91 時計館の魔女 ―始―
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[だから、続くソフィアの言葉>>175に微笑むと]
ソフィアの手作りケーキは楽しみだな。 でも、女の子から、入るからなんて言っちゃいけないよ。 誘われたときに、よく考えて、応えてくれた方が嬉しいよ。
[顔を隠す少女のその涙に気付いたわけではなかった。 その震えた声が、イアンの心を打った]
そうだ、目が見えるようになったら一緒に旅行に行こうか。 色々な光景をソフィアに見せてあげたい。 朝焼けの綺麗なところも、 夕焼けの綺麗なところも、 月灯りの綺麗なところもある。
[――ソフィアとずっと一緒に居たいと言う願い]
約束するよ、ずっと傍にいる、と
→回想終了*
(207) 2012/05/29(Tue) 01時頃
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[廊下の奥、Ⅻの部屋の方へ獣を追いやるように ナイフを投げて威嚇をしながら、 出来た隙を狙って床を蹴り一気に間合いを詰め、 曲刀を思い切り振りかぶった。 それは、確かに“何か”の肉を断つ手応えを感じたが…]
(208) 2012/05/29(Tue) 01時頃
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/*
うん、うれちい…*ノノ
うん、たまらない…ていうか、そんなにへくたのこと可愛がってくれてありがとうってふろーらとべすに言いたい。
/*
いやんのフラグがぁぁぁぁ。
泣ける、敵ながら泣ける。
病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/05/29(Tue) 01時頃
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[エリアスを下ろして、己が先ほどまで居た部屋を見上げる。 夜の静寂を突き破る程の音は、今は聞こえなかった。
色素の薄い目は、月明かりでも闇に慣れるのは早い。 腕を彼女の方へ差し出しながら、彼女が掴んだならその手を引いて少し部屋から遠ざかっておこうかと歩を進める。
何処を目指しているのかは、自分でもあまり解らなかったが]
(209) 2012/05/29(Tue) 01時頃
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[足元へと投げつけられる短剣を小さなジャンプでかわし、一気に間合いを詰めればその身体に飛び掛る。
彼も同じように、こちらへとの攻撃に向うその刹那。 その途中に、振りかぶられる曲刀が左の前脚を跳ね飛ばしても、構わずに。
床に押し倒せたならば、その衝撃に悶える合間に、大きく空けた狼の口は喉元を狙う。]
(210) 2012/05/29(Tue) 01時頃
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/*
イアン……なんて良いフラグ……。
どうやって死ぬのか、wktkしててごめん。
でも、楽しみ(
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[バッサリと……肩から腹にかけて痛みが走った>>208。
温かな何かが、身体から流れでて行くのを感じ……。
同時に冷たさが、四肢の先から伝わってくる。
ガクリ、と床に膝をついた。
冷たさはどんどんと、どんとんと身体の芯に迫ってくる]
ははは……これが死か……死が――迫ってくる
[床に倒れ込む。
四肢の先は動かすことがままならず、意識が、薄れていく。
思い浮かべるのはソフィアの頬笑み]
――ああ、ごめんよ。 約束は守れないみたいだ……。**
(211) 2012/05/29(Tue) 01時頃
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[降ろされたその身体は、ヒールがない分余計に小さく。 差し出された腕を掴んで、どこかへと歩き出す。 ……ただ、目を闇に慣らし。 感覚を研ぎ澄ませ。
…じきに襲ってくるだろう死の気配を逃さぬように。 そして 獣の気配を逃さぬように
月が出ていることに目を細めて。 なにか星は見えるだろうかと、目を凝らしてみたり]
(212) 2012/05/29(Tue) 01時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2012/05/29(Tue) 01時頃
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ぁ、
[ぞくり]
誰か
(213) 2012/05/29(Tue) 01時頃
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…っ!?
[こんな暗闇の中では、人間の目など役には立たない。 頼りになるのは“気配”と“感覚”だけ。 ぐらり、視界が揺らぐ。 背中に衝撃を受けて小さく呻きを漏らした。 己の上には獣の気配。 左手一本くれてやるつもりで、小さく祝詞を唱えた。 そしてヤツの腹を思い切り蹴りつけながら 喉元目掛けて短剣を数本投げ付ける。 普段よりその軌道の精度は低い。]
(214) 2012/05/29(Tue) 01時頃
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[“神の名の下に”と異教徒に戦いを挑む彼らと、彼ら。
何が違うのだろう。
――あとに残るのは悲しみしか、無いと言うのに。]
……人間って愚かね。
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死、
[その先を、告げることはなく。 じきに、鐘がなる]
(215) 2012/05/29(Tue) 01時頃
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/*
つぇりりんどんまい、大丈夫大丈夫
イアンが切られて、つぇりりんがかぶりついて
最後の言葉が聞こえて、何、イアン?!ってなればどうにかおさまるんじゃないかなってすごく一瞬で考えたから整合性あるかどうかわかんね
イアンっ!!
[ソフィアを守ると誓ってくれた男。
彼が倒れるの姿に、思わず叫んでいた。]
あんたが死んだら……ソフィアが、
[その言葉の続きは、言えなかった*]
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―ソフィアの部屋―
[聲を聞いて、そっと窓際へ なにか聞こえるのでは…と期待して窓を少しだけ開ける。 だが、聞こえるのは風の音ばかりで。
目が見えていたなら隣の部屋から垂れ下がるものや、下にいる二人に気づいていたかもしれないが
残念…と窓を閉めた後、今度はドアの傍へ移動する シスターの吠える声を聞こうと、ドキドキしながら耳をそばたてる]
(216) 2012/05/29(Tue) 01時頃
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