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ふふ
君にそこまで言わせてしまって
手を出さないのは、男の恥というものですね
[一度は止めを外してしまえば。
とどまる事がないのを、知っているからこそ。
色々我慢もしてきたけれど。]
知りませんよ
[一度触れ合ってしまったなら。]
一度捕まえたら、逃がしてあげませんから
[止まることは難しい。]
愛してます、クリス
寂しい思いは、もうさせませんよ
たまには一人になりたいと思うくらい
ずっと一緒に居ますから
[彼女の手を取ろうと、伸ばした手。
それが触れたなら、強く手をとって。]
行きましょうか
君の欲しいものを、作れる場所に
[耳元でそう囁いて。
彼女と共に、何処かへ*]
―― 時間は飛んで、朝 ――
[自分の部屋へ帰ろうと。
タクシーを呼んで、場所を告げて。
二人で乗ったはいいけれど。
たどり着いたのは、見知らぬ場所で。]
…―――?
[首をかしげていれば、何かしら説明もあったかもしれない。
とりあえず、ここで暫く生活してみてくれと言う事らしい。]
どうします?
[一緒にいる彼女に、そう問うて。
彼女がかまわぬと言うのなら、まぁ、いいだろうと。]
栗栖は、良いと思う。
花橘荘のみんなに、……その、気を使わせちゃうから。
[目を逸らして、頬を赤らめて。]
メモを貼った。
メモを貼った。
メモを貼った。
君がいいと言うのなら
私はかまいませんけれど
[気を遣わせる、という彼女。
意味はすぐに理解できたから。]
そうですね
[赤くなった頬に、唇を寄せて。]
でもここなら、部屋でも愛し合えそうですね?
[そんな事を言った。]
[「研究」という面で無ければ、勿論思う所はある。
九十九さんが語らないならば。僕が少なくとも今は…知るべき事ではないのだろう。]
何もないなら、それはよかったのだけど。
僕は彼女に…何処かで言わなければならないことがあるから。
[どう言語化すればよいのか、今の自分には分からなかったが。
間が置かれて語られた言葉には]
………
[返事は、返さなかった]
[みっちゃんが頬にキスをしてくれれば、
栗栖もみっちゃんの頬にキスを返して。
小さな声で、みっちゃんの耳にささやくように。]
うん。
…まだ、まだ、栗栖は物足りないから。
[そうして、みっちゃんにべったりとくっついて部屋までついていった。]
メモを貼った。
メモを貼った。
メモを貼った。
欲張りなお姫様だ
満足させるべく、努力せねばなりませんね?
[くっついたまま、やってきた部屋。
生活は一通りできるようになっている様子で。
とりあえず、部屋を確認だけしてから。]
食事、どうしましょうか?
とりあえず何か作りますよ
[食べたいものはあるかと、聞いてみて。]
メモを貼った。
メモを貼った。
メモを貼った。
メモを貼った。
メモを貼った。
だって、王子様が素敵だから。
姫も、精一杯尽くさせていただきます。
[なんてみっちゃんに合わせてみて、へらりと笑ってから。
部屋の中を見てみれば、]
これ、花橘荘の部屋を再現しようとしてるのかな?
[なぜか服まであって、部屋の中に置いてあるものは栗栖とみっちゃんの部屋で見たことあるものばかりだった。]
みっちゃんの作ったのが食べたいな?
栗栖も、何か手伝えることはやるね。
[そう張り切りつつ、食べたいものには。]
栗栖はパスタが食べたいな。
みっちゃんは?
メモを貼った。
メモを貼った。
パスタですか、ではクリームパスタでも作りますか
好きなんですよね、私
[彼女のリクエストを聞いて、パスタを茹で始め。
海鮮海鮮、なんて冷蔵庫をあけながら。]
私は、君と食べられるならなんだっていいんですよ
自分で作るものなら、いつだって食べられますから?
[ソースを作りながら、声を投げて。]
じゃあ、昨日のと食べ比べだね。
[くすくすと笑って、]
栗栖も好きだよ、クリームパスタ。みっちゃんが作ってくれたなら、もっと美味しく食べられそう。
[お皿を捜して、みっちゃんがよそりやすい所に並べて。]
いつかは栗栖が作ってあげられればいいな。
お母さんになったら、こどもたちにも作ってあげたいから。
[食器を捜しながら、そんなことを嬉しそうに。]
メモを貼った。
では、作り方を教えてさしあげましょうね
といっても、パスタなら
ゆでて、ソースをかけるだけですけれど
[並べてくれた皿に、パスタを盛って。
海鮮クリームソースをかけて。
テーブルに並べて、飲み物を準備して。]
料理が出来て、困ることはない
今日から、一緒に料理をしましょうか?
何をするにも、一人より二人の方が楽しいものですよ
メモを貼った。
えへへー、楽しみ。
[食器を並べて、みっちゃんの手際を眺めて。]
みっちゃんは当たり前のように作るけど、栗栖がやったらソースを作ってあたふたしてる間にパスタが伸びたりしてて大変なことになるんだよね……。
[挑戦したことはあるらしく、そうぽつりと。
のびのびこげこげでろでろパスタを思い出して、全然違うなぁなんて。]
うん。じゃあ、あとで作る時は教えてね?
楽しみにしてるから。
それは、二つ同時にやろうとするからですよ
私はなれてますから、両方見ながらできますけど
できるようになるまでは、一個ずつやりましょう
パスタをゆでて、それからソースを作って
少し乾いちゃったパスタを、水で戻せばいいんですよ
[教えてくれと言われたから。
じゃぁ今夜の食事は彼女に作ってもらおうかなって。
なんとなく、想いながら。]
では、そうしましょうね
私も楽しみにしています
メモを貼った。
[2人が部屋に無事に入り、料理をしていたのには実は暫く気がついていなかった。
それに気がつけば、では2人に見つかって変な嫌疑がかかる前に挨拶へ行こうか、なんて。
僕は部屋のクローゼットからスーツを取り出して着る。着られているとまでは言わないが、まだまだ完璧とまでは言いにくい。]
さて、行こうか。
[なんて言うかは、決まっている]
→104号室前
[花橘荘と比べれば、少しだけ距離を感じたけれど。
僕は2人がいる部屋の前へとやってきた。
これも、あまりやりたいとは思っているわけではないけれど。
危ない橋を無駄には渡るつもりはないのだ。
……息を吸って、吐いて。
コンコン、と。2度戸をノックした。]
一つずつ?
[そう不思議そうに首を傾げて、成る程と頷いた。
そういう方法も全然考えつかなかったから。
うまく作る人の方法通りに真似しようとばかりで、そしてそれができなくて失敗していて。]
えへへー。みっちゃんはやっぱりさすがだね。
でも、失敗したらごめんね。
[栗栖は不器用だから、なんて笑いながら。
手を合わせて、頂きますと言って。
パスタをみると、やっぱり巻いてみてから。]
あーん。
[としてみたくなるのだった。]
メモを貼った。
いいのですよ
上手になるまで何度でも一緒に作りましょう
何度でもチャレンジすればいいんです
時間なんて、これからいっぱいあるんですから
死が二人をわかつまで、ね?
[それでも、あーんとしてもらって。
ぱくりと食べてみたけれど。
ノックの音が聞こえて、首を傾げた。]
訪ねてくる予定の人間は、いないですよね
だって、今日来たばかりですし
[嬉しそうに、みっちゃんに頷いて。
あーん、と食べてもらって。
栗栖も食べてみる。
頬に手を当てて、ふにゃりと美味しそうに笑いつつ。]
えへへー。栗栖には、やっぱりみっちゃんの作ってくれた方が美味しいよ。
[ノックの音には、一緒に首を傾げて。]
きっと、ここの管理人さんとかかな?
まだ挨拶してなかったもんね。
ありがとう御座います
でも私は、クリスの料理を食べてみたいですよ
クリス自身は、食べちゃいましたから?
[そんな事を言いながら、立ち上がって。
彼女の方に、手を差し出して。]
管理人さんなら、ご挨拶をしないといけませんね
一緒にご挨拶しましょうか
栗栖はまだまだ食べごろだよ?
[くすくすと笑って、みっちゃんについていきつつ。
手を出されれば、みっちゃんと手を繋いで。]
うん、いこっか。
…その、ご迷惑をおかけするかもしれないし。
[と少し恥ずかしそうに言いつつ。]
大丈夫ですよ、毎日いただきますから
[手をつないで歩きつつ。
ご迷惑を、という声には、小さく笑った。
さすがに、新しいマンションのように見えるし。
防音は大丈夫なんじゃないかな、なんて思いつつ。]
まぁ文句を言われたら、言われた時ですよ
[話声が、ほんの少し聞こえて。
ついにドアが開く。どうやら2人で出迎えてくれたようで。
僕はいつもと同じように…「可愛らしい」と言われてしまう笑みを浮かべながら。]
新婚生活体験にようこそお越しくださ……‼︎
[お辞儀をしながら此処まで言って、初めて知ったように驚く。]
えっ…⁉︎佐藤さんと…益田さん…?
[驚いたように、そう問いかけた]
やさしく食べてね、おおかみさん。
[楽しそうに笑ってから、
ドアが開いて。]
・・・あれ?
[どこかで見たことがある気がして、首を傾げて。
その顔と、声は。]
楓…?
[驚く姿に、栗栖も驚いた。
新婚だなんて、まだ指輪を貰ってないのに。
ではなく、こんなところでアルバイトをしてたなんて、奇遇だな、なんて。]
……これは驚きました。
[ちょっと気まずそうに笑みを浮かべて。
でももしかしたら「やっと」なのかもしれないですけど。特に、益田さんにとっては。
あぁ、でも何か僕も嬉しいですね……ここで会うなんて考えてもいませんでしたが。
[楓の気まずい笑みを見て、栗栖はそうだろうなとくすくすと笑って。
新婚生活体験、と言ってた気がするけれど。カップルを相手のブライダル関係のアルバイトかな、と。]
ううん、でもまだ新婚ではないよ。
[ね、とみっちゃんの方を見て。でも、そうなると良いな、なんて期待も含みつつ微笑んでみた。
楓の前で素の口調で話して居るのは初めてだった気もするけれど、特にそれは気にせず。]
楓は、ここの案内役か何かですか?
[と訊ねてみた。]
メモを貼った。
メモを貼った。
まぁ…佐藤先輩なら、最高のプロボーズをしそうですしね。
[
益田さんは……佐藤さんと一緒だからかな。
口調も雰囲気も…幸せそうで。
僕は給仕みたいなものです……何かお困りごとがあった時に、
サポートをさせてもらう感じですね。とは言っても大してやることはなくて。待機しているばかりです。
[そう言いながら、僕も自然と笑みが零れる。知り合いなんだから、当然じゃないか。]
[頬に手を当てて、嬉しそうに。]
えへへー。分かるかな?
みっちゃんと一緒になれて、栗栖はとっても幸せだよ。
楓が給仕なら、栗栖も呼びやすいよ。
何かあったらお願いするね。
[にこにこと笑って、ぺこりと頭を下げて。
そして、]
楓は、ちゃんと好きな人にアタックできてますか?
[と、聴いた。
楓の恋の行方が気になっていたらしい。]
メモを貼った。
[開いた扉の向こうにいたのは、見知った顔で。
クリスと一度、顔を見合わせてから。
彼に質問を投げるクリスとの話を聞いていたけれど。]
新婚体験、ね
[なんだかよくわからなかったけれど。
給仕のようなバイトをしているらしい。]
とりあえず、入りなさい
立ち話もなんだ、紅茶でもいれよう
[そう言って、一度奥に引っ込んで。
お茶の準備を始める。]
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