112 燐火硝子に人狼の影.
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シーシャは若者 テッドに投票した。
メアリーは若者 テッドに投票した。
ケイトは若者 テッドに投票した。
テッドは放蕩者 ホレーショーに投票した。
ホレーショーは若者 テッドに投票した。
フランシスカは若者 テッドに投票した。
ルーカスは若者 テッドに投票した。
テッドは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
フランシスカが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、シーシャ、メアリー、ケイト、ホレーショー、ルーカスの5名。
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――翌朝・個室――
……
[昨日は個室に戻ると扉を開けっ放しにしたまま すぐに眠ってしまった。 そのお陰か目覚めは随分と早かった。 麻袋から掌に収まるサイズの本を取り出した。 ぼろぼろになった其れを一枚ずつ捲り、 何度読んだかわからない世界に埋没していく。
一言で言えばそれは予定調和だ。 初めて触れた時からその印象は変わらない。
しかし、今もなお新鮮味を感じさせるのは この物語を描いた作者の力量と言えよう。]
(0) 2013/02/07(Thu) 15時頃
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[物語の主人公は未だ年端も行かぬ少年だ。
不器用なりにも欲と正義を貫こうとするが、 何かにつけて上手く行かず 頭を抱えて人生の坂を転がり落ちる。
しかし、そんな少年に手を貸そうとするものが在る。 彼の周りに居た同年代の少年、少女だ。 あの手この手を講じてはみるものの功を奏さない。 大っぴらに助けたと解る手段であれば、 主人公の少年はそれを忌避し、一層の溝に嵌る。
だからこそ、さりげなく。 そして、時に舌を巻くような方法が必要になった。]
(1) 2013/02/07(Thu) 15時半頃
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[そうして集う心は行先を照らす一筋の光となっていく。 未だ主人公の少年は、周りの助けに気付けては居ないが、 急激に肥大する光と好意的な環境に疑念を持つようになった。 成長していく上で通らなくてはならない道を、 鈍足な歩みではあるが、確かに踏みしめていた。
苦労と後戻りを繰り返しながらも 少しずつ前進する先に ある日、障害が立ちはだかった。
主人公の少年の家から斜向かいに位置する家に済む 自称、芸術家の少年だ。
彼は言う。 誰も彼もくだらなくて仕方が無い。 この手から生み出されるものが至高であり、 他者の欲と正義など毛ほどの価値も無いと。]
(2) 2013/02/07(Thu) 15時半頃
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[誰かが道を進もうとするのなら それを遮って踏み潰し、その先を行こうとする。 その為には多少強引な手段を取ることも厭わない。
利用できるものは最大限に利用し、 壊せるものは何でも壊し、 利を得る為であれば罵倒し萎縮させ その気持ち、そのものを後悔させてやればいい。
それが彼の基本理念であり、生き方でもあった。 何時でも己の行いに絶対の自信がある。 だからこそ、当たり前のようにそんな事をする。
我が物顔で、生き方自体を芸術と呼び 最後には、何時も決まった台詞を宣った。]
(3) 2013/02/07(Thu) 15時半頃
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[『俺の芸術は、既に完成しているんだ。』、と。]
(4) 2013/02/07(Thu) 15時半頃
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[この頁で幕は一度閉じられる。
続きはあるようだが、 この続きは何処へいっても手に入らない。 結末を知った時、果たして胸中に渦巻くものは何か。
揺れるものこそ、想像の余地があり 永遠に続く、唯一無二の、至高の物語なのかもしれない*。]
(5) 2013/02/07(Thu) 16時頃
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――回想:昨日・広間→廊下へ――
[両腕に計4枚の甘味の皿を載せる姿はまさに給仕のよう。 ケイト>>3:125に、またホレーショー>>3:132にも、一先ずの屈託ない笑みで甘味を勧めた。 掛けて貰えた感想に、男はまた、緩く笑んだものだった。]
どう致しまして。 …――ありがとな。
[ケイト>>3:126が零した別の感想、微かに聞こえては居た。 けれど少女の素性を知る男は、軽く瞬きつつも。 何かを察し、敢えて聞かぬフリをしてその場を後にした。]
(6) 2013/02/07(Thu) 17時半頃
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[メアリーの部屋を探し迷う道中、エントランスに近い廊下で、自警団の男に呼び止められた。]
えェと……また引き渡しの催促かね。催促なんだろ?
[その通りだ、とばかりに相手は毅然と構える。 そういえばこの日の今まで、自警団とまともに顔を合わせて居なかった所為か。この場でオスカーの死のことも伝えられたが、それにはまるで、今更、といった顔をしたものだった。]
あァ、また。一人選べって言うンなら。
―――…テッド・バッセル。 ソイツを今、ちと疑ってるんだわ。
(7) 2013/02/07(Thu) 17時半頃
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テッドの坊主、一昨日の晩から何も食って無ェみたいなんさ。 シチューは要らないとか言われちまったし……。 そのまま部屋に缶詰しちまってて。誰か差し入れもしてたみたいなンだが……全然手ェ付けて無ェ。
[右腕に2枚の皿を抱えた男は、思い出しながら言葉を綴る。]
でもその割に、威勢だけはありやがる。 空腹の人間とは思え無ェくらい、思いっきりわめき散らしてやがっててさ。
………まさかとは思うんだけど、さ。 「喰らってる」のって、アイツなんじゃね、って。
(8) 2013/02/07(Thu) 17時半頃
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[口にすればあまりにも惨い。現実に、空腹だろう「人間」は、声掠れさせながらも、ああまで力籠った怒声を上げていたのだから。 目を伏し、ふっと、一つの問題を零す。]
兎に角。オレはアイツを選ぶさ。……でも。 でもさ、アイツの部屋の扉、マジで開かねェんだよなァ。
[自警団員が同行願いを求めたとしても、あの状態の彼が応じるとは思えなかった。 如何するのか――思い始めたその時、何やら自警団員らが内密に話交わす様。それを聞き取ることは出来ないまま。 やがて、最初に声を掛けてきた男が再び此方に向き直る。]
えェと、あとは我々で対処する?
……………うん。判った。
[その後自警団たちが広間の方にも踏み入ったかは知らない。 ただ少なくとも、彼らは一度、体勢を立て直すようにエントランスから出て行ったようだった。]
(9) 2013/02/07(Thu) 17時半頃
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[去っていく自警団の背を眺めながら、ふと思う。 そう言えば、包丁が一丁無くなっていたな、と。 それは一昨日と今日との違い――違和感の正体。 持ち出したのかが誰かは知れぬが、テッド>>2:86だったとしても可笑しくは無い。]
馬鹿野郎。 包丁ってのは、殺しなんかに使うんじゃ、無ェんだ、よ……。
[料理人の男は、ひとりごちてから、メアリーの部屋を再び探しに向かったのだった。**]
(10) 2013/02/07(Thu) 18時頃
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――深夜・テッドの客室――
[今度は更に武装した自警団の、乾いた靴の音が鳴り響く。 ケイト>>3:128>>3:129の姿がもしあったとしても、彼女が其処に居る訳を尋ねるでもなく、構わずに客室を包囲するだろう。
一斉に打ち当たる屈強な男たちは3人。なんとか一撃でバリケードを崩し、室内に居たテッドの背に一斉に銃口を向ける。 ついさっきまで安堵していた少年は、間近に新たに響く破砕音に振り向いただろうか。
まともな食事も眠りも得ぬままに、隈を作っていた顔。手元にかたく刃握った白い手。 それを見た男らが想起したは、ただの人間かバケモノか。 少年がその時、窓からの物音に警戒を露わにしたように>>3:73>>3:74。 そこに踏み入ることとなる自警団員たちにも、微かな変化に対する警戒があったのかもしれない。]
(11) 2013/02/07(Thu) 18時頃
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[テッドが完全に向き直るより前に、小銃は一斉に火を噴く。 命奪う銃声は、バリケードを破る音よりも、小さい音色。
やがてその場に硝煙と血の香を残し、無実の少年の遺体は外に運び出されていく。 自警団は翌朝には――夜のうちに駆けつけた者が居たならば、その場で――テッド・バッセルをその居室で処刑したことを容疑者たちに報告しに行くことになる。 尋ねられたならば、シーシャが少年を疑っていたことも答えるだろう。**]
(12) 2013/02/07(Thu) 18時頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2013/02/07(Thu) 18時頃
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――昨夜・メアリーの自室――
[正直、いきなり部屋に入ったことを咎められるやもとは薄らと思っていた。 けれどメアリー>>3:122は怒らなかった。 男はまた小さく、安堵の息を吐く。――けれど。]
………そ、っか。 無理はしなくて良い、けど……後でちゃんと何か食えよ? っつか、謝ること、なんざ……。
[今度は、暗い嘆息。 けれどそれでも、メアリーに部屋に受け入れて貰い、男は小さく礼を述べてから奥へと入る。 皿の一枚は適当なサイドテーブルに、もう一枚は己の手元に。 壁に凭れかかり、ひとり、木苺をフォークで頬張った。]
あのさ。 メアリー。
[話を切り出すように、ふと口を開く。]
(13) 2013/02/07(Thu) 19時頃
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その。
綺麗だな。 髪、降ろしてるのも。
[メアリーの長い髪を見詰めたまま、ぽつりと零す。 程無く、はっと瞬いて、ほんの僅かに俯いて、咳払いを一つ。]
じゃ、なかった。そのさ。
…………良い、か? 今夜、此処に泊まっても。 いや、部屋を空けろ、とかじゃなくて、その。
床で寝るンでも、構わねェ、から。
[俯いたまま、頬は僅かに染まっていた。 けれど、その奥に在る瞳の影までは、伏したまま。メアリーの方には向かない。]
(14) 2013/02/07(Thu) 19時頃
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[もし、シーシャがヴェスパタインを「間違い」だと知りつつも引き渡させたのだと、彼女が知ったら。 もし、テッドに在らぬ疑いを掛けて殺させたのだと知ったら。 もし――この己が人食い人狼に与しているのだ、と知ったら?
そんな懸念は確かに過っている筈なのに。 如何して今宵を、彼女の許で過ごしたいと欲する?
俯いたまま、男は固唾を呑む。 今度こそ追い出されてしまうなら、それまでのことだ。]
(15) 2013/02/07(Thu) 19時頃
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[けれど、もし追い出されなかったならば。
男は、遂に躊躇うことなく。 己に刻まれた古い牙痕を晒して、眠りに就くこととなる。**]
(16) 2013/02/07(Thu) 19時頃
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―朝/個室―
[この部屋で迎える三度目の朝。 夜毎人を喰らってきた獣の腹は満ちている。 飢えによる衝動は薄い。 力満ちる状態なれどくちびるに付いた薄い痕は残したまま。 注視すれば気付ける程度の名残をそのままにするのも気まぐれ]
それにしても――… 自警団の持つ硝子細工は厄介だな。
[窓越しに眺める自警団。硝子細工が人狼の存在を知らせるならば 喰らい尽くしても警戒は解けないだろう]
物語の結末は、村人が力をあわせ人狼を退治して めでたしめでたしで終わるんだったか。
[幼い頃に双子の妹と一緒に読んだ本。 その結末に抱いた二人の思いは 双子でありながら全く別のものだった]
(17) 2013/02/07(Thu) 20時頃
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――…嗚呼。
[昨夜喰らった踊り手の言葉を思い返す。 彼女の心の内は、結局知れぬまま。 何を抱えていたかも、わからない。 思い馳せるのは情というより探究心に近い。
彼女との時間は愉しいと思えるものだった。 一度くらいならば狩らずとも良いかと思っていた獣の心を 動かしたのは踊り手の言葉と温度。
その時間も己の手ですぐに壊してしまったけれど]
(18) 2013/02/07(Thu) 20時頃
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[捕食者で在り続けた人狼にも何れ報いがあるだろうか。 生きている限り人を襲うのを止めぬであろう獣に 罪の意識らしきものはない。
姿をくらましたまま一夜過ごした男が テッドの一件を自警団からきいたのは朝。 フランシスカの亡骸が空き部屋で発見されてからの事。 誰が見つけたのかまでは聞かなかった]
(19) 2013/02/07(Thu) 20時頃
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― 昨夜:テッドの部屋の前 ―
[扉にそっと手をつける。 こくり、と狩り直前の興奮に喉を鳴らすと、 扉を押し開けようとドアノブに指をかけ。]
………何?
[僅かに扉の開く音。 いくつもの硬い音がこちらへと近づいてくるのを察すれば、
扉から離れ、近くの柱の影に身を隠した。]
(20) 2013/02/07(Thu) 20時半頃
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ああ、今日の生贄は彼になったの。
[手に灯りを持った自警団の男達は、 柱の影にある『本物』の存在には気付かなかった。
狩りの邪魔をされた事に不快を覚えつつも、 飢餓が薄ければその場に割って入る事はせず、 静かな夜に響く処刑の音を聞いていた。]
――タァン
[バリケードが破られた後に耳に届いた銃声。 ひとつ、ふたつ。折り重なるように、更に続いて。 青年の最期の声は聞こえただろうか。]
(21) 2013/02/07(Thu) 20時半頃
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[テッドの遺体を運び出す自警団員達の足音が遠ざかり、 集会所の扉が閉まる音の余韻が完全に消えれば。 無人と成り果てた部屋へと足を踏み入れた。
濃厚な、血と硝煙が入り混じった空気に顔を顰める。]
銃の臭いは嫌いだわ。 ……母さんが殺された時を思い出すもの。
[嫌悪を顕に呟く。 床に、椅子に飛び散る赤は、人狼の狩よりも野蛮に見えた。
椅子についた血を指ですくって口に含む。 火薬の臭いが混じりこんだ血は、本来の味を損ねていて。
眉を潜め、それでも唾液と共に嚥下すれば。 用のなくなった空き部屋を後にした。]
(22) 2013/02/07(Thu) 20時半頃
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―広間―
[容疑者として集められた者ももう半数ほど。 閑散とする広間の椅子に腰を下ろした。 自警団から説明を受けたあの日。 ホレーショ―に促され座った場所。 隣に座る誰かは居らずぽっかりと空いたままの空間]
―――…「同じ」であれば
[言葉が途中で途切れる。 ふる、と頸を振り]
私と同じになるなら、
[遠い昔に紡いだと同じを綴り口の端をつり上げる]
(23) 2013/02/07(Thu) 20時半頃
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― 翌朝 ―
[休息の時深く、十分に。 食餌は一晩間を空けたものの、蓄えた力は体に馴染んでいた。
訪れた自警団員からもたらされたテッドの処刑については、 昨晩その場にいた事を匂わせはせず。 同時にフランシスカの死についても教えられたが、 顔色ひとつ変える事なく受け取った。]
さて……どうなるかしら。
[自警団がフランシスカの亡骸を運び出した後。 エントランスにある色硝子を眺めながら、独り言を。 脳裏に蘇るのは、あれによく似た自警団の持つ硝子細工。
館に残る者は少ない。 いつまでも細工が人狼の存在を示し続けていれば、 自警団が館ごと中の者を屠る事も考えられた。]
(24) 2013/02/07(Thu) 20時半頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2013/02/07(Thu) 20時半頃
ケイトは、シーシャがテッドを指名したとも、自警団から聞いただろう。
2013/02/07(Thu) 20時半頃
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―― 回想:自室にて ――
[綺麗だなんて言われた事はない。不気味な子、ならあるけれど。 彼の言葉>>14に顔が赤らむのを感じたが。 そんな自分に気付かない振りをして、咳払いをする彼を見る。 …次の言葉に流石に動揺は隠しきれなかったけれども。]
…えっと、その……それは、その。 …………あの。
[言い淀むほど恥ずかしくなって、困った様に見上げれば。 言った彼自身の頬が、僅かに染まっているのに気付き。 やがて笑って告げただろう。]
……うん、あのね。私からも、お願いします。 一緒に、居てください。シーシャさん。
[彼の傷痕を見れば、心を開いてくれている事に嬉しいと思い。 ――そして、自分の未だ明かせぬ秘密を憂っただろうか。]
(25) 2013/02/07(Thu) 21時半頃
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メアリーは、シーシャの手を取れば、微笑んだ。
2013/02/07(Thu) 21時半頃
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―― 自室:夜明け前 ――
[――声が、聞こえた気がした。 締め切ったカーテンの裾を、小さく持ち上げる。 増えた人影は、二つ。蹲るように震えているのは恐らく青年。 そして、真っ直ぐに此方を見据える凛とした佇まい。]
………、
[今日は、彼と、彼女だったのだと知る。 …話した記憶は少ないけれど。 穏やかに見つめる視線が、印象に残る人だった。 真黒な瞳を見ていられなくて逸らした視線。 けれども涙はもう零れない。
……ふと、彼女の視線も逸らされる気配がして。 先を追えば、暗い廊下を誰かが歩いていくのが見える。 背格好的に、男性だろうか。思い浮かんだ姿は二人。 けれども一人は今、傍で眠っていて。 つまり、あの影は。もう一人の方の、彼だろう。]
(26) 2013/02/07(Thu) 21時半頃
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