人狼議事


197 獣ノ國

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は、ヤニクという半狼は、どんな人物なのだろうか*

2014/10/09(Thu) 23時半頃


[思わず伸ばしてしまった腕は、少しばかり彼を驚かせはしてしまっただろうか。
捕らえるように回した腕の中、小さく聞こえた悲鳴すらも愛おしく。彼の荷物が立てた音は、耳には届いてはいたけれど――それに構う余裕など、とてもじゃあないがありはしない。
強く抱き返された腕には、堪え切れぬように息を吐き。
聞こえた彼の言葉には――あの時に告げられた言葉を再び伝えられたのなら。その吐く息すらも、震えてしまいはしたけれど。]

……あぁ、覚えているとも。
名も國も、何もかもを捨てて俺の元へと来てくれたのなら…

["自分の全ては、君へ"。
繋げようとした言葉は、震える息のせいで声にはならずに。
だけれど胸のあたりにじわりと広がる暖かさを感じたのなら、こっそりと目元を綻ばせ。嗚咽を堪えるような彼の声には、言葉には。男もまた、熱くなる目頭を堪えながら頭を寄せはしただろう。]



現実に、か。それは解っているんだが…
…何故だろうな。まだ夢心地だ。

[この地へと来る途中に、幾度この温もりを夢見た事だろう。そうしていざそれを再び手に入れたのなら――今度はそれを失うのが何とも恐ろしくて。
離さねば、と考える脳に反し、回した腕の力は強くなるばかり。
嗚呼、その上そんな愛らしい言葉を言われたのなら、今度こそ抑えが効かなくなってしまうじゃあないか。]

……また、泣かしてしまったな。

[次から次へと溢れる涙を、丁寧に唇で掬い取りながら。言葉とは裏腹に、その声はとてもとても柔らかなものだったけれど。
あの日の涙とはまた違う涙を。流れるそれは、なかなか泣けない自分の分まで流してくれているような、そんな気にすらなる。
そうして、久方ぶりにその唇へと緩く触れ――実際には、それ程の時間は経ってはいなかったけれど。
それでも十年の時を経たような錯覚を覚えたのは、それ程までに彼に焦がれていたと言うことなのだろう。]



………、あぁ、すまない。
あまりに美味そうな蝶が巣に引っ掛かってくれたものだから、つい。

[顔を拭う、別れた日とは違う真っ白な手袋。その手をやわりと取りながら、戯けたように言ってみせて。

"こんなに美味そうなご馳走が目の前にあるのなら、どんな蜘蛛だろうと味見をしたくなるもんだ"――なんて。
そう繋げてみせながら、持ち上げられた彼の荷物を取ろうと手を伸ばす。
そうして男は、荷物を取れたのであればそのまま、取れなかったのであれば苦笑を浮かべ、自ら巣へと飛び込んできたこの美しい蝶を、中へと招き入れただろう。]

しかし、荷物もあったろうに。
連絡をくれたら――あぁ、…返さなかったのは俺か。

メールは、全部届いていたよ。
……何度。電話をしようと思ったか。

[――パタン。
扉の閉まる軽い音を聞き流しつつ、服をなぞる彼の指先を見つめる。
そうして腰を引き、背を屈め。なぞられた辺りへと唇を押し付けてみたのなら、コツリと硬い感触が伝わりはしただろうか。]



それにしても…良い物?
何だろうな、メールでくれた"土産"かね。

[彼の身体へと腕を回したまま、チラリと相手の瞳を見上げて見せて。
そうして彼の言う"良い物"が待ち切れぬかのようにもう一度唇で硬い感触がした辺りを突ついてみたのなら、"良い物"は――与えて、貰えただろうか。]


は、クラリッサがホットチョコレートを消化してくれないと困ってしまう*

2014/10/10(Fri) 00時頃


【人】 抜荷 錠

 ― 昼・大学構内カフェテリア ―

 おかしなヤツではあるがね。
 少なくとも、メールの返事をすっぽかすような奴でも無い。
 なんの事情も無い限りは、な。

[奇妙な人物ではあるが、真面目な男だと客観的に告げ。>>100
 珈琲とは比較にならない甘い飲料はクラリッサの許へ。
 苦味を調和する甘さを、与える術を持たない男は、
 初めから甘い飲料を薦めるのだ。]

 ……ああ、知ってる。
 此れでも一応、俗学に通ずる者だからな。

[それでも掲示板で騒がれている事に毛が生えた程度だろう。
 相槌のみ落とし、後は口を挟まずクラリッサの見解を聞く。]

(112) 2014/10/10(Fri) 00時頃

【人】 抜荷 錠

[虫を触ったような心地、と称する彼女の言葉に、
 バッタに改造された仮面ライダーを一瞬思い過ぎらせたが、
 あの心身共に飾った友人が跳ね回っているところを
 思わず想像してしまったが、なんとまぁ出来の悪いコントだ]

 ……連れ去られる前に亡命に出たとも考えられる、かな。
 此の國は厳しい戒律により、出國が難しい。
 まぁ其れも、正規のルートを踏めば、の話だが。

 あいつが若しも獣人の一種であり「虫」の姿を取れるなら、
 國を抜けるのもそう難しいものでは無い気がするよ。
 連れ去られたにしては、随分と余裕が或ると思うね。

(113) 2014/10/10(Fri) 00時頃

【人】 抜荷 錠

 君に贈り物を残したり、俺の家のポストに本を返しに来たり。

 それに奴の家の住人に声をかけたが、
 憲兵が詰めたような形跡も無ければ
 争いの声も聞こえなかったとも。

[レモンティで喉を潤し、ぽつりと告げる。
 ――五十蔵と名乗る姓は叔父のもの。

 否、戸籍標本を改めた結果、
 叔父だと思っていた相手は叔父ではなく、

 父親だと、母親だと、妹だと思っていた彼らは、
 彼らは――]

(115) 2014/10/10(Fri) 00時頃

【人】 抜荷 錠

 ……別れを告げなかったのは、
  告げてしまえば、二度と会えなくなると
          、――決まってしまうからでは、ないのかな。

[事情で預けられた家は、遠筋の他人の家で。
 狐の親子は、町を出て行ったのだ。
 相容れないヒトの子を殘して。

 だからきっと、「さようなら」すら貰えなかった
 言ってしまえば、それが「畢り」だから。

 膝に置いた片手を、握りこんでは
 クラリッサに見えない位置で震わせた。]

 君はあいつから、さよならが欲しかった?

(116) 2014/10/10(Fri) 00時半頃

【人】 抜荷 錠

 ― 回想・昨晩の宝石店>>108>>109

 言ってみなさい。

[彼女の手を握り締めたまま、先を告げるのを赦す。
 犬であれば吠えるなと呵れるが
 彼女は犬であって犬では無いのだ。

 繋いだ部分は手であって、指であって、心では無い。
 赦せないなんて言葉の檻で、彼女の心をどう戒められる?


 置いていかないで欲しいと、子供ながらに告げた自身の声に、
 しんとした神社から、かえる言葉など無かったのに。]

(117) 2014/10/10(Fri) 00時半頃

【人】 抜荷 錠

[奪えと告げる娘が告げた話に、ただただ耳を傾け。
 戻って来ない「家族だったはずの存在」を思い返し、
 ――暫し口を閉ざしていたが、握りこんだ手はそのまま。

 やいそれと、離せるわけが無かった。
 離す術を持たない。]

 俺は君の夢を素晴らしいと思うよ。
 俺は、自分一人が救われることを考えていたのだから。

[スザンナの夢を認めた上で、手を離さない。
 時折言葉に詰まりながら、震える声で告げられた言に、
 乾いていくばかりの口蓋に、空気を招き入れ。
 
 その夢を破壊することが、どれだけ大人の我が儘なのか。
 分かっていながら場所を忘れ、その身を抱いた。]

(118) 2014/10/10(Fri) 00時半頃

【人】 抜荷 錠

 俺は君を殺すよ。
 君の人生を、俺が潰す。

       いいも悪いも、望まない。


[スザンナのヒトとしての道を、雑草を潰すように踏み躙る。
 それがどれだけ残酷であったとしても。

 知らない他人の為に泣くなんて、馬鹿げていた。、
 汚い大人は自分が可愛い。

 知らない世界で子供が飢えたとしても、
 知らない世界で助けを求める手が伸びているとしても
 

  俺の知ったことか。]

(119) 2014/10/10(Fri) 00時半頃

【人】 抜荷 錠

 ……君を他人に貸してなど、やらない。 いいね

[心さえも、自分一人に与えられるものなのだと。
 我欲に包まれた大人は、渇望をそのままに告げた*]

(120) 2014/10/10(Fri) 00時半頃

【人】 抜荷 錠

 ― 現在・大学構内カフェテリア ―

[クラリッサの答えがどんなものだったとしても、
 飲料を飲み終えるまではそこにいるだろう**]

(121) 2014/10/10(Fri) 00時半頃

抜荷 錠は、メモを貼った。

2014/10/10(Fri) 00時半頃


【人】 抜荷 錠

― 昼・大学構内カフェテリア ―

………恐らくは。

俺は獣人が何処から来て何処にゆくかは知らないが
先天的なものにしろ人為的な変化にせよ
あの塔は特に、獣人なんて珍しい存在を
欲っさない筈がないのでは――と思うのだがね

[高く聳える研究施設のタワーは、
屋外席の此処から良く視認できた
この圀の科学力学はよそよりも高い。
裏付けるように、町一番の高度を誇るそれを見詰め]

(135) 2014/10/10(Fri) 08時半頃

【人】 抜荷 錠

奴は俺のようにズボラじゃないしなぁ

……しかしまぁ、近いと気付けない事は
多々とあるものだと、実感しているよ。

[苦笑と共に柑橘の輪を浮かべたカップを寄せ
芳香を愉しみながら茶を啜る。

時計のような生活>>131とは言い得て妙な。
高校大学と共通した進路を歩んで来たものの
ルーカスが慌てふためいて教室へと
駆け込む事も無ければ、寝癖をつけて
社長出勤するような失態も、見た事はなく]

(136) 2014/10/10(Fri) 08時半頃

【人】 抜荷 錠

―――いや、嫌いになどは。
…… ただ、
ただ、連れて行って欲しいと思った事は、あった

[握りしめた拳は、やがて開かれて。
手の内滲にんだ汗を空気の通りへ曝し、乾かせ]

俺は、獣人をただ放置していると――
いつかあの施設に回収されてしまったり、
圀の外へ追い出されてしまったりと、
良くない不幸を招くのでは、と思っている

……だから、保護すべきだと思うね。

[何か起こった時庇えるよう、匿えるよう。
裏道を教えてやる事だって、できる。
それも、監視下に置かねば力になれない]

クラリッサ君、だったよな。
――君は、獣人を護りたいと思う?

(137) 2014/10/10(Fri) 08時半頃

【人】 抜荷 錠

[最後の句はトーンを潜めさせて。



当たり前に過ごす事を、
当たり前に生きる事を、

放っておけば取り上げられてしまうというのなら**]



有り体に言えば、飼育したいか、という事だよ

(138) 2014/10/10(Fri) 08時半頃

抜荷 錠は、メモを貼った。

2014/10/10(Fri) 08時半頃



中に入れてくれるなら、味見以上の事もさせてあげるわよ

[手を取り戯けた様に落とされた言葉には、悪戯っぽく微笑んで。そうして踵を上げれば、彼の頬に口付けた。
重たい荷物は彼に任せて、逆の腕に手を回し、すりと擦り寄る。並び歩くだけで、こんなにも幸せになれるのだから不思議だ。
傲慢で強欲な自分が、それだけで満たされるだなんて。以前のジャニスに言っても信じないだろう]

ええ、そうよ。返事のひとつも寄越さなかった癖に!

……でもね。アタシきっと、電話をもらっても、出られなかったわ。
だって、声を聞いたら泣いちゃうもの。

[ぱたん、と。扉の閉まる音には、小さく口元を緩ませる。蝶が蜘蛛の巣に招かれた事を喜ぶなんて、何ともおかしな話だ。

彼に半ば体を預ける様にして、するりと"時計"をなぞる。そしてその指先を見詰める視線に気付いたのなら、一つ。朗らかに微笑んでみせただろうか。
ジャニスの胸元……"時計"に口付ける彼の後頭部を、ゆるうく撫ぜて。そのまま、その首元に腕を回す]



そう。それの事。
でも、気に入ってもらえるかどうか、分からないわ。

[見上げる視線と、二度目の口付けに、ほんの少しの不安を塗り潰す為、ジャニスは楽しげに目を細めた。

そうして、ちゃりと小さく金属が擦れ合う音をたてながら、首にかけた鎖を引き出す。そうして背中側にある留め具を外せば、てのひらに蜘蛛と蝶との時計を落とした。
鎖を掴み、彼の眼前にそれを掲げる様にして。小さく小さく、首を傾げてみせる。気に入ってもらえるかしら?なんて。そんな不安を、無意識の内に滲ませながら]

蜘蛛と、蝶の時計。
多アナタが集めているのは、もっと上等な物だと思うんだけど――、

[自信無さげに言葉を落とし、彼が屈んだままでいてくれたのなら、時計から伸びる鎖をそっとその首に回しただろう。嫌がられなければ、留め具をはめてみせて。腕はそのままに、彼の瞳を覗き込む様にする。
彼の首から伸びるそれは、やっぱり、似合っているとは言い難かった]


……ごめんなさいね。時間が無くって、こんな物しか買えなかったの。
また今度、もっとマシなのをあげるから。

[ちゅ、と。小さく音をたてて額に口付け、そっと体を離す。そうして彼の反応にはあまり期待しないまま、ゆるく微笑んでみせただろうか。
……喜んでくれなかったとしても。その"時計"を外させるつもりは、毛頭無いのだけれど]


【人】 抜荷 錠

― 回想・昨晩の宝石店 ―

[背中に回る腕>>139に深く息をつく。

飽きて棄てたら、なんてまるで物だった。
夢を、望みを雑草のように潰してしまったら、
スザンナは物に、人形にでも為ってしまうのでは

なら、彼女を殺す代わりに息を与えればいい。
そんな大それた欲を抱き、目を細めた。]

これからは、――君は、俺の為だけに。

[存在すればいい。
この身を心が、スザンナのものであるように。

店員の視線が目につき、苦笑して腕を解く。
指の号を聞き、指輪を二つ買って。
薬指へ渡すのは、帰ってからにしよう。]

(143) 2014/10/10(Fri) 12時半頃

【人】 抜荷 錠

―昨晩・帰りの道―

タクシーで出掛けるのもいいけれど、
明日の夜は散歩、しようか。

……俺の運転は粗いけどな。

[車で出掛けるのだから散歩ではなくドライブだが
外の景色を楽しめるとはいえど
運転手の目を気にし続けるのは、肩身が狭い

何か予定があるなら他の日に、と伺い立て。
帰路につくまでの間、手を握っていた**]

(144) 2014/10/10(Fri) 12時半頃

抜荷 錠は、メモを貼った。

2014/10/10(Fri) 12時半頃


【人】 抜荷 錠

[そういえば、ルーカスの車は車庫に入った侭だ。
なら列車で移動し、徒歩で圀境を超えたのかと。


車から連想したのはドライブの約束。>>150

折角ドライブを目的で出掛けるのなら、
圀境付近のブリッジまで行ければいい。
縁起でもない吊橋効果だとか、車内でだとか
およそ穏やかではない台詞の羅列に
念わず苦笑した事を思い過ぎらせ。

午後は講義も無いので、別の仕事に掛かろう。
締め切りをスケジュールツールで確認すべく
携帯を手に取ると――バイブレーション。]

(151) 2014/10/10(Fri) 18時半頃

【人】 抜荷 錠

…失礼、

[着信に気付き、そのまま電話に出る。
誰かと思えば、演劇雑誌の担当者で。

聞き流すように話を聞いていたが、
流れ込んだ話に、顔を少し強張らせた。

抱えてた仕事が一件保留になる代わりに聞いたのは
台本の借用を願う筈だった俳優の、失踪の知らせ**]

(152) 2014/10/10(Fri) 18時半頃


…何とも傲慢な蝶だ。
君はもう、巣の中に居ると言うのに。

[悪戯のように落とされた言葉には、クスリと笑いながら言い返して見せて。こんな他愛のない言葉遊びを再び交わす事が出来る喜びに酔いしれる。
頬へと触れる吐息を感じながら、視線を降ろした先には僅かに浮いた踵。
――見えたそれを、どうにも可愛らしく思うてしまったと知れれば。彼は気を悪くしてしまうだろうか…それとも。]

……泣いてしまう、か。
それなら、電話をかけなかった判断は正しかった。

――……離れた場所で泣かれても、何も出来ない。

[頭の後ろに回された手に目を細めながら、離れた間の事を思い、小さな声で呟く。回された手に沿うように手のひらでなぞり、肩から腰へとゆるりと撫ぜ。
彼の内心など気付かぬままに唇を寄せたのなら、小さな小さな時を刻む音も聞こえては来ただろうか。そうしてそれに混じるように、彼の鼓動も聞こえた気がして――。]



………ほう。

[そうして彼が見せたそれへと視線を移したのなら、男は小さく感嘆の声を上げる。
鎖の付いた先には、小さな時計がひとつ。蜘蛛の巣を模した文字盤に囚われた白い蝶に、刻を刻みながら巣の中を伝う金の蜘蛛。
彼のその手で首へと付けられたそれは、似合っているとは言えなかったかもしれないが――先程まで彼が付けていたからか、それともその蝶と蜘蛛とに自分達を重ねたからか。仄かに伝わる金属の暖かさは、男を酷く安心させた。]

――成る程。
文字盤の巣に捕らわれた蝶が君で、針の蜘蛛が俺、か。

……く、く。中々いいセンスじゃあないか。
ほら、見てご覧。この蜘蛛は、蝶を喰らうのが待ちきれないらしい。

[頬への口付けに、そしてこの贈り物に男は滲む嬉しさを隠そうともせず。柔らかい微笑を浮かべ、彼の頬へと口付けを返したのなら、首に下がった時計を指して見せただろう。
丁度、長針が12へと差し掛かる頃だったらしく、まるで待ち侘びるように蝶を狙う長針の蜘蛛。その様に思わず吹き出しながら、彼の瞳を覗き込む。]



――……まるで俺のようじゃあないか。

[その言葉を告げたと同じ頃に、長針がひとつ動き。文字盤の蝶を喰らう蜘蛛のように、男もまた自分の巣へと捕らわれた蝶を喰らおうと、ほんの少しだけ荒く、唇を重ねる。
…先とは違い、ここはもう巣の中だから。彼もきっと――自ら捕らわれに来た彼なら、拒絶はきっと、しないだろうと。]

気に入ったよ、ありがとう。
集めた時計も、全て置いて来たから…これが最初の時計だ。

…しかし12を過ぎたら蝶から離れなければならないとは、哀れな蜘蛛じゃあないか。
一度会えたらまた時が満ちるまで君に会えないとは…俺なら、耐えれそうに無い。

[口付けを交わしたのは、果たしてどれくらいの間だっただろう。名残り惜しげに蝶から離れる蜘蛛に視線を向けながら、男はその白い手袋に包まれた手を引く。
そうして時計の蜘蛛とは違い、未だその腕の中に蝶を捉えたままの男は、獲物を逃すまいと腕に力を込めはしただろう。]



――いっそ、時を止めてしまおうか。

["そうしたら、離れずに済むだろう?"、なんて。戯けるように言葉を投げながら、僅かに身体を離して彼の手を引き。
彼がそれに倣ってくれたのなら、二人で共にソファへと。あの夜語り明かした時のように、寄り添おうとしただろう。]

そう言えば、殴られた…と言っていたが。
口の中は、まだ痛むか?

痛むなら、氷を持って来るが。

[珈琲が染みる、と言っていたから、恐らくは顔を殴られたのだろう。痛みが無いように、そっと頬へと――今更かもしれないけれど――触れながら。
そうしてまた、痛みの具合が解らぬ男は、啄ばむように唇を寄せ。指をそっと握ったのなら――あの時血で濡れていた指は、未だ痛みを伴いはしただろうか。]

しかし情けないかな、俺は君の趣味はおろか…好物すら、知らないんだ。

……ヨハン。
君の話も、聞かせてはくれないか。

[彼へと寄り添い、軽く目を伏せながら。彼を求めるように投げてみた言葉に、彼は果たして応えてはくれるだろうか。]


【人】 抜荷 錠

 ――いや、大丈夫。
 事情もあるだろうからね、“嫌い”になんて為らないよ。

[苦笑いを浮かべ、もう一度クラリッサの問いを否定し。
 あくまでルーカスのみに限ったことだと姿勢を改める。>>165]

 そうだね。
 今までの暮らしを大事にしたいという者も居れば、
 獣と化した今、生き辛い國に留まりたくない獣もいるだろう

 どちらにせよ、生半可に生きてはいけないね。
 もしも、

 ……もしも全てが夢であったら、と思うことはある。

[>>166スザンナの見解を聞いた上で、納得の姿勢を示す。
 獣人を助けようとするヒト、ヒトと獣に挟まれてしまった獣人、
 そして獣人に関わる“外敵”
 三者三様の思いの中で、今日も明日も鐘は鳴るのだ。]

(169) 2014/10/10(Fri) 20時頃

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