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―床彼駅南口ロータリー―
[ぐったりしたままふわっと現れて、噴水の中にぱっしゃん。
でも、音もしないし、きっと水は揺れもしない。
意図しない移動の感覚に、ぐったりとしたまま目を開けて]
ふおぉっ?!
あぶ、ば ばばばっ はぶっ
[水の中にいると気付いて咄嗟にもがきにもがいた。
中身は、カナヅチだ]
メモを貼った。
ば ばばっ し 死ぬ死ぬ…っ!
[がばっと起き上がって頭を振る。
濡れて、ない?
どうなってんだ?
ここ、どこ?
あたりを見回して―何かを見つけて目を見開いた]
女、女王様……?!?!
ふ、復活したのか?
[なにかに憤っているのか、困っているのか。
それはともかく、彼女がまたゲームに戻ってきたのかと思って、
驚きながらも嬉しさを滲ませて立ち上がった]
メモを貼った。
行ってらっしゃい。
じゃあ、会えたら教えとくわ。
[クリスマスが移動してから、順に回っていこうかと杜を選択する。
まだフランシスカはいただろうか]
!??? なんだ何事だ!?
っておい大丈夫か!!
[下むいて、唇を噛んで。
拳握っていれば、
見れば人影、まるで溺れているような。]
今行く!!
[スーツの上着を脱ぎ捨て、飛び込もうとして、]
…… あれ? セシル?
[縁に足をかけた状態で、
復活、ってか……
おま…… 俺が、見える、わけ……?
[恐る恐る、言って。
立ち上がったそこへ、駆け込んだ。
水は跳ねない。
動きを阻害も、しない。]
セシル、セシルせしる おま、お前、俺が見えて、
なあ大丈夫か、大丈夫、だって 手とか、すげえあの
ヴェスパタイン治してもらったか!?
なあ、
[勢い良くまくし立て、セシルの全身をべったべった触って確認する。
傷はないか。
欠けは、ないか。]
せし……
[痛かったよな、とかは、言おうとしてやめた。
どんな殺られ方をしたのか、想像もつかないし、思い出させたくもない。
結果、言う事がなくなって言葉に詰まり、]
っぅー……!
[想像ばっかり豊かに働いて、泣けてきた。]
[余談だが。
想像の死に様は、実際よりはぬるいものだ。
もし目撃なんてしてしまっていたら、精神的に大ダメージだっただろう。]
み、みみみ みえて る けど
[
あ、あの ちょ
えっ ?
[まくし立てられる言葉にきょと、としながら、触られるまま。
黒い鎧は傷付いてあちこち欠けたりほつれたりしている。
背に背負った大剣も落ちる前と同じなのは、落ちると意識していないから
殺気100%の姿のままだからだ。
もっとも今は驚きが殺気を超えているけれど]
な、なんで、泣くのっ
まだゲーム、終わってないし!
僕、まだ、たくさん殺さなきゃ…
[言葉に詰まっているダーラの肩をはし、と掴んで殺る気を見せた]
みえ 聞こえて、
……ないて、 ねえ し!
[涙声で叫んだ。
肩を掴まれ、触れるんだと思えば立場もよりはっきりする。]
セシル……
セシル、気付いて、ねえの。
ゲームはまだ、続いてっけど。
殺すとか、しなくて、いい、よ。
…… もう、できねえ よ。
[言いたくないっていうか、思いたくないってのを押しのけて。
殺る気満々の片手を、掴まれる上から握った。]
お前今、俺と、同じだから。
観戦モードってやつ。
ステージ一覧、見てみ?
俺ら、いないことになってっから。
お前のステージ、 ないから。
[直接的な事が言えなくて、見て確認しろってことにした。
まだ声は震えてる。]
えっ なに いってん の
[掴んだダーラの肩は、彼女も復活したのだと確信していた。
何か敗者復活のようなイベントがあったのだと。
だからもう殺さなくていい、出来ないと聞いても
すっと色を失った瞳を向けて首を傾げるばかり]
もうしなくていいって、どういう、こと?できない?
だって、僕は今さっき、ニンジャを殺してきたんだよ?!
この手で、あいつを、ぶった斬ったんだ。
[なに言ってるのかわからない。
わからないけど、手を握るダーラの声が震えているのに気付いて、
言われるままに、メニューからステージ一覧を開く]
[違和感にすぐに気付いて、一瞬息を呑んで目を見開いた]
僕の、ステージが、ない。
[バグか、タイムラグか。
そう思って一覧を開きなおしても、表示はない。
それが指し示す意味は、たった一つ]
う そ だろ?
ぼくが しぬわけ ないじゃない!
そんなこと ありえない みとめ ない…っ!
[何故脱落したのか、覚えていないし、理解も出来ない。
少しの間、ただ手を強く握り締め、悔しさに歯を噛み締め―]
女王様が見えているのは、復活したからじゃなくて、僕が―?
ぼく、は 脱落 したの?
死んだ、の?
もう、殺さなくていいって… ほん と?
[動揺に揺れる瞳を向ける。
それはどこか、縋るようでもあった]
メモを貼った。
ニンジャ…… そ、か。あいつを……
やった、な、
[
落ちたと自覚できないって、どういう状態だったんだろう。
一瞬だったのかな。
俺みたいに一時的に忘れてるなら、どうかずっと、忘れてて。]
うそじゃ、ない。
俺はあれから、ずっと、観戦モードだから。
…… もう、いいんだよ。
ほんと に……
[笑いかけたかったのに、泣き笑いみたいになる。]
っく、
[今泣くとしたら俺じゃない。
でも止まってくれない涙が邪魔で、袖で拭った。]
だい、 じょうぶ、ほんとだ
[
それだけ言って、ゆっくり背中を叩いた。*]
メモを貼った。
白、全部殺さなきゃ、 ゲーム終わらないのに。
僕はもう、戻れない って こと?
[ありえない。ありえないありえないありえない。
自分が死んだ理由に思い当たらない状態であればなおさらだ。
何が起きたかを確認するにも、もうあのコンサートホールはない]
ど して
どーして
[ダーラが叩く背は、丸くわなわなと震えていて]
[―――でも。
”もう、いいんだよ”
それは、心のどこかでずっと、求めていた言葉で]
メモを貼った。
―― は、 ははっ は……
[やがて、気の抜けたような、しゃくりあげるような息を吐いて]
お、 お、 俺 ずっと こわ くて。
やらなきゃ やれれるって ずっと―
[そこから先は、言葉にならず。
ただ、肩を震わせて、静かな水面にぱたぱたと涙を落すしか出来ない。
怖かったからといっても、自分のやったこと…向けた感情は許されるようなものではない。
今更、何を言っても―。
背を叩いてくれる手が、すごく優しい。
だから、縋りたくなる。その優しさに]
ふぇっ……くっ ひっ
[ダーラにぎゅーっと抱きついて、子供みたいに泣いた**]
[セシルの言葉が、雰囲気が変わった。]
うん…… ん。
こわかった、な。
[俺から見ても怖かったこいつも、怖がってた。
ロールプレイじゃない台詞かっこいーとか思ったけど、
あれも虚勢の一つだったのかもって思った。
気づけなくてごめん。
今は怖くないからって俺の喉元過ぎればっぷりを笑うなら笑え。]
もう、ここなら、大丈夫だから……
[誰も襲ってこないし、痛くない。
抱きついてきた身体を抱き返して、泣く背中を叩き続けた。]
[ あっ、やわらか……。
泣きじゃくりながら、ぽつ、とそんな言葉が頭を過ぎる。
上着がないせいか、スーツの上からでもそのふたつのふくらみが
ふんわり ふんわり 自分の身体に当たって。
大丈夫だから、と聞こえる声と抱き返してくれる力にに甘えて
ぎゅうとしたまま]
―― ………… うん。
[大丈夫。だいじょうぶ。
自分が落ちた理由とか、帰れなくなったこととか、
もっともっと気にするべきことはあるはずなのに。
今はもう、誰も傷つけなくてもいいってことの安堵だけが
あふれて、零れて、止まらなくて]
―――――あり、がとう。
[ダーラから、身体を離したのは86(0..100)x1秒後。
真っ赤な目を逸らし気味にしてあたりを見回し]
じゃあ、落ちたみんなも…こうやって見てたんだ。
[ぽつ、と聞いた]
[すっかり頭から抜けてたけど、今俺はダーラ様だ。
女の子の柔らかさは、最強の癒しパワーなんだとか、彼女いない歴=年齢のクラスメイトが言ってた。
意識してのことじゃないけど、せっかくだから、ありがたく使わせてもらった。]
どう、いたしまして。
[目が紅いぞーとか指摘するのはやめた。
俺は多分人のことを言える状態じゃない。]
そ。全部、そのまんま見える。
触れないし、こっちの声とかは届かないけどな。
[聞こえてなくてよかった、としみじみ思うがひみつだ。]
クリスマスは、俺らの事が見えるし、声も聞こえるらしいけどな。
さすがのお助けキャラ。
もしかしたら伝言とかも
あ、
[ ーーーーなきゃ、ゲームは終わらない ]
[オスカーたちから聞いたそれを、クリスマスには言うなといったのを思い出して、視線がふらふら揺れた。]
[女王様が女の子にカテゴライズされるか否かは、誰かにCastAwayした。
きっと沙耶[[who]]あたりが答えを出してくれるだろう。
すん、と鼻をすすって、ちらとダーラを見る。
……きっと、俺も同じ顔してる。 と思った]
そのまんま、見えるのか。
…そ っか。
[ひどいことを言って、ひどいことやった。
そんなのも見られてたのだろう。
小さく小さく、溜息をついて肩を落とした]
クリスマスには認識できる?ってことは…
俺たちはまだゲームの中には存在できているんだな。
[観戦モードなんてのがあったなんて、知らなかったけど。
ステルスで他の人の戦いを見て勉強出来るなら面白いとも思った]
伝言なんてないよ。
残ってるひとらに、俺、なにも―。
あ。
[1人、思い当たって、言葉を止めた。
丁度、ダーラが言葉を止めたのとほぼ同時]
…どうしたの?
[ふらふらと視線を揺らすダーラを見て、瞬いた]
―朽ち果てた杜―
[フランシスカがいればもうオスカーを探さなくて良いことと、後でサンタワールドに集まること、それからタイムアップの条件を知らせる]
ねーさんどこかな……。
[ひょっとしたら観戦しているかも知れない、と思うけれど。
ランダムよりステージを順番に回っていけば見つかるだろう、と競馬場へと飛ぶ]
教会が落ちた後はどっかで寝ていたらしい。
寝ぼけつつ移動ウィンドウをたたく
1だった
[コメントの辛そうなところに投げられたなんて知る由もなく、目ぇ冷やすなんか、探す?とか考えてて。]
フィルタ機能とか、ないし。
観戦とかいって、どこに誰がいるとかも、わかんないんだけどな。
だから、俺も全部見てたわけじゃない。
[つまり、一部は見てたってことで。]
……手、ちゃんと動いてて、よかった。
あ、あーー…………
いや。いや、なんでも、……
……あるといえば、あるか、も。
や、先にセシル、どーぞ?
[嘘とか誤魔化し、苦手だ。
せめて、と先延ばしにしてみる。]
なんかあった?
メモを貼った。
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