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メモを貼った。
あ、はい。
あれ僕バイトなんだけどお邪魔しちゃっていいのかなぁ。
[
革靴を脱いで並べて。中に入ろうか]
[彼が中に入ってくるのを確認して。
三人分入れたお茶を、テーブルに並べて。]
すまないね
来たばかりで、お茶菓子がどこにあるのかわからないんだ
[というか、ないのかもしれないけれど。
とりあえず、自分は腰を降ろして。
お茶でもいただこうか。]
ううん、恋って難しいから。
浮気者、というのとは違う気がするよ。気になる人とちゃんと話してみれば、分かることもあるんじゃないかな。
[なんて、リッキィの相談を思い出しつつ。
楓の悩みもなんだかそれに似ているな、って。
みっちゃんがお茶を用意してくれているようなので、]
うん、おかまいなく。
[と、楓に促して。
栗栖もみっちゃんの方に戻りつつ。]
あ。たしかさっき、ここに。
[お皿を捜していた時に、見かけたようで。
リッキィの会社で売っているクッキーを茶菓子に取り出してきた。]
ね、ここって花橘荘に似てない?
[と楓に聴いた。
楓がいるから合わせたのかな、とか思いつつ。]
バイトが終わるまでは、そんな機会はありませんから。
[
確か……
[そう言って何処かの棚からお饅頭の入った箱を取り出そうかと思ったけれど、益田さんの方が早かったようで
問われた質問には。]
……マンションとか、アパートの管理人が僕のバイト先と話し合ってるとか聞いたので……木佐さんが喋ったのかなって思ってます。
だったら…この周囲の部屋に他にも花橘荘の人が来るかもしれないですね。
[その分向こうが暫く寂しくなりそう、なんて呟いてもみたか]
メモを貼った。
そうなんだ。
あれ?ってことは、花橘荘の子だった?
[バイトが終われば機会があるなら、つまり花橘荘に帰るから――ということだろうと。]
もし、リッキィが来るなら誰と来るか楽しみだなぁ。
[なんて言って、微笑んだ。]
……そうは言っていないのですけれど。
[勿論大学の人に会うのだって、これが終わらないと会わないじゃないかとは思うけれど。
…リッキィさんですか。あの方が来るのは山梨さんとじゃないかな…って思いましたけど…?
僕は、なんにも知らないのかな。
[そう言って首を傾げたか]
[みっちゃん、これ美味しいよなんてお茶菓子をあーん、してみつつ。
ちょうど楓が目を逸らしてたのを見てなかったらしい。
が、]
そっかー。
まゆが楓を気になってるんじゃないかな、って思ったことがあったから。
花橘荘の人なら、もしかしてって思ったんだけどな。
[なんて言いつつ。
まゆが機嫌が良さそうだった時のことを思い出して。]
あ。楓もリーさんだと思う?
栗栖も一人はリーさんだと思うけど。
でも、案外違う人かもしれないよ。
[それが誰か、は分からないけれど。栗栖はリッキィのこと話してる時は楽しそうに頬をついて、目を細めた。
何となく、リッキィに――乙女心を芽生えさせた人じゃないかなぁと。]
メモを貼った。
んっ。
[「まゆ」の名前が出てきた
まゆ実さんですか……僕?
彼女に好きな人がいるなら、猫村さんだと思っていましたが…?
彼女には、力になれればいいなとは思っていますけど。
[さっき口に出したこととかぶったとは意識していない。]
違う人、ですか。どうであれ。出来るだけ多くの皆さんにとっていい結論になればいいのですが。
[そう言って、また少し笑ってみせたか**]
[あーん、とされてお菓子を食べつつ。
色恋の話には、極力触れないようにと思っている。
相談を受けたなら、まだしも。
彼女の話は、聞いてはいないことであるし。]
…―――
[みんなが幸福で、幸せであるように。
それは、とても難しい事なのだけれど。
せめて後悔のないようにと、願うばかりだ。]
メモを貼った。
[大丈夫?と楓にお茶を差し出しつつ。]
クシャみん?
[首を傾げて。そうなんだ、と。
でも、楓にとってはまゆも気になる人なのかなと。
それは少し嬉しく思えた。]
栗栖も、楓も含めてみんなに幸せになって欲しいな。
メモを貼った。
メモを貼った。
メモを貼った。
[
自分が幸せであろう風景。
皆が幸せに見える中で拒絶されないこと。
それだって、大層求めすぎているのだろうけれど。その為にどうすれば良いのか、悩む。勇気という名の服を着るとも言われたけれど。
時間が経てばその決心は揺らぐようで。
自分が誰かの特別に、なろうだなんて。
おこがましいように…思われた。
お茶を差し出されれば、ありがとうございますと言って飲み。一息ついてから]
「僕」もですか…?
[それだけを、呟くように]
[それから暫く、話しただろうけれど。そろそろ今は、お暇しようか…となって。]
では、何かありましたら僕の部屋に電話をかける事も出来ますので。
…えっと、ではごゆっくり。
[そんな事を言いながら、出来るだけ笑顔でお辞儀をして。僕は自分の部屋へと戻るだろう。]
メモを貼った。
[自らの部屋に戻れば、聞こえてくる呟き>>*7
その声色は、どうしてか震えているようにも思えて。]
……何か、ありましたか?
[声は出来るだけ…柔らかく出来ただろうか。
ゆっくりとした口調で語りかけたが、彼女は聞くだろうか。]
うん。
楓は、いつも一歩引いてるみたいだから。
もっと、幸せになろうとして良いんじゃないかなって。
[栗栖は、楓の呟きに頷いて。]
[何となく、楓は元気がないなとその笑顔を見つつ。]
うん、何かあったら呼ぶね。
ありがとう。
[小さく手を振って、楓を見送った。]
[楓を見送って、扉が閉まれば。
何となく、栗栖はみっちゃんに甘えるようにぎゅうと寄り添ってみて。]
栗栖は、みんなに幸せになって欲しいな。
……恋って、難しいね。
[楓と話していて、思った事。
もし、好きな人が他の人とくっついていたら。
それを想うと、切なくて――。
恋は、好きになってしまったなら仕方がない。
だって、好きだから。
好きだから、仕方がない――。
そう思っても、遣る瀬無いことはあって。]
栗栖も、みっちゃんとこうして居られたけれど。
他にもみっちゃんを好きだった人はいたんじゃないか……とか、不安に想っていたことはあって。
[みっちゃんの頬を、撫でてみて。]
だって、こんなに素敵な人だから。
[もし。
もし、みっちゃんが他の人を選んでいたら。
栗栖は、どうなっていただろうと。
それを想うだけで、栗栖は切なくなった。]
幸せになってほしいと願ったことはあっても…幸せになりたいって傲慢な事を思ったことは無いかもしれないですね。
[
それを、再び自分の部屋で口に出してため息。
思い出したようにパソコンを付ければ、104号室のモニターを切った。]
[モニターの映像を見ているだけでは、音声の情報を拾うだけでは。見えてこないものも、きっとある筈なのに。
同じ言葉を同じ人が言っても。言う場所によって意味が全然違って来るのに。
その人を知らなければ、吐き出された言葉も正確な意味を掴むことはできないのに。それなのに纏める理由が、僕には掴めない。
人には幸せになって欲しいと言う気持ちが、僕のどんな薄暗い気持ちに繋がっているのか。それは今すぐには分からないけれど。
その奥底が見えないだろうかなんて、そんな事を思う。]
[楠本君が部屋を出たあと。
寄り添う彼女に、そっと触れた。]
幸せばかりが、恋ではありません
[彼女の手が頬を撫でて。
不安に思っていたなんて言うものだから。]
もし私の事が好きな相手がいたとして
それを伝えられていれば、悩めもしますけれど
伝えられていない事では、悩めすらしませんから
伝えてくれたのは
私を欲しがってくれたのは、君だけですよ
[だから今、ここでこうしていられるのだから。]
大事な想いは、伝えるべきで
待っているだけでは、何も手にはいりませんよ
という事で
[彼女に伸ばした手で、撫でる首筋。
そっと顔を寄せてから。]
この部屋の防音がどのくらいなのか、試してみませんか?
欲しがって初めて、手に入るものを確認してみたいんですよ
[自分は幸せになるべきでは無いと言う思考が、生み出されたのはいつだっただろうか。
「子供は親によって愛されるから幸せの源が生まれる」だとかいう、良くわからない本を…見かけた時だろうか。小学校の頃に担任が、「本当の親が、あなた方を愛してくれるのですよ、だから幸せなのです」と言った時か。
だったら…僕は、僕達は?愛されてはならないの?そのような疑問が生まれたし、何処から広まったのやら…僕に両親がいない事を知って友達ではなくなる人もいたし、見下すとか…仲間外れにする人もいた。
だからなのだろうか。他人の不幸を願う程までは落ちぶれなかったものの、自分の幸せが何処なのかは分からなくなったのは。]
[ある時小さく聞こえた声>>*8。言われて少し考え込む。誰かに何かをしようとするのは…結局相手を真に思えているのか、と。]
何があったかは分からないですが。
行動だけで考えれば湯来島さん周辺になにかあったのでしょうか。
あ、言えとかそういうことで無いので安心してくださいね。
多分、ですけれど。九十九さんが悩んだ分か、きっとそれ以上。
その人の助けになっているんじゃないかなって思います。
それが…まず大事なんじゃないかと。
[僕とは違って出来ると思う、という言葉は飲み込んで。]
【人】 ろくでなし リーへえ…そりゃ興味あるねェ。 (151) 2014/07/20(Sun) 16時半頃 |
【人】 ろくでなし リーああ。皆オヤスミなのかもね。 (153) 2014/07/20(Sun) 17時半頃 |
[>>*9あくまで不安そうで。
言うべき言葉を間違ったのではないか、そんな事を思うけれど。]
僕も悩みばっかり言ってて、九十九さんに助けられてばかりです。
だけど、僕も基本的に話を聞く事が出来るから。それしかできないのかもしれないけれど。
[いつか言われた言葉の裏返し。僕は話す事で、救われた部分もあるのだから。
少し息をついて、今度はやや面倒そうに]
そうそう…再び催促みたいになるけれど。
今日どうするか、そろそろ考えなくてはね。
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