172 ねむたい村
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
サイモンが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、シメオン、フランク、サイラス、ドリベル、ゴロウの5名。
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(……ねむすぎる)
(0) 2014/04/09(Wed) 02時頃
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そうだよ……めがねないから…… 一体化してないと怒り出すんだ
[怒っている理由がなんなのかもわからないまま、適当に相槌を打った]
あの時もそうだった
(1) 2014/04/09(Wed) 02時頃
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……ドラえもんはそっちでしょーよ…
[ゴロウの言葉>>1:132に教太郎は眉間を抑えた。いつまで経っても眉間の奥のにじむようなぼんやりとした感覚が抜けない]
[眉間を揉みながら必死に思い出そうにも、やはり「なにか」の上に置いたというとんでもなく曖昧な記憶しかない] […むしろ、尻に根が生えてると思う程に立ち上がってすらいなかったのだから、流しに立つ前に居た近くに置かれている筈だ]
[正直ここまで不機嫌そうな不動は見た事が無い。 落ち度がある以上はなんとかしなくては。やはり根が真面目な教太郎は、不動のそれがただの眠気によるものだとは思っていない。 眠気でぼやける目を擦り、なんとか眼鏡をカップラーメンの蓋の上に置かれているのを見つけると、数分前の自分にくそが、と内心悪態を付きながら不動の方へ声をかける]
……………あー 不動さん? 眼鏡 みつけたすけど…
(2) 2014/04/09(Wed) 02時頃
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[ご機嫌をとれ、と言われたところでどうすればいいのかなど教太郎が知る由も無い。 ああ。これが田舎の年寄りだったなら。 まだうまい事相手の趣味や武勇伝だのに沿った雑談だのなんだので取る術を知っていたのに]
[いいかいっそ。お互い眠い中での出来事だ。 若気の至りが起こしたものだと思って忘れてくれればそれでよし。 殴られたところで、さっきも叩かれても痛くなかった気がする。 今回も乗り切れるんじゃなかろうか。
田舎で使い慣れた若さを生かした姑息な良い訳と、半ば眠気で思考もおかしな方向に自棄になった教太郎は ゴロウの言葉の上っ面に習う事にした]
…………………………
[舐める趣味などはさらさら無いので、代わりに背筋に逆らうように指を沿わせた]
[冗談です。の一言で済めばいいと、僅かな希望を託して]
(3) 2014/04/09(Wed) 02時頃
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[どういう理由だかしらないが、周囲が静かになった気がする。 ねむみを遮るものがなくなって、 それで、余計に意識が暗がりに落ちかかる。]
……
[ まずい。起きねば。と思い、 不動は ほお杖をついたまま ぎり。と歯を軋らせた。
なおのこと、不穏だったかもしれない。]
(4) 2014/04/09(Wed) 02時頃
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ごろーさん、あの時ってなに…
[何か思い当たることがあるらしきゴロウへ不思議そうな顔を向けた。]
(5) 2014/04/09(Wed) 02時頃
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んァ
[ あ と が 、の間のような声を上げる。 眉間の皺を上下させていると、 >>2 なにか、声がかけられた気がしたせいだ。]
……
[が、それきり、黙りこんでしまったのが悪かったのだろう。]
(6) 2014/04/09(Wed) 02時頃
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あれは確か……1年と183日ほど前の金曜日…… 飲み会でどれだけちゃんぽん出来るかカクテルゲームをやっていたころ……
[眼鏡が見つかったにも関わらず、昔話を語りだした。 最早どうでもいいのかもしれない]
不意に静かになったフドーからめがねがずり落ちたその瞬間
(7) 2014/04/09(Wed) 02時半頃
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やつはテレビを投げた
(8) 2014/04/09(Wed) 02時半頃
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もうこのメンツでちゃんぽんするのはやめとこう 意外と金かかるし
おれたちは学んだ この傷はその時の傷だ……
(9) 2014/04/09(Wed) 02時半頃
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[立ち上がる気配のみを感じて、 んんん。とまた眠りに落ちかけ──]
!? あ"ぁ"!?
[背筋が逆なでられて、ぞわっとした感覚が背を走る。 目をあけて、がっ!と勢いよく後ろを振りかえった。]
(10) 2014/04/09(Wed) 02時半頃
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… ああ"!? はあ!?
[上げた声は相手が人間だと思っていないせいで凶暴だった。]
!?
[ついでに言えば、土井辺が出ていったところまでしか 部屋の中の人間を認識していないせいもある。
女子がいるなら、「怖がらせるかもわからない」というぐらいの リミッターはかかったかもしれなかった。時間認識のズレにより、今回は働かなかったわけではあるが。]
(11) 2014/04/09(Wed) 02時半頃
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[テレビか……。 ああ、それは流石に死ぬかもしれない。 そしてそれは大家に怒られるだろうな…]
[ゴロウの言葉>>8の真偽など、もうどうでもいいと思えるほど、諦めの境地が来ていた]
[思考の遠いところで考えていると、自然に諦めたような笑みが零れた]
[それがわけのわからないちょっかいを受けた不動にどう響くか、教太郎は考えても居なかった]
(12) 2014/04/09(Wed) 02時半頃
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テレビを…!? っ、て、わぁぁぁ!
[不動の発した声 >>10 に慌ててゴロウの背後にまわった。]
(13) 2014/04/09(Wed) 02時半頃
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ドリベルは、ゴロウの影から不動の様子を観察している。
2014/04/09(Wed) 02時半頃
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!?
[後ろにいた示村を見た顔は、完全に 「はあ?!」という表情だった。 相手のぼやけた顔を見て、ようやくそれが示村だと認識する。]
…………
[はあ?!から、あ? ぐらいの疑問系に 口の大きさが微妙に変化した。]
(14) 2014/04/09(Wed) 02時半頃
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……… おま、 なに…
[ちょっかいをかけてきた相手が虫だのでなくて、人間だ。と そう認識して、脱力しながら、 おそまきに意図を尋ねる格好になった。
何かと思った。がっくりと肩を落として息を吐きながら、 顔を片手で、下から上に押し上げた。]
(15) 2014/04/09(Wed) 02時半頃
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[不動の凶暴な声には内心吃驚していたものの、眠気とおかしな思考で、外面だけでも妙に肝が据わってしまっているようになってしまった]
…………………不動さん おはざす。
……………眼鏡す。
[不動へ深々と頭を下げて眼鏡を差し出した]
(16) 2014/04/09(Wed) 02時半頃
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おお… 寝てたわ…
[見ればわかるだろう(と本人は思っている)ことを口に出して、 何か 頭を下げられながら差し出される眼鏡を受け取った。 ああ、眼鏡。そうだ。探していたんだった。]
たすかるわ……
[右手で示村から眼鏡を受け取りつつ、 ぞわっとした背中が若干きもちわるくて、 腕の下から手を回そうとする。 もっとも、体の硬さのせいで、全く届かなかったが。]
(17) 2014/04/09(Wed) 03時頃
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あー……
[口を半開きにして、呼吸で遠のきそうな意識を確かめた。 背後に隠れた留美が湯たんぽのように熱を発していて、 有り体に言えば眠い。 地下鉄の暖房のような]
眠いわ もう明日じゃダメなの? 明日やらなきゃいけないことは明後日やろうぜ
(18) 2014/04/09(Wed) 03時頃
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[眼鏡を受け取った様を見る。 幸い、テレビを投げられるような大惨事には至らなそうに見えた。 テレビなぞ投げられていたもう、まず自分も無事じゃ済まないだろうが、まず壁と床が無事じゃ済まないだろう。 無事に済んで幸いだ。…何故か教太郎には素直に幸いに感じられなかったのは、眠い頭の中でも働いてしまった「何をしてるんだ自分は」というどこか冷静な客観視のせいだろう]
や、全然す…………… むしろ、俺もなんかもう
[なるほどこれが黒歴史か。とぼんやり思う。 眠い頭が明日になって忘れる事を祈るばかりだ]
すんませんした。
[再び頭を下げた。 傍から見れば眼鏡を無くしたことにやたらと謝る誠実な様にみえただろうか。 ともかく、さぞやシュールな絵面だったろう**]
(19) 2014/04/09(Wed) 03時頃
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[ゴロウが語り聞かせたTVの話までは耳には入っていなかった。 聞いていたら、そんな体力あってたまるか。ぐらいのことは言えたかもしれないが聞こえていなかったものの否定のしようはない。]
いや、 ああ…… うん。 つうか、悪かった
[驚きが去って、背後のテーブルに肘を乗せながら、 やたらと殊勝にしている示村に首を横にふった。 なんか悪い事をした。という気分が遅まきに沸いてくる。]
(20) 2014/04/09(Wed) 03時頃
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[気にするな。と、軽く示村の肩に平手をおいて、 受け取った黒ぶちの眼鏡をかけなおす。 妙に疲れて、はあ。と一度大きく肩を上下させた。]
…寝るか?もう?
[投げるようにゴロウに言って、 ぼさついて絡む髪に、手櫛を通した*。]
(21) 2014/04/09(Wed) 03時半頃
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二ヶ月くらいなんとかなるだろ…… だれかなんとかするって
ほらトシも寝てんじゃねえか
[軽く足蹴にしても、歳文はうなされるだけで起き上がろうとしなかった**]
じゃあ…… おれは家賃受け取る係で
(22) 2014/04/09(Wed) 03時半頃
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[流しで眠るのには無理があった。(試した) よって薬師寺は、便所で目を瞑っていた。(瞑想) 考える人というよりは頭を抱える人といった姿勢で、ささやかな休息をとった。出すものも出した。(けっこう出た)手も洗った。(石鹸は必須派)ドアノブを回し、廊下に出る。 師寺は……見ないほうが良かった影を見た。]
うおおおおおおおおおおおお
[驚いて声を上げてからはたとして、] あっ、教太郎こっち来ない方がいいわ! うおーやべえでけぇ……でっけぇ 何食ってんだこいつなぁ あーまてまてまて、叩くやつ あ?遅ぇ くたばりかけか? オラッ あ? オラッ ……くっそ、ふへへ…… オラッ ……へっ 悪い! 誰かのサンダル使っちった
(23) 2014/04/09(Wed) 03時半頃
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[玄関の開く音。次いで「きめぇ」を繰り返す声と、幾度かの靴で床を擦るように蹴る音。それが止んでから、玄関の戸が閉まる音がある。乱暴に靴が置かれる音、足音と続き、『流しに行く』と言ったまま中々戻らなかった薬師寺が部屋に帰ってきた。 彼は、戻るなり、鼻の頭に皺をよせた。]
臭 っせぇこの部屋。
換気したほうがいいって! 留美さん何でくせぇの一言もないんすか大丈夫なんすか。 花粉だめな人? はいご愁傷様でーす。
[眠い人々が反応を示すよりも早く窓を全開に開け放った。 外の空気で、ひとつ、深呼吸をする。 影との一戦を終えたばかりだからか、それとも外の空気を吸ったからか、一瞬頭がすっきりと軽くなり、目が開けやすくなった。辺りの不潔な惨状が、さっぱりとした脳には、ひどく、空しく、哀れだ。可能なら遠い世界の出来事や他人事であると思いたい。]
で?話進んだ? ていうか塩西さん寝てんじゃん。 ぇーい塩西さーん。ヘーイ寝てんすか。あ。だめくせえこの人。
[薬師寺は、塩西の傍へ歩み寄り、腰を曲げ、眠っている彼の背を軽く揺すった。]
(24) 2014/04/09(Wed) 04時半頃
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……へへ…… 先に寝たんだもんなぁ〜。 塩西さんには適当に全員がヤなやつやらそう?
そうだな…… まともに寝てもらお?
話し合い終わるまでに起きられたら困るからよぉ〜……
[ゴロウの足の近くですやすやと安眠している塩西の脇に腕を差し込み、引きずる。]
どいてくれー轢くぞーゴロさん轢くってば。
[薬師寺は般若のような笑みを顔にはりつけて、塩西を攫い、寝部屋へと連れていった。]
(25) 2014/04/09(Wed) 04時半頃
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[寝部屋に置いた塩西を眺め下ろしながら、重いものを運んで疲れた肩をぐるぐる回して背を反らす。 寝不足と疲れから、肩や腰が鈍い聞き応えのある音をたてる。 そうして一息つくと、大あくびが出た。 涙を親指の腹でこすって、軽く鼻をすすった。]
おいこの人めっちゃ安眠させたいんだけど
どうすればラグジュアリーな安らぎ空間に出来る?
[薬師寺は、押入れやらそこらから、敷布団・掛布団関わりなく、見えたものから塩西の体へ積む。 雑な扱いに塩西が唸り声を一瞬あげるも、薬師寺が上からどでかい欠伸を被せた。 薬師寺の目が覚めていたのは、*ほんの一瞬のことであった。*]
(26) 2014/04/09(Wed) 05時頃
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