129 【DOCOKANO-town】
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[少し無茶をしちゃったから…そういう理由で ホームステージで待つ作戦に
ライトニングのホームステージの補正は 『憂父からのほんのちょっとのおせっかい』 ―雷神トールが男勝りな娘ライトニングを心配して ホームでは余計なお世話で娘を見守っているという設定]
(101) 2013/07/11(Thu) 16時半頃
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[先ほどから床彼大学体育館の天井には黒々とした雲が雲が立ち込め 時折眩しい光を放ちながらゴロゴロと大きな音を立てている。 建物の空気には静電気がチリチリと舞う
ステージの補正:斧槍からの魔法攻撃雷の威力をほんの少し(ランダム数字)であげるらしい**]
(103) 2013/07/11(Thu) 16時半頃
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― 床彼大学・音楽講堂(5d回想) ―
[ 明之進とヴェスパタインの戦闘はほぼ黙って見ていた。
時々、講堂内の壁だの床だのに損壊が見られても
特に気にすることはなく。
どちらかといえば興味があるのは二人のメンタリティ。 ]
……
あいつらよく戦えるな。
明之進に至ってはヴェスパタインの色すらわからんのに。
ナユタは一体あいつの何なんだ。
[ しかし、ヴェスパタイン視点で見れば
ナユタの味方をする明之進はほぼ、白だろう。
それでもこれだけ躊躇なく戦うということは
彼は紅なのかもしれない。 ]
[ いや。
彼らは戦闘を楽しんでいるようにすら見えた。
――――元々、ロクヨンが好きで入ってきているだろう連中だ。
戦うことそれ自体は楽しいのだろう。
自分もそのはずだった。
ヴェスパタインの毒舌に時には苦笑しつつも、
二人が追いかけっこをするように何処かに消えるまで
眺めていた ]
[ ”このロクヨン”で、ラルフはまだ誰も殺していない。
いつものロクヨンであれば、
相手が戦闘準備OKであれば、いつだって
楽しんで戦うことができた。
炎を吐いて架空の敵をなぎ倒して
『YOU WIN!』の文字が出る瞬間の至福感――。 ]
[ ここは何かが違う。
相手キャラクターを破壊することが躊躇される
その違和感の正体にまだ気づけず、
一人悩み続けて
そして――――彼が来た。 ]
― 床彼大学・音楽講堂(5d回想後半) ―
[ アラートと共に現れたのは、黒豹ジェームズ。
場の空気が一瞬にして変わる。
立ち姿だけでも流れ出るオーラ、
相当に強いのだろう。
何の前触れもなく話しかけられれば、
こちらも挨拶なしに会話を投げる。 ]
……そうだな、芙蓉はそういう人だ。
[ 舞台に上がってくるジェームズ。
それでも動かずに、続ける。 ]
守れてないけどな。
自分でもどうしてああなったのか分からない…
紅に移れば彼女と戦うこともあるかもしれないと
最初は思っていたくらいだし。
[ 紅に移れば、の部分の意味は、
ラルフを白寄りと思っているであろうJMSには
通じていないかもしれない ]
でも、俺は所詮人間だ……
このラルフは……中身のない、戦闘人形のラルフじゃない。
ログアウト出来ないこのロクヨンで、
戦うことの意味もわからないまま流されて
仲間を失いたくなかった。
[ 今はっきり、芙蓉のことを『仲間』と呼んだ。
ジェームズを取り巻く空気が一気に変わる。
叩かれた鍵盤は戦闘開始の合図か――、
舞台袖から飛び出してきたバイクを、
モップを軸にして飛び、躱した ]
[ バイクの轟音が音楽講堂に鳴り響く。
隙をついて黒豹に変化したジェームズの咆哮が
ステージの上で反響して、
まるでミュージカルのようだった ]
――、あんたは、やるしかないよね。
運営だか何だかに、紅とバラされているのだから。
[ 完全に味方と信用できる相手以外は――
戦っていくしか、ないのだろう ]
炎上乱撃…っ!!
[ 喉元に飛び込もうとしてきた黒豹を、
ギリギリのところで躱して炎のモップで滅多打ちにする。
黒豹の毛並みは黒く輝き、燃えることもない。
火の粉を払いながら再び向かってくる。
もしここでやられたら―――どうなるのだろう? ]
[ いつの間にか客席にはセシルがいた。
どうせなら、ピアノの観客として来てほしいよな。
などと、呑気な事を思いついて
迫りくる黒豹の眼を見た瞬間、
――――喉元に、齧りつかれた。
ぱっと赤い血が散って、目の前が紅に染まる ]
[ 手にしていたモップで黒豹の眼を一撃するくらいなら
おそらく出来ただろう。
が、それはしなかった。
喰いつかれた体がよろけて、黒豹ごとピアノに寄りかかり
大きな不協和音を奏でる。
震える手がいくつかの鍵盤を不規則に鳴らして――、 ]
[ 白と黒の鍵盤を、紅の血で染めつつ
意識は途切れていく。
音楽講堂の崩れるアラームが鳴り響いて。 ]
[ 喉元を離れる黒豹に、手を伸ばしたが、
届くことはなくパタリと力を失った。
ステージ13:床彼大学・音楽講堂が
*崩れ落ちていく。* ]
―・3―
[ 気が付くとそこは、元の町――――
――――……の筈もなく、
ロクヨン内の床彼町のどこか、だった。 ]
………
[ 起き上がり、周りを見回して、自分を見た。
掃除屋さんラルフのままだった。 ]
……死んでねーし。
てか……観戦モードだな。
ここは……明之進のホームか。
― 床彼城址公園 ―
[ふわりと降り立ったところは城跡公園。
きょろりと周囲を見渡す]
……ここは、お城、か……
[首をかしげて周囲を見やり。
ふと、騒がしい声に気づいて]
誰か、いる?
[ゆっくりとそちらに近づきながら声をかける]
――あれ、ダーラ?
[見えた姿に一つ瞬き。
その姿に驚いたようにまじまじと視線をむけ]
そんな格好で……ってことは、こっちにきてないのかな。
[不思議そうにみやり。
相手に気づかれればさらに驚いて]
え、あれ。
こっちのことがみえるの?
誰もいないのか…。
[ モップをひゅんひゅん回してみたが、戦闘するわけではなく
肉体の状態を確認しただけだった。
特に問題ないと判断して、社の中を歩きだす。
移動メニューも普通に開ける。
が、自分の居場所は光点として表示されていなかった。
時々、おーい、と誰かを呼んでみながら、
しばらくメニューをいじりつつ社を探索。** ]
[オスカーをじっと見る。睨んだりしたらきっと逃げてしまうから、笑む形のまま]
そんなに怖がらないでってば。
なんでも良いから情報が欲しいの。
[一歩後退るオスカーを詰めることはせずに]
それとも、オスカーはここに、自分と同じような人たちが増えて欲しいの?
……私は。誰とも知らない人たちに身体を使われるのは嫌だ。
これで死んでしまうかも知れないって事よりも、いやだ。
だから、終わるまえに何とかしたい。
すいません痴女じゃないです通報しないで!!
……って、ダーラ?
[呼びかけられたのは、「俺」じゃない。
振り向いて見えた顔にも覚えがあって、ありすぎて、]
え。レイヤーさん?
いや見えるも何も、そこにいるじゃん。
うわレベルたけえ、まんまミルフィ……
………………あ?
[ものごっつい違和感に、首を傾げた。]
………………すいません。
俺いま、すっげー混乱してんだけど。
もしご存知なら、今の状況を優しく三行にまとめてください……
[困ったときはこう言うといいって、ネットの誰かが言ってた。
違和感が頭痛みたいで、頭抱えてしゃがみ込む。]
[じりじりと時間だけが過ぎるのを、そろそろ何とかしたいと考え始める]
……そろそろ疲れない?
こうやって向かい合ってるのも。
そうだ、ねえ、私と一緒にサンタワールドで遊ばない?
[つい自分の欲望が口をついて出た。
オスカーは、
1.「一人で行けば」と言ってどこかへと消える
2.「どうせまた僕をいじめるんでしょ?」と言って消える
3.「遊び疲れたから行かない」と言って駆けだし消える
4.「ここでなら話をしても良いよ」と言って懐柔成功
5.無言のまま消える
6.「それより2のステージが良いな」と言ってそこに移動。
取った行動は3]
え? え?
[ダーラの叫びに驚いて瞬き。
見えるといっているのに、理解していない様子に首をかしげ。
続く言葉になるほど、と頷いた]
そっか……混乱してるってことは、中の人か……
――あたしもよくわかってないけど。
ロクヨンの中に閉じ込められて、しんじゃって、観戦モードになった。
[端的に告げるとすごく短かった。しかも優しくない]
ダーラも、あたしが見えるってことは観戦モードになったみたい。
――大丈夫?
[しゃがみこんだ様子にダーラのそばによって顔を覗き込んだ]
[さっき見つけたのはミューズホール、そして南口ロータリー。
ひょっとしてオスカーはランダム移動じゃなく、順に回ってるんだろうか、とちょっと思う。
とはいえ、私が順に回ってもいたからそうとも限らないのだけど]
なら、それで行くと次はサンタワールドなんだけど、今遊ばない?っていった場所に逃げるかなぁ?
[少し考えながら、消えてしまった跡を見る]
まさかの一行だよ……!
[わかりやすそうに見えて恐ろしくトンデモだ。
泣いた。いやまだ泣いてない。]
ロクヨンって、だってゲームで、
しんだら観戦モード、えーと当たり前、なんだけど、
……そうだよ、ミルフィ……おちた、って。
セシルが…… っ、
フィリップ、
[頭痛。
膝の力が抜けて、しゃがんだ姿勢から尻もちついて。]
おれ……しんだ、のか……?
[胸を押さえる。
穴が空いてるように見えるこれは、触っても何もないんだけど。]
っ、は、っ……
[息苦しさを、思い出す。
大丈夫の一言が言えず、背中を丸めた。]
ご、ごめん……
[ダーラの様子に申し訳無さそうに謝り]
ちょ、大丈夫?!
[ダーラがしりもちをついたのにあわててその傍らにちかより]
ええっと……
わたしも死んだと思ったらこうなってたから……
ダーラも、あっちでしんだと思う。
[丸まった背中へと手を伸ばして、宥めるようになでる]
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