人狼議事


239 名探偵の館

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【前回までのあらすじ(ナレーション)】
「きっとここに来れば楽しめる」──"普通の人間"とのコミュニケーションに膿み、刺激を求めて招待状にまねかれるまま、人狼館へとやってきた名探偵兼決闘士(デュエリスト)、天使ナナオ。

そこでひとつの事件が起きる──シェフ・パルックが殺害されたのだ。
謎の仮面の決闘士(正体は全く分からなかった……あのときは)との戦いを終えた後、それを知ったナナオは真実を求め奔走する。

明らかになる遺体の謎。
披露される名探偵たちの推理。
狂気に陥る人物。


館の外を舞う怪物?
夢の中の国?
名状しがたい存在に連れ去られた?

そんなものあるわけがない、自分"は"おとぎ話でもゲームでもマンガでもない。
ここにいるのは人間だ!

確かな知能と、鋭い観察眼と、決して消えぬ闘争心を兼ね備えたナナオ。その姿は名探偵でない者にはまるで非の打ち所のない超人に見えたであろう。

メルヘンでもファンタジーでもない真実を──。
彼女もまた、自分の視ている"現実"だけを確かなものとする普通の少女だった。

これは自分の"現実"の証明だ。ナナオは駆け出した。

次回、急展開。君は魂の物語を知る。


最終回「聖なるバリア──ミラーフォース──」

来週(※明日)もお楽しみにねっ!


監視カメラに(生きていれば)映るような位置に立って両手でピースをしてみた。



……映らないか。そりゃそうだな。

そういえば、ジョージか誰かが言ってたような気がするけど、あんた俳優なんだってな……。私はテレビ見ないから……見れないから知らなかったけどさ。

私も『名探偵に為れ』たらなぁ。


幽霊も暇だな。

死んだときのこと全く覚えてないから犯人も伝えられないし……そもそも本名じゃないからキールに見つけてもらえないし……。


集中するシメオンをつんつんして回った。


[つんつん]


ナナオは、意味ありげに頷いた。

2015/10/31(Sat) 10時頃



ジョージ、それ以上はダメだ……!
お前がそこまで知ったことを連中に知られたら……!

[しかしそれを遮ることはできない。]


[大豆業界の闇は深い──暗澹と食卓の上で静かに佇む、小瓶の中の醤油のように]

ボスは……中毒性のある大豆の開発に成功したんだ……それを使って国民を操ろうと……。

[まずは大豆に慣れ親しんだ庶民の心から掴む。文字通り胃袋を掴むのだ。そしてゆくゆくは、彼ら庶民の手によってつくられた食品を食べるであろう、政財界の人間をも侵食しようと──]


[自分はアメリカの過激大豆ギャングS.O.Y(Soldier Of Yakionigiri)の末端の人間だった。あの夜に一体何が起こったのか。]

私の父さんと母さんは……大豆中毒で死んだんだ……依存症が治らなくて……。
でも、だから、仇を取ろうとかそんなこと考えてるわけじゃなかった。私は何の力もない弱い人間だ……できるわけない。

かと言って逃げることもできなかった。まともに学校にも行けなかったし……大豆ギャングの下っ端としてせせこましい悪事を働いて……。


でも……あの夜、知ってしまったんだ。
父さんと母さんは、ボスが開発したあの大豆の実験台にされて死んだんだって……!!

そんなことしたら、絶対すごく怒られるし、絶対殺されるって分かってたはずなのに……手が止まらなかった……。

[声がわなわなと震える。]


あの夜、私は、大豆畑に火を付けたんだ……!


両手で顔を覆った。


それからあとはよく覚えてなくて……追いかけられて……。

そしたら、あの、本物のメルヤさんが私を轢きそうになって、慌てて避けて……。

……ジョージが、パルックさんづてに探索者の日記を手に入れたことを知られたら、「お前を豆腐にしてやろうか!?」と脅されて殺されてしまう……豆腐工場の攪拌機に突き落とされて……。

おねがい……だれか……ジョージを私みたいにさせないで……。



……!

[何か聞こえた気がした。]

……闇に……? NINJAの技で……!!


な……なんだって!!?


[自分は既に死んでいた──それに気付いていない幽霊だった。そんな物語もあったか。しかしそれは重要ではなく]

……本当なのか、ジョージ……?

[聞こえるはずもないが、確認せずにはいられなかった。]


【人】 孤高天使連合 ナナオ

決闘開始《デュエル・スタート》……。

[誰の耳にも届かないほど小さな声でそう呟くと、奈々緒は薄く閉じていた目を開いた]

 ――すべての謎が解けた。

(106) 2015/10/31(Sat) 22時半頃

【人】 孤高天使連合 ナナオ

メーちゃん……メルヤはあたしたちの見ている目の前で死んだ。

一体誰が。何故、どのようにして?
それを明らかにするためには、まずこの館の成り立ちについて知っておく必要がある。
山の中腹にある、広大な森の中に建てられた洋館である人狼館だが……
実は“別館”が存在する。

否、この言い方も正確ではない。
正しくは、あたし達が今いるこの場所。
通称『人狼館』こそが、とある建物の別館だったんだ。

本館にあたる建物は、ここより標高にして500mほどの高さに位置している。
"WEREWOLF HOSPITAL"――人狼病院。
そう、かの有名な大病院だ。

(107) 2015/10/31(Sat) 22時半頃

【人】 孤高天使連合 ナナオ

山の上にある人狼病院とこの人狼館は、長い一本の階段で繋がっている
……いや、繋がっていた。
今ではそのルートは閉ざされてしまっている。

館はかつて、病院に勤める医師や看護師のために、居住スペースとして開放されていた。
しかし、経営状況や利便性の面から、とある大富豪の手にに売り渡されることになったわけだ。

言うなれば、この館それ自体が、かつて巨大なひとつの【踊り場】のようなものだった。
人狼病院と、山のふもと。そのちょうど中間地帯としての。

書斎には、こうした館の沿革が記された本が置かれている。

(108) 2015/10/31(Sat) 22時半頃

【人】 孤高天使連合 ナナオ

そのこととメルヤの死にどのような関係があるのか。
彼女の様子と照らし合わせて考えれば、ひとつの仮説が浮かび上がってくる。

第一に。
彼女は、何かにひどく怯えているようだった。

そして、第二に。
彼女は、どこからどうみても――“入院患者の格好”をしていた。

あまりに自然すぎて誰も触れなかったが……。
メルヤは身体のあちこちに包帯を巻いていたし、それより何より。

常に、点滴スタンドと一緒に行動していた。

(109) 2015/10/31(Sat) 22時半頃

孤高天使連合 ナナオは、メモを貼った。

2015/10/31(Sat) 22時半頃


【人】 孤高天使連合 ナナオ

メルヤは、彼女は招かれた名探偵なんかじゃない。
山の頂上にある人狼病院の患者だったんだ。

怪我か、あるいは皮膚や内臓の病気か。
それとも、もっと別の何かなのか。
彼女の詳しい症状については、わからない。
わざわざ病院から抜け出して、こんなところへやってきた理由もわからない。

だが、一見すると自然死のようにも見える、不可解な死の原因についてははっきりしている。
点滴の逆流による失血死だ。

スタンドにぶらさがった複数の点滴パックの中を調べてみるといい。
そこには、大量の血液が残されている。

(111) 2015/10/31(Sat) 23時頃

【人】 孤高天使連合 ナナオ

そんな死に方は単なる事故ではありえない。
何者かの殺意が介在していたのは確かだ。

ではメルヤは何故、殺されねばならなかったのか。
ヒントはこの【携帯ゲーム機】に隠されていた。
彼女の遺体から、発見されたものだ。

[言って、奈々緒は手にしたゲーム機の丸いボタンに手をやった。
機体はスリープモードに入っていたらしく、すぐにパッと画面が点灯する]

ああ見えてゲーマーらしい。入院していて暇だったのかもしれないな。
最新のタイトルがずらりと並んでいる。

(112) 2015/10/31(Sat) 23時頃

【人】 孤高天使連合 ナナオ

だが、注目すべきはそこではない。
……このゲーム機、“ネットワークに接続されている”んだ。

携帯電話を使ってみた人ならわかるだろうけど、この館に電波は入っていない。
あたしのスマホは、フリーのアクセスポイントを見つけたら勝手に接続する設定になっているが、この館にアクセスポイントは見つからない。

にも関わらず、メルヤのゲーム機はオンライン状態だ。
さっき試してみたが、きちんとネットに繋がるようになっている。
つまりこの館には、フリーではないアクセスポイントが存在するということだ。

問題は、なぜ彼女のゲーム機がそれを利用できるのか。

(113) 2015/10/31(Sat) 23時頃

【人】 孤高天使連合 ナナオ

彼女は、その理由に思い当たってしまったから殺されたんだろう。
表向きは大富豪の手に渡ったことになっているこの館は――ある大国の軍事施設として、秘密裏に買い取られた場所だったんだ。

メルヤはその軍事国家と、なんらかの形で関わりがあった。
あるいは、入院する事になった理由にも関係があるのかもしれない。
彼女は大胆にも、職務で使われるネットワークを私的に……きわめて私的な目的に利用していた。

メルヤが携帯ゲーム機によって盗用していた回線。
この館のアクセスポイントは、それと共通のネットワーク設定がされていた。
メルヤはそのことに気づき――あんなにも、恐怖することになったというわけだ。

(114) 2015/10/31(Sat) 23時頃

【人】 孤高天使連合 ナナオ

館の秘密を知られてまずい立場にある者といえば、誰か。
当然、この館の真の持ち主だということになる。

しかし、妙な話だとは思わないか。

そもそも何故、知られてはまずい秘密のある館にわざわざ名探偵を集める必要がある?
それだけじゃない。館の持ち主が“国家”であるならば。
我々をここへ招いた“館主”とはいったい何者だ?

(115) 2015/10/31(Sat) 23時頃

【人】 孤高天使連合 ナナオ

あたし達をここ、人狼館へ招いた“館主”。
その真の正体まではわからない。

だが先ほどまでの話でいけば、“館主”と、館の持ち主である連中の目論見が重なり合っているようには、どうしても思えない。
ちぐはぐで、矛盾した状況――これを解消するには、どうすればいいか。

複雑な話は、単純に考えるのが一番の近道だ。

つまり、“館主”はこの館の主なんかじゃない。
館に隠された秘密を、暴露するために――名探偵であるあたし達はここへ集められた。
館主を名乗った、軍事国家に敵対する何者かによって。

(116) 2015/10/31(Sat) 23時頃

【人】 孤高天使連合 ナナオ

だが、そんな名探偵の中に、計算外の存在が混じっていた。

使用人――いや。
【使用人探偵・セレスト】。お前だ。

(117) 2015/10/31(Sat) 23時頃

【人】 孤高天使連合 ナナオ

お前もまた、館主に招待された名探偵のうちの一人だったんだ。
だが同時に――館主にとってはきわめて不幸なことに――軍事国家の機密保持に関わるエージェントでもあった。

お前は、館主に対しては“名探偵として招待されたゲスト”として振舞い。
あたし達探偵に対しては“館主によって雇われたホスト”として振舞った。

しかしその実態は、二重スパイ。
館の秘密に迫る者を消すべく送り込まれた刺客だったというわけだ。

(118) 2015/10/31(Sat) 23時半頃

【人】 孤高天使連合 ナナオ

メルヤが館の秘密に気づいたと見るや否や、お前は彼女を音もなく殺害した。

殺害方法はいたって単純。点滴スタンドの連結管を外すことで、血液を逆流させたわけだ。
つまりさっきも言ったように、メルヤの死因は【失血死】。
証拠はまだ、パックの中に残されている。

いくらお前が特殊な訓練をうけていようとも――この人数を前にして、大立ち回りともいかないだろう。
既に、このゲーム機を使って救援の要請は済んでいる。

さあ……お前の罪を数えろ。

(119) 2015/10/31(Sat) 23時半頃

孤高天使連合 ナナオは、メモを貼った。

2015/10/31(Sat) 23時半頃


病院!!?


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