254 東京村U
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…………なんかすいません。 こんなんなっちゃいましたけど、風呂どうします?
[水浸しになったバスルームを見て苦笑いする]
(182) 2016/10/02(Sun) 03時頃
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ちょっと自分、横になります。 あとで自分も入りたいんでお湯抜かないでくださいねー。
[何かやらかした気まずさと、目まぐるしい昨日の疲れとで一二三はふたたびベッドへと沈んだ**]
(183) 2016/10/02(Sun) 03時頃
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[そうだ、ここは新宿の街、だ。
私さっきまで家にいたよね?
テラスに出て、それから、手を引っ張られて、どうなったんだっけ?]
あの、すみません、今何時ですか?
[道行く人に尋ねようとする。
答えてくれないそのサラリーマンは、忙しそうに雑踏の中へ消えていった。
はたと自分の格好を確かめると、家に帰ったままの姿で、まだ制服のまま。
肩に背負ったバッグからスマホを取り出すと、画面は黒いままだった]
私、ひょっとして……寝ぼけてるのかな。
[一瞬、死んだ、なんて言葉を出そうになったけれど、意識的に言葉をすり替えた]
[新宿の街を歩く。
行き交う人の流れは、誰も私に気づかない。
誰も私を知らない。
私は、本当にここにいるのかな?]
「ごめんね」
[不意に声が聞こえた。同時に、右手を取る誰かの小さな手。
その手の感覚を知ってる。
『怖くない』方の手だ]
「ただ遊びたかっただけなのに」
[右側を見下ろす。
そこには、小さな影があった。違う、女の子? 私よりも幼い、小学生くらいの]
あなたが、冷蔵庫開けてた子?
ねえ、私どうなったの? さっき家にいたよね。
どうして私の振りをしてたの?
私を、落とそうとしたのはだれ?
[聞いても、答えなんて返ってくるとは限らないのに、少しほっとしたせいでつい口から出てしまった。
こんな、小さな子に]
「うん」
「遊びたかったの」
「こわいひと」
「ここは、シンジュク」
[たどたどしいような言葉で答えてくれる。
でもそれだけで、少し安心できた。
動けなかった私を、その子が手を引いて歩き出す。
素直について行くのは、「そちら側」には連れて行かないとわかっているからかも知れない]
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『325ページは、事件の起きた3時25分。』
(263) 2016/10/02(Sun) 18時半頃
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『歌詞に出てくるアスファルトはサクラコがアスファルトに打ち付けられた暗喩。』
(264) 2016/10/02(Sun) 18時半頃
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『引き裂かれたページは、サクラコと某事務所の俳優の恋仲が引き裂かれたという暗示。』
[まただ。『あの歌』の噂が、また一人歩きしている。]
(265) 2016/10/02(Sun) 18時半頃
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やめ、てくれ。姉ちゃんだけじゃなくて、オレまで……
[何度も何度も鳴り響く歌。まるで、海の奥底に引きずり込まれるかのように。]
(266) 2016/10/02(Sun) 18時半頃
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『嫌よ。シノちゃんだけじゃ、寂しいもの。』
[女の呟き、が一二三の耳元で囁かれる]
やめろよ、オレも姉ちゃんもアンタの所なんかに行きたくないっ……!
(267) 2016/10/02(Sun) 18時半頃
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『じゃあ、助けてよ。騙されて、一人きりのアタシを。』
[女は、一二三の手首を掴む。]
『シノちゃんも、アタシとお揃いにしてあげたの。でも、シノちゃんは全然喜んでくれないの。 だから、自慢の弟さんに協力してもらおうって』
(268) 2016/10/02(Sun) 19時頃
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『たす けてよ』
(269) 2016/10/02(Sun) 19時頃
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リーは、汗だくでベッドから*飛び起きた*
2016/10/02(Sun) 19時頃
─ 出られない駅 ─
[ほっとした。人の声がこんなにも心強いものだとは思わなかった。聞き慣れた同僚の声が、こんなにも日常を思わせてくれるものだとは。
東蓮寺は命綱のように、小さな端末を握りしめた。鈴里は、戸惑ったようだ。当然だろう、自分とて従妹の連絡を受けた時には戸惑ったものだ。
それでも悪戯と一蹴せず、話を聞いてくれる鈴里がありがたかった。出社、朝早く…彼女の言葉で、ようやく認識が”朝”に追いつく。]
目立つもの、は───
柱とか、普通の駅なんです。
でも標識だとか場所を示してくれるものは何もなくて。
階段……あっ、右側に階段があります。
昨日降りてきた階段かな…、…ちょっと良く分からないです。
俺、動かない方がいいとかあると思いますか?
ずっとあちこち歩いてみてるんですけど、全然出口が見当たらなくて。
[音がやや遠くなる。
切れそうになってしまっているのかも知れない>>*13
やはり電波が遠いのか。いつまた、この細い糸が切れてしまうかと思うと心配で仕方がなかった。自然特徴は忙しく早口になる。]
あっ、みよ子さん!!
もし出来たら、俺の従妹に連絡しておいて貰えませんか。
新宿駅ではぐれてしまったんです。
彼女、今大変みたいで心配していると思うので…!
名前は入間澪音。連絡先は───…
[果たして願いは聞き入れられたか、そもそも連絡先も聞き取れたか。ともあれ、願いを込めて伝言を託す。頼る先は他にないのだ。]
ごめん、って。
必ず帰るからって…おじさんとおばさんも探すからって。
みよ子さんにお願いすることじゃないかも知れないけど、すみません。
[早口でまくし立てる。いつこの通話が切れてしまうかも知れないのだ。ただ、ふ…っと、間を置くようにして投げられた問い>>*15
それに短く、音は途切れた。]
え………、みよ子さん。何言って、
〜〜〜、出たいですよ!!そりゃあ!
こんなところに長居したい人間がいると思いますか!
[八つ当たりめいた感情が爆発した。
大声で叫んでしまってから、あっと口を閉ざす。]
……すみません。でも、出られないです。
出たくないんじゃありません。
だって、そりゃそうでしょう!?
こんなところで、どこにも行けないなんて、
誰が望むと思いますか!??
[やはり口調は荒くなる。
それが誰の”望み”だったかなんて。どんな希望だったかなんて、その時思いすらしなかった。とにかく、ここから出たい。出なくてはいけない。そんな焦りにも似た気持ちが声を自然と大きくする。]
俺、出口探してみます……
だからお願いします、みよ子さん。
[自然と顔が俯いた。
しまいに出てきた声は、自分でも驚くほど*弱々しかった*]
[新宿の街を歩いていると、働いている人も働いていない人も眠っている人も、色んな人がいて、でも、その誰も私には気づかない]
何で私、ここにいるんだろう……。
あ、れ?
[駅の改札口から出てきた姿には見覚えがあった。
パパ、だ。私がいなくなっても、普通にお仕事には行くんだ、なんて少し思ったけど、違う。
パパは時間を気にしてるみたいだった]
そういえば昨日は早かったんだっけ……。
[パパの後をついて行くと、少し大きなビルへと入っていく。
知らないビルで、パパの働いているビルじゃない。
営業回りではなかったはずだけど、不思議に思ってそのままついて行った。
もちろん誰も、私が見えないみたいだった]
[受付で話すパパの声は、焦っているような、緊張しているような声。
受付の人が示した場所を聞いてパパはエレベーターへと消えていく。
その後はもうついていけなかったけれど、受付のお姉さんが話していた言葉から察するに、「面接」に来たらしい。
なんとなく合点がいって、右手の方を見る。
女の子は、――顔は見えないけれど――どこか嬉しそうに笑った気がして]
「パパさん昨日話してたの。「おしごと」のこと」
「行ったフリ」「ゴメン」「明日メンセツ」
「ふふ」
[嬉しそうな声に、私も少し嬉しくなった。
でも、あなたは誰なの? って聞きたかったけど、聞かなくても良い気がしてきた]
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とりあえず、一旦家に帰ることにします。
(333) 2016/10/03(Mon) 00時頃
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―副都心線―
[入間は確かに心配ではあったが、このまま制服のままうろついている訳にもいかず。学校も何とかしなければいけないし、今夜もアルバイト先と休憩室の契約に同席しなくてはならなかった。 木露先生と、出目さんには入間を託しつつ。入間には何かあったら連絡をよこすようLINEを送る。]
(336) 2016/10/03(Mon) 00時頃
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リーは、イルマ
2016/10/03(Mon) 00時頃
リーは、イルマのLINEに照れた。
2016/10/03(Mon) 00時頃
リーは、ゴロウゴロウ家に帰ってしたい。
2016/10/03(Mon) 00時頃
リーは、キルロイ先生に殴られた場所が痛い。格闘経験あるだろあの人。
2016/10/03(Mon) 00時頃
リーは、ドリベルのベースは渋いと隣の人が読んでる雑誌をチラ見した。
2016/10/03(Mon) 00時頃
リーは、ドリベルのベーステクニックに興味を示している。バンドやろうぜ!
2016/10/03(Mon) 00時頃
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