47 Gambit on board
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―食堂―
[結局、日中以外の単独行動は止むを得ない、と言う辺り、 この位の時間は大概の師団長が一人で行動している、 そんな気がした。
連れ立っているようにも見えない距離を置いた二人組が、 宮廷の外に向かったのが窓から見えたかも知れない。]
(51) 2011/03/28(Mon) 12時頃
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イアンは、誰か着いてくるなら気配を消さない限り気付きつつも
2011/03/28(Mon) 12時半頃
イアンは、キリシマを見失わないために*振り返らない*
2011/03/28(Mon) 12時半頃
キリシマは、イアンには研究室を出たあたりで気がつくだろうか。
2011/03/28(Mon) 12時半頃
―回想:PJ―
[イワノフへと頷いた。
生まれたときから付き合い続けた体質だ。
休息を取り、不安定となっている精神と能力を安定させるべきだと分かっている。]
だけどボクはまだ話が…―――。
[くらりとした眩暈に言いかけた言葉が止まる。]
それは、答えじゃない。
貴方が襲撃者なら……――。
[ベネットの肯定でも否定でもない返事は聞こえている。
更に言葉を紡ごうとするが、話すどころか瞼を開けているのさえ、困難になっていく。
何故?最初から?
一服盛られたとしたら、この店に来て最初に唯一口にしたジュース以外にない。
イワノフを見遣るが朦朧とした意識は、疑問を口に出させることもさせてはくれず。]
……―――!
[完全に眠りかけた意識を、思わず身を引きたくなるような冷たさが引き止める。]
『 ――……僕、ですよ。』
夢現に聞いた言葉。
反射的に攻撃を仕掛けようとした為か、暴走が続いていた為か。
ぱり、と静電気が弾けた。
それ以上、自らを案じるアンジェラの鳴き声も師団長達の声もなにも耳に入らないまま、蒼灰を閉じ。
深い、眠りに落ちた――。**]
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―朝・屋根の上―
[深夜から酒も飲まずに――第6師団の部下と「会議」をしていた。通信機を使わないなら、雑音が少ない夜更けから早朝でなければ届かない。 現場に戻るのはいつになるか、あるいは戻ることが出来るのか、先行きは不透明]
…ム?
[朝陽が空を白く明けさせていくのを見届けて、降りようと屋根から下を見たとき、動く影――歩いていくキイアンを見る]
お一人か?
[いや、前方にキリシマの姿もあっただろうが。 暫し考えて、「声」を飛ばした]
(52) 2011/03/28(Mon) 13時半頃
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『ハッセ師団長殿。 お一人か?』
[ヨーランダへ送った声に、待てど応えはない]
……。
[軍服の襟を正すと、軽く跳躍して屋根から飛び降りた**]
(53) 2011/03/28(Mon) 13時半頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2011/03/28(Mon) 13時半頃
テッドは、中庭に出た時、屋根から飛び降りる影を見付けた*
2011/03/28(Mon) 14時頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2011/03/28(Mon) 14時頃
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―中庭―
[―木の葉が擦れる。 ―足の裏が地面を打つ軽い衝突音。
降り立った草地の手触りを感じながら、膝と踵を伸ばして直立する]
……ム?
[背がざわつく感覚があった。快か不快かならば後者。 煩い飛空挺の轟音でもなく、きつい煙草の臭いでもなく、蜜柑でもない――もっと根源的な気持ち悪さは、城内や会議室で何度も接近し憶えのあるもの]
(54) 2011/03/28(Mon) 17時頃
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ブランフェルシー第14師団長殿ー。
[振り向けばはたして食堂から中庭に出てきたらしい態のテッドの姿。朗らかな声をかけて尻尾を一つ振った]
ハッセ殿は朝食の席におられましたかな?
[真面目くさった顔で尋ねる。 聞かれなければ敢えて理由を言うでなく。何故と尋ねられれば特に隠さず率直に応じるだろう**]
(55) 2011/03/28(Mon) 17時頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2011/03/28(Mon) 17時頃
艇長 イワノフは、メモを貼った。
2011/03/28(Mon) 18時頃
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―中庭―
シハ師団長。
[建国祭で見た時から相変わらず、 会議室以外では屋根から現れる第6師団長に瞬き一つ]
いや、今朝は見てないが……何か用事か?
[ヨーランダの返事がなかったから? 護衛と監視をしていた筈のイアンが離れていたから? どの程度の事情が聞けたかによって、反応も違うが]
……部屋は行ってみたか? この状況だ、気になるなら探した方が良いかも知れない。
[そう提案した*]
(56) 2011/03/28(Mon) 18時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2011/03/28(Mon) 18時頃
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―回想:第二師団医務室―
[>>4:336 言葉に詰まるなんて、彼には珍しい事で。 一度、瞬きをした。]
そうですね。足りません。
問題を起こしたものを、咎めずに居るのは規律を乱す事になりますよ。身を押して動く事も含め。今一度、軍人として、師団長としての貴方の立場をわきまえて頂きたい。 倒れてしまえば、何も護れないでしょう。
……グレイシアの「力」を。 残したいとは、余り思えないのですけれどね。
[>>383>>384 告げる言葉は、どこか説教臭くなってしまったか。 力が必要、と言う言葉。の家系が代々出した力の事だと解釈し。 信じて欲しい、と。願うような言葉には、じっと瞳を見返したのみだった。]
(57) 2011/03/28(Mon) 19時半頃
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―回想:PJへの道―
拾う者があると。拾うを任せられると。 信じられるのならば、増えるのだと思います。
最小限の、血を。 流す事にも躊躇するなら、拾うを任せられると信じるのも難しいですけれど。
[そうして、目的地への>>387道程に落とされた言葉。 歩きながら、年若い同僚の顔を見る。 店に着けば、その会話は一旦途切れるのだろう。*]
(58) 2011/03/28(Mon) 19時半頃
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―拘束室―
[大部屋の中の個室のひとつ。
意識のないまま運び込まれ、簡易ベッドに寝かされる。
鋼鉄を編み込んだマフラーは一応武器であり、拘束室に入り磁力の恩恵を受けなくなると運搬が困難であるため取り外され首元にはない。
そして、昏々と眠るその胸の上には、主を護るよう近づくものを威嚇し続けている鷹の姿があった。]
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>>56
[用事か?と聞かれただけなら、いえ、と首を振り]
ただ、どちらにおられるのかと。 どなたかと共なら……おかけした声に返事がないのは不審と思いまして。
[部屋に向かう所だったと頷き、城内へ]
(59) 2011/03/28(Mon) 20時頃
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[それはいつの時分であったか、副官よりの通信が入る。 第二師団館に、ハミルトン家の家令が来ている、との連絡だった。無論、危急を要するものではなかったが――]
君も来るといい。 剣持たぬ戦い方を、一つ示そう。
無論、戦は戦だ。綺麗なやり方とは言いがたいが。
[ふと、考えたような間の後、眼差しはグレイシアを見やった。 同意があれば、第二師団館へと伴うつもりで*]
(60) 2011/03/28(Mon) 20時頃
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―ヨーランダの部屋―
[鍵が開いていると見るや遠慮の欠片なく入り込んで。無人の部屋をぐるりと見回す。 真顔で鼻を鳴らす]
…昨夜は戻っていないかも知れませんね。
[戻って行くヨーランダの両手は蜜柑の汁で汚れていた。 念入りに洗わなければ、拭っても匂いはそうは取れないだろう]
さて……
(61) 2011/03/28(Mon) 20時頃
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[瞑目する。
耳を澄まし、組んだ腕の指先で喪章に触れた]
『失礼、バーンフィールド殿。 ハッセ殿を最後に確認したのはどこです?』
[音を届けたとき、イアンはどこだったか。 耳元への声は大きく、だが平らかで緩く響いただろう*]
(62) 2011/03/28(Mon) 20時頃
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―回想 昨晩、『PJ』への道― >>58
……信じる条件が強さか?
[ディーンに向けて言っていたのを思い出し、>>4:331 呟いたのはごく小さな独り言で、聞かせる事を求めない。
果たして、どれ程が"最小限"と言えるのか。 ――敵を切り捨てる、 その視野が最小限の血で、それが強さなら。 思考は店の明かりが見えて途切れた*]
(63) 2011/03/28(Mon) 20時頃
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― PJから城へ ―
[担ぎ上げようとして気づいたことだが、ナユタは半端なく重かった。]
――……ええと、これか。
[そのマフラーをはがすのも結構な力がかかったのは間違いなく…。 そして、持ち運びなどできるわけもなく、そのままPJに置いてきた。]
本当に……。
[こんな力を持っておきながら、あれほどにまっすぐひたむきなのは、ワットがデキた人間だったからか。 だけど、思うのは、それでも早すぎる。]
君はもう少し、人のように生きてみるといい。
[それでも完全に人となれ、といえないのは、その身がもう既に、血塗れていること、それはナユタにしろ、この師団長はすべて、そうなのだと…。
わかっているから。]
(64) 2011/03/28(Mon) 20時頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2011/03/28(Mon) 20時頃
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―PJ―
[テオドールの憤り>>14。二人の会話は黙って聞いていた。 湖水は一度瞬き、鷹へと向けられる。
話…ええ。此方も。
けど、まぁ。 シェルベリ師団長には些か同情致します。
[>>話す事がある、と。そう告げるのには頷き返す。 言葉を落としながら、鷹と…戯れるような様子>>30は見守るように。 そうして、傍の男の顔を一度だけ盗み見る。 >>36カウンターへ、視線を向けている所だった。]
(65) 2011/03/28(Mon) 20時半頃
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護る、と言うのも。おこがましい話なのかも、知れませんね。
[ここに来る前。ゲイルと、テオドールとした話を思い出す。 呟きは、ごくごく小さく漏れる。
それに問い返されたとしても、何も答える事は無かった。]
(66) 2011/03/28(Mon) 20時半頃
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人のように生きる、とは。 どう生きる事なのでしょうね。
[眠るナユタにかけられた声>>65。 感情の揺れたような、表情をする訳でも無く。
自身をして、「武器」と言ったナユタには寧ろ共感できる所だった。]
彼は、「ひとらしく」は、無かったのでしょうか。
[「ひとらしさとは」。それも理解できぬ身であれば、ぽつりとそんな疑問も沸いた。]
(67) 2011/03/28(Mon) 20時半頃
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―→宮廷―
[>>392[宮廷に戻れば、ナユタの身柄は能力の制御されると言う部屋へ。 運ばれる身柄に、声をかける事は無く。 そうして、通信に答える声>>60、暫しの後に告げられた言葉にそちらを向いて。
ゆるり、僅かに首を傾げるような仕草。 一つ、瞬いて。]
それは。 面白そうですね。
[警戒の色は示さない。恐らくは、15師団の中で最も信を置いている相手。 誘いには同意して、第二師団館へと戻るディーンと共に。**]
(68) 2011/03/28(Mon) 20時半頃
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― 城内 ―
[城内、空いた客室にナユタを運び込んだ。 そこからのナユタの行動の詳細はわからない。 ただ、翌朝、もう彼は拘束部屋へ移動したと報告だけ受けるだろう。
もちろん、その夜にヨーランダをイアン襲ったこと、朝の段階ではまだ知らぬ。]
(69) 2011/03/28(Mon) 20時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/03/28(Mon) 20時半頃
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―現在 ヨーランダの部屋―
[ラミケシュと共にヨーランダを探しに向かった先、>>61 昨晩自室に戻っていないのでは、との言に眉を寄せた]
……それは。
[憶測を過ぎらせつつ、 どうやら彼(彼女?)には心当たりがある様子で。 行動を見守りながらも、こちらが近くに居ると、 落ち着かない所もあるかも知れないな、とも思う]
……シハ師団長は、第二皇子を推してるのか?
[そう言えば、はっきりと聞いた事はなかった気がした]
(70) 2011/03/28(Mon) 20時半頃
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― 城内 ―
[思い出すのは、ヨーランダにラミケシュのことを視てくれといった依頼。 人前で確認する内容ではないと踏んで、あえて、みなの前では問わなかった。
それを思い出して、ヨーランダは起きていないかと見回してみる。]
(71) 2011/03/28(Mon) 20時半頃
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[足元の影が、一つ揺れる。――少し苦い顔をして]
……もう少し探してみる。
[呟いて廊下に目を向けた]
(72) 2011/03/28(Mon) 21時頃
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>>70 [イアンの応えはまだなかったか、 ―テッドの声。やけに大きく聞こえる]
私ですか? そうですね……
[首を傾がせて、薄く瞼を開く。 テッドの影が動くのは見ずに]
私はヴェスパタイン皇子殿下を推す。国のため、民のため、私自身のため、我が同胞達のために。
[迷いなく告げて、]
なれど、皇帝になるべきは兄殿下だと、今でも思うている。
………これで答えになるでしょうか。
(73) 2011/03/28(Mon) 21時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/03/28(Mon) 21時頃
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こういうとき、私は軍人であって政治家ではないと思い知らされます。
師団長のほとんどは、個であり兵であり軍人で、政治家ではない。 それ自体何も悪い事ではないですが……
[ナユタが拘束されたことは聞いていて]
皆、己の我に囚われる。 国を想い、国の為動いても、我に拠って立つ故に良い結果を生み出せない。
……選帝会議を師団長達で執り行う機構は容易く機能不全に陥ると、これが終わったら皇帝陛下に奏上致しましょう。
[朗らかな声を紡ぎ]
探しに。そう…では、お気をつけて。 見つけたら貴殿にもお知らせ致します。
(74) 2011/03/28(Mon) 21時頃
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― 研究室開発室 ― [キリシマを追い、ついたのは どうやら研究室と思われる箇所。 己には縁がないヶ所を珍しげに見上げ、見渡し ……そんなことをしていて気づかれないわけがない。 キリシマは用を終えたのか 研究室から現れたところで、此方にきづいたようだ イアンはその姿に敬礼一つ。]
[ただ、その瞬間>>62が届く。 穏やかなれど大きな声は、 些か過敏な耳には大きすぎて ……返しが少々遅れた]
……ハッセ師団長ならば 朝、私の部屋の寝台で眠っているのを 最後に確認しております。
[隠す気はないから、正直に話した。]
(75) 2011/03/28(Mon) 21時半頃
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イアンは、勿論キリシマにも声は聞こえる範囲だろう
2011/03/28(Mon) 21時半頃
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近くにイアンの姿を認めたなら、敬礼を返し。 手はそのままで、ゆっくりと首が傾いでゆく。 なにをしているのか、 と、 なぜひとりなのか、 と、 問は二つ。 そのうちの一つの、解の半分はすぐに出るのだが。
(76) 2011/03/28(Mon) 21時半頃
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やっぱりそういうこと>>6だったのか、 などと見当違いな方向に理解し、手を叩く。
(77) 2011/03/28(Mon) 21時半頃
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