214 サンタ養成学校卒業試験
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―早朝/厩舎―
[たわしのようなブラシを使い、アリスは一頭一頭にブラッシングをしていく。 メスのトナカイにはリボンを着けて、着飾ってあげたいと思うけど。
出来ない代わりに、時間をかけて肌を掻いて毛並みを整えてやった。]
うん、今日は大事な日だからね。 言うことをちゃーんと聴くんだよ?
コースを勝手に曲がるとか、遊び始めるとか、ダメだからね?
[お願いだから良い子にしていて欲しい。]
勿論、怪我のないようにね。
(25) k_karura 2015/01/28(Wed) 00時頃
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『本番はちゃんとやるよ!』 『やれば出来るんだよ』
[気軽にも聴こえる台詞に、アリスの方が落ち着かなくなってくる。]
『深呼吸だよ、アリス』 『前肢をタップすると落ちつくよ』
[気をかけてくれる――と、アリスが思っている――トナカイの、その横腹にぎゅうとしがみついた。こうしていると温かい。]
……ありがとう。ごめんね。
(26) k_karura 2015/01/28(Wed) 00時頃
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……ん?
あーーーっ! だ、ダメだって!
[上着のポケットに鼻を押し付け、中身に興味津々のトナカイに、アリスは慌てる。 だめだめと首を振り、ポケットを抑えながら離れた。]
(27) k_karura 2015/01/28(Wed) 00時半頃
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[今朝のこと。 ベッドから降りた爪先が珍しいものを乗せた。少し濃い桜色が風圧で舞い上がったのだ。
紛れ込んだ――のだろうか。季節外れの花弁に誘われ、カーテンを開ける。そこにあったのは、明かりの消えそうな灯と。]
……これ、何だろう?
(28) k_karura 2015/01/28(Wed) 02時頃
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[淡い桜色と、光るような眩さの白と。編まれた組紐にぱちり瞬く。 寝ぼけ眼を擦っても、存在は消えやしない。色は、金色にかわったりはしない。]
―――わたし、に?
[誰から……? 分からないし、思い当たる節は首を振る。
色合いはどう見てもアリス個人に宛てたもの。無下にも出来ず、ポケットの中へ避難させた。]
(29) k_karura 2015/01/28(Wed) 02時頃
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……ね。不思議。 あぁ、でも、試験を頑張れってことかなぁ。
[負けないように、巻かないでいるけれど。
ちらり視線を腕時計に落とす。 ガラス盤とガラス盤の間に、サンタクロースの足跡の桜色。**]
(30) k_karura 2015/01/28(Wed) 03時半頃
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−試験当日・早朝−
うん、いい朝です
[普段より睡眠時間は短かったものの、眠りは深く爽快な目覚めだった。気に入りのフラスコとビーカーで紅茶を淹れて、昨日差し入れに貰った菓子を朝食にした
普段はバランス等を考えて摂るが今日は特別 身体よりも心により栄養を与えたかった。できる限りのことを終えて試験に臨む今、一番必要なのは落ち着きとそして、自信
頑張っているのも、合格を望んでいるのもひとりじゃない。皆がついているのだと 手にした菓子を齧る度、力がみなぎるようだった]
(31) CHiKA 2015/01/28(Wed) 21時頃
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―試験当日・朝―
[透明なコップに、新鮮なミルクを注ぐ。 隣には白い皿に行儀よく乗せられた、フルーツサンドを用意して。
>>1:62これを作っただろう同級生には、後で礼を言わなくては。
両手を合わせて、拝むような仕草。
それから、武骨な指で手づかみに、フルーツサンドを掴む。 ぐあっと口を開けて、鮮やかな色彩覗くサンドイッチに齧りついた。 軽い口当たりのクリームと瑞々しい果物が舌に甘さを伝えてくる。
呑み込むようにひとくち、ふたくちで喰らい、指についたクリームをざらつく舌で舐めた]
あっま。
[糖分は、脳の栄養だ]
(32) sea 2015/01/28(Wed) 22時半頃
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[夢を見て見続けて、さようならと初めましてを繰り返して。 同級生が先輩になるのを何度見てきたことか。
才能が、ないのだ。 驚くほどに]
……本当にジジイになるまで続けるわけにもいかねえしなあ。
[ いつまで続けるつもりだ?
口の中で呟く自問自答。
これ以上は、もう引き返す体力も残らないぞ]
(33) sea 2015/01/28(Wed) 22時半頃
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――うっし、行くか……。
[目的地が見えるか、それとも諦めて引き返すか。 どちらにせよ最後の挑戦に向けて、足を向ける。
似合わぬボロのサンタ帽を目深に被り、小さく気合を入れた。
腕に揺れる四つ編みが、手首を擽った]
(34) sea 2015/01/28(Wed) 22時半頃
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― 試験当日 ―
[その日は何時も通り、早くに眼が覚めた。 夜行性を忘れた鼠の身体は、早寝早起きに染まりきっている。 偶に月の満ち欠けと流星群を観測する為に宵っ張りも気取るが、 昨夜は流れ星が降る音にも瞼を起こすことなく睡魔に誘われた。
御蔭で、東の空が白ばむ頃に瞼が揺れて、 ちゅぅ、と寝ぼけ眼を擦り、欠伸をひとつ。
枕元に下げた防寒具に手を伸ばし、本日も洒落て首元を飾る。 磨いた銀の匙を引っ張り出し、鏡代わりに身だしなみのチェック。
ちょっとだけ男ぶりが上がったかもしれない。 ……いや、気のせいかもしれない。
一応、髭を扱いて、気休め数度。]
(35) momoten 2015/01/28(Wed) 23時頃
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―――…なるぞ、サンタクロース。
[よしっ、と腹の底に力を溜め、上掛けを丁寧にちまちま畳む。 折角、キメてみても習慣と言うのは拭えないものだ。]
……そうだ、クリスにハンカチを返さないと。 悪化しなかったのも、あのマントあってこそだ。
[いそいそ。 唐草風呂敷を用意して、リネン室に立ち寄らねば。 意気込んでみても、昨日と今日は余り変わらない。
人も鼠も突然生まれ変わることなんてありはしない。 日々の積み重ねは自らの力となり、裏切らなくなるだけだ。
――――ただ、強いて、変わったことがあるとするなら。]
(36) momoten 2015/01/28(Wed) 23時頃
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[鼠の自分がサンタクロースになれるのだろうか、と言う、 曖昧で不安定で、卑下に満ちた劣等感が四散していること。
きっと、昨夜空を飛んだサンタの見習い達が、 持っていってしまったのだろう。
代わりに彼らは何時も、己の欲しいものをくれる。 例えば、そう。
自分と仲間を信じる心、とか。*]
(37) momoten 2015/01/28(Wed) 23時頃
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─ 試験当日朝・自室 ─
[サンタ見習いの朝は、特に早くも何ともない。 寝起きに自分の髪に手を突きながら体を起こし、一口だけ残しておいたフルーツサンドとパンケーキを口にした。>>1:50
もうこれが食べられなくなるのか、と感傷は半分だけ。 昨夜、帰った後に味わった時と同じく優しい甘さに目を細め。
完成したものの、結べずにいた紐に手を伸ばす。]
頑張らなくてはな。
[口にした、短い決意の言葉。 母から貰った紐の代わりに、十二色で髪を括り上げ。 カシャ、と頂点の数字が一緒に揺れていた。]
(38) 鯖 2015/01/28(Wed) 23時半頃
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── 試験前夜 校舎裏にて ──
[春先に纏いし八重の花を小さき級友へ差し出せば。 弾む声は男の耳にも届くだろう。>>15]
それは良かった。 見上げるだけでなく、手にするのもまた花の醍醐味。 桜は咲く。朧のそれではないが、願掛けだ。
[持つ者すべてを使って全身で感謝を伝えてくる、小さき級友に目を細め、男はひとつ大きく頷く。
いつしか記憶が薄れても、想い出は零れ落ない。 嘗ての子ども達が、サンタクロースとなり夢を配るように、また。 贈り物に込めた願いは、受け取った者たちへの記憶へと息衝くだろう。]
(39) M_rio 2015/01/28(Wed) 23時半頃
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[教室に向かう最中か、それとも着いた後だったか。
会った級友達には少しだけ、微笑むような表情を見せて。 右手や左手に結ばれた紐を見ては、面映ゆさから視線を外す。
古臭いサンタ帽とその背中を見れば、>>34]
似合わんな、それ。 卒業時に支給されるピカピカの新品、早く被れ。
[肩甲骨の間を小突きながら、普段よりは素直な激励を。*]
(40) 鯖 2015/01/28(Wed) 23時半頃
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おう、期待してるぞ。 その為には俺も、負けないくらい立派な生物学者とならないとな。 彼奴等を支えられるような、立派な。
[空では明日にサンタクロースとなる級友達が、鈴の音を鳴らしているだろうか。 思い思いの優しさを手渡しに捧げていく時から去るように。 男はひらりと手を振り研究室へと向かう。
小さき級友は、微かな天候の変化すら動植物の育成に関わることを。 その小さな体で男に教えてくれた、大切な存在だった。 それは明日になろうと、卒業したとしても。 変わる事がないこともまた。等しく教えてくれる存在であることは変わらず**]
(41) M_rio 2015/01/28(Wed) 23時半頃
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― 早朝徘徊 ―
[気象学部の試験の大半は教室で行われる。 実践的なルート作成は実技に分類されるが、 それも使うのはソリや校庭ではなく、 分度器やコンパス、それに製図台だ。
決して体力を失うものでは無いが、 人より虚弱な鼠の我が身は、準備運動も欠かせない。
今日は気合を入れて、ランニングもメニューに入れてみる。 ―――あくまで、体力作りであって、邪な思いなど何も無い。]
(42) momoten 2015/01/29(Thu) 00時頃
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[ちょろり。 唐草風呂敷にハンカチを皺にならぬよう包み、 部屋を窓から抜け出すと、昨夜と同じように細い縁を渡る。 人の身ならば、戦々恐々だろうが、小動物にとっては、 列記とした道であり、変則的なランニングルートだ。
風を切って、テテテと足跡刻み、 爪先を煉瓦に立ててアイスバーンもなんのその。]
……お、
[そうして目視で捉える窓の先。 見渡そうとも、昨夜置いた贈り物は影も形もなく。
一応ながら、地上も覗き込んで細い煌きを探す。 無い、無い、無い―――何処にも。]
(43) momoten 2015/01/29(Thu) 00時頃
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…………う、わぁ。
[自覚すれば耳の中が熱くなる。 届いたのだろうか、と思う心と、 己にも届けられたのだと、満ちる喜色。
本人に? ちゃんとアリスに?
駆け出す心音を押さえ込み、破廉恥だと騒ぐ良心を振り切って、 そっと白鼠が窓を覗き込む。勝手に揺れる尻尾は無意識だ。]
もう少し……、中を…、あ……っ!
[爪先を伸ばした鼠は、唐草風呂敷の結び目を煉瓦に引っ掛け、 ぶわりとハンカチーフと風呂敷が風に浚われ拡がった。 どちらも飛ばしてしまわぬよう、両手で握りこんだ二枚。
もしも、クリスが部屋に居たのなら、 窓の外で手旗信号に勤しむ鼠が見れたかもしれない。*]
(44) momoten 2015/01/29(Thu) 00時頃
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−教室−
おはようございます、朧サン 今日は一段とオシャレですね
[まだひと気もまばらな空間は、さほど緊張感にも包まれていなかった。頭ふたつほど高いところで揺れる尾の根元の彩りとてっぺんできらりと光ったもの>>38を眩しそうに見上げる
右の手首に視線が移り、そして逸れれば面映ゆさが移ったか、尻尾がくるりと揺れた]
(45) CHiKA 2015/01/29(Thu) 00時半頃
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あっ、タルトサーンショコラサーン! 今日はよろしくお願いします
[室内の角に同じ学部の2人組を見つければそちらに駆け寄る。ライバル兼仲間、みんな揃って合格できたらいいねえと。最終確認やひっかけ問題の復習、実技について等話しているうちに、ひとも集まり、試験開始の鐘が鳴り響くだろうか]**
(46) CHiKA 2015/01/29(Thu) 00時半頃
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うっせーよ。言われんでもわかってるっつーの。
[>>40背後からかけられた声に振り返り。 くっと喉の奥で笑うと、小突かれた礼にお綺麗な髪へ手を伸ばす。 手触りのいい絹糸をかき乱して、荒らして。
手首へ視線が向けば、機嫌よく口の端を歪めた]
がんばってこいよ。
[普段よりは素直な激励に応えて、こちらも珍しく素直で直球な言葉を投げて。 べちんと彼の真っ直ぐな背中を叩いておいた*]
(47) sea 2015/01/29(Thu) 00時半頃
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[試験前夜は、最高の夜だった。 地上に降りても、練習場に戻っても、自室に辿り着いてベッドにはいっても。ピートの顔から笑顔が消えることはなかった。
夢の中でピートはサンタクロースだった。 そして翌朝、目を覚まして時計を見ると――]
……えっと、 ん??!!!!
[声にならない悲鳴をあげて、最短記録で着替えを済ませたピートは、部屋を飛び出し教室へ。予鈴が鳴るまであと5分。迷わなければ間に合うはずだ……!]
(48) 茄子 2015/01/29(Thu) 01時頃
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―試験開始!―
[乾燥室から引っ張ってきた橇を所定の位置に置く。 花とまん丸とした白を指先でそっと撫でてから手袋を嵌めた。
動物学部ならではの実技試験のひとつは、橇引き。
合格点は低いから安心しろと言われても、試験特有の雰囲気に飲まれそうで、アリスは幾度か頭を振る。
ポケットの上から押さえたのは、桃色と白色の。朝の教室で、何人かの手首に巻かれているのを見掛けたけれど、矢張差出人は不明のまま。]
(49) k_karura 2015/01/29(Thu) 01時頃
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『位置についてー』
[ハーネスの一部をセットし終え、かけっこのように拳を握った。]
『よーい』
[踏ん張って……]
『どん!』
[スタート!**]
(50) k_karura 2015/01/29(Thu) 01時頃
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――昨夜――
[星は願いを聞き入れてくれるだろうか、空を見上げても流石に答えは返らなくて、エルフが砂糖菓子を寄越せと視界でちらちら遊ぶばかりだ。 ただ、雪冷えのする夜空をサンタの卵たちと飛び回ったこの時間は紛れもない事実で、それだけでどこか、先の未来を信じる種にすらなる気がしたから、星の答えなんて、求めるのをやめた。]
(51) mmsk 2015/01/29(Thu) 12時頃
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ミナにーさん、ありがと。 合格の暁には、また乗っけてね。
[これでにこりとキスなんて出来たら女神じみてよかったのかもしれないが、生憎そんな発想はこの時湧いてこなかった。 着地したそりをなぞるように撫でて、乾燥室へ連れて行くまでが、飛行練習。 そりとの別れは惜しく、離れがたくて目を細めたが、引っ張り出されたんだか、自分でけじめつけたんだったか、どっちだったっけ。]
(52) mmsk 2015/01/29(Thu) 12時頃
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[部屋に帰ってからは、力尽きて机に頭預けて眠ってしまうまで、防寒コートのままひたすらノートに向かっていた。 座学の復習なんかじゃなく、思い描いていた夢を、この土壇場で書き上げるために。 今日しか、今しか書けない気がした。なのに遊び回っていたのは自分なので、自己嫌悪を積み重ねながら、雪蛍たちを叱咤する夜を過ごした。]
出来るよ、ね。
[イメージは、がっちり固まっている。 なにせ何日も前から温めてはいたそりの形なのだ。 まるでそりが発射台から飛び立つように、そして夜空を駆け回るように、つらつらとデザインと設計は固まっていく。 窓から漏れる光が紫と橙に染まるくらいまで、それは続いた。]
(53) mmsk 2015/01/29(Thu) 12時頃
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――そして当日――
[ふあぁ、と大あくびをしながら教室に入る姿を、何人が見ただろうか。 寝不足極まりない上にベッドは机だった。 けれど手には、大事にノートとプレゼン用の資料を持って、なんとか席についた。
試験開始後。座学は、いつも通りにこなす。 一部科目は時間に余裕があったので、睡眠時間の回復に務めた。 こうした授業態度もあわよくば査定に含まれるかもしれないところだが、今はそれに構っていられる状態じゃあない。 一通り終わったら、実技試験が――その最後には、自作のそりのデザイン発表が、待っている。 製図試験やデッサンなどが先に来るが、何より製造学部の見せ所は、このデザイン発表だ*]
(54) mmsk 2015/01/29(Thu) 12時頃
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