3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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― 南棟1F廊下 ―
ドナ、……ッ、 ぁ、
[折った膝、背に走る、つめたいもの。 ぞろり、ととけた 身体 振り向いた、肩に]
(――さみしいよ)
ッひぁ…!!
[崩れた顔が、見えた。]
(48) 2010/03/01(Mon) 02時頃
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[背に感じた違和感は一瞬。 聞こえた声に辺りを見回す。姿がないのを確認してから、図書室の扉を開けた。
古びた、本の匂い。
誰もいない、図書室。
明かりは、無事について目当ての棚へと向かう]
(49) 2010/03/01(Mon) 02時頃
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[襲ってきていたのは、激しい痛み。 まるで異形の音達が刃となって耳を襲い、作り変えるような。 それは完全に変態が終わるまで続いて]
あー………
[反応がしばし鈍い。 噛みすぎた顎をどうにかこうにか動かしてまずはこくこく頷いた]
はい、聞こえてます、多分。うん。多分。
[痛みに思い切り潤んだ目を指でこすりながら曖昧な返事。 耳に暖かなものが触れた気がした。 その感触はまるで自分のものではないようで、特に抵抗はしない]
………つばさ? あー、でも、いいな、うん。
せんせ、音が聞こえなくなりました。 いや、聞こえてるんですが、聞こえてるのは間違いないんですけど、そうじゃなくて。こう、静かになって万々歳です。
(50) 2010/03/01(Mon) 02時頃
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( フフフ )
サイモン、 どこいったの?
( ケラケラ )
(@3) 2010/03/01(Mon) 02時頃
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[ディーンの異変に気づくとの異変に気づくと、 ハーブティーの入ったカップを床において]
ディーン!ディーン!!
[頬を何度も叩いて意識をこちらへと戻そうと。]
(51) 2010/03/01(Mon) 02時頃
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[自分のいる世界をあらわす言語能力は酷く低い。 それでも嬉しそうに笑って言葉を重ねた]
[近くにある相手の目に、すみませんと会釈して、そしてまた頬がほころぶ]
(52) 2010/03/01(Mon) 02時頃
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[黒い影。 見覚えのある顔が 顔が。 顔が、 顔が――]
や、 …っはな れ ろ、 おま、えはもう、 死ん―― (―――しんでなんかいないよなにいってるんだ つれていってくれよひとりは さみしいさみしいさみしいさみしい)
[わらいごえが、聞こえた>>@2]
(53) 2010/03/01(Mon) 02時頃
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【サイモンRP】
[セシルの肩にぬるりと手を回す。]
ああああああああうううううううう
さみしいいいいいよおおおおおおおおおおお
ああああああがああああああっがああがあ
どおおおおしおおおおててええええええ
おれんだけえええええうあああああああああ
/*
村たてがいるときのみサイモンRPまわします。
(#6) 2010/03/01(Mon) 02時頃
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− 南棟1階女子トイレ→ −
[体の震えがおさまってから、衣服の乱れをなおした。 水は多少濁っていただろうか。構わずに顔や手を洗う。 髪も乱れていたので編み直して、外へ出た。
そのまままっすぐ歩こうとするが、 気まずさのためか、足が止まる。]
(…でも、逃げちゃ駄目。)
[ビー玉を握りしめながら、保健室の方へと。]
(54) 2010/03/01(Mon) 02時頃
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― 南棟1F東側廊下 ―
[左眼の違和より、膝を折るセシルに両目を眇める。]
喉、乾いたのか? 遠慮せずに、飲めば……ー―――
[吸血衝動が晴れたとは知らないドナルドは、セシルとの間を詰めようとして
―――……サイモンの姿は、ドナルドにも見えるものなのだろうか。
どちらにしても、吸血衝動ではないと、悟りはするか。]
(55) 2010/03/01(Mon) 02時頃
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[焦点の合わぬ眸>>40に泣きそうになりつつも堪える。
今彼にかけるべき言葉はなにか。 思案するだけで単語はするすると逃げていく。 頬を叩くラルフの横で、じっと何も出来ない。]
――…ね、ぇ
[搾り出した声は彼に届かぬか。 それでも俯くことは出来ずに]
(56) 2010/03/01(Mon) 02時頃
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【サイモンRP】
>>53
あああああ
[びとりとくっついて、血塗れたシャツを掴むような仕草で…]
なにいいってうのをおそおおあおおおお
おおおおれえれええしんで
しんでなああ
さみしいいいいいよおおおおおおお
/*
サイモンが憑いていることが本人、周りが見えているかどうかはその人によって自由です。
見えてもいいし、見えなくても構いません。
(#7) 2010/03/01(Mon) 02時頃
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[蹲って耳を塞ぐ。]
いやだ…!!! いやだ、いやだ、黙れ…!!!!!
[ドナルドの、左目が、映したことも 何も分からない、恐怖が、痛みが、伝わる。 引き裂かれたものの――怨嗟の声。]
いた、 ッ……い、 サイモン、お前は、死んだ、 ――ん、だ…!
[間を詰められても、身を引く余裕は、ない。]
(57) 2010/03/01(Mon) 02時頃
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−北棟 西階段踊り場− [>>43 左の、目。 顔は背けたまま、肩が揺れる。押さえている左手に汗が、滲む。]
…… ッ。
[どうなっていた、と、聞けず。 保健室に取りに行ってくれると言う、その言葉に
暫しの逡巡の後、息を吐いて。]
ごめん。
…… お願いしても、いいかな。
[携帯のアドレスを交換して、彼の気配が遠退くと。 まだその場に蠢く闇のある踊り場に腰を下ろした。]
(58) 2010/03/01(Mon) 02時頃
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[知らない] [自分は知らない]
[耳の変質と共に、その耳に届かなくなった異形の音]
[それは、音がやんだのではなく] [音を受け取るのをやめたのではなく]
[音を貯めることにしたのだと]
[知らない]
(59) 2010/03/01(Mon) 02時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/01(Mon) 02時頃
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[肩に触れる手の感触はあたたかくて、それがこちら側へ繋ぎ止めているのかと思った。
ただ、怖くて怖くて、息がうまくできなくて。あちこちが痛むのすら忘れてしまうほどに怯えて。 過呼吸が止まらない。苦しくて苦しくて仕方がない。ぼおっとした頭でカップを渡される。指先がまだ、震えていた。]
(60) 2010/03/01(Mon) 02時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/01(Mon) 02時頃
華道部 メアリーは、風紀委員 ディーンの肩口を優しく撫でた (07)
2010/03/01(Mon) 02時頃
奏者 セシルは、血塗れのシャツを掴んで、首を横に振った――(06)
2010/03/01(Mon) 02時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/01(Mon) 02時頃
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[サイモンは死んだ そう聞こえて 目を開ける]
サイモン…は 死んだの?
[そういっているのはセシル。自分の側にはドナルドがいた。額に手を当てて首をふる。目をパチクリさせると]
---体、あの疼きが収まってる
[ほぅと大きな溜息をついた]
(61) 2010/03/01(Mon) 02時半頃
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― 南棟1F東側廊下 ―
[本来見えない筈の左眼が、はっきりとサイモンの姿を捉える。 ただし、右眼は見えずに、視界がぶれる。]
―――……っセシル、気をしっかり持て!
[はっきりとサイモンが死んだことを、ドナルドは今初めて知ったか。蹲るセシルの血濡れたシャツを掴むサイモンに片手を伸ばす。引き離そうと。
近くに元恋人のフィリッパもいることから、そっちにも被害がいかないかと気を揉んだ。]
(62) 2010/03/01(Mon) 02時半頃
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…あぁ……ぁ…… [カップは震える手からとりあげられたか。 左手は自分の喉を握りつぶそうとするかのように爪を立てて、 そのままかくんと失神する。]
(63) 2010/03/01(Mon) 02時半頃
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長老の孫 マーゴは、保健室付近で、セシルの叫びに気付くだろうか?**
2010/03/01(Mon) 02時半頃
問題児 ドナルドは、左眼と右眼の見える物、視力の差に頭痛を覚え―――(02)
2010/03/01(Mon) 02時半頃
文芸部 ケイトは、奏者 セシルの前に 突然姿を見せて―――
2010/03/01(Mon) 02時半頃
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みーつけた
(@4) 2010/03/01(Mon) 02時半頃
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― 南棟1F東側廊下 ―
い、ぁ
――いやだ、
[ピッパにまで、気が回らない。 ドナルドの服を掴み、しがみつく様にしても サイモンの身体は離れない。 後ろを向けない。纏わり憑く。]
いやだ、いやだいやだいやだいやだ…!!!
[四肢が痛むのは サイモンが引き裂かれたときの痛みか。]
(64) 2010/03/01(Mon) 02時半頃
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― 北棟一階から南棟へ ―
[階上の連中は大丈夫そうだった。 スティーブンからオスカーを頼むといわれ、オスカーが降りてくるのをしばし待つ。]
大丈夫だったか?
[オスカーが降りてくれば、その頭をぐしゃと思わず撫でただろう。 そして、保健室に行く言葉には頷いて、 自分も血塗れた服も着替えようと南棟に向かう。]
(65) 2010/03/01(Mon) 02時半頃
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―体育館脇―
……、
[触れてみたけど、なんともいえない。 とにかく、これが彼の耳であることは間違いないのだろうけれど。]
静かに? やっぱり何か聞こえていたの?
[不安はまだ声ににじんでいた。 でも、この事態は彼には行幸だったのだろうことは、その重ねられる笑顔と言葉でわかったので一応は安堵した。相当目立つことは間違いないので、級友たちはきっとうるさくなるのではないか、なんて思ったけれど。]
――…とりあえず心配かけた人たちに大丈夫、って伝えなくちゃなのね。やっぱり保健室、なのかしら。 とりあえずそちら方面にいけば、いいわよね。
[誘って歩き出したけれど。 あの部屋の隣は用務員室だったことを思い出して、胸を押さえた。]
(66) 2010/03/01(Mon) 02時半頃
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― 南棟1F東側廊下 ―
[>>62ドナルドの叫び声に振り向いて]
セシルにはまだ血を欲してるの? セシル気をしっかりっもって! 頑張ったら ケイトの友達っていうの・・・絶対抜けるから
[ドナルドがいっているのは吸血行為の事だと思っている]
(67) 2010/03/01(Mon) 02時半頃
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― 南棟1F東側廊下 ―
[どくん]
[今までにない 恐怖が はしり、強張る >>@4]
(68) 2010/03/01(Mon) 02時半頃
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【サイモンRP】
>>64
なんでそんんんんなにいににににい
嫌ががががってるうううんんだあああああよおおおおおお
おおおおおおれおおおれおおおれおおおお
ああああああいだああああいいいいいいああああああああああ
[セシルの背中の上でサイモンが頭を抱えて喚く。]
おれをおおおおおおおおいやがるなぁああああああ
(#8) 2010/03/01(Mon) 02時半頃
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[失神する様子に目を瞬かせるが、身体が傾げば受け止めて。 喉に爪を立てている左手を、ゆっくりと優しく離していく。]
……また後で、淹れてあげるから。
[とてもとても優しい声音で囁く。 きっと、彼には届かないけど。]
(69) 2010/03/01(Mon) 02時半頃
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ッ、ぁ ぁ、――ッ…!!!
[いやだこわいくるなころされるころすころされる それはサイモンがケイトに抱く恐れ 伝染して叫びがいやがるないやがるな うるさいうるさいうるさい、うるさい]
いや、 に きまって る いた、い、 いた…ぁ、ああ あぁああ…ッ!!
(70) 2010/03/01(Mon) 02時半頃
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【サイモンRP】
[そして、ケイトの姿を見ると、サイモンもそれまでnない断末魔の叫びをあげる。]
ぐああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
(#9) 2010/03/01(Mon) 02時半頃
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そんなとこにいないで
こちら へ おいで。
(@5) 2010/03/01(Mon) 02時半頃
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