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[しんでる、と彼女の口からそう告げられれば
……そっか。
やはり、死んでるんだな。
[眉尻を下げて困ったように笑って]
辛かったろ。
言ってくれて、ありがとう。
[彼女の頭を優しく撫でる。触れられないとわかっていても、そうせずにはいられなかった]
【人】 水商売 タバサ[仕事を終え店から出ると、世界に白が溢れていた。街中が霧に覆われていたのだ。不気味に揺らめく霧は、何か意思があるように思えた] (39) 2013/08/03(Sat) 03時頃 |
【人】 墓守 ヨーランダ[事実を告げればお礼を言われ、頭を撫でられる。 (40) 2013/08/03(Sat) 03時頃 |
[生者と亡者では住む世界が違う。これ以上彼女を引き止めてはいけないだろう。だから]
好きだ、ヨーラ。
[それだけ告げて、微笑んで煙のように姿を消すだろう]
コリーン…家に戻るっていってたか…
[そういえばコリーンはどこに住んでたのだろうか。歌手になった、という話は噂で聞いていたものの、酒を飲まない自分は彼女の働く酒場に縁もなく]
…まあ、彷徨ってれば見つけられるか。
[ふらふらと村の中心部の方へ向かっていった]
【人】 墓守 ヨーランダ[聴こえてきた言葉に、白藍の眸を大きく見開いた。 (41) 2013/08/03(Sat) 03時半頃 |
[
何故だか、家路に着くまで誰とも会わなかった。そして、家に月ドアノブに手をやると、]
………へ…?
[ノブが掴めず、スカッと通り抜ける。よく見ると、ノブの色と比べて自分の体が薄い。夢でも見ているのだろうか。扉に手をやれば、腕が通り抜ける。女は恐る恐る扉をすり抜けた。]
……通った……
[夢だと思いながらも、自室へ迎えは嫌な予感がしてならなかった。自室の扉は少し開いていた。その隙間から、人間の足が見える。胸に衝撃が走る。吸い寄せられる様に扉を通り抜け中に入れば、]
……うぅっ!
[女は口に手を抑え、勢い良くその場に座り込む。目の前には、ベッドの上で冷たくなって横たわる”自分の姿”。
それを見て、全て思い出した。
朝になって彼を探し歩いていると、”ヘクターという男が、今朝死刑にされたらしい”という言葉を聞いた。嘘だ、と思いながら全速力で教会へ向かう。(嘘でありますように…っ)と願って、村長の挨拶も無視して、裏にある処刑場へ。そこには]
【人】 墓守 ヨーランダ[今の消え方なら、まだどこかにはいるようだけれど、それでも彼の姿が見えなくなればその場に崩折れる。 (42) 2013/08/03(Sat) 03時半頃 |
―― ヨーランダの目の前から姿を消す前 ――
[私も、という言葉が確かに耳に届いて]
……そっか……
[今はもう流れない涙を流して幸せそうに微笑んだ]
メモを貼った。
ー回想・早朝ー
[処刑場に入る。無惨に吊された”彼”がそこにいた。上手く歩けないが、それでも彼の側へ]
…う…そっ…うそよ〜〜っ…
いや…いやあああぁぁぁ〜〜っ!!
[その声は処刑場に木霊しただろう。涙が後から後から流れる。
やっと会えたのに、もう彼は動かない。もう、その口は嘘も真実も語らない。女は彼の手を握り締めた。もう動く事のない手を]
……あの時っ……貴方の手を…とってれば……
……何か変わったのっ……ううぅっ……
[彼の手に縋っていると、村長と教会の人達に取り押さえられる。女は嫌だと暴れるが、掴まれ教会を追い出される。扉を力無く叩くが、何か思い詰めたように立ち上がり家路に急いだ]
【人】 水商売 タバサ[宿への帰り道を歩いていると、ずーと暗い顔をしていることに気付く。空回りでもいいから元気を出そう試みる] (44) 2013/08/03(Sat) 04時頃 |
ー回想・早朝 教会→自宅ー
[女の考える事は一つだった。
捜していた”彼”は見つけた。もう、会えないなら…]
会いにいけばいい…っ
[女は誰に話し掛けられても、聞かず真っ直ぐ家へ向かった。
家に着き、寝室へ向かい棚の置いてある薬箱の中から錠剤が入った硝子瓶を取り出した。昔使っていた睡眠薬だ。洗面所で水をグラスに入れ、それらを持ってベッドへ座る]
…今、いくわ。
…今度こそ、捕まえて…やるから……
[女は泣いていたが、笑顔だった。それは、まるで好きな人に会えるのを今か今かと楽しみにしている顔だ。死を恐れている様子も無く、蓋を開けて薬を煽り、水で流し込む。それを何度も繰り返し、視界がぼやけてくれば、瓶とグラスをそのまま投げ出し、倒れこんだ]
……ヘクター……
[残像の彼に手を伸ばす。だが、その手は勢い良く下がる。
女は、永遠の眠りについた。彼に会える事を願って。]
【人】 墓守 ヨーランダ[尻餅をつく彼女の手をとり、起き上がらせる。] (45) 2013/08/03(Sat) 04時頃 |
ー現在ー
[自分の姿を見て悟る。本当に自分は死んでしまったのだと。自分を見つめながら、考えるのはヘクターの事だった]
あれ?…そう言えば、ヘンな事言ってたケヴィンも
もしかしたら……
しかも、触れたし。
[ヨーラは、どうだろう。分からない。しかし、お取り込みのようだったので、後で聞けばよいか、と完結する。
自分でも驚く程の落ち着きようだ。女は自嘲気味に笑い、家を後にした。
もしかしたら、捜せばヘクターに会えるかもしれない。そう願って]
[ブラブラ歩いて(?)いたら、前方にいきなりコリーンが現れた。よう、と片手をあげて挨拶して]
ヨーラに聞いたんだが、俺ら死んでるらしいぞ。
[まずはそう伝えた]
メモを貼った。
メモを貼った。
メモを貼った。
[宛もなく歩いていれば、ケヴィンが現れ
うん、知ってる〜〜♪
さっき…自分の見ちゃった……
[力無く笑う。そして、すぐさまハッとする]
ヨーラは!?ヨーラも死んじゃったの??
[ヨーラもそうなのか?という問い掛けには首を振って]
いや、多分ヨーラは…
俺たちみたいのが見えるんじゃないか?
[墓守だし、と根拠のない自信を持って答える。それよりも、自分のを見た、という発言だろう。今突っ込まねばならんのは]
待て、自分のって……
お前まさか、人狼に?
[
そんなんだ…良かった〜〜
[人狼に?と聞かれれば]
私は、……違うわ…。
[自殺と言うのは、憚られ]
好きだった人が、処刑の対象になって…その…
後を追ったの……
[事実だが、改めて口にすれば何て理不尽なんだ。彼は、人狼だったのか。いや、何でも構わない。また会えるなら]
ヘクターって人……知ってる?
【人】 受付 アイリス―朝― (46) 2013/08/03(Sat) 11時半頃 |
【人】 鳥使い フィリップ―― 霧の中:踊る子馬亭前 ―― (47) 2013/08/03(Sat) 11時半頃 |
【人】 受付 アイリス[朝食をとってしばらくすると、また教会の鐘がなる。きっと、また人狼が現れたのだろう、そして処刑の結果も…] (48) 2013/08/03(Sat) 11時半頃 |
【人】 墓守 ヨーランダ[雨乞い…いや、晴れ乞いかもしれない。とにかく奇妙な行動をしていた女性の名前は確かフィリップ[[who]]だったっけ。 (49) 2013/08/03(Sat) 12時頃 |
【人】 墓守 ヨーランダ―― 踊る仔馬亭前 ―― (50) 2013/08/03(Sat) 12時半頃 |
【人】 奏者 セシル[ステージが終わると彼女に声をかける。 (52) 2013/08/03(Sat) 12時半頃 |
【人】 店番 ソフィア――二日目:踊る仔馬亭・裏口→店内―― (56) 2013/08/03(Sat) 13時半頃 |
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