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ジェレミーに8人が投票した。
オスカーに1人が投票した。
ヴェスパタインに1人が投票した。
ジェレミーは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
マユミが無残な姿で発見された。
ロビンが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、オスカー、ヴェスパタイン、ヤニク、ラルフ、サイラス、ヴェラ、トレイルの7名。
-- 前日、ミイユの住処 --
[漸く体は解放される。なのにそれが、なんだか少し。]
(寂しくなんか、ない…っ)
[赤い顔をぷるぷると振ってから降りた。
奥の、服やタオルをおいてある場所へ向かい、なるべく大きい綺麗なものを持ってぺたぺたと戻る。]
ふ、く…… おっきいのない、から…。
[マトリカリアの匂いのついたタオルを押し付ける。
脱ぐのか、脱ぎたいよな、でも脱ぐのか、ここで。
少し睨むような顔になったのは恥ずかしいからだ。
だって上半身だけでもあんなにどきどきするのに。]
…きがえ、る。
[覗くなよ、という視線を投げてから。
しかし大きくもない住処だ、少しだけ離れた位置でちらちらと様子を窺っている。]
【人】 風来坊 ヴェラ〜森〜 (0) 2014/05/17(Sat) 02時頃 |
メモを貼った。
【人】 風来坊 ヴェラ[そして幾らか歩いたその時、湖の姿を見た。僕は持っていた荷物とランタンをすぐそばの木に置いて行き湖に服を纏ったまま飛び込む。 (1) 2014/05/17(Sat) 02時頃 |
メモを貼った。
[感じていた重みと熱がなくなるだけで、
半身が引き離された様に感じる。
初めて知った感情はずいぶんと重症だ]
おー、ありがとう。
[流石に服は無いだろうと思っていたが
タオルを借りれるだけでも十分だ。
ミイユの匂いだろうか、爽やかな香りがふわりと漂う]
(見るなってことか?)
(見たいけど)
[家主を怒らせるのは得策ではない、
諦めてミイユに背を向けて服を全て脱ぐと
タオルで改めて全身の水分を拭い去る。
結ってあった髪も一度解いて、ざっと拭けば良いだろう]
【人】 さすらい人 ヤニク[>>2:160 すべての言葉が嬉しくて、満たされていくのを感じた] (3) 2014/05/17(Sat) 02時半頃 |
【人】 風来坊 ヴェラっ、…ああ……やっぱそうなんだ。 (4) 2014/05/17(Sat) 02時半頃 |
【人】 風来坊 ヴェラ〜森・木の根元〜 (5) 2014/05/17(Sat) 02時半頃 |
[ありがとうが耳に届けば、ふるりと頭を振る。
たった一言が、じわりと甘い。]
っ、!
[別に見ようと思っていた訳じゃない。
ちがう、断じて違う。
向けられた背が振り返ったりしないかと、視線を向ければ
まるで振り向いたのはミイユの方。
髪を解いた後ろ姿を、黒い瞳が捉えてしまった。
どきりと心臓も体も跳ねて、慌てて後ろを向く。
やがておずおずと自分も服を脱いで体を拭きはじめた。]
[ミイユサイズの服は借りられないので
着てきた服が乾くまではタオル一枚で過ごさねばならない。
腰に巻き付けておけば良いだろう。
次いでまだ少し濡れたままの髪を結い直す]
(もういいかな)
[そっと背後を伺う、ミイユの背中が見えて
やはり自分よりもずっと白くて綺麗な肌だ。
――触れたい]
[タオルが水を吸いとっていく。
ふかふかで気持ちのいい肌触りと、マトリカリアのリンゴのような香り。
髪を拭いて、体も撫でて。
ふっと、視線。(
けれどもし振り返ってさっきのようになっては行けない。
視線に気づいてないように、体を拭いて。
動きはどこかぎこちない。]
[
少しだけ見つめてから顔を反らせた。
このままでは抑えられなくなるのも時間の問題か
そうしたらまたミイユに蹴られるだろう。
せめて嫌われない様に気をつけなければ]
ミユ、濡れたのは干したいんだが。
もういいか?
[背を向けたまま見てなかった姿を装って声を掛ける。
それからは慎重に二人の時間を過ごした。
改めて同行を願うと使者である話を聞いて
自分がとても先走ったような気がしたり。
服が乾いて落ち着いて、手順も確認して。
もう一つやり残してあることを済ませたらもう、船*]
―船にのる前―
[ミイユが使者だと知って乗船の直談判したのち、
トレイルも使者だと知らされてとても驚く羽目になる]
トレイルはもう一人で平気だと思うから先に行く。
俺が居ないから悪戯し放題だけどな、
夜はきちんと家に戻って寝るんだぞ。
もう子供じゃないって言いたいなら、
約束を守れて初めて一人前になる。
妖精なら当然のこと。
[実際は見ていない間にどうしようと知り様もないが、
一人残さなければならない不安も強くて
思わず口調は強いものになる]
……トレイルが成長したって俺が安心したいんだ。
[甘えたな息子は、理解してくれるだろうか。
それとも昨日のように感情を見せるのだろうか。
どちらにしてもいつも通り髪を撫でて
小さくごめんな、とつぶやきを落とした**]
メモを貼った。
[ぎこちない動きで、服まで着替え終わる。
声がかかってから、ゆっくりと振り向いた。
どうやらいいと云うまで、こちらを向いてはなかったらしい。
背を向けたままのジェレミーに、疑って申し訳ないと貸すかに眉を下げた。
───ほ、す。
[濡れた服は預かって、洗って干しておいた。
洗うときに顔を赤くしていたのは、また別の話。
二人での時間、会話は少なかっただろう。
けれど確実に昨日よりも、声を出す回数は増えている。
表情も無表情が多いが、少しずつ色を見せ始めていた。]
ぼ、く 夏の使者 ──なん …だ。
[一緒に行こうと改めて云われたとき、ぽつりぽつりと言葉を落とした。
話すのにどうしても言葉が詰まって、時間がかかってしまうけれど。
どうしても言葉で伝えておきたかったから。]
連れて……いけたら、って…思って、て。
……でも、…一緒に いき、たい
──だ から
[真っ直ぐに見つめる。
黒の瞳は逸らすことなく、彼を見つめて。]
明日……あ、さ。
迎え、に ──く、から…
(一緒に、連れていって。)
(夏を届けに。)
[そして夜、彼とは一時離れることになる。
ミイユは手紙を書き付けて、白い鳩の足にくくりつけた。
ほかの夏の使者へ、ジェレミーから自薦があったことを伝えるためだ。]
『夏の使者へ』
『ジェレミーから自薦がありました。
任せられる人だと思うから、ぼくは彼を選びたい。
明日の朝、彼を連れてぼくも船に乗ろうと思う。
わがままをして、ごめん。
───── Miyu=Ma=Argento.』
[飛んでいく白鳩の一羽は、ジェレミーのところにいくのだろう。
トレイルは初めてあったときのように、困惑と警戒を見せるだろうか。
一種の嫌悪を、やはり、向けられるだろうか。
そして暫く離れる寂しさに、あの腕の中へと
自分より素直に、飛び込んでいくのだろうか。]
(寂しく、なんか。)
[外では森の見張り番が、ホゥホゥと鳴いている。
動物も寝床に帰る時間は、昨日の昼下がりとも今日とも違う。
誰もいない、傍にいない。]
(───さみしい。)
[湖で、抱き締めてくれたことを思い出して。
布団をぎゅうと、抱き締めて眠った。
翌朝には会える、だから。]
(寂しくない、へいき。)
[そう、言い聞かせて*]
-- 翌朝、船の入り口 --
[朝になり、いつものように水浴びを済ませてからジェレミーを迎えに行った。
赤きつねの背に乗せてもらい、彼のうちへ。
見送りもあっただろう、その間は静かに邪魔にならぬように口を噤んで。
いざ、船の入り口までやって来て。
ちらりと、ジェレミーを見上げた**]
メモを貼った。
【人】 さすらい人 ヤニク[暫く二人寄り添っていた。ラルフの手と自分の手を絡ませて、離すという動作を何度も行う。彼が側にいるのを確かめるように] (6) 2014/05/17(Sat) 09時頃 |
【人】 さすらい人 ヤニクー真夜中ー (7) 2014/05/17(Sat) 09時頃 |
[
(今度は迷わずに)家に帰った。
太めの紐を手に作るのはサンキャッチャー、
朝になれば窓から差し込む光が
部屋のなかをキラキラさせてくれるもの。
明日トレイルがビックリするようにと
カーテンの向こう側に仕掛けておく。
それから使者あての鳩が来て驚いたり
ミイユを乗せた赤狐に驚いたり、
驚くようなことは続いて]
行ってくる。
[出発の言葉はトレイルへ。
それ以降の意識はすべてミイユへ。
姫をエスコートするように恭しく手を差し出し
……乗せてくれなければやや強引に掴んで
二人で船へと乗り込んだ]
―船の中―
[先に乗っている使者の話によると、
昨日あれだけ大騒ぎしていたサイモンは
与えられた個室に引きこもっているらしい。
それから同じく乗船するロビンには会えたかどうか]
案外広いな。
船って言うから狭そうなのをイメージしてた。
[個室を与えられるとは聞いていたけれど、
我が儘を通した分のツケは回る。
ミイユと二人で部屋を使うようにと言われ
嬉しいが恥ずかしがりの彼は怒らないだろうか?
それでも一緒に居ていいと言われたら
喜色が滲んでしまうものだ]
……同棲、するみたいな。
[思わずぼそりと呟くが、
片付け出来ない魔窟に住んでいるのは知られている
ものが少ない内はきちんとしたミイユがやや優勢、か?**]
メモを貼った。
-- 船の中 --
[手を差し出されて、恥ずかしさに乗せることを迷っていれば掴まれてしまう指。(
乗り込んだ船の中、きょろきょろと見回しはするけれど
意識は繋いだ手にほとんど持っていかれてしまっていた。
怠惰の妖精の姿はない、部屋の中に籠っているようだ。(
ロビンに会えたなら、唯一顔見知る彼に挨拶くらいはできただろう。
勿論、声を出すのは極力少なかったが。]
───、……。
[聞くと、部屋はジェレミーと同室になるという。
その時は深く考えることなく、ただ傍にいられることが嬉しくて
こくりと黒髪を揺らして頷いた。]
[部屋にはいれば、ジェレミーの声がひとつ響く。(
(同棲……。)
[船に向かうよりも前。(
赤きつねの上から聞いた『行ってくる』の言葉を思い出す。
真っ直ぐに向いた言葉は、あの子供に向けられていて。
そこには少しでさえ、入る隙間もなく思えた。
あの時、口を噤んでいたのも目をそらしたのも、そのせいだ。
羨ましい。
そんな穢い心を吐き出さないように、口を固く引き結んだ。]
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