168 LOVEorDEATH2〜死者は愛を知りたいようです
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[ あ、今何かとんでもない事言われた。…と思ったのも束の間。留伊さんがしおしおとソファに沈んでいく。その姿が可愛くて、くつくつと堪え切れない笑い声が零れる。]
…だいじょーぶ?
[床に据わってソファにもたれて、クッションに埋もれる頭を撫でる。柔らかい髪の毛が指先に気持ち良い。]
ほんと?よかった。
二次元か小動物しか愛せないー、とか言われちゃったら泣いちゃうとこだった。
[ 神妙に言われた言葉には、けらりと笑って返す。]
んー……
[大丈夫、といわれて、髪に触れられたら
少しむくれた顔をして、彼女を引き寄せた。
そのまま抱き上げて、一緒にソファの上にごろん。
彼女を押し倒すような形]
泣かせる訳ないじゃないか。
二次元なんて触れられないし小動物なんて人語話さないし。
[額や頬、首筋にキスをふらせていくけれど
赤い跡はまだつけたりしない]
わっ
[むくれた顔も可愛いんだなあ…なんて頬を緩めていれば、引き寄せられて。体が浮いたと思ったら、次の瞬間にはソファに沈んでいた。]
ちょ、留伊さ…
[額に、頬に、首筋に。触れた箇所が熱を帯びて、さわり、と体の芯が疼く。]
…待って。
[一方的なキスを手で軽く制して。じ…と瞳を覗き込んだのち。顔を寄せ、唇を軽く重ねる。顔には、してやったり、と言わんばかりの笑み。]
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