239 名探偵の館
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まずはアリバイ。 会食の間、シェフは全員の目の前にいた。
ある時間に、彼が中座したところを使用人が目撃しているが……遺体の発見までは、ほんの僅かな時間しかない。
それにあたしの覚えている限り、そのタイミングで食堂から姿を消した人間はいなかった。 ――たった一人を除いては。
そう。 使用人セレスト、あんたのことだな。
(25) 2015/10/28(Wed) 22時頃
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被害者が姿を消してから、遺体となって我々の前に姿を現すまでのごく短い時間に、同じように何処かへ行っていたやつがいる。 となれば、犯行が可能なのはその人物だけ……というのが、当たり前の推理だろう。
しかし、結論を下すにはまだ早い。 考慮しておかねばならない事項が残っている。 一つは、殺害場所だ。
殺されたシェフの袖の折り返しには、木の葉が挟まっていた。 この館、《人狼館》を囲む森に茂っている木のものだ。
パンツの裾ではなく、シャツの袖。 こんなところに木の葉が入り込むには――【森の中】で倒れこむしかない。
(26) 2015/10/28(Wed) 22時頃
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さらに、被害者の遺体を調べてみると、身体のあちこちに裂傷のようなものがみられる。 これも、森の木の枝や小石によってついたものだと考えるのが妥当だろう。
つまり、事件の犯行現場は屋外だ。 ここで先ほどのアリバイに関する推理に疑問が生じることになる。
本当に、使用人のセレストに犯行は可能だったのか?
(27) 2015/10/28(Wed) 22時頃
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ナナオは、一息ついた。
2015/10/28(Wed) 22時頃
オーレリアは、落ちているハリセンに気づいてそっと拾った。
2015/10/28(Wed) 22時頃
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これはわたくしの……いえ。 なんでもありません。お気になさらず。
[鋼鉄のハリセンをドレスの背中に仕舞う。 そして小声で]
なぜこんなところにわたくしの相棒が落ちているのかしら。 不思議ですね。 誰かに見られたかしら?
……見られたかしら。ふふ……。
[と呟き、頬を赤くした。]
(28) 2015/10/28(Wed) 22時半頃
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ジョージは、きらきらと期待いっぱいのまなざしで話を聞いている。
2015/10/28(Wed) 22時半頃
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わたくしも写真を見せていだだきます。 キールさん、お隣失礼しますね。
[キルロイが見ている写真の中から、キールが見ているものとは違う写真を数枚手に取り、自分の前に並べる。 しばらくじっと見つめていたが、やがて疲れたようなため息をついた。]
いけませんね……。皆さんのようには閃きません。 少し時間をいただきますわ。
礼拝堂は確か……外、でしたね。 ……といっても単独行動は避けるべき。
どなたかの推理が終わったらついてきてくださるようにお願いしましょう。
(29) 2015/10/28(Wed) 22時半頃
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オーレリアは、真摯なまなざしで他の探偵達の推理に耳を傾けている。
2015/10/28(Wed) 22時半頃
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[探偵は、その推理をやんわりと遮った。]
『一つ足りないね。 "第一"の犯行現場は、ここだよ。ホールだ。 そして、それを可能としたのは――。』
nyaaan. [何かの偶然か。必然か。猫は、一人の少女の方へと鳴いた。]
『その鋼鉄のハリセンだよ。オーレリアお嬢さん。』
(30) 2015/10/28(Wed) 22時半頃
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[そこに猫が佇んでいることにも気づいていなかった奈々緒は、>>30その呼びかけに少し驚いたように振り向いた]
……。
ハリセン?
[なんだそれは、と訝しげな表情で問いかける]
(31) 2015/10/28(Wed) 22時半頃
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『パルック氏は、現在はシェフだが。 昔は、大道芸人や漫才師もやっていたようだね。 やたらと子供好きだったようでね。人前でジョークを言うのが好きで、今回も何らかの宴会芸を準備していたようだ。 そして、その時にやるつもりだったのが――。』
[そういって、一旦間を置いた。]
『水中バレエだよ。』
『そこに水槽があるだろう。 エントランスホール。 あの中に入って、全員に芸を見せるにはちょうどいい広さだ。』
(32) 2015/10/28(Wed) 22時半頃
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『様々な国から集まった名探偵の諸君を楽しませる上で、試行錯誤をしたようだね。 言語が分からなくても楽しめるように。』
『そして、演じるそれはただの水中バレエではない。 一緒に一人漫才をやるつもりだったのさ。
糸を使って水中にいる自分の上へと物を落とし、自分にツッコミを入れる。 ただそれだけでも、目で楽しめる見世物だったろう。
しかしここで、彼にとっては予想外の事故が起きた。 本当に使うはずだったハリセンは鋼鉄ではないのだ。 水中と言えど、鋼鉄のハリセンは強力だ。当たれば痛い。本当はセラミック製のハリセン辺りを使うつもりだったんだろう。』
(33) 2015/10/28(Wed) 22時半頃
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『だが、ハリセンは無情にも誰かにすり替えられていた。』
[そうして探偵は、一呼吸置いた。]
『"第一"の犯行は、そんなところだろう。 "そのまま溺死した"という可能性もあるがね。』
(34) 2015/10/28(Wed) 23時頃
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[まさかそんなものが事件に関係しているとは思っていなかったせいか、ホールに人間が入れる大きさの水槽があるということにも今の今まで気づいていなかった。
この猫――いや、喋っているのは猫ではないのだが――やはり侮れない]
なるほど。 あるいは、そういうこともあったのかもしれないな。
そうだとすれば、あたしの推論の欠けていたピースにも説明がつく。 つまり……“もうひとりの”パルックがどこへ消えたのか、ってことについて。
(35) 2015/10/28(Wed) 23時頃
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『それだけの状況では、説明がつかないのさ。 鋼鉄のハリセンは、おそらく乾かす為に床に転がっていた。
そしてパルック氏の遺体は水槽の中ではない。 この水の濡れなどはそれが原因と考えられるが。
果たしてパルック氏はその状況で溺死し、そしてその後に死体を損壊させられたか。 それともまだ生きており、その後に殺されたのか。
――推測だがね。 恐らく、鋼鉄のハリセンを仕込んだのはオーレリアお嬢さんではないかと思っている。意図的か、事故かは別としてね。 そしてそれに気づいたパルック氏は水槽から鋼鉄のハリセンを引き上げ、外へと出した。多分返すつもりでね。
――そして、この後が問題だね。 体力を消耗し、頭に傷を負ったパルック氏。溺死していたもおかしくはない。 たぶん女性や子供でも殺せてしまうだろう。』
(36) 2015/10/28(Wed) 23時頃
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犯行現場が屋外だったとすれば、あたし達の前からパルックとセレストが姿を消した時間だけでは、犯行は到底、不可能だろう。 にも関わらず、パルックはこうして確かに死んでいる。
この矛盾を解決するロジックは一つしかない。 食堂であたし達が紹介されたパルックと、遺体となって発見されたパルックは別人だ。
そこの猫探偵が披露した推理。 その茶番じみたハリセン劇場に見舞われた人間こそが、食堂であたし達が見たパルックだったわけだ。 森の中で殺害され、こうしてエントランスホールで発見されたのは……別人だ。
(37) 2015/10/28(Wed) 23時半頃
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『あいにくと僕の相棒は気まぐれでね。 決め手となったのが何か、証拠がまだ探したりない。 だが――、連鎖的にそれをきっかけに何かがあったのだろう。
僕にはまだ情報が足りない。 だから、他の人の推理を聞かせて欲しいね。』
[そう言って、首輪から出る声は黙り込んだ。]
(38) 2015/10/28(Wed) 23時半頃
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『ほう。』
[と>>37死体別人説を興味深そうに聴いた。 猫はあまり死体に近づいたり調べてはくれないので、確かに同一人物だったか詳しく調べることが出来ないのだ。]
(39) 2015/10/28(Wed) 23時半頃
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すると、アリバイに関する談義は根底から崩れ去ることになる。 議論の前提は、“被害者が食堂で目撃されていたこと”だったワケだが、それこそが思い違いだった。この観点からすれば、いまや犯行は誰にでも可能だ。
そこで考えなくてはならないのが、殺害の方法だ。 発見された遺体には多くの裂傷があり、中にはかなり深いものもある。 運悪くというべきか、あるいは最初から仕組まれていたのかはしらないが……この場に集められた探偵のなかに、医術の心得がある者はいない。だから、残された傷のどれかが致命傷だったのか、それとも他に死因があったのか。
遺体の痕跡からは、はっきりとしたところはわからない。
(40) 2015/10/28(Wed) 23時半頃
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そこであたしは、事件の現場を調べることにした。
見つかったのが――これだ。
[言って、奈々緒は懐から一冊の分厚いアルバムを取り出した。 それは、中学校の卒業アルバムだった。
屋外に落ちていたせいで汚損しているが、そうでなくてもかなり古い代物であることが見て取れる]
(41) 2015/10/28(Wed) 23時半頃
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――探偵視点――
(仮に、その説が正しい場合――。 "パルック"氏は死んでいるかどうかも怪しいということになる。)
[そこで探偵は考え込んだ。 パルック氏が本当に死んでいるかどうかの証拠。 猫のカメラの映像だけでは、判別はしがたい。 何かそれを裏付ける、あるいは覆す証拠があれば話は別だが――。]
(42) 2015/10/28(Wed) 23時半頃
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何故、事件現場にこんなものが? その疑問にたいする答えは、中身を見ればある程度、想像することができる。
[そう言って、奈々緒はアルバムをぱらぱらと捲り、そのなかの1ページを開いてみせた]
とあるクラスの集合写真だ。 真っ先に目に付いたのは、ここに“ふたりのパルック”が写っていること。 中学校のころの写真のはずなのに、ほとんど顔が変わっていなくて笑っちゃうな。
そして、この人物だ。 少し写りがぼやけていてわかりづらいが……【ジョージ】。 キミによく似た顔だとは思わないか。
(43) 2015/10/29(Thu) 00時頃
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(初めて事件に遭遇した人みたい)
[皆がそれぞれ推理を行うなか、動揺を見せる>>20メルヤにそんな感想を抱く]
(彼女は犯人じゃないから、今は考えなくていいかな)
(44) 2015/10/29(Thu) 00時頃
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(さて、どうしようかな)
[名探偵アイで遺体と現場を観察した結果、犯人は──いや、犯猫はすでに明らかだった。 さっき部屋に戻る途中で見かけた三毛猫。 雌だったからギネヴィア(仮)と呼ぼうか──彼女が猫好きのシェフの気を惹いて、ここで罠に追い込んだのは明白だった]
(でも、ギネヴィアがどこに居るかわかんないんだよねー) (凶器のピアノ線は持ってっちゃったみたいだし、推理しても証拠がない) (ギネヴィアは所長さんの指示でやったんだろうけど、所長はノリノリで推理してるし、ボロは出さないだろうなー) (……誰か、名探偵が推理してくれるかな?)
[そう。彼が様子見を選択したのには意味がある。 根拠も説得力もない推理を口に出すつもりはない]
(45) 2015/10/29(Thu) 00時頃
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もちろん、大昔の中学校の【卒業アルバム】にジョージが写っているはずはない。 だが彼の名は、アルバムが教えてくれる。
Alfred Miller…… この人物は、キミの父親なのではないか。
(46) 2015/10/29(Thu) 00時頃
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(誰かがうまいこと言って収めてくれるなら乗ってもいいけど……) (ばたばたするなら何とかするしかないかねぇ) (状況に応じて、火に油を注いだ方がいいのかな?)
[ため息も吐かず、皆の推理を聞きながら、何が使えるか、おうちに帰るまでが遠足なので、ここでどう過ごしたほうがいいか、計算を始める]
(47) 2015/10/29(Thu) 00時頃
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ふえっ?
[ちょっと真面目に考えに耽っていたので、 >>43 突然自分の名前が出て変な声が出た]
え? なに、ナナオおねーさん。 わぁ。ぼくにそっくりだね。この子。
[卒業アルバムに視線を落とし、相似を肯定する]
でも、うちのおとーさんは。アルフレッドって名前じゃないよ。
[>>46 首を横に振る。 少なくとも戸籍上は違う名前である。いま現在のところ]
(48) 2015/10/29(Thu) 00時頃
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[カマをかけてみたのだが、>>48少年の反応をみるに、この集合写真に写っている人物が彼の父親でないことは確かのようだ]
そうか。
……だとすれば、この事件の動機は犯人ではなく、被害者の側にあったと考えるのが妥当だろう。 シェフのパルックは――あるいはパルック・ブラザーズは――中学校の同級生であるアルフレッド・ミラー氏に対して浅からぬ因縁があった。 その中身がどのようなものかはわからないが。
本件の被害者は、在りし日のアルフレッド少年に生き写しで、おまけに同じ苗字のジョージを、彼の息子と思いこんだ。 そうして彼を、殺害しようとしたんじゃないのか。
(49) 2015/10/29(Thu) 00時半頃
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ふぅん。
[>>49 動揺もなく怒ることも無く、おっとりと首を傾げたままナナオの推理の続きを待つが、この先はまだ無いようだった]
所長も情報が足りないって言うし……推理は一段落かな? さて、オーレリアおねえさん、礼拝堂に行くんだっけ? やっぱりこういう時は男手だよね。 ぼく、ついていくよ。
[にっこりと笑った]
(50) 2015/10/29(Thu) 01時頃
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nyan
[一声鳴いて、テーブルから猫が降りると。 >>50ついていくつもりらしい。懐いているのかどうか。]
(51) 2015/10/29(Thu) 01時頃
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アーサーは、ナナオの方を見て一鳴きして首を傾げた。
2015/10/29(Thu) 01時頃
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[猫が喋った。ぎょっとしてアーサーの顔を見るが、その口ぶりと声からして、猫にスピーカーのようなものが付けられていて、その飼い主が操作をしているのだろうと分かった。彼もまた探偵か。
しばらく聞いていると合成音声に耳も慣れ、まるで猫本人(?)に知性があって、喋っているような気すらしてきて……ばかばかしい。かぶりを振って自分の他愛もない想像を振り払う。]
……なんか、喉乾いたな。
[皆の推理を聞いているうちに頭がクラクラしてきた。 食堂に飲み物が置いてあったはずだ──単独行動は控えようと言われたが、少し何か飲んでくる程度なら構うまい、そう考えエントランスからそっと一人で食堂に戻った。
それに気付いた者は果たしていただろうか。]
(52) 2015/10/29(Thu) 01時頃
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[彼は目を閉じて、何かを考え込むように……回想していた。 夕食時、食事の味すら気にせずに、誰かに話しかけられた事に気付かないほど集中していた時の事を。 食堂に居る人物を一人一人、ゆっくりと観察していく。 そして、その視線はメルヤのところで動きを止めた]
………なるほど。
[やがて、何かを確認したようにゆっくりと頷き、目を開ける。 繰り広げられる他の『名探偵』の推理に耳を傾けつつも、その目はただ一人をじっと見つめていた。 もちろん、彼女がエントランスから出て行くその時も]
(53) 2015/10/29(Thu) 01時半頃
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うん? 着いてくるの?
[>>51 アーサーが寄ってくるのに目を細め、頭を軽く撫でた]
所長の指示? それとも野生の本能? どっちなんだろうね。
と、写真見ててもしょうがないし行こっか。 おーい。オーレリアおねーさん、先に行くよー。
[しれっと口にする。割と待つ気が無い。 >>52 視界の端でメルヤが一人で動くのが見えたが、ひらりと手を振って見送る。 単独行動はやめるべきなんて思ってない]
(54) 2015/10/29(Thu) 01時半頃
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