182 【身内】白粉花の村
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…………ああ。
ちゃんと食べきれよ。
[勢いづいてつらつらと並べられる彼女のリクエストに片眉を上げる。けれど暫く考えて、それがお子様ランチで事足りると気付けば、小さく肯定を落とした。最も、気付かなかった所で全部買ってやっただろうが]
おい、暴れるな。
[怒りよりも戸惑いの多い声音で注意して、困った様に眉を寄せる。僅かばかりの苛立ちはあるものの、それを目の前の子供にぶつけるなんてみっともない事、出来る筈も無い。
息を切らす少女に一つため息を吐いて。けれど躾をしてやる程お人好しではないから、特に口出しする事は無かった。
少女の病の事は知っていたから、治った今は自由にさせてやりたい……なんて。そんな考えも無くは無かったが]
―廊下→食堂―
[食堂で横の少女が挨拶をしているのを聞き、思わずそれを褒める様に頭を撫でる。自分が小さい頃は事あるごとに撫でられていたものだから、反射的に動いてしまったのだ。すぐに我に返って手を引っ込めたが]
あー……、お子様ランチとパフェ一つずつ。
……後、紅茶を。
[勝手にまとめてお子様ランチを注文してしまったが、少女はどう思うだろうか。まあ文句を言われたとしてもそのまま食べさせるだろう。パフェの種類くらいは彼女に選ばせてやってもいいけれど]
[やがて注文した物が来たなら、片手は少女に貸したまま席を探す。
いつもなら隅の目立たない、日の当たらない場所を選ぶ所だけれど。今回はそんな気分にもなれず、窓が近くにある日当たりの良い場所へ少女を導いた。
椅子を引いてやって彼女を座らせて、自分も正面に座る。そうして一つ息を吐いて、目の前の少女に食事を始める様に促す]
……お前、もう大丈夫なのか?
[自分と並んで歩いて来たという事は、随分良くなっているだろうと推測は出来るけれど。会話の切っ掛けになればとそんな問いを落として、紅茶を口に含んだ]
わ……ひぇ?
[元気良く食堂のおばちゃんに挨拶したら、突然頭に柔らかい感触。
意外すぎて、撫でられたのだとはすぐに気づかず、変な声が上がってしまう。]
あー!オレンジジュースも!
[すぐに引っ込められた手を不満げに見送り。
注文を聞けば、お子様ランチを頼む声。
不思議だったけれど、メニューの写真をみれば、たしかにそれは自分が食べたかったものが全て入っていて、さすが大人だな。と感心してしまう。
けれどもオレンジジュースは忘れていたようで、すかさずそれを言い足せば『ちゃんと覚えてたでしょ?』と自信たっぷりに胸を張り、パフェの種類を選び始める。]
あさがおのパフェは……
んーと、イチゴのやつがいいな。
[チョコとイチゴと迷ったけれど、両方頼めばお腹を壊してしまいそうだし、チョコはあとでお店で買えばいいから。とイチゴのパフェを選ぶ。
もし、ディーンが欲しがったなら、一口くらいは分けてあげようか。と口元を綻ばせる。]
[注文した料理をテーブルに並べれば、お日様がキラキラして明るい場所に、ご馳走が並べられている様子はまるで誕生日会のようで。
とても幸せな気持ちになり、歓声をあげ、拍手をする。
食べてしまうのがもったい無いなぁ。なんて思いながらも『いただきます』の言葉と共に、ハンバーグにフォークを刺したのだけれど。]
んーとね、まだかんぜんじゃないけど、
おくすりがきいてるあいだは、だいじょぶだって。
だんだん、だいじょぶなじかんがふえて、
なおるんだって。
[口にいっぱい詰め込んだハンバーグを呑み込み、ディーンの問いに答える。
あさがおが知っていることなんてあまりなかったけれど、わかっていることだけは伝えようと、たどたどしく言葉を紡ぐ。
罹っていた奇病の説明を求められれば、もちろん彼女なりの言葉で説明するだろう。]
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[患者の万引きの尻拭いまで職務に含まれては堪ったものではない、と。微かに耳に届いた言葉>>61に口端を僅かに歪めながら、廊下を進む。 ――そうだ。食堂に行く前に、取り敢えず一服でも入れようか。そう思い立ち、急遽行き先を喫煙所へと変更した。
そうして喫煙所の近くまで来た所で、掲示板に新しい張り紙>>2が貼られているのが見えた。恐らくは、あの二人の退院の事だろうか。 ついでに見ていくのも悪くはないか、と掲示板に貼られた張り紙の前に立つと、そこには案の定]
…退院、ですか。
[記された名は二つ。その二つの名を眺めながら、ほんの小さく溜息を。 この病院に来てから、一つか二つか。そのくらいの冬は越えただろうか。その間、この希望の尽きた楽園から抜け出す事の出来た者が、果たして居たかどうか]
…おめでたい事ですね。
[誰にも聞こえないような声で、小さく呟く。これを見て、ここの患者達は一体何を思うのだろう。"自分の病も治るのかもしれない"と、希望に胸を躍らせるのだろうか。 それとも、この二人に嫉妬と羨望の念を覚えるのだろうか。 ――今頃、あの院長は、この吉報に涙でもしているのかもしれないけれど]
(66) 2014/06/30(Mon) 23時半頃
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………、ん?
[そこでふと、記された名の隣に何か>>20が書き加えられている事に気付く。 そしてそれを見るなり――医者は掲示板の前で、思わず吹き出した]
…へぇ。これは…また。
[顔を軽く俯かせ、肩を震わせて笑うその姿は他の目にはどう映るだろう。 恐らくは誰かの悪戯だろう。書き足されたその二文字は、きっと彼にとって酷く屈辱的なものに違いない。 誰が仕掛けたのかは知らないが、中々粋なことをするではないか。
ひとしきり笑い終えると、もう一度最後にその文字を見やり、掲示板を後にする。その足で近くの喫煙所へと向かうと、人の居ないそこで煙草を取り出し、ふと。 あの青年は今頃、外の病院で治療を受けているのだろうか、と。
――"忘れて"いないと、良いんですけれど。
そんな事を考えながら、またひとつクスリと笑い。この一服とあの悪戯のせいで、腹立たしいあの黒髪の青年の事も、どうやら考えから追い出す事に成功したようだ。
彼が自室に届いている書類>>6に気付くのは、もう少し先の事だろう]
(67) 2014/06/30(Mon) 23時半頃
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[最後の一口を吸い終え、灰皿へと煙草を押し付ける。食堂に向かい初めてから、何だかんだと時間を食ってしまった。 それでもこの一服のお陰で、空腹は少し薄れしまってはいたけれど]
……おや、君もご飯ですか。
[食堂の前、ぺたりぺたりと足音を立てて歩く少女>>70に気付けば、隣へと並びその顔を覗き込んでみる。 こうしていつも傍に点滴を携えている彼女は、確か水を飲む事を禁じられていただろうか。相変わらずの素足に小さく肩を竦めながらも、苦笑と共に口を開く]
良かったらご一緒しませんか。
[ご馳走しますよ、と。そう言って彼女の変わりに食堂の扉を開け、中に入るように促しながら。 元々、食事は一人よりも誰かと取る方が好きではあるのだ。一服の後、服に微かに残る煙草の匂いは、もしかしたら彼女を不快にさせたかもしれないけれど。 果たして、彼女はこの誘いに乗ってくれるだろうか]
(72) 2014/07/01(Tue) 00時半頃
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えぇ、勿論ですよ。
[くるり、と此方を見上げた瞳>>89に、いつものように微笑み返しながら。嬉しそうな声でそう言われれば、決して悪い気はしない。 カラカラ、ペタペタ。点滴を引く彼女の速さに合わせるように歩く速度を緩めながら、共に食堂へと入っていく]
それでは、今日は何にしますか。 俺は…そうですね、オムライスにしましょうか。
[メニューの書かれた看板の前に立ち、傍らの少女に尋ねてみる。 日によって少しずつ変わるこの食堂のメニューが、医者にとって楽しみの一つではあった。 オムライスにした理由は、先日猫耳フードの青年と、禁酒の言いつけを破った少女の食べていたオムライスが中々に美味しそうだったからだろうか。 彼女が食べたい物を伝えれば、医者はその通りに。そして彼女と共に、料理を持ってテーブルについたであろう。
チラリ、と自分よりも背の低い少女の頭を見下ろして。青い鳥を想う、絵本の好きな彼女は、今日は絵本を持ってはいないのだろうか]
(90) 2014/07/01(Tue) 08時頃
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[僅かに背伸びをし、希望を伝える彼女>>93にニコリと頷けば、二人分のオムライスの注文を済ませる。 料理を受け取り程なくして始まった食事の最中、此方の視線に気付いたのか小さく首を傾げる少女の手元を軽く指しながら]
今日は絵本をお持ちで無いんですね。 美味しいですか、オムライス。
[回診の時には、何度か彼女に絵本を読んだ事もあっただろうか。 病室の外で見かけた時も、絵本を持っていることも度々あったように思う。 一口、二口。スプーンを口へと運びながら、揺れる長い髪を見つめてそう問うた]
(94) 2014/07/01(Tue) 09時頃
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