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![]() | 【人】 硯友社 みょんこ[新宿でアンケートを配っている女がいること。それが「みょんこ」という名札を下げていること。それが硯友社という団体の活動であること──それらは別段に知れ渡っていたとしてもおかしくはない。 (150) 2016/10/06(Thu) 20時頃 |
![]() | 【人】 硯友社 みょんこ[首を傾げたままに向けられた無表情な黒目がいくらか長く、木露の上で留まる。観察するような数秒の無言。] (153) 2016/10/06(Thu) 20時頃 |
[お兄さんの質問の意図、にああ、そっか、と気づいて]
たぶん、ですけど。
はなこちゃんがいたのはいつも家の中、だったと思います。
昨日だって、助けてくれた……んだと思うし。
「アノヨ?」
[影が首を傾げる。
するりと右手から手が離れて、ハナコちゃんがパタパタとまわりを走り回る]
「アッチよりこっちのほうがタノシイ」
「いろんなモノある。ヒナちゃんツレテ行こうとしたのは、コワい人」
[抗議するような声が、するけれど、顔は笑っていて]
はなこちゃんは、大丈夫だと、思います。
私を引っ張ったのは、左の方だったし……。
[ふと見た左手に、黒く煤けたものが映った気がして、でもハナコちゃんがまた右手をとれば、それは消えてしまった]
![]() | 【人】 硯友社 みょんこ[どうぞ。と玄関の扉を大きく開く。 (156) 2016/10/06(Thu) 20時頃 |
![]() | 【人】 硯友社 みょんこ[お連れの方もどうぞ、と女は三人へと部屋の中を示した。] (161) 2016/10/06(Thu) 21時半頃 |
![]() | 【人】 硯友社 みょんこ[菓子折りがテーブルの上に置かれる。一度奥の部屋に消えてから、人数分の小さい座布団を床に敷いた。] (162) 2016/10/06(Thu) 21時半頃 |
![]() | 【人】 硯友社 みょんこ
(163) 2016/10/06(Thu) 21時半頃 |
![]() | 【人】 硯友社 みょんこ[まあまあ。と、手が打たれる。明らかに──あからさまに過ぎるほどに、女の機嫌がよくなっていた。] (164) 2016/10/06(Thu) 21時半頃 |
―新宿衛生病院―
[同僚は結構律儀な奴だった。どうせ暇だからと、図書館から言われた通りの本を10冊ほど借りてきたのだ。あと赤ブドウも持ってきた]
え……デラウエアってこの時期にはもうスーパーにねーのか……
嘘だろお前、だって今だぞ?……マジで?
まあ、いいか。ありがとよ。無事に五体満足で再会できたら、一杯奢るぜ。
……就職決まってからになるかもしれねーけどな。
どこがいい?店決めといてくれ。
[いくら言ってもないものは仕方がない。ひとまずなんだかんだで人のいい同僚に感謝した。気にするなと笑う同僚は、しかし”五体満足で”という部分には少し引っかかったようだったが、気を付けろよ、と言っただけで戻っていった]
さて……どこから手を付けっかな。
[赤ブドウ(種なしだった、気の利く奴だ)をつまみながら、山と積まれた本に手を付ける。まずは流し見る程度に、それからじっくりと]
……ん?
[ふと見かけた一節に目を止める。何度も見返す。そこにはこう書かれていた]
『トリンギット(Tlingit ['tlɪŋkɪt])はインディアン部族の一つで、アラスカ、カナダの先住民族。正しい発音はクリンキット['klɪŋkɪt], もしくはクリンギット['klɪŋgɪt]。もともとはフリンキット(Lingít)[ɬɪŋkɪt]と呼ばれていた。彼らの自称「リンギット」とは「人間」という意味である。
トリンギット族はアラスカ・カナダ西部、ブリティッシュ・コロンビア、ユーコン川流域に住み、発達した母系の狩猟採集社会を構築していた。
鮭やクジラを獲って暮らし、ポトラッチやトーテムポールの風習で知られていたが、19世紀末から20世紀初頭にかけて白刃が持ち込んだ伝染病によって壊滅状態となり、全滅した村も多かったとされる。
トリンギット族及びトリンギット亜族に伝わる創世神話はいくつかあるが、最も有名なものは次のくだりであろう。
「その時、人々は暗闇の中で過ごしていた。昼に太陽はなく、夜に月はなく、天にいかなる星もなかった。人々が暗闇の中で生きているのをあるワタリガラスが不憫に思った。ワタリガラスは神の住む天の家に変装して忍び込み、天の家から太陽と、月と、星を盗み出した。そしてそれを人々に開放した。その時から、空には太陽と月と星があるのである。」
カラスと太陽の関連性は世界中の神話や伝承で語られているが、とリンギットの各部族に伝わる神話は、特に太陽とワタリガラスの結びつき強く語られている。』
………これだ。
[山岸五郎が食い入るように見つめているページには、ワタリガラスの姿があった。日本のハシブトガラスより大きな……ちょうどあの大カラスほどの大きさだ。
そして、その近辺のページにはトリンギット族の文化資料として、彼らの村に遺されていた羽の生えたトーテム像の写真が映っていた]
あの部屋の最初の死亡者……桜井安吾の専攻は北米先住民族に関するフィールドワーク………
ひょっとしたら。いや……
多分これが、当たりだ。
[山岸五郎の呟きは、誰にも聞かれる事はなかっただろう**]
[ハナコちゃんのことを、お兄さんの声が少し小さく響いた。ハナコちゃんは気にせず右手を引っ張って進んでいて、聞かれたことには一度だけ振り向いたけれども、笑っただけ]
……私も、よくは知らないんです。
時々、家の冷蔵庫が開くようになって、私ママかパパが閉め忘れたのかなって思ったけどちがくて。
でも、怖いって言うより不思議なだけだったんですけど。
昨日帰ったら、ママとパパがもう帰ってきてて、誰かと話してるんです。
「私」がそこにいて、会話をしてるみたいに。
そしたら、出てきた「私」はただの影だった。
あそぼうって、私の部屋に逃げ込んだから、後を追って、それから、――テラスに。
[そこから先を良く覚えてない。
誰かに、引っ張られて、それから]
![]() | 【人】 硯友社 みょんこ
(172) 2016/10/06(Thu) 23時頃 |
![]() | 【人】 硯友社 みょんこ[東蓮寺の行方に食いついた女子高生に、 (173) 2016/10/06(Thu) 23時頃 |
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「ヒナちゃんとね、アソビタカッタ」
[思い出そうと左手で頭を押さえる。前を行くハナコちゃんがぽつりと口にした言葉に、その左手はまた下に落ちた。ハナコちゃんの表情はわからないけど]
「デモ、だぁれもきづいてくれないの」
「ヒナちゃん、小さいコロから、知ってるんだよ」
「あのイエは、コワいけど、ヒナちゃんに気づいてモラエたの」
小さい頃から? あの家に来る前から?
[小さく頷いて、ハナコちゃんは前方にある階段を指さした]
「ダイジョウブ、だよ。シンパイしないで」
[ハナコちゃんを怖くないのは、その存在をどこかで知っていたからなのかな、なんて]
![]() | 【人】 硯友社 みょんこ
(183) 2016/10/07(Fri) 00時半頃 |
![]() | 【人】 硯友社 みょんこ[ファイリングされたものから、一枚紙をとって本棚の上へと横に青いプラスチックファイルを寝かせた。木露のそばへと歩んで、両手でそのアンケートを差し出す。] (184) 2016/10/07(Fri) 00時半頃 |
![]() | 【人】 硯友社 みょんこ◆希望調査アンケート (185) 2016/10/07(Fri) 00時半頃 |
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