241 線路上の雪燕
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
マリオは薬屋 サイラスに投票した。
クラリッサは薬屋 サイラスに投票した。
ペラジーは薬屋 サイラスに投票した。
キャロライナは薬屋 サイラスに投票した。
ルーカスは薬屋 サイラスに投票した。
シビルは薬屋 サイラスに投票した。
櫻子は薬屋 サイラスに投票した。
サイラスは馬飼い キャロライナに投票した。
トヨタは薬屋 サイラスに投票した。
イアンは薬屋 サイラスに投票した。
サイラスを処刑するには畏れ多かったので、取りやめた。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
現在の生存者は、マリオ、クラリッサ、ペラジー、キャロライナ、ルーカス、シビル、櫻子、サイラス、トヨタ、イアンの10名。
深夜。
暗闇を往く雪燕が静かに刻むリズムが変調しだす。やがて完全に静止する。
異変に気付く乗客が如何程居ただろう。
窓の外には、合図をするようにゆれるランタンの光が見えていた。
何者かが、一等席付近…車掌室から乗り込んでくる。
再び刻まれだすリズム。何事も無かったかの様に雪燕はまた進みだす。
刹那、嵐の様な風を切る音。トンネルに入ったが故の、空洞音だ。
風を切る音の中、扉越しの会話は微かにしか聞こえない。
––––君か、パルック…
ジェフ。……どうかした…い…
……令状だ、乗客には悪いが一刻を––『人狼』の捜索を……
…本部長は頭でも––––ったの…い…?
––––冗談…はない……私は––––北––…–––村に…––憔悴…態の村人–––…
喰い散ら–––…遺体が…–…絞首台が作られ…––––
––––止むを得……毎日1人を––––
(#0) 2015/12/01(Tue) 00時頃
…–––酷な! 疑いだけで隣人を殺–––––
––––違う、真実、『人狼』は居––…––拠–––
–犬…狼より大きな……歯形–––……毛–––––––……
……3匹……処––––成功……が、1匹が………––狂––––
–––逃…路––フリード––––…愛犬家…––––
犬……ではな……––––クロゼット……らされ–––––……
––財布は手…かず……使用人に…––す為……
…三枚の…切符––…雪燕…
トンネルが終わる。一瞬の沈黙が訪れる。
再び雪燕の中に静寂のリズムが戻ってくる…かに思われた。だが。
『関係者以外立ち入り禁止』
銘打たれた扉が勢い良く開け放たれ、5人の男達が猟犬の様に猛進を始める。
(#1) 2015/12/01(Tue) 00時頃
「身の丈に合わん外套、赤味の茶髪、8歳程度の少年。
目撃情報に依れば私刑痕有り。
二等車両と三等車両の切符を所持、
客を懐柔し一等車両に紛れ込んでる可能性も有る、気を付けろ。
名はマリオ・ドヴァーデン。
見つけ次第確保だ、パニックにならん様、彼奴の正体は口外するな。
家出少年の捜索と名目せよ。いいな?」
「Sir, yes, sir !!」
鉄道警察の紋章が、それぞれの胸に光る。
背には長袋を背負っており、勘の鋭い者ならすぐに銃器と分かるだろう。
扉の向こう、車掌室の中。呆然とした車掌の手の内から、
或る村の議事録と、新聞の切り抜きが挟まれたファイルがどさりと落ちた。
(#2) 2015/12/01(Tue) 00時頃
|
[揺れる車内、狭い廊下は 男達が一斉に走るには無理があった。 1人の男が、シビル[[who]]の部屋の前で脚をもつれさせ、たたらを踏んだ]*
(0) 2015/12/01(Tue) 00時頃
|
|
ー 或る一等車両の部屋 ー
[何処かから、落ち着きの無い足音が聞こえてくる。
ざざ、と寝台の下から飛び出した者が居た。 彼がずっと息を殺し、潜伏していたその部屋は ひょっとしたら、誰かが使っていただろうか。
誰かが眠っていても、誰も居なくても。 隼の様な早さで壁を蹴上がり、窓を開ける。 脚をかけ、手でしっかりと渕を持ち、跳ねて。 少年はそこから車両の上に昇り上がる。
外は既に、満月の光しかない。 彼の顔は脚でも断たれたかの様に、 酷く歪み、汗が滲んでいた]*
(1) 2015/12/01(Tue) 00時頃
|
|
―出発後 一等車両 個室 ―
[列車が緩やかに発車していく。部屋に戻れば、また黒いシルクハットと礼服を身に着けて。浮かべた笑みは薄い色を見せた。 之でいざという時の布石は打ったはず。と男は自信満々な顔を浮かべるものの、すぐに首を振った。此処までは盤石。多少の想定外はあるが、冒険はこうでなくては面白くない。
…強がりだ。 そっと自らの手を見つめ、笑みは苦笑に変わる。
また次に会ったときにと人参頭の少女には答えた。 その頭に触れて、撫でて…………]
撫でられた事すら、俺は無いんだな。
[妹の頭を撫でた事を思い出し、自虐めいた呟きを音にした。誰の前でもない、だから偽る必要もない。あのとき、ジャンと名乗る男に伸ばした手は、きっと自分の為だ。
妹の為ならなんだって出来る。そう ――なんでも。]
(2) 2015/12/01(Tue) 00時半頃
|
|
[そこまで考え。 自分がこの車内で知り合った人物の顔を思い返した。]
…約束は、どうするか。
[約束と言いきれないし、二人は忘れているか。 とドアに視線を投げて。 ベッドの上に座り、深夜までの時間を過ごしたか。 一食くらい抜いた処でなんの問題もなく。 むろん、誰かが尋ねてきたのなら笑顔で答えたり、数度軽く席を立っては車内を歩いたかもしれないが。 どうにも一人で食事をする気にはなれず*]
(3) 2015/12/01(Tue) 00時半頃
|
|
― 回想・ニズ駅ホーム ―
兄は陸軍将校でしたのよ。 戦後、抑留されて。かの地にいるという知らせが届いて。 居ても立っても居られず、やって来たのですわ。
[イアンの不躾な質問>>2:153にも、不思議と嫌な気持ちはしなかった。 別に隠し立てすることでもないので、正直にすべてを話す。 エスコートは得意だ>>2:151、と自称するだけあって。 会話で飽きさせない殿方だと感心してしまう櫻子だった]
……無事に。 元気でいらっしゃるといいのですけれど。
[兄の面影が頭をよぎる。その姿が、なぜかルーカスと重なった]
(4) 2015/12/01(Tue) 00時半頃
|
|
[知り合いかい>>2:162、と。 九重のことをイアンに問われれば、ふわりと微笑む]
……ええ。九重様は。 わたくしが旅先で出会った、大切なご友人ですわ。
[母国語のことを問われれば、相好を崩して]
ありがとう、と。九重様はそう申しておりましたわ。 この国を嫌いにならずに済みそうだと。
[わたくしも全く同じ気持ちですわ、と。小さく付け足した]
ここまでで大丈夫ですわ。ええと……イアン。
[呼び捨てでいいから>>151と、言われたから。 殿方を呼び捨てにするのはかなり勇気がいったけれど。 にこりと微笑んで、イアンに一礼するだろう*]
(5) 2015/12/01(Tue) 00時半頃
|
|
― 21項目 ―
『19時41分』
『……白いフードの男の子は、 ペラジー・デュランテって言う名前なんだって。 異国の名前って、不思議な響きね。 スウェルグについたら、お店にくるかも!
売店で東の国の人? と赤毛の女の子とおはなしをしたわ。 お土産、迷ったから、東の国の人に「どっちがいい?」ってきいて 選んでもらったのよ。
戦争でおじいちゃんは帰ってこなかったから おばあちゃんは、もしかしたら東の国の人、 恨んでるかもしれないけど。 でも、その人はとても素敵な紳士だったのよ。
あとは……赤毛の子とその人と、一緒に雪燕まで走って ……なんだか、とても楽しかった!』
(6) 2015/12/01(Tue) 00時半頃
|
|
― 一等車両、夜が深くなる前に ―
[二等車両とは、その廊下すら違っていた。 ここならば手を壁に打ち付けても先ほどよりは痛まないだろう。 柔らかい壁紙、間隔の広い、少ない扉。 切符の皺を伸ばし、目的の部屋にたどり着いたのは、うるさい車掌が姿を消してからだった。
二段ベッド。それに小さな洗面台! サイラスはよっぽど驚いたのか、暫く口を開き扉を開けたままそれらを眺めていたが、暫くしてようやくもう一歩を踏み出して後ろ手に扉を閉めた。
様々なことが重なり、心はどうにも浮ついて、寝台の下に息を潜めている誰かには気づかなかった。気づいていても――どうしたろう。何か、出来ただろうか。あるいは、無意識に悟っていたのかもしれない。 サイラスはすぐに靴のまま二段ベッドの上へと上り、深く、大きく息をついた]
(7) 2015/12/01(Tue) 00時半頃
|
看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2015/12/01(Tue) 00時半頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/12/01(Tue) 00時半頃
|
〔くぅ、とお腹が減ったことに気がついたのは、 その記録を書き終えた頃。 男の子に「ごはんちゃんとたべてね」と いわれたことを思い出した。
晩御飯にはほんの少し遅い時刻だった。 一人でご飯、というのも怖いなぁと思った平凡な小娘は、 畏れ多くも一等車両、 教えてもらった部屋にちらりと顔を覗かせて
そこにルーカスの姿が見えたならば>>3〕
あのう……一緒に、お茶、いかがかしら?
〔などと声をかけたかもしれない。 彼がいなかったなら、そっと扉をしめただろう。**〕
(8) 2015/12/01(Tue) 00時半頃
|
|
[二段ベッドの上、あぐらをかいてペンを握る。 下敷きにするのは一冊の薄い本。 教会を描いたポストカードは、白い部分が少ないものを選んだ。 隅に「Silas」とサインを書き、ペンをしまう。 鞄にインクのしみが出来ていた。
それを見つめて、溜息をひとつ。 それからサイラスは仰向けに寝転がり、目を閉じる。 勿論、靴のまま。 鳴る腹をさすり、カーテンをひいていない窓から星明かりが差し込むのを待っていた**]
(9) 2015/12/01(Tue) 01時頃
|
|
― 発車前・ニズ駅ホーム ―
[櫻子のエスコートに夢中になって、気づけば列車は発車直前。 >>2:62ペラジーからの頼みを忘れたわけではないが、些か自分は物事に対する計画性を疎かにしがちのようだ。
櫻子と別れてから、慌ててホームへ戻って新聞社に電話をかければ、担当した者は今し方帰ったところ、とのことで。 明日の朝にもう一度掛けたなら詳細は話してくれるそうだ。 勿論、新聞社の方へはペラジーのことは伏せてある。此方が情報を横流しにした、などということに感づかれればそれなりに具合が悪い。
最後に「富豪の家出少年の噂を聞いた」と適当な嘘をついて、>>2:156ペラジーから聞いた少年の特徴を、仲間へと話しておいた。
「スクープになるぞ」と捜索を促しておけば、くだらないゴシップめいた記事目当てに、おそらく仲間達は食いつくだろう。 幸いなことに、ここ数日のサラグニッド・タイムズは、それぐらい記事の内容に飢えている。]
(10) 2015/12/01(Tue) 01時頃
|
|
― 回想・一等車両 ― (>>122続き)
[ ペラジーのたどたどしい発音>>2:122がよほど奇妙に響いたのだろうか。 サクラコは思わず、といったふうに笑顔>>2:168を見せる。
故国の衣装の見事さを見抜いたことも、彼女の中でペラジーの評価を上げたのかもしれない。 「東洋の文化にお詳しいのですね」>>2:168 という評に、ペラジーも微笑む。
苦笑であることは気づかれないだろう。
「お仲間ですね」>>2:168 と続けられた声には、同じ列車に乗り合わせた旅仲間という以上に、故郷を遠く離れた者へ向ける寂寥感がこもっていたように思える。]
(11) 2015/12/01(Tue) 01時頃
|
|
[電話を切れば、同時に発車のベルが響き渡って。 まだ乗るから待ってくれ、と最初の乗車の時と変わらず、彼は慌てて列車の方へと向かい始める。
座席を留守にしていた間、>>2:106>>2:157やたらと大柄の女が自室の座席へとやってきていたのを、彼は未だ知らない。
……尤も、座席に戻った時に、同じ車両の者が訝しげに此方を眺めてきていたことには気付いたが。 この時には、ニズ駅での騒動でくだらない顰蹙でも買ったか、と思う程度のことであった。]
(12) 2015/12/01(Tue) 01時頃
|
記者 イアンは、メモを貼った。
2015/12/01(Tue) 01時頃
|
[食堂車に誘う>>2:140と、サクラコは顔を輝かせ、胸の前でぱちんと手を合わせた。>>2:169
ペラジーは彼女が回せるように腕を出す。 完璧なマナーで食堂車までエスコートするつもりだった。
食堂車の従業員に人種への偏見があろうとも、こちらが恥じる必要はないのだ。 恥じるべきは、職分さえ果たせない彼らの怠惰。
ニズ駅で見かけた豪華な聖堂>>2:50を思い出す。 この国の神は、怠惰を悪徳として戒めているのではなかったか?]*
(13) 2015/12/01(Tue) 01時頃
|
|
[彼を>>12目的に利用するため選ぼうとした理由が一つあった。だが、それは、口の中にも何処にも閉ざしたもので。 お蔵入りとなった。
>>8ドアを叩く音に気づけば、そちらを向き。]
……おや?ええ、構いませんよ。 こんな夜に一人では不安でしょう?
[浮かべた笑みは貴公子然とした微笑みで。 大丈夫ですよ。と返せばベッドの上より立ち上がり。]
それにちょうどよかった。少々お腹が空いていましてね。
[食堂車で軽く食事もいかがですか。とエスコートしようと彼女と共に。お手をと、手をとって。一等車両を歩いていくか。やはり、女性はよい、心洗われるようだと思いながら、ふと自分が持っていた切符の個室前で立ち止まり。>>7>>1居るのかと少し様子を伺おうとしては、彼女の手前、其れを諦め。
食堂車に向かえば、既にピークを過ぎた車内は、それほど混雑をしていなかったか。彼女へどうぞと席へエスコートすれば、好きなものを頼んでいいよ。と砕けた口調で微笑みを浮かべ。
自分もまた、食事を取り始めただろう**。]
(14) 2015/12/01(Tue) 01時頃
|
|
― 深夜・一等車両 ―
……ふぁ。
[今日は本当に色々なことがあった。 目を閉じると列車で出会った人々の顔が浮かんでは消えた。 心優しい赤髪の友人、キャロ。どこか兄に似たルーカス。誠実な同郷の友人、九重。寂しい瞳をしたペラジー。正義漢のイアン―――]
あーもう! 眠れないですわ。
[すっかり興奮しきっていた。目が冴える。 櫻子にとって、このひとり旅はあまりに刺激的だった]
あら、何の音かしら。
[ききーっ、とブレーキの音。列車が止まった>>#0。 再び列車が動き出す。続いてドタバタと廊下を駆ける足音]
(15) 2015/12/01(Tue) 01時頃
|
|
いったい、何の騒ぎですの……?
[恐る恐る扉を開けて、廊下を覗き込んだ。 一等席付近の車掌室から、 厳めしい男達が出てきたところであった]
鉄道警察の方ですの? わ、わたくしは。切符泥棒じゃありませんわ。 昼間のこと、まだ根に持っておられるのですか。
[男の胸に光る鉄道警察の紋章>>#2。 櫻子は完全に勘違いをしていた]
わたくし、警察の方に御厄介になることはしていませんわ。 ……え、違うのです? 家出少年?
[櫻子の声は、寝静まった廊下に存外大きく響くだろう。 自室にいた者も、そのやりとりで。 鉄道警察の介入に気付くかもしれない**]
(16) 2015/12/01(Tue) 01時頃
|
|
― 回想・食堂車 ―
私が訪れた村や町の名前をつなげれば、 きっと昔の巻物のように広げなければならないでしょうね。
故国アイラを出て、しばらく暮らした河畔の町はナルトス。 大きな家で、中庭にはレモンの木がありました。 そこを出たのは何歳のときだったでしょうか。
ヒトコブラクダの背に揺られて、大きな市場のあるシナラへ移りました。 それから、クサリ河を河口近くまで下ってジャレンへ。 次に、近くの大瀑布が有名な町ステテロスへ。
[ サクラコをエスコートしてテーブルに着いた>>2:169ペラジーは、従業員が近づいてくるたび、「この国は」と前置きし、「近代化」「国際化」という単語を出した。 従業員が、心の裡でどう思っていたかはわからない。]
(17) 2015/12/01(Tue) 01時半頃
|
|
― 発車して少し後・一等車両 ―
[結局、愛犬家の事件に関しては大した情報は手に入らなかった。 明日の朝になれば話は別だが、現在のところは担当者が分かった程度のことで、何の成果もなしだ。
走り込んで列車へ飛び込んだので、自分の座席でしばらく一息ついた後。 大口叩いて「任せろ」と言ったところなので一応ちゃんと謝っておこう、と教えてもらったペラジーのコンパートメント>>2:65(彼が一等車両と聞いた時は、正直なところ少し羨ましく思ったものだ)を訪ねた。 が、ノックをしたところで返事はない。 どうやら、本人は不在らしい。]
(18) 2015/12/01(Tue) 01時半頃
|
|
[ けれども、こちらが顔を上げ、背筋を伸ばしている限り、彼らは正面から闘うことができないのだ。
食堂車に見知った顔>>8、>>14があれば、悠然たる態度で挨拶したかもしれない。]
その昔、遊牧民が築いたという町サルナスの跡地には、 大湿原が広がっていました。 ……そういえば、この国にも広い凍土がありますね。 開発するには、あの湿原以上の人手や技術が必要でしょうが……。
そうそう、インガノックの庭園の素晴らしさを聞いたことは おありでしょうか? 実物の美しさにはため息しか出ません。 訪れた旅行客のほぼ全員が、写真集やスケッチ集を買い求めるそうです。
[ ペラジーはサクラコを楽しませようと、旅の間で見聞きした珍しいものの話をし続けた。]**
(19) 2015/12/01(Tue) 01時半頃
|
|
……また、 後で来るかあ……。
[ニズの停車中から今までの間、ずっと慌ただしく走り回って、エスコートまでしていたものだから、今回の無駄足には流石に疲れて気が抜けた。 思わず出そうな欠伸を一等車両だからという理由で噛み殺し、イアンは来た道を引き返す。 注意力も散漫になっていたものだから、すぐそこで櫻子とペラジーが、別の騒動にまた巻き込まれていることにも、全く気づかず。
自分の座席へと戻る間に誰かに会えば、いくらか会話をしたかもしれない。
いずれにせよ、彼が再び座席へ戻った時には、くたくたに疲れ切っていただろう。
そうして、また座席で気づけば眠っていて、次に気がついたのは深夜、午前2時。]
(20) 2015/12/01(Tue) 01時半頃
|
|
―回想・ホームにて―
では、この子は責任持って、丁重にお連れいたします、です。
[といって腕に抱いたのは、ぬいぐるみ。>>2:174 そうして、異国の少女ふたりと、雪燕まで走って戻った。>>6
乗り遅れるようなこともなく、二等車両の搭乗口にまで辿り着いてから。 大きなぬいぐるみを、赤毛の少女の手に渡してやった]
――じゃあ、私はこれで。縁があれば、またどこかで。
[そう別れを告げて、一等車両の搭乗口へと小走りで向かった**]
(21) 2015/12/01(Tue) 01時半頃
|
|
― 深夜2時・二等車両 ―
[>>#0きぃ、と聞こえた金属音に、続けざまに鳩達が反応して鳴き声を上げたせいで、イアンの意識は覚醒する。 寝ぼけ眼で窓の外を見やれば、辺りは既に真っ暗だ。]
……げっ、
[今、何時だ!?余りの暗さに思わず手元の時計を眺めてみれば、時刻は午前2時、すっかり夜更けだ。
人々の話し声で騒々しかった列車内も、いつの間にかしんと静まり返っていて、物音のひとつも聞こえない。]
(22) 2015/12/01(Tue) 03時半頃
|
|
[……物音ひとつも、聞こえない?]
こんな時間に、途中停車?
[そんな予定は聞いていない。運転手の交代にしたって、どこかの駅でやるものだろう。辺りは闇に包まれており、到底交代をするような場所には思えない。 何かのトラブルでもあったのだろうか?
そう思ったのもつかの間、再び列車は音を立て、動き始める。 無事に進んだ列車はトンネルへと入って、なんだ気のせいか、と再び寝付こうとしたその時。 いくつかの物音が、遠くで鳴るのを感じた。>>#1]
(23) 2015/12/01(Tue) 03時半頃
|
1
2
3
4
5
6
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る