息してみせた。]


 でも、そんなに言うなら、しかたないかしら
 いいわ、返してあげる

[子どもに駄々をこねられたかのように、女は"希望"をそのままにききいれることを約束した。──無自覚に、声での嘆願を"希望"として受け入れることを。]

(56) miseki 2016/10/08(Sat) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ




 少し待ってね。

[そういうと女は、机に置いていた自分のスマートフォンを手に取り、通話ボタンを押した。]

(57) miseki 2016/10/08(Sat) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[ ジッ 

      ザッ ]


 ああ、もしもし? 先生?


[ ザ ザザッ ]


 ええ、そうです
 病院のふたりの返却を


[ ザ    ジッ   ガッ ジジッ ]

(58) miseki 2016/10/08(Sat) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ




 ■■■で

 ええ、■■■■■

 ■■■■と、
 ■■です

 はい、ふたりともで───

 え?
 

(59) miseki 2016/10/08(Sat) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[ジッ  ザッ ガーーーー ピーーーーーー]



 ■ン仮ート?
 いえ、希望■■■
 ええ。です化らそのま間お願■■ます

 

(60) miseki 2016/10/08(Sat) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[近くの電子機器から、壊れたようなノイズ音があちこちから部屋に響き渡る。会話している女の声はその異音に上書きされて奇妙にゆがんで聞き取れなくなっていた。

もし耳が痛むのを耐えて発信源をたどれば、
耳は女の持つ携帯から
もっとも強く異音がしていることを聞きとめられただろう。

ずっとアンケートの回答の連絡に使っていた、
なぜか東蓮寺の電話をひとりきり受けることのできた
死んだはずの旧友につながった、
情報網の網に──噂に繋がる、その端末は
周囲に異常をばらまいていた。

やがて「みょんこ」という名札を下げた女は、
電話を切り、入間澪音のほうへと振り向いた。]

(61) miseki 2016/10/08(Sat) 16時半頃

【人】 硯友社 みょんこ




 これで、希望どおりのはずよ 

[そう言って──アンケートを通さないままそのまま希望が叶った旨を、女は少女に伝えた。周囲で起こっている異変に、一切気づきもしないまま、その中心に立っていた。]

(62) miseki 2016/10/08(Sat) 16時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

あんたの話がつまらない理由、話せば話すほどよく分かるよ。
あんた、人を見ていないんだ。
こうして話していても俺たちの事なんか見てやしない。
だから、言葉を交わしても意味が無いんだ。
通じてないみたいだから、わかりやすいように書き直してやるよ。

[先ほどのアンケートに取り消し線を引く]

(63) sizu 2016/10/08(Sat) 20時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

あの本がもし本当にあったことだとしても、そんな事信じてるヤツなんてほとんど居ない。
残りは、面白おかしく騒ぎ立ててるヤツと……。
本気で信じてるヤツだって、時間が経って誰も相手にしなくなれば別の対象に移っていく。
噂なんて、そんなもんだ。ああ、そんな話もあったねって。

[回答欄へと、荒々しく書き殴る。
そして、『みょんこ』へと払い飛ばした]

(64) sizu 2016/10/08(Sat) 20時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

ああ、書いてやるよ。
都市伝説として。
だから……。

[書き込まれていた文字は――
『こんなアンケートもうやめろ』]

忘れ去られちまえ、都市伝説。

(65) sizu 2016/10/08(Sat) 20時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

[リュックを右肩で背負い、玄関へと足を向ける。
と、同時に部屋の中へ響き渡る異音に眉をしかめながら振り返った。
音は、『みょんこ』の持つ携帯から発せられている。
ノイズ音の奥、どこかで聞いた覚えのあるざわめきが混じっている気がした]

――樹、先輩?

(66) sizu 2016/10/08(Sat) 21時頃

【人】 硯友社 みょんこ

[電話を切った女は、助手として紹介された女が
静かに口火を切るのに、黙って目を眇めた>>44]

……


 そうねえ。

[緩やかに相槌を打つ。
どこか肯定的にも響く音で。]

(67) miseki 2016/10/08(Sat) 22時半頃

【人】 硯友社 みょんこ



 悪魔になりたくないなら、
 それでいいと思うし。

 良識、常識、節度、…怖れ。
 呼び方はなんでもいいけれど。
 
 踏みとどまろうとする心は
 大事なものだと思うわ
 恐怖を恐怖として受け止められる心って
 とっても大切だもの。
 

(68) miseki 2016/10/08(Sat) 22時半頃

【人】 硯友社 みょんこ


 私は、私の望むことをするためになら
 悪魔と呼ばれようが、なんだろうが
 それで構わないけれど、

[笑みとともに、ぱちん。と手を叩く。]

 あなたたちにまで、そうなれとは思わないものね
 強制するのは、なんだってよくないと、思ってもいるのよ?

[これでもね。と笑むというには
角度の鈍すぎる弧で瞳孔が挟まれる。]

(69) miseki 2016/10/08(Sat) 22時半頃

【人】 硯友社 みょんこ


 怖い話のほとんどは、たとえ語り手が被害者にあわなくても
 必ず被害者がひとりはいて
 ハッピーエンドだなんていえやしないものが
 ほとんどだと思うけれど──


 趣味の不一致まで、どうこう言う気はないもの
 
[幸せな終わりを望むのなら、本当に恐怖小説が書きたいのかは、一度振り返ってみた方がいいと思うけれど。と、女はまったくもって余計なことを、編集者に向けて言った。
ひらりと一枚、紙が部屋に舞う>>64。]

(70) miseki 2016/10/08(Sat) 22時半頃

【人】 硯友社 みょんこ


 …… そう。信じてもらえないのは、
 とっても残念ねぇ

[現実と、空想をあくまで切り分ける作家らしい回答に、女はいくらか残念そうに──けれどしかたなさげに息を吐いた。リュックを担ぐ様子に、止める気もなさそうに、どうぞ。となんの変哲もないただのマンションのドアを指さした。]

 それでも、いっときでも。
 誰かに信じてもらえたら、それでいいのよ

 もともとそんなに読者は多くなかったんだもの。
 … 読んでくれたのも、
 笹本くんとたえちゃんぐらいだったから。 
 

(71) miseki 2016/10/08(Sat) 22時半頃

【人】 硯友社 みょんこ



 それじゃあ、とっても
 ── 楽しみにしていますね。

 東京村U
 

(72) miseki 2016/10/08(Sat) 22時半頃

【人】 硯友社 みょんこ

[そう女は木露の後ろ姿に声をかけた。

乱暴に取り消し線を引かれたアンケートがはらりと床に落ちる。

電話の音はもうすっかり収まっていて、
木露が振りかえるときには女は、
後ろを──ベランダのほうをふりかえっていた。]

(73) miseki 2016/10/08(Sat) 22時半頃

ヒナコは、こっそり|・)

waterfall 2016/10/08(Sat) 23時頃


ヒナコは、みょんこから逃げ出した!しかし、回り込まれてしまった!

waterfall 2016/10/08(Sat) 23時頃


【人】 トレーサー キルロイ

[言いたいことはもう十分に言った。
話を聞く必要もなくなった。
もうこれ以上、この場所にいる意味もない]

出目さん、澪音さん。
もう、帰ろうか。

[いつも通りの声で、二人へ言う。
もう振り返ることはなく、その部屋を*後にした*]

(74) sizu 2016/10/08(Sat) 23時半頃

ヒナコは、みょんこにひどくうろたえた。

waterfall 2016/10/08(Sat) 23時半頃


【人】 酸味探し ドリベル



[去りゆく彼は、耳殻にその音を聞いたかもしれない。
 部屋の扉が閉まった、後に。
 それは彼女の電話から漏れるに似たノイズだ。

 ただ、思い返せば言葉とも取れるような、
 気のせいとも思えるような]

(75) mimu175r 2016/10/08(Sat) 23時半頃

【人】 青い鳥 デメテル

……お邪魔しました。

[玄関で、ぺこり、と頭を下げる。
木露の裾を握り、逃げるように慌ただしくその場を*離れた*。]

(76) fb15k 2016/10/08(Sat) 23時半頃

【人】 営利政府 トレイル

─ 迷子の駅で ─

冷蔵庫が開いて?でもそれは”怖くはなかった”?

[あの家はちょっと怖かった。そう日菜子は言った。>>5:+8
それでも時々冷蔵庫が開いている、それは怖いというより不思議でしかなかったと。その違いが不思議で、東蓮寺は黙って少し首を傾ける。]

じゃあ、ずっと遊んで欲しかったのかな。
その、ハナコちゃんは。

[声を潜めても、やはり無駄らしい。
そう悟って普通の音量で問いかければ、肯定の言葉が影から返った>>5:+32

(77) dia 2016/10/09(Sun) 03時半頃

【人】 営利政府 トレイル

そうか。それじゃあ、ハナコちゃんは「あの家」の元々の住人じゃあないんだね。

[あの家、すなわち「事故物件」の。
だから怖くはない。だから大丈夫ということなのか。]


そっか……、うん。
分かった。ごめん、変なことを聞いて。
でも良かった。俺のこともだけどさ…。
君が連れていかれるなんてことになっても、やっぱり心配だし。

俺さ、日菜子ちゃんと同じ年頃の従妹がいてね。
新宿駅ではぐれて一人にしてきちゃったんだけど……
だから気になる、なんて言ったら勝手だろうけど、ね。

[澪音はどうしてるかな、と思う。
せめて鈴里から無事が伝わっていればいいけれど。
あれからやっぱり、スマホはどこにも通じそうにない。]

(78) dia 2016/10/09(Sun) 03時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[いつしか、目の前には登り階段があった。>>40
ハナコに導かれるまま、その階段を上っていく。
微かに”知っている”道のような気がしたのは、気のせいだろうか。]

え…。日菜子ちゃん、ハナコちゃん……?

[小さな影が日菜子の右から左に動いて、黒い影がもう一つ同じく生まれる。闇より黒く見えるその影に、日菜子の足が下がる様子が目に見えた。>>42

(79) dia 2016/10/09(Sun) 03時半頃

【人】 営利政府 トレイル

ハナコちゃん、君は、

[日菜子の視線>>41を受けて問いかける、言葉の先をハナコが口にする。>>42
こちらを向いたように見えた、その小さな影を少し見つめて、東蓮寺はこくりと一度頷いた。]

───…、分かった。

[そうして、僅か下がった日菜子の肩を支えるように腕を伸ばす。]

(80) dia 2016/10/09(Sun) 04時頃

【人】 営利政府 トレイル

行こう、日菜子ちゃん。

[促すようにして、階段を一つ上がる。
あの濃い黒い影は、なんだろう。分かりはしないが、日菜子がここにこうして来る理由となったモノ、即ちあのマンションの”住人”ではないかと何となく思う。
それでは影を置いていくのは正しいのだろう。それでハナコが共に残ることになるにしても。]

ハナコちゃんは、君を助けたいんだろう。
だから行こう。
君はお父さんとお母さんのところに帰らないと。

[止まった足>>43を促すように肩をそっと押す。
目が合えば、誘うように繋ぐ手を伸ばした。]

(81) dia 2016/10/09(Sun) 04時頃

【人】 営利政府 トレイル



(ここが、出口……、か……?)


[階段をもう一つ上る。光が急激に溢れて視界が白くなった。
その光に呑まれるように日菜子も、ハナコの姿も見えなく*なった──*]

(82) dia 2016/10/09(Sun) 04時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

 ハナコ、ちゃん、また会える?
 
[震える声で聞いたけれど、ハナコちゃんはただ笑っただけだった。
お兄さんに促されて、階段を登る]

 ハナコちゃん、最初に「助けられなかった」って言ってたの。
 悲しそうな声だった。
 だから、元から絶とうと、したのかもしれない。

 ……ママと、パパ。……うん。
 二人とも、心配してるだろうから。

[ざわめきが大きくなる。
それは知ってる、音]

(83) waterfall 2016/10/09(Sun) 09時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

 ――――。


[まぶしい、新宿駅の、看板、流れる人波、足音、アナウンス、話し声――。
お兄さんの視界から、私が消えていくのがわかった]

 お兄さん、私、まだ、……


[視界が、暗くなる。

今度会ったときは、ちゃんと名前を聞こう、そう思いながら、眠るように意識が落ちていく。


私が目覚めたのは、それから数日後のことだった]

(84) waterfall 2016/10/09(Sun) 09時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[それから、と言うのが正しいのかどうかわからない。あの見知らぬ駅にいた時間がどれくらいなのかわからないのだから。

ひょっとしたら、あの場所に何日もいたのかも知れない。

まどろみの中で、夢を見た。ママの呼ぶ声がしていて。

私がまだ小さい頃]

「ヒナちゃん、あそぼう?」

[目線より高いところに、その子はいた。
古い家屋、――祖母の家。母方の実家。

私はまだようやく歩けるようになったくらいの頃で]

「ヒナちゃんが遠くに行くの、寂しいな」
「みんな、いなくなるの」

[その子は、「私にしか見えない子」だった]

(85) waterfall 2016/10/09(Sun) 10時頃

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