197 獣ノ國
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>>284 カリュクス
[気ままに歩いていれば、見えた本屋。
何か本を買うのも偶にはいいかも知れん。
ゆったりとした歩みは、店の方向へと向かっていく。
店内に入れば、多くの本、静かな空間。 くるりと辺りを見渡せば気分が少し高揚する。 興味の湧いた本を手にとって、ふと周りを見れば。 少女が、ひとり。
もう帰りなのだろう。そう思って視線を戻そうとするも、歩き方が不自然な気がして。少し、歩み寄って声を掛けてみた。]
…む?…もし、其処の子よ。足、どうした?
(326) 2014/10/02(Thu) 18時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/10/02(Thu) 18時頃
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/10/02(Thu) 18時頃
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[どこかたどたどしい響き>>267に小さく噴き出して、素直に笑った。 気を悪くしないかと案じたのは一瞬の事。多分、それはお互い様だと、"ぞうり"の響きを胸に浮かべる。]
お兄さんの名前もなかなかじゃない? …… まぁ。よろしく。
[一瞬も響きを味わう事のないまま適当な世辞に、むず痒く好意の言葉を重ねる。
ちくり、と胸が痛んだのはその直後の事だった。 嬉しそうな顔を、している。いたたまれず外へと流した視線は、色に溢れる街のどこにも止まれそうになかった。
…"よろしく"なんて、次があるのだろうか。 掴んだ言葉端の隅を突きながら、仕方なくV字に層を連ねる襟元へと視線を戻し、僅かに唇をつんとさせて。]
(――過剰反応すぎます、)
[もし、ここにいるのが自分一人だったなら。窘めるように、そう零しただろうか。]
(327) 2014/10/02(Thu) 18時頃
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[か細げな笑み>>268に、鳶色ははたと瞬く。 包帯の巻かれてるだろう位置に一つ、二つと関節が浮かべば、目を疑いながら"どうして"と胸に浮かべ惑う。
"こんな穢れたもの"
ずしりとした不安が胸を締めた。 どうしての後に続いてしまうは、"自傷癖?"という間違っても口に出来ない、嫌な言葉。
暫く、次の推測を生もうとするものの、とうとうその推測を頭から追い出す事は叶わず。喧騒に互いを溶かすように沈黙を守り、適当な頃合いを見て別れを切り出した。(>>177)
「かまいたち」という言葉には、何の事かと首を傾げつつ。ひとまず、案じられているのだと理解しては、"大丈夫"の代わりに軽く手を上げて応えた。
そして、相手に倣う>>269ように会釈を付け足すと、僅かな抵抗感と共に背を向け、その場を後にするのだった。*]
(328) 2014/10/02(Thu) 18時頃
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― 大通り付近にて ―
[我を忘れたかのように、黙々とした――半ば息を止める程の――意識が、ゆるやかに埋められた鼻先と共に浮上する。 普段は気にも留めない声を律義に気にしてしまったのは、"吉サン"との一件があったからか。
勘違いでない事を確かめる事は忘れずに、一、二、と拍を踏むように声>>263へと振り返る。 高低差の少ない視線が自分に当たっていると分かれば、さして歳の変わらなさげな相手に、一瞬目を瞬かせつつ。何事か、と黒に半分埋められた唇を引き締めて。]
―――― 、…………。
[何、と問おうとすれば、――それよりも早く"忙しい?"と問われてしまう。 間の悪さに思わず閉口してしまえば、左眉を怪訝そうに持ち上げられ、鳶色もまた釣られて僅かに見開かれたか。
そうして、傾げられている首筋>>263を鳶色でなぞりつつ、道に落ちる相手の短い影に線を繋ぎつつ。どう答えたものか、と細い息を零す。]
…… そうでも。 …なにか?
[暫くの間の後、そう返したのはただの気紛れ。 ――別に、退屈に浸りきった口が、話し相手という味を覚えてしまったわけでは、…決して、ないつもり。]
(329) 2014/10/02(Thu) 18時頃
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―回想・花屋『Ramo』―
[秘密については梔子ひとつ。決して明かすことはしない。
それを隔たりだとか、共通の基盤を得ない者達がどう思うかだとか、男はまるで気にした様子も見せず口端を上げているのみであっただろう>>311]
今は来ているからいいじゃあないか。
[飄々と呟く声は小さい。誰かの耳に届いたとしてもそれは不機嫌さだとか負の感情を一切と感じさせないものだっただろう。
気紛れにただその場限りの遊びを楽しむ>>312 そんな男が行った一連の流れに彼が吐息を零した>>313としても、何処吹く風やら。
だが、友人が浮かべた表情の変化には少しだけ笑みを湛えたまま固まり。]
――そうさ。分かっているなら話は早い。
[そう口に乗せれば、男は新たに言葉を重ねた>>208>>209>>228
それが勝気とも取れる笑みを崩れさせることになったのなら、反して男は愉快だとばかりに喉を鳴らすのだ。]
(330) 2014/10/02(Thu) 18時半頃
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まあ、好意は有難く受け取っておくれよ。
[評価に関しては軽く流そうと。でも意見は変えるつもりはないというように、それ以上は口を開かず。
商売道具を片手に仕事の依頼を受け取る店員>>314には頷き一つ。 「楽しみにしてるよ」と客は今更のように随分も温くなったペットボトル片手に微笑んだだろう。]
[はてさて挨拶も早々に立ち去ろうとする男の背中に投げられたのは“いつも通り”の台詞>>315
時たま気紛れに訪れる男と花屋にて働く青年が友になってから、どれくらいか。 会話を交える毎にどういう因果か芽生えた交友関係。
いつのまにかズカズカと無遠慮に男が彼の部屋を訪れ受け入れられた以来、今ではすっかり別れの挨拶と化した台詞に、フードを微かに揺らしながら振り向いて目元を緩める。]
(331) 2014/10/02(Thu) 18時半頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/02(Thu) 18時半頃
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そうだね。美味しい葡萄味のワインを…いいや、今度君の家に訪れたのなら、特別に炭酸を持って行ってあげるから、君はとっておきのケーキでも用意しててよ。
どうしてワインじゃないかって?まあ、たまにはいいじゃあないか。 確かに僕はワインが一番の好物だけれど、果実ならグレープフルーツが大好きだけれども。
……いつもと違う日常。
もしかしたら、――何か起こるかもしれないだろう?
[片手にちゃぷりとまだ半分以上余る紫色を揺らしつつ、男は足を前へと進めていく。
男が背後に迫る気配>>253に気付くことになるのは、もう暫く後のことだった*]**
(332) 2014/10/02(Thu) 18時半頃
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[金髪の彼は知り合いか、という問いには軽く肩を竦めて答えて見せた。 彼とお喋りする内容に"おかしな赤ずきんの男>>305>>306>>307に注意"の話題を追加しなければ。私の主観だけどね。]
貴方は赤い花が好きなのね。ごめんなさい、私は薄い紫の花が好きなの。
[赤ずきんの男は、白ヤギと対をなす黒ヤギにも思えれば、猫のように掴み所がないようにも見える。
そんな男の次の問い掛け達に、息が詰まった。 狂った音階が…の瞳をぐらりと揺らす。 握りしめていたバッグのベルトが僅かに泣く。]
(333) 2014/10/02(Thu) 18時半頃
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…………手紙なんて……
[唇を引き結ぶ。 ぐ、と顎を引いた。]
……文字で書くよりも、おしゃべりする方がいいじゃない。 離れた距離で、綴った文字の一つ一つで、一体書いた人の何が伝わるというの。 [すんと鼻を鳴らして、次に顔を上げた時には鼻の頭が僅かに赤くなっていたことだろう。]
ごめんなさい。 貴方とお喋りするのは大好きよ。
[そう言い放った顔は断じて楽しそうに見えない顔だろう。
片手で鼻の辺りを隠して視線を男から逸らす。 相変わらず目の前の男は惚けているし。ジーザスなんて唱えるのも馬鹿らしいわ。]
名前を教えてくれないなら、いいわよ。勝手に"クロ"とでも呼ぶから。 猫みたい、なんて文句は受け付けないからね。
(334) 2014/10/02(Thu) 18時半頃
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ちなみに、私はクラリス。ヘンゼルでもグレーテルでもないから、出来れば覚えてちょうだい。
[視線を合わせないまま、所在ない眼が捉えたのは近場の本屋ではなく花屋の方向。 バッグの中から取り出したのは、万人に配っているチラシ。 それを器用に折りたたむと猫に姿を変えた。]
貴方はこれから何処に行くの?魚屋さん?
[相手の手首を掴む事が叶ったのなら、猫を相手の掌に置きながら問い掛けただろう。]
(335) 2014/10/02(Thu) 18時半頃
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[返された華やいだ笑み>>309に、男もまた少しだけ表情を和らげながら。 彼のその、自信に満ちているように見える表情は、中々に好感が持てるもの――しかし、続いた揶揄るような笑み、これは何ともいただけない。 彼が距離を詰めたせいで更に首を俯かせる事になりながらも、小さく傾げられた首>>301には小さく眉を跳ね上げる。]
…"オジサマ"も"オニイサマ"も、出来れば勘弁願いたいもんだ。 私はルーカス。呼ぶ事があるのなら、どうか名前で呼んでくれ。
[自分の名を告げ、付けられた敬称には笑みを収めて呆れて見せて。そうして此方からも、彼に対する"願い"をひとつ。 そうして付け足された言葉には、やはり呆れたような困ったような息をひとつ吐いただろうか。]
…あと、最後の一言は余計だよ。 確かに三十路は超えているがね…頑張れば二十代には見えるだろう?
[そこそこに機嫌の良いらしい男は、そんな軽口を彼へと返し。 ふ、と彼が先程零した言葉を思い浮かべ、興味深そうな視線を投げる。]
(336) 2014/10/02(Thu) 18時半頃
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しかし休みが嫌い、か。 まぁ、君が休暇を取ってしまうと、その間舞台は観れなくなってしまうから…客としては嬉しい限りだが。
[男は、仕事を愛していた。家と研究室の往復の毎日は、肉体的な疲労はあれど精神的には実に満たされていたからだ。 だからと言って、休暇を嫌う訳では無かったけれど。けれどこうして休みの日も、時折仕事の事へと思いを馳せてしまうのは止められない。 彼もまた、仕事を愛する者なのだろうか、と。そんな疑問から言葉を紡ぐも、ここが往来の真ん中であることを思い出せば、男は伺うような視線をこの俳優へと向ける。]
…あぁ、すまない。 何処かへ向かう途中だったかな。
[そうして男は気付いたように目を瞬かせると、人混みの邪魔にならぬようにそっと彼の肩を道の脇へと引こうとしただろう。]
(337) 2014/10/02(Thu) 18時半頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/10/02(Thu) 18時半頃
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/10/02(Thu) 18時半頃
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――『ハンカチ洗えてないのに』。聞こえた言葉に、僕は思わず笑ってしまいました。「そんなの、僕もですよ」先程受け取ったハンカチを思い浮かべては、隠しきれない笑みを侭に伝え。 決して余計なお世話とは思えない、僕の身体を心配してくれる言葉には、眉を垂らしてみせたでしょうか。何とも言えずに頬を掻き、先程店員が店内に入れてくれたこと>>317で幾ばくか楽なった身体を、腕を「大丈夫ですよ」と言わんばかりに振りました。
(338) 2014/10/02(Thu) 18時半頃
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― 花屋Lamo 回想 ―
彼女と話す差中、ぼんやりと僕は彼に聞かれた事を思い浮かべていました。
『 …君の今の心の色は碧なのですか?』
まるでずしりと乗し掛かる言葉に、狼狽え豆鉄砲を食らった鳩のように寸時動きは、表情は止まったことだろう。 ぶくぶく泡を浮かべるこころ。沈む僕のこころ。侵食する碧は今朝の夢を思い出させて酷く――酷く、居場所を失いそうに、……揺らいだように思える足場が恐ろしくて恐ろしくて、僕は大きく顔を瑜伽めたのだったか。
『…ずっと、ずっと、……おぼれていますよ。』
冗談交え、稚拙に返した言葉でさえ、気泡を吐いているようで苦しかった覚え。見えない気泡は天井にぶつかり、弾けたのだろうか。 追想を追うように、いまの僕は上を見上げましたが、そこには太陽に照らされ輝く水面はありませんでした。
――回想 了
(339) 2014/10/02(Thu) 18時半頃
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「…花、似合うと思います。…少なくとも、僕は。」
見上げた視線を彼女に戻し、僕は言いました。彼女の綺麗な太陽にも似た色の髪色は、きらきら輝いて眩しい程に。もし家でなく、その髪に飾る花を考えるとしたなら。僕はお店の薔薇を横目に見てはみましたが、「あなたに薔薇は、似合わない…かもしれません。…もっと、可憐な花の方が」と、拙い知識と劣った視界で、彼女に合う花をぐるり見渡し考えます。 …視力の為に目を細める僕の姿は、か弱な花を睨み付けているやうにも取られているのでしょうか。
「…ぬいぐるみ、ですか?」
続いて聞こえた声には、阿呆のやうにそのまま返してしまいました。少しだけそのことに恥じて、彼女に戻しかけた視線を別所へと飛ばします。
しかしぬいぐるみが似合う大学生とは、どうなんだろう。僕はもしかしたら、彼女に割と幼く見られているのかもしれない。イルカのぬいぐるみを持ちはしゃぐ自分の姿を思い浮かべて、僕は少しだけ苦笑を洩らしてしまいました。
(340) 2014/10/02(Thu) 18時半頃
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「もっと格好良い印象は無いんですか?…例えばホラ、花束をサッと差し出すみたいに」
近くの花瓶から一輪、勿忘草を抜いては無邪気に笑う彼女>>304に差し出す真似をしてみました。こんなところを見られたら、店員さんに怒られてしまうだろうか。少しの不安と、不安混じりの視線を彼の消えて行った奥>>318に向け、しかしくるりと花を一転させました。
(341) 2014/10/02(Thu) 18時半頃
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――回想・商店街――
[ 合ってればいい、と方向におおよその見当を付けると、来た道を戻って行く。地図は頭の中に入れた、はずだ。恐らく。ひとまず通りの名前は覚えたしと革靴をただ鳴らす。 見慣れない辺りの景色に、薄笑いを張り付けた表情をほんの少し、緩めながら。]
……?
[ 不意に視線を感じて振り返れば、見知った赤い頭巾の女性>>301が目に映る。彼女が郵便物を届ける合間に、何度か話をした事もあった。今日も配達途中だろうか、と並ぶ二輪へと視線を滑らせてから。――その前に立つ、細身の男性へと意識が向く。
ちらりと2人と視線が合うのに、彼女の知り合いだろうか、と。無遠慮な目を2つの影に交互に散らして、ぼんやりと首を傾けた。やや離れた向こうでは自身が知り合いか、と尋ねられている>>305 のは知る事もなく。
気付かれないほど小さく目礼だけして、改めて前へと振り返った。近道にでもなるかな、と適当に脇道に足を滑らせる。
――また迷いに迷って自宅へ戻り、改めて図書館へと出た先でも迷うことになるとは、時点考えもせず。*]
(342) 2014/10/02(Thu) 19時頃
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[ マフラーに半分ほど埋められていた顔が、こちらへ振り向けば>>329、斜にした視線を一間そこへと留めた。
――肩の位置もあまり変わらない背格好に、ただ君と投げてしまったけれど。年上だったかなと迷う思考はそれでも短く、立ち止まる相手へと緩く踏み出し、距離を縮めた。
相手が口を開きかけたことには気付かないまま、“忙しい?”と問えば怪訝そうな表情が返ってくる。また逡巡したような鳶色が、小さく辺りへ散らされるのをぼんやりと眺めた。
それらが己への戸惑いを示しているのだとは判断が付いたが、礼を失した突然をさして反省することもなく。敬いも繕わず続けるのを、少年はどう思ったか。]
良かった。――あー、と。……学生サン? ――ココどこか分かる?
[ 問いに否定を返されれば、薄笑いを浮かべた顔を先ほどとは反対へ、傾ける。 迷っちゃって、と付け足す声に深刻味は薄い。]
(343) 2014/10/02(Thu) 19時頃
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―引き続き・カウンターへ向かう途中―
[金髪の美しい姿を視線で見送って、 やがてその姿が見えなくなった後。
教授の姿を求めるも見当たらず>>284>>285 再びカウンターへと向かい出せば、ドアが開く気配。
そちらに顔を向けることはないものの。 戸口の方へと耳を済まし。
はたして足音は聴こえたのか否か。 聴こえたならば、一風変わったその音に 頭の中で擬音語でも付けただろう。
例え聴こえなかったとしても、耳を澄ますことは止めなかったけれど。
そうしてギクシャクとした足取りで 再び歩行を再開しかけ]
(344) 2014/10/02(Thu) 19時頃
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ひゃ!!?
[こちらへと歩み寄る気配は感じていたものの>>326 自分に用があるなどとは、思っても見なかったものだから。
声が掛かれば頓狂な声をあげ 思わず一歩後ずさる。 一歩下がった足は、無意識のうち、 何時もの癖で痛めた方の足に重心が。
じくりと熱を伴った痛みを感じれば、慌てて足首を抑える仕草。
低い位置から声の主の姿を見れば、見覚えのある衣類の色。]
―――……少し、捻ったんです。
[書架でさっき見留めた、本の題が頭を過った。]
(345) 2014/10/02(Thu) 19時頃
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>>344 >>345 カリュクス [驚いたのか素っ頓狂な声を上げた彼女に、少し慌てた。]
あっ、済まない、な。驚かせる積りは無かったが…。
[ここで気付いた。少し前に、すれ違った少女だということに。
“足を捻った”そう聞けば、大丈夫か、と聞いて。 少し待っていろ、と言って本を一旦戻して外へ行き、戻ってくれば、湿布を手にして居て。]
少し外へ、出られるか?
[そう言って外に置いてあったベンチを示して。 外へ向かったのなら、手当てをしたことだろう。]
(346) 2014/10/02(Thu) 19時半頃
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[上に上がる肩>>333から察するに、どうやら明確な答えを教えるつもりはないらしい。男はそのように解釈した。]
そう。ならこの國はさぞや君を喜ばせるだろうね。
さっき散歩の途中に教えてもらったよ。なんでも花の名前なんだとか。
[つらつらと繋がれる羅列。 手持ち無沙汰に揺れる葡萄色は、目の前で軋む鞄とは裏腹に静かに凪いでいた。]
(347) 2014/10/02(Thu) 19時半頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/10/02(Thu) 19時半頃
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――それで?それがどうしたというんだい?
[怒ったような悲しんでいるような、そんな視線>>334
男にはどちらかなんて判別は付かない。 けれども鼻頭を赤く熟れさせたそれには脅えも男の口を噤ませる理由にすら、ならない。]
なら、どうして君は手紙を送るんだい? お喋りが好きなら紅茶を飲みながらすればいいさ。 仕事なんて放っておいて食べてしまうのさ。
ケーキもクッキーも、手紙もね。
何が伝わるの?そんなの僕は知らないね。 君が感じたことが、伝わったことなんだろうよ。 君がそれを無価値だというのなら、何も伝わらなかっただけの話。
――手紙から伝わるのは、人の気持ちじゃあないよ。 そんなもので推し量ったら楽しみ甲斐が無いじゃあないか。
(348) 2014/10/02(Thu) 19時半頃
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まあ、僕は君とこうして言葉を交えるのは、 嫌いじゃあない。
[言葉と顔が矛盾した少女には、男は曖昧な表現で、唇を歪める。]
そう、君はクラリスというのか。 記憶力は悪い方じゃあない。
僕のことはそうだね。 ――クロ、そう呼んでくれればいいさ。
[決して交わることのない視線を男は追いかけることはしなかった。
そして彼女の双眸が何かに留まることを認め、取り出された鮮やかな色紙には瞬きを。 そうして手のひらに作り物の猫が小さく乗れば、唇をにやぁと緩める。]
(349) 2014/10/02(Thu) 19時半頃
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――魚よりも温かなミルクが欲しいね、僕ならば。
――…そうだね。何処へ行こうか。 転がった小石>>51の先も気にはなるし。
ちょうど今日届いただろう本も気にはなる。
そういう君は何処へ? もし花屋に行くのなら、君の大好きな紫色の花も咲いているだろうね!
[手のひらの上で踊る猫に息を吹きかけながら、男は楽しげに悪戯に励む。 気紛れを起こすかどうかは彼女の反応次第。]
(350) 2014/10/02(Thu) 19時半頃
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― パン屋前 ―
なんだ、曖昧だな。 デートであってデートじゃない?
[是とも否とも付かない返答を受け、>>321 腕を組んだまま口端を上げた。
朝食がこなれた事で胃を刺激する 焼きたてパンの薫りを流すように扇子を開き ばたぱたと振る事で芳しさを外気に逸らし]
……――んっ 寒いか? 未だ日も高い頃合いだが
[涼しいといえば涼しい時節ではあるが、 マユミの出で立ちは薄着過ぎるというものでは無く 身を震わせる所以が気候以外にあると念わず。]
(351) 2014/10/02(Thu) 19時半頃
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[パンを買って帰宅して食事を取ってもいいが それなら飯女に昼食の支度を断った意味が失せる
羽織を脱ぎ、ふわりとモノ音を乗せてマユミの肩へ掛けよう。 なに、待ち人が到着するまでの凌ぎだ。]
ふはっ どうやら君の採点では落第らしいな。 俺にどんな答えを期待してた?
[顏にがっかりだとでも書いてありそう。>>322 強張った笑みに、存外潔癖なのかと感想を抱く。
心を読む力は無いが、恨めしい視線の意図も 「それじゃない」と訴えていそうなものだと。
途端、鎔けた輝きを瞳に宿すのを見れば、 講義中に彼女の発つ質問で逞しい想像力を持つと知る側の眸 いつものが始まったかと、眼を細める。]
(352) 2014/10/02(Thu) 19時半頃
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[現実ではなく遠い世界の、甘い何かを欲する娘は 苦手な野菜ばかりが並ぶ食卓に坐っているような、 そんな面構えを一瞬覗かせた。]
半分分け合う相手と、デート?
[殘る半分を破棄するという譚ではあるまい>>323 涙で漂流の道を辿りたくないと 深々と積もる雪のような口調で紡がれる独白を聞く
スノーホワイトを連想したのは「王子様」からか 透き通る白い肌からか、それとも漆黒の髪色からか。
話の飛躍は頭の中に留め、詰まる距離には動じず]
(353) 2014/10/02(Thu) 20時頃
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マユミ君は利口だな。 ――しかしそれでは、パンの効用を愉しめない
ともすれば、君の描く「夢」は君自身の変化ではなく、 君を取り巻く存在に、今日とは違う何かを求めてる―― ?
例えば、物語の中に迷い込みたいだとか 王子様のお迎えを待っているだとか。
[>>324前提として挙げられた句を拾い、 開いた扇を緩慢に畳んでゆきながら、首を傾け。]
(354) 2014/10/02(Thu) 20時頃
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……そうさなぁ
ずっと小さいままだと、鼠に齧られそうだから 出来れば、御勘弁願いたいんだがね
つーことで、質量を変えるパンに興味はないが、 もっと違う夢が叶うなら、―――ずっとがいぃねえ
[墓花の届け日は明日だったような気がする。 二十年も前の譚だから、たまに日程を忘れるのだ]
(355) 2014/10/02(Thu) 20時頃
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