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【人】 本屋 ベネット―― 自室 ⇒ 廊下 ―― (6) 2011/05/24(Tue) 06時頃 |
【人】 本屋 ベネット
(7) 2011/05/24(Tue) 06時頃 |
【人】 本屋 ベネット―― 廊下 ⇒ エントランス ―― (8) 2011/05/24(Tue) 06時頃 |
せんせ……
[抱き寄せてもらって、撫でられるのが嬉しい、とても気持ちいい。
さっきまでは心も身体も冷たくて…。
それでも頑張らなくちゃ、自分に真摯にと思っていたけれども、
解け始めた角砂糖がぐずぐずと湿って崩れていくように、もう、そのぬくもりに解けていく。
そう、甲斐を好きになったのも、自分を心配してくれる誰かかと思ったから。それがきっかけだった。
だから、きっと、もし、文が先にその心を明かしてくれてたのなら、きっと最初から文が好きになった。今ではそう思う。
そして、文になら、甘えられる。
自分が強くならねばなんて、思わずに済む。それはどんなに己にとって甘い安らぎだろう。
どんなことでも許してくれると思う。文なら。]
せんせい、お願いが…。
――……お願い、俺の手を縛って……。
そして、愛して……。
どんなに俺が嫌だって言っても、やめないで。
――…。
[そう、若い頃に覚えた快楽は、普段は我慢しているけど、溢れればとどまれない。
それは、醜くて、浅ましい願いだとわかっているけれど…。
壊れるほど、抱いてほしい。求めてほしい。愛してほしいと…。]
[裾から掌を滑り込ませ、素肌にそっと触れてみる。
そして一度でも触れてしまえば、その欲求はどんどんエスカレートして、シャツを捲り、露わになったせを撫でて……それはいつの間にか、片手から両手になって。
優しい――といえば聞こえは良いが、それは結局、消極性と事勿れ主義の裏返し。
そうしておけば余計な諍いもなく、穏やかに過ごせるだろうと、楽な方へ楽な方へ流されていった結果]
……手、縛ったら。
抱きしめてもらえないじゃないですか。
[そのぶん、強くこちらも抱き締めるから……と**]
メモを貼った。
メモを貼った。
[自分も薔薇に突っ込んだことがある、と調音が言えば、不思議そうなのと心配げに彼を見つめたけれど。
躊躇いに躊躇った末、それでも聞く事を彼が望めば、その表情も消えた]
そういうわけだから、さ。もしかしたら、手放しで喜べなくなっちまったかもしれねーけど、とりあえず調音も成人も、無事に帰れるから、安心しろ。
[話を終え、赤くなった後輩の頭をぽんぽん撫でながら、そう言い。
溜息をつくのに、大丈夫か? と問うものの]
……心配だけど、心配してるだけじゃ、どうにもなんねーからさ。
何か、向こうと繋がる手がかりとか無いか、探してんだ。
……あいつら、どうしてる?
[彼の答えがどうあれ、淡く笑って謝意を告げれば、広間へ向かう調音と別れた。
外には出られない、別荘には戻れない、と62(0..100)x1回目の少女の声を聞きながら]
メモを貼った。
――……ぁ
[文の指が裾から入り込んでくれば、ぴく…と身を震わせる。シャツを捲られ、撫でられると、それだけで、肌は粟立った。
優しいから、抵抗したらやめてしまうかもしれない。そんな心配をしてしまうけど、手が止まらず、性急に背や身体に這えば、肩をすくめるも、口からは、小さな声が出た。]
せんせ……
[手を縛ってほしいという願いは聞き入れられないけれど、でも、強く抱きしめてくれるという言葉に笑みが零れた。
もっと…とため息のように声を漏らす。]
好き……。
[伸ばした手は、髪に触れる。
触れれば、その髪を乱し始める。動きが激しくなってくれば、背を逸らす。喉の奥から、甘やかな息遣いの音が聴こえ始めるだろう。]
―自室―
……あーあ、もう。
どうなっても知らないからな。
[良数の手を引いてベッドへ。殆ど無意識に、彼の身体を下にした。
貪るようなキスを、まだ何処か水気を残して温かい肌へと落としていく。
既に所有印が自分の首にもあることを知らず、良数の首筋にちぅと吸い付いて]
……俺のな。
[そのまま胸へと舌が滑る。
多少勝手は違うが、この辺りまでならば、まだ、女を抱くのとさして違わない]
[時々反応を窺うように顔を上げ、良数の瞳を*見た*]
メモを貼った。
―― 1階、階段の裏 ――
…… 、 …え……?
[調音と別れ、どれくらい経った頃か。
一度何処かへ姿を消していた召使の少女が、戻ってきて告げた言葉。
新たな客人の訪れ。
それが、士朗と文であること]
なん、だよそれ…… 蛍紫じゃ、ねーのかよっ!?
[思わず掴みかかる勢いで少女に詰め寄ったが、寒くて軋む身体はよろけ、彼女に支えられる始末。
そして、耳元に冷静な声音が落とされる。
なるせ しろう と、すつい ふみ、と]
[蛍紫は、士朗が好きなんだろう。
考えればまた、頭の中が熱くなって、支えてくれる少女の手を、乱暴に払いたい衝動に駆られるけれど。
どんな想いを感じたって、それは事実で。
けれど、士朗はどうだったのだろう。
蛍紫が、そうなのだと気づいてからは、彼をまともに見られなかったから。
彼の想いが何処へ向かっているかなんて、気づく由も無かった。
文が、好きだったのだろうか]
…… けい……。
[それなら、士朗を問い詰めたところで筋違いだし、そもそも2人はもう、こちらへ来てしまった。
彼らにだって、どうしようも無い。
分かっている。分かっている、けれど、今、顔を合わせたら。
祝福するどころか、きっとひどい事を言ってしまいそうで]
どっか、……風呂、あるか。
[調音に手伝って貰って巻きなおした包帯も、ごまかしがきかなくなって撚れてきた。
身体も上手く動かないし、切り替えが必要だった。
問いに、彼女が淀みなく答えるところによれば。
各部屋に一つずつ。それから、]
……温泉?
[玄関脇の扉から、暫く歩いた所に温室があり、そこに設えてあるという。
自室に戻っても良かったが、階段を上るのがとても億劫に感じられ。
替えの包帯とタオルを頼んでから、そちらへ足を向けた]
―自室―
[どうなっても、いい。
そう返事をする前にベッドに組み敷かれ道也を見上げる。
欲に塗れた若いオスの顔、この表情が一番好きかもなんて事を考える余裕無く、肌に花びらを散らされて胸が震えた]
んっ……も、全部お前のだから。
[胸まで唇が降りてくると、ぴくんと反応して起き上がったままの下肢が揺れる。
瞳がぶつかると、声に出さずにもっとしてと呟いて。
男女の違いに手が止まるなら、此処からは自分で動き出そうとゆるく開いた両脚の間に手を伸ばし]
突っ込むなら、こっち。何かで濡らしてから、な。
メモを貼った。
メモを貼った。
……っ、まえ、さー……。
[煽るな、と欲を隠しきれない表情で呟く。
もっとして、なんて唇の動きに誘われて、手は、舌は、少しずつ下に。
――このままその流れを止めたくなかったのだけど、止まらざるを得なかった。
未知の領域。……そもそも男同士のセックスに対する知識は全くない。
もしかして突っ込むならこっちなのか?それともフェラして終わりなのか?と考えて、諦めて、聞こうと口を開いた時。
良数の手がそこに伸びて、どきりとした]
……わー、そのポーズえっろ。
…………じゃなくて。
[そっか、やっぱりこっちなんだよな、とか。
こんなところに入るのか?とか。
女と違って自力じゃ濡れないよな、とか。
そんな都合よくローションとか置いてあるか?とか。色々考えた挙句]
……唾液で足りると思う?
[指をぺろりと舐めながら尋ねた。
だめそうならば、使えそうなものを何か探すつもり]
[泣き出しそうになりながら下へ向かう頭を見ていた。
髪を撫で、時に押し付け、息を詰めて動きが止まるまで]
ここか、クチか。でも……
[自分の唾液を纏わせた指を蕾へ押し込んでゆく。
道也が見ている前でそれをするのはとても恥ずかしいけれど、短い声を上げながらゆっくりと]
……っ、やじゃないなら、挿れてほし。
[バスルームに色々あったのは見ていたけれど、どれも同じ薔薇の香りがしてなんだか言いにくい]
だ……
[指を舐める道也に、まさかそんな事までさせられないと真っ赤になったまま首を振り]
お前こそ、変な事言うなバカ。
[勢いで達してしまいそうだ]
こういう所で、ベッドサイドになにか1 1.ある2.ないね
【人】 会計士 ディーン[雷の音はいつもよりも激しかった。 (9) 2011/05/24(Tue) 12時半頃 |
【人】 御者 バーナバス[階段にへたり込んでいると織部の声] (10) 2011/05/24(Tue) 12時半頃 |
【人】 会計士 ディーン[2人消えたとしたなら――考えれば少し胸が痛むけれど。 (11) 2011/05/24(Tue) 12時半頃 |
【人】 会計士 ディーン[その答えを認識した刹那、心に浮かぶ想いがあった。 (13) 2011/05/24(Tue) 13時頃 |
【人】 御者 バーナバス[誰もいない部屋を通り過ぎて1階の廊下の奥にいけばすぐに甲斐と耀の姿は見つかるだろう] (15) 2011/05/24(Tue) 13時頃 |
[押し込まれる指。
飲み込まれていくそれに思わず息を呑んだ。
あの指と同じように、自分もそこに、……]
……あのさぁ。
好きなヤツがこんなやらしー格好してやらしー声出しながら挿れてほしいって言っててさ。
断る男がこの世の何処にいるの?
[肯定の返事。だめだ、もう。こんなに興奮したのは初めてかもしれない]
変なこと言うな、って……。
でも、濡らさなきゃなんだろ。
[お風呂にあったシャンプーやボディーソープの類でヤると後が辛い。それは経験から知ってる。
このまま良数が自ら解していくのを見ているのもそれはそれでアリだが……やっぱり自分でもそこに指を……と思う。
だめもとで片手でベッドサイドのテーブルを漁った。すると]
……なんであるんだよ。
[小さくぼやく。あってよかった、のだが。
それ以上にこんなものが置いてあること自体が恥ずかしい。この部屋は一体どういう用途で存在しているのかと疑う。
引き出しから取り出して振ったのは、小さな小瓶。中身を手にとってみれば、使えそうな感触。
書いてある文字は擦れて読み取れなかったが、パラフィン――要するにベビーオイル――だ。
それを指に絡めて伸ばしながら、いーい?と問うように笑う]
【人】 墓守 ヨーランダ蛍紫く……っ (16) 2011/05/24(Tue) 14時頃 |
でもゴムはなかった。……当たり前か。
【人】 墓守 ヨーランダ[蛍紫はすぐに顔を上げたろうか。 (17) 2011/05/24(Tue) 14時頃 |
ゴムまであったら逆に困惑していた。
[流石に唾液だけでは、そう粘度もないから辛い。そもそも自分で解すなんてしたこと無くて、指一本で止まってしまった。
でも、欲しくて仕方ないからなんとか動かそうとして]
じゃ、もう聞かない。
あとやらしーの、俺だけじゃないし。
[瞬きしたら、羞恥と色々なもので溢れた涙がシーツに零れた。
道也が好きで、どうしようもない。
ごそごそと何かを探す仕草、思い当たるのは濡らすための何か。
クローゼットに変な衣装まで用意してあるここなら、なにかしらと思ったが。やはりあったらしい。何故]
いーよ。して?
[指を引き抜いて、膝を立てる。
全てを道也に晒す格好は凄く恥ずかしくて、とてもゾクゾクした]
【人】 会計士 ディーン[本当に人の想いとは、どうにもならないと蘭香の肩に頭を預けながら思う。 (18) 2011/05/24(Tue) 14時半頃 |
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