人狼議事


315 【La Mettrie〜存在という機械が止まる時】

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【人】 蝋燭職人 フェルゼ




私も、そろそろ
なんだか、もう、終わりという感じがしています。

[白い白い瞳が、
 ラルフやマリオを見つめる。

 その眸の奥、よく見れば、
 歯車が回っているのだ。

 ぎりりぎりり]**

(18) 2023/01/05(Thu) 19時半頃

蝋燭職人 フェルゼは、メモを貼った。

2023/01/05(Thu) 19時半頃



『生命の導き』は、…死んだ人を生き返らせる力まではない、みたいですね。

[いつか自分にも『死』がやってくるとは思っていたけれど、
まさかあんなに唐突にやってくるとは思ってはいなかった。]

フェルゼは… こうやって沢山の死を見送ってきたんですね。

[そう考えると、彼の反応もわかるような気がした。
どのくらい長い時間、彼は、一人で ―― あるいは、エンジェルシイラと共に、人を見送ってきたのだろうか。

その長い時間を想うと、―― 胸が痛む。]



そうですね、マリオは、泣かなかったかもしれません。
でも、誰かの命と引き換えに生きながらえたくはなかったかな。

[自分でよかったと、そう思ってしまったのだ。

此処に来るまでの道のりも、この廃墟の中でさえも、
汚染された植物と生き物で満ち溢れている。
水もどれだけもつのかわからない。
けれども、生き残った人たちに幸いがあって欲しいと思ったのだ。

マリオが大きくなったら、きっと美人になるし。
それを見届けられないのは少し寂しいと思ったけれど、
口には出せないで曖昧に笑って見せた]

ええ、きっと。
柔軟な子だから、きっとすぐに懐いてくれますよ。

[あの時のジャーディンさん、本当に怖かったですもんね、と、少しだけ意地悪を言ってみたり、した]



[笑われたことで恥ずかしくなって、慌てて目を伏せ、髪を手櫛で整える。
そんな風に言ってもらったこともなかったから、どうしていいのかわからなくなる。

口さがない人々に、妹と比べられることも多くて、自分の容姿も好きではなかった。
太陽までも惹きつける夏の花のように明るい妹は、本当に愛らしかったから。

なのに、眉間をつつかれて、さらに言葉を掛けられれば、真っ赤になって俯いてしまうことでしょう。

蔦から解放されたジャーディンさんは、陽気な性質を取り戻したようだ。元々は明るい、人好きのする青年だったのだろう。

つつかれたところを抑えると、考えるふりをして、口をへの字に曲げた]*


[自分の身体が運ばれていくのを、
横たえられてシーツをかけてもらうのを、
不思議な気持ちで見ていた。

自分はここにいるのに、そちらはただの抜け殻なのに。

自分の残したものが迷惑をかけているのを見ると
なんだかとても申し訳ない気持ちになった。]

[誘われるままに厨房へついていく。ラルフにもマリオにも、フェルゼにも、私たちは見えないのだろうけれど。

空いている椅子に座って、まだ生きている人たちの様子を見守る。
願わくば、この優しい人たちの行く末が明るいものでありますように、と祈らずにはいられなかった]


[フェルゼの白い白い眼の中で
歯車がぎりりと回る音が

何か、恐ろしいものの予兆の様に
周囲に、響いた]*


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