204 Rosey Snow-蟹薔薇村
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/11/16(Sun) 17時半頃
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そう、なんだ。 だから今、……預かってる?
[首を傾けて、しかし図らずも 鳥と睨み合うような形になって気まずくなった。 ――実際は鳥は何も考えてなさそうだが。 ラルフには、笑顔を向けた。]
うん、任せて。 ……?ノックス、疲れてるのかな……?
[ 寝そべるノックスに 顔を向け、 しかしバーナバスが向かう様子に声はかけない、が]
……?
[ すん、と鼻を鳴らす。 何かの匂いがした気がしたのだが――バーナバスの言葉の“ 同郷 ” を聞き止め、彼の方を凝視した。>>264 手首につけた紫水晶の腕輪に、触れる]
(268) 2014/11/16(Sun) 19時頃
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……ちょっと、 ディーンと話して来るよ。
[ラルフに一言告げてから 茶を置くと、フランシスは ディーンの方に足早に歩み寄る。 鳥―ルートと謂うらしい―がぐりりとした眼を向けて来たのには、 つい防御体制をとった。
が、何とか近づくと何事か 不安げな顔で話しかける。
彼の書きものの内容には、いまは意識が向かないようだった]
(269) 2014/11/16(Sun) 19時頃
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でも、フランシスも疲れてたら無理しないで。
[料理を任せることには素直に頷き。 ノックスを案じる様子にはわからないと首を振った]
どうしたのかわからないけど……
[心配そうな視線を向けて。
フランシスがディーンのほうへと向かうのは邪魔せず。 いまだ降りてこないドナルドのために、お茶を入れなおしに炊事場へと向かった]
(270) 2014/11/16(Sun) 19時頃
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……ああ。
[>>268具体的に預かることを約束したわけではないが、フィリップの言葉と今の状況は預かっていると言って遜色ないものだろう。 そう判断して、ディーンは頷く。 それに合わせて揺れる金の髪を、ルーツがまた嘴で掴む。 笑う代わりの小さな吐息を一つ零して、ディーンは>>269ベネットが向かってくる方へ、視線を動かした。]
(271) 2014/11/16(Sun) 19時頃
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―ピンクアーモンド/居間―
[折れないように、皺にならないように、気を付けて居るが。インクの匂い。時折太くなっている細い字で綴られた物語は同族の秘密を纏い、ノックスの喉を乾かせる。 書いた本人の、‘保護者’としての自覚に疑惑を抱いているからこそ。
あぁ、己の血の、なんと不味いことよ。]
……いーるよー。
[所在を問う声に手を上げ、ひらりと振る。>>264]
小物……あるよ。上に行こうか。 バーニィに特に見せたいものがある。故郷で人気の一品さ。
(272) 2014/11/16(Sun) 19時半頃
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[身を起こすと、ラルフの心配する声。心配ないと頭を撫でてやろうとして、手を変えた。>>266]
大丈夫。舐めとけば治る傷だよ。
[安心させるように笑う。筋の終わりにゆっくりと一粒の赤雫が生まれた。 ノックスは気付かず、話を逸らそうとラルフの襟元を指差す。]
あれ? そのブローチ、良いね。ラルフ。君の瞳と同じ色で、良く似合ってるよ。
[彼を想い、彼を愛し、彼を求めて――仕上げた箱の輝きとは異なる琥珀だった。]
(273) 2014/11/16(Sun) 19時半頃
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だいじょうぶだよ、 休んだし、……毛布、ありがとうな。
[ >>270ディーンのところに歩み寄る前。 ラルフに答え、礼は笑みと共に。 ノックスを気にする様子には、不安も、あるが]
……、うん、 深刻じゃないと、いいけど――……
[ 念のため、気を付けて。 そう添える意図は、ラルフに伝わるかどうかわからない。 ]
(274) 2014/11/16(Sun) 19時半頃
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ベネットは、震える手――自身の腕に、爪を立てて
2014/11/16(Sun) 19時半頃
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― 居間 ―
[ノックス>>273から離れる前、頭を撫でられて照れたようにはにかむ。 赤い雫がこぼれ落ちるのが目に焼きついた]
……なめてても治らないと思うけど。 ちゃんと手当てしないと……
[呟く声は、誤魔化すような話の変換に途切れて。 保護者が選んだブローチをほめられて笑みを浮かべた]
ありがとう。 フランシスが選んだんだ。
そうだ、俺、またノックスさんの作品みたいんだけど、 あとで時間とってもらっていいかな?
[声をかけてきたバーナバスがいるから、そう尋ねた]
(275) 2014/11/16(Sun) 19時半頃
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ー 一階中央奥 ー [居間にいるよりも 落ち着く 壁越し 吹雪の白く染め上げる音少し 寒さを訴える 呟き 上着を持たせるべきだった と思うも 柵に座るニコラ に身を寄せるトレイル その様子を孔雀石で捉え 冷え切る前に あの過保護のところに と思う]
ーーー俺は まだ 死にたくないから
[ニコラの質問 トレイルの頷き 先程の ノックスの過保護 予防策 なんて生暖かいもの ではなく 差し迫った 何かに感じる 彼に知られない ようにすることは]
(276) 2014/11/16(Sun) 19時半頃
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[フランシスが離れる前の笑み>>274にうん、とうなずきを返す]
どうなんだろ……心配だよね。
[案じるのがどちらか、なのかとか。 そのあたりを考えないまま呟きを返し。
居間にいる人の分お茶を沸かしている]
(277) 2014/11/16(Sun) 19時半頃
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―― 三階個室 ――
[保護者が撫でた頬が微か熱を帯びるよう。 すぐに大丈夫と言えばよかったのに 子供じみた事をしてしまったと思う。 フランシスの柳眉が下がる>>230を見れば 言葉通り大丈夫そうとは思えなかった。]
ン。
[思いを飲みこみ短い一音だけを零す。 言い方や考え方についての言にゆると頷き]
そうなりたい。
[支えが必要でなくとも、 支えられる者となりたい。 そんな思いを込めて保護者に向けて希望を口にした。]
(278) 2014/11/16(Sun) 20時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/11/16(Sun) 20時頃
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[フランシスの手が握られるをみて隻眼瞬かせた。 何を思うか、聞きたいのに訊けず。 どうするか尋ねる声>>250に考えるように首を傾け]
荷物、ちぃと手入れしてから行く。 湯は、そうだな、それが済んでから行くかも。
[返事をして、部屋を出る保護者を見送る。]
(279) 2014/11/16(Sun) 20時頃
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はーい。じゃあ、手当ての為にも上に行くよ。 ラルフに心配させちゃ、いけないし。
へぇ、フランシスも良い贈り物をするね。
[フランシスの視線に気付かず、今度はノックスが彼を見やった。>>275]
勿論、構わないさ。また、見てくれるのは嬉しい。 あぁ、困ったな。僕の腕がどれだけ上がったか、ラルフにばれてしまう。
[困っていない表情を浮かべていた。]
(280) 2014/11/16(Sun) 20時頃
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[ディーンはゆっくりと右腕を動かす。 ベネットとルーツの距離を離す為の動作だ。
足場が揺れて、ルーツが足に力を込める。 ディーンの表情はやはり変わらない。]
(281) 2014/11/16(Sun) 20時頃
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[しにたくない
フィリップの音
思わず、瞳を細めた。
しにたくない?
僕は どうだろう]
(282) 2014/11/16(Sun) 20時頃
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[黙っていると約束出来れば 話の続きは始まるんだろう
トレイルは、ニコラを見 フィリップを見て
微笑み
ニコラの温もりに身を寄せている**]
(283) 2014/11/16(Sun) 20時頃
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[>>272ノックスの手の中にある文章に、ディーンは気を払わなかった。 その序盤は既に焼失している。何処かに出す為のものでもない。
拾い上げた物語ではなく、自らの内にあるものを曝け出した文章は、その血の持つ宿命の嘆きを孕んでいる。 直接的な表現でなくあくまで物語のような体裁を取りながら、そこにあるのは――ディーンの抱く、欲の塊だ。]
(284) 2014/11/16(Sun) 20時頃
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……じゃあ、バーニィ。行こうか。
[愛し子達が戻ってくる前に、済ませておきたくて。 ナイフを鞘に収め、腰ベルトに下げた。
はらり、床に落ちた紙を拾い上げてディーンへと向く。フランシスと何か話しているが、話に割って入るつもりで足早に近付いた。]
話している最中で悪いけど、良いかな? ディーン。
(285) 2014/11/16(Sun) 20時頃
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―2F居間>>281―
ごめん……
[フランシスは、ディーンが鳥を離す気遣いに感謝する。 密やかに小さな声で、 「同族」が複数存在することへの疑念、 焦りを、口にしていた。 未だ彼の“慾”は知らず。 詰問めいた問いかけを口にしたとき、ディーンの眉間に皺がよる。 (嗚呼、なんて わかりやすい)]
うそだ。
[知らず、声が少し大きくなっていたらしい。 其れを遮るように>>285、ノックスの呼びかけが届いた。 ぎくりと顔を上げる。]
――っ
(286) 2014/11/16(Sun) 20時頃
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[>>285ノックスが立ち上がるのを見て、まず反応したのはルーツだった。 ギャギャ、と声を上げるのと>>286ベネットが顔を上げるのとはほぼ同じタイミングだった。
両者の反応に対し、ディーンはやはりいつもと同じ様子のまま。 ベネットの言葉から逃げるように、ノックスの方を向いた。]
……ああ、構わない。
[そう告げながらディーンは、ノックスの手の中にある紙を見る。 見慣れた、自分の字の記された安物の紙だ。]
(287) 2014/11/16(Sun) 20時頃
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[笑われた?]
[大袈裟 二人からすれば そう だろう 優しい保護者 倉庫で 抱え上げられた トレイルは 芯から信用してた 風に見えて]
[トレイル その笑みを そう解釈したまま 彼は話を始めるための ニコラの頷きを 待つ
その間 身体を温めるため 湯気立つマグカップに口をつけた]
(288) 2014/11/16(Sun) 20時頃
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悪ぃな…っと。 お前怪我してんのか?
[傷口を舐める仕草と>>272ラルフへの返答に>>273ノックスの怪我をしる。 何も知らなかった頃は慌てて舐めた血液が、思い出だというのにそっと見えぬ牙を疼かせた。]
(289) 2014/11/16(Sun) 20時頃
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―2F居間>>287―
[鳥が声を上げるのにフランシスは小さく息を飲む。 (この鳥は、苦手だ)]
(290) 2014/11/16(Sun) 20時半頃
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博徒 プリシラは、メモを貼った。
2014/11/16(Sun) 20時半頃
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[トレイルが体を寄せてくる。 温かな彼に、こちらもくっついて。 コートがどこにあるのか、なんてノックスにあずけちゃったから知らない。
ぷうぷう手に息を吹きかけながら、彼の孔雀石を上目で見て。 >>276返された言葉に、ぱちんと瞬き]
しに たく ない
[ゆっくり、区切りながら鸚鵡返し。 なんだか不思議な響きのそれを、口の中でもっかい繰り返して。 >>283トレイルを見たら、トレイルは少しだけ口を笑う形にしていた。
また、ぱちんと瞬きした]
……分かった。 ?
[なんにもわかってないくせして、頷く]
(291) 2014/11/16(Sun) 20時半頃
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[ノックスの褒める声に>>273何気なく顔を向ければ昨日フランシスが購入した琥珀飾りを身につけるラルフの姿があった。>>275]
ああ、お前さんの瞳に合わせて選んだのか。 フランの見立ては確かだな。
[ノックスが思いを寄せたことも知らぬまま、自分の作った細工とラルフの調和に満足する。]
(292) 2014/11/16(Sun) 20時半頃
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― 三階、個室 ―
[目覚めたら、部屋に一人だった。 予感はしていたけれど、やはり少し、悲しくて 横になったまま、暫く天井を見つめていた]
……疲れた
[幸福な夢を見たと思った。 いや、苦しい夢だったようにも思う。 内容はまったく覚えていないから、 どっちが正解なのかわからない。
ベッドの上、起き上がり伸びをする。 根乱れた髪を撫で付けて、少し泣いた。 頬を擦って、部屋を出ることにした]
(293) 2014/11/16(Sun) 20時半頃
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[鳥の鳴き声では、足を止めない。>>287 何が『うそ』なのか、瞬き。タイミングが悪かったかと苦く笑う。>>286]
ディーン。君は小説家なんだね。 つい読んでしまって……途中なのに、ごめん。 読みやすい文章だし、物語の世界観は興味深い。続きが読みたくなるよ。
[彼の胸元に紙を押し付けた。鳴る音を嫌がるのか、ルーツは一啼きする。]
(294) 2014/11/16(Sun) 20時半頃
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ーー……ありがとう
[トレイルの微笑み 引き続いて ニコラの 頷き ……どこか ふわとした 頷き 人に飼われた 従順な 犬 ……先の違和感は また隅に押しやられる]
ニコラは 自分のことを 狼って 言ってたよね
[まずは ニコラに 確認するように ニコラの ゆっくり 区切る口調に合わせ 自然 彼の口調も ゆっくりと]
(295) 2014/11/16(Sun) 20時半頃
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[――フランシスは、歯噛みする。
支えられる者になりたいと謂ったドナルドを、>>278 気がつき、人を思いやれるラルフを、>>277 この同族だらけの閉鎖空間から 早く、――逃がして、しまいたいのに。
>>278「ドナルドなら、なれるよ。待ってる」 そんな言葉さえ、今祈りに感じているなんて。
吹雪が窓を叩く。 嵐は、止みそうにない。 胸元のアミュレットがを、 ぎゅ、と握り締めた。]
(296) 2014/11/16(Sun) 20時半頃
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[沸いたお湯でお茶を入れながら、ノックス>>280の言葉を思い返す]
……ちゃんと手当てしてるといいけど。
[困っていない表情で困ったとか言っていたのを思い返し。 作品、楽しみにしてると笑って告げたことを思う]
あのオルゴール、素敵だったから、きっと新しいのも――
[楽しみだ、と小さく呟いた]
(297) 2014/11/16(Sun) 20時半頃
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