182 【身内】白粉花の村
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[胸を張るマリー(>>53)に対して気を使わせた事を悟ったクシャミはフッと笑うとマリーの頭を軽く撫でた]
…ニハハ、素敵だと思うけど僕はそこより、こういう方が好きなんだよね
[先程のようにマリーの首元に顔を埋めると首から耳へ、髪へと匂いを嗅ぐように動き、また耳を軽く噛んだ]
ニハハ、良い匂いしてるよね、ホント 落ち着く、とは言い難いけどにゃー
[冗談のように笑って、心の中で明るくしてくれた事に感謝はしたが口には出さなかった。相手がそのつもりだったのかはわからないし、あえて言うほどの事でも無いだろう]
(54) 2014/06/30(Mon) 15時頃
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[髪を掻き揚げ匂いを撒き散らすマリー(>>56)に対してむしろクシャミは距離を置き、聞こえるか聞こえないかくらいの大きさで溜息をついて額に手をやった。勿論髪の上からだが]
ハァ…それじゃ駄目なんだよねぇ。価値が低くなる
[ズビシ、とマリーの額にチョップを入れた所でフォローをするかのように髪の毛がぐしゃぐしゃになるくらい力強く撫でてみた。それに対してマリーはどういう反応をとっただろうか]
いじめるのも、価値下げるのも程々にしないと誰も寄り付きなんかしないにゃー。ニハハハ
[厳しい言葉、とは思っていなかったが人に真っ正面から言う言葉では無いことくらいわかっていたため軽口を混ぜたがどう取られただろうか。そして、クシャミの手にはマリーの髪飾りが握られていた。勿論盗った物だが、それをくるくると回すとマリーの方へ軽く投げた]
ニハハ、僕の勝ちー
(58) 2014/06/30(Mon) 17時頃
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[自分がリクエストを上げると、ちらりとこちらに送られる視線
ディーンの考えていることまではわからなかったけど、遠慮していることはお見通し。と言われたようで、むぅ。と小さく唸る。
やっぱり大人には敵わない。もともと朝顔は隠し事をするのが苦手なのだ、表情に出る。と姉にもよくからかわれた。
もっともこちらから見れば、姉だって十分わかりやすいのだけれど。]
なんでもいーの?
うーんとたかいものでも?
[パフェを頼めなかったさっきまでの気遣いは何処へやら。
今度はお財布が空っぽになるくらいに、たくさん頼んで困らせようか。なんて企んでみたり。]
じゃあね、パフェとオレンジジュースと、はんばーぐと、ポテトサラダとスパゲティと、ごはんー。
[思いつく限りのご馳走。
内心得意げに並べたそれは、お子様ランチのメニューみたいで、けれどもそんなことに気づかずに自慢げに笑う。
彼がそれに気づくかはわからないけれど。]
ー廊下→食堂ー
わーい、あくしゅ。あくしゅ。
[柔らかく握られた手。
この間まで巨人に見えて怖かった人なのに、いま手を繋いでおしゃべりできている。
そのことが嬉しくて、ブンブンと手を振り回し気味に歩く。
歩調が合わなくて歩きにくかったけど、それだけでなく飛び跳ねるように歩いていたものだから、食堂に着く頃にはすっかり息が切れていたけど。]
こんにちわー。
[食堂に着けばはしゃいだ様子のまま、カウンターのおばちゃんに挨拶した。]
…………ああ。
ちゃんと食べきれよ。
[勢いづいてつらつらと並べられる彼女のリクエストに片眉を上げる。けれど暫く考えて、それがお子様ランチで事足りると気付けば、小さく肯定を落とした。最も、気付かなかった所で全部買ってやっただろうが]
おい、暴れるな。
[怒りよりも戸惑いの多い声音で注意して、困った様に眉を寄せる。僅かばかりの苛立ちはあるものの、それを目の前の子供にぶつけるなんてみっともない事、出来る筈も無い。
息を切らす少女に一つため息を吐いて。けれど躾をしてやる程お人好しではないから、特に口出しする事は無かった。
少女の病の事は知っていたから、治った今は自由にさせてやりたい……なんて。そんな考えも無くは無かったが]
―廊下→食堂―
[食堂で横の少女が挨拶をしているのを聞き、思わずそれを褒める様に頭を撫でる。自分が小さい頃は事あるごとに撫でられていたものだから、反射的に動いてしまったのだ。すぐに我に返って手を引っ込めたが]
あー……、お子様ランチとパフェ一つずつ。
……後、紅茶を。
[勝手にまとめてお子様ランチを注文してしまったが、少女はどう思うだろうか。まあ文句を言われたとしてもそのまま食べさせるだろう。パフェの種類くらいは彼女に選ばせてやってもいいけれど]
[やがて注文した物が来たなら、片手は少女に貸したまま席を探す。
いつもなら隅の目立たない、日の当たらない場所を選ぶ所だけれど。今回はそんな気分にもなれず、窓が近くにある日当たりの良い場所へ少女を導いた。
椅子を引いてやって彼女を座らせて、自分も正面に座る。そうして一つ息を吐いて、目の前の少女に食事を始める様に促す]
……お前、もう大丈夫なのか?
[自分と並んで歩いて来たという事は、随分良くなっているだろうと推測は出来るけれど。会話の切っ掛けになればとそんな問いを落として、紅茶を口に含んだ]
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ニハハ、いつもスカしてるとか酷いにゃー。僕はいつも僕だよ じゃ、ありがたく頂こうかなー
[マリーから差し出された髪飾り(>>60)を受け取るとそれをポケットに入れて肩をポンと叩いてから振り返る事も無くその場から立ち去ろうとしたが、もしも誰かが引き止めたのならそれに反応するだろう 後ろに誰か二人居るのは耳が良いクシャミにはわかっていたが、下手に誰か沢山と絡むつもりは無くその場から立ち去りたかったため生返事をしてその場を立ち去るだろうが]
でも、髪飾りなんて僕使わないからなぁ…
[貰ったそれをくるくると回しながら2階へと上がっていく。する事も無く、ましてや誰かに会うつもりもなく。ただフラフラと歩く事だけが目的として散歩を楽しんでいた]
(65) 2014/06/30(Mon) 23時頃
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わ……ひぇ?
[元気良く食堂のおばちゃんに挨拶したら、突然頭に柔らかい感触。
意外すぎて、撫でられたのだとはすぐに気づかず、変な声が上がってしまう。]
あー!オレンジジュースも!
[すぐに引っ込められた手を不満げに見送り。
注文を聞けば、お子様ランチを頼む声。
不思議だったけれど、メニューの写真をみれば、たしかにそれは自分が食べたかったものが全て入っていて、さすが大人だな。と感心してしまう。
けれどもオレンジジュースは忘れていたようで、すかさずそれを言い足せば『ちゃんと覚えてたでしょ?』と自信たっぷりに胸を張り、パフェの種類を選び始める。]
あさがおのパフェは……
んーと、イチゴのやつがいいな。
[チョコとイチゴと迷ったけれど、両方頼めばお腹を壊してしまいそうだし、チョコはあとでお店で買えばいいから。とイチゴのパフェを選ぶ。
もし、ディーンが欲しがったなら、一口くらいは分けてあげようか。と口元を綻ばせる。]
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