114 bloody's evil Kingdom
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[>>4:224ミナカタの様子を不思議そうに見る。 だって、本当に何が問題なのかわからないから。 妊娠もさせられてないし触手を植えられてもないし呪いをかけられてもない。 何も怖いことはなかった。なら、王女様が魔物でも問題なく思える。少なくとも自分には。 そもそも、王女の悪い噂さえも聞いてないし、なぜ悪いのかを教えられてもいないのだから]
ん?うん。
[>>0手を引かれ、おとなしくついていく。 >>5途中、見覚えのある姿を見て、にっこり笑った]
こんにちはコリーン。今日も綺麗だね!
[じっと見られて、まるで無害な仔犬のように首を傾げる。 にこにこにこにこ その顔は、いつもより少し深い笑み]
(8) 2013/02/23(Sat) 13時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2013/02/23(Sat) 13時半頃
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んー?あー、うん、うん。
[>>7何やら歯切れの悪い返事をして、へらっと笑う。 じと目のミナカタには気付かないふり]
ほんと、今日は随分色気のある格好だねー。 でも俺、前の服もその服も好きだなあ。
[なんて軽口をたたいて、手をとる二人を見る。 いつも通りの底抜けの笑顔。声は夢を見たとき叫んだせいか、少し小さかったが]
(10) 2013/02/23(Sat) 14時頃
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……忘れちゃった
[>>11コリーンの問いに、ぴたりと足を止めて 笑顔のまま、とぼけて言う。
>>12ミナカタに声を指摘されれば、誤魔化すように明るいこえを出して]
えー?そんなことな、
[けほ、と一回咳き込んだ。あー、しんどい。 下を見たときに、ふと、ミナカタの影に翼があることに気が付く。 ぱち、と瞬き。さらにそれがするするとコリーンの足下に伸びて、足首に絡んだことに目を丸くした。
顔を上げて、ミナカタをまじまじと見る。 それから、コリーンをみて]
……そんなことない、よ?うん。
[きょとんとしたまま、頷く]
(14) 2013/02/23(Sat) 14時半頃
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……先生って人間だったっけ?
[>>16ぽつり、聞こえるか聞こえないか程度の音量。 足を止めたまま、和やかな会話を見る。 ええと、なんだろ。これ]
……具合悪いの?コリーンも。
[>>17顔を赤くした彼女に、相変わらず動かずに訊ねる。 近付きたくない]
(何に?何で?)(わかんない)
(19) 2013/02/23(Sat) 14時半頃
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いたっ
[>>21額を弾かれて、小さな声。 額を右手で押さえたまま、コリーンに相変わらず不思議そうな顔で手を振る]
うん…ありがと、ばいばいコリーン。
[そういえば、コリーンの名前を教えてもらったのは催眠状態のときだったから、呼んだらおかしかったなあ、なんて思う。
視線を落とせば、影が、まるで意思のある生き物のようにずるりとコリーンの部屋に入っていくのが見えて 手首をミナカタに掴まれて、おとなしくついていきながらも、視線はそちらを向いていた]
……うん、
[上の空のまま、頷いてから ひよこを自然分娩したにわとりを見たような顔で、ミナカタに視線を向けた]
(24) 2013/02/23(Sat) 15時頃
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絶対怒るから言わない。
[>>26問いに答え、薬を受けとる。 うー、と苦い予感に眉を寄せて]
……俺、風邪はひいてないよー。
[言うも、多分無駄だろうから 飲んだふりで、手の中に隠してしまう。 悪知恵の働く子供のような行動。ちゃんといいこにはしていられないようだ]
ミーナ先生さー……。 影、どうしたの?
[一番の疑問を聞きながら、床を指差す。 ミナカタは本当に何も知らないような反応を貴賓室の前でしていたから、気が付いてないのかなあ、なんて思う]
(30) 2013/02/23(Sat) 15時半頃
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う、
[薬を隠したことを見抜かれて、小さな呻き。 顎を掴まれ、流し込まれた苦味に眉をしかめた。 身を引こうとするも、無駄なこと。 吐き出すことは許されなかったので、続いて与えられた水は素直に飲む]
苦い。横暴だー。
[唇を離されれば、口を尖らせて 濡れた自分の唇を、ぐしぐしと拭う。
影の話は、それでいうタイミングを逃してしまった。 まあ、いいか**]
(34) 2013/02/23(Sat) 16時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2013/02/23(Sat) 16時半頃
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だあって、苦いんだもん。
[>>38半目で睨まれても、肩を竦めるだけ。 口の中に苦さが残って、コップの水を飲んでおいた]
つめたっ
[シャツを捲り上げられ、自分で持つ。 ひやりとした金属が当たり、くすぐったさに身を固くした。 笑って逃げたいとこだけど我慢して、シャツを握る手に力を込める]
……おわり?
[無意識に瞑っていた目を開ける]
(42) 2013/02/23(Sat) 18時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2013/02/23(Sat) 18時半頃
イアンは、ミナカタの持つ金属の冷たさに、眉を寄せる
2013/02/23(Sat) 19時頃
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冷たいってばー。
[悪戯に眉を寄せて、服を握る手はそのままに身をよじる。 男の胸なんか弄って何が楽しいのかと思いながら、くすぐったさと冷たさに目を再び閉じた。
おかしいわけじゃないけど、くすくす笑いが溢れる。 くすぐったさに数秒耐えたけど、やっぱり身を引いてしまった]
(49) 2013/02/23(Sat) 19時半頃
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はあい。
[いいこの返事ひとつして、シャツを下ろす。 異変といえば、あれだけヤったのに疲れがさほどないことくらいだけど、まあ言うほどでもないかと。 モンスター液を浴びた影響とは知らず、また知ったとしても大して気にはしなかっただろう。
席を立つ姿を見送り、ふと地面を見る。 自分の影は正常にあったが、さてミナカタのは]
(56) 2013/02/23(Sat) 20時頃
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[やっぱりないなあ、とミナカタの足元を見て思ったその時。
>>61気配に、びくと背筋が凍った。
もしも夢のことがなければ、その異様な瘴気も気にはしなかっただろう。 だが、刷り込まれた恐怖が息を詰まらせる。
前を通る影に、嵐が通りすぎるのを待つように息を潜めて 無言で硬直したまま、目だけがそれの行先を追う。
給湯室に向かうそれに、ほっと息を吐いた。 ミナカタが危ない、とは思わないのは、性格もあるか]
(68) 2013/02/23(Sat) 20時頃
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え、と……なんでも、ない。
[ミナカタの身を案じない理由もうひとつ。理由を覚えていないから。 夢と影が結び付かないまま、本能的に怯える。
余程、先程のことを言おうかと思ったが、言ったら怒られるかな、と思って口をつぐんだまま、ミルクに手を伸ばす。
誰に怒られるのかは、わからない]
変なカップ。 それの中身も薬?
[ふう、とミルクに息を吹きかけて]
(78) 2013/02/23(Sat) 20時半頃
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イアンは、>>77つられて、ちらと窓の外に目を向ける。すごいなあ、とそんな感想
2013/02/23(Sat) 20時半頃
[ドナルドが一室に訪れ
僅かに睨むような視線を向けたか]
丁度良かった、団長にお話が……
[しかし彼は聞く耳を持たず
己のことをモンスターだと謂う]
……はぁ?
[その大剣を身構えるドナルドに
命の危険を察すよりも早く
切りつけられて。]
[男の言葉は殆ど頭に入らなかった。
痛みもあるけれど
言い訳じみた言葉に対して
脳が処理を拒んだといった方が正しい]
……――、こ……、ふっ
[腹部を切りつけられ、女の目は闇色に、染まる]
……あ、ぁ……
[じんじんと痛む体中のなかで
ただ子宮だけが、その存在を主張した]
―――か、 ゃ ……
[何事か呟く。
怨恨の篭った声で、男を呪うように]
……あかちゃん、
返して。
わたしの あかちゃん かえして。
[明確に言葉に出来た時
既に、それは死を意味し
切り刻まれた身体が
ただ、無言の屍として転がっているのみ
胎内の鳥の卵がカラカラと
砕けて堕ちるのも、見えないまま]
[騎士としての怨恨ではなく
それは女としての]
赦さない
赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さな赦さない赦さない赦さない赦さない赦さな
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[はあいといいこな返事]
熱くないの?
[湯呑みの形状について尋ねながら、ぺたぺたと窓の側に寄る。
雲雀がすぐそばを飛んでいて、まじまじと見つめる。 目が合った気がして、きょとんと瞬き]
大丈夫だよー、ずっと平和だって。
[明るく言いながらも、影が側に居ないかと視線を落とすのだが。
梟、鴉、鳩に鳶。何かを探すように、飛び交う鳥たち]
だーれがころしたクックロビン……?
[その種類に童謡を思い出し、小さく唱えた]
(89) 2013/02/23(Sat) 21時頃
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あは、
はははは
はははははははははは
[わらう、わらう、わらう]
あはははは
はははははは
はははは ははははははははは
あははは
―――は、
祟 っ て や る
[怨恨だけが己の身を灼いた。
騎士も所詮女。
子を身ごもった喜びを
打ち砕かれた恨みは深く深く]
[
「堕ろそうぜそんなよう分からんもん!!」
「ミナカタ、堕胎でも帝王切開でも何でもいい」]
嘘……嘘に決まってんだろ
王女さまと、私の、子供を
堕ろすわけ、ないじゃないか――――
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あれはなんで雀を誰も責めないのかなあ
[ミルクを飲みながら、独り言。 飛び交う鳥たちは、雀役を探していることは知らず、ただ珍しげにその光景を眺める。 渇いた喉に、乳臭い味が染み込む。
廊下に向かって声をかける姿に、そちらに視線を向けて パーティーで会った人だなあ、と記憶の引き出しを引っ張り出す]
(102) 2013/02/23(Sat) 21時半頃
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みんなで殺したクックロビン?
[ぺたぺたと鮮やかな鳥に数歩近寄り、いいなあとばかりに見る。 鮮やかな羽はきらきら光沢があって、とっても綺麗。
欲しがり故に手を伸ばしたくなるけど、操っても自分のものにはならないだろうなと思うのでやらない]
ほんと、早く落ち着くといいねえ。
[ふにゃ、と笑う顔は害なく]
(114) 2013/02/23(Sat) 22時頃
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嗚呼、これはどこかの。
(死に損ない。)
[どこからか狂ったような哄笑、前後した怨嗟や悲鳴を耳に拾えば、微かに顔を顰める。]
大事なものを失った事で、全てを見失う。
感情に支えられた人間は時として、弱く、時として強い。
[嘗ての自分のようにと、自嘲する。]
[今は此処で眺めているだけ。それでも信じている。]
俺は必ずや、地獄に落ちるだろう。
[嘗ては黄と白の派手な衣装に甲冑を着込み、人を殺した。誰も彼も、訳隔てなく。殺す事を生業とした。神の為に。国の為に。自分の為に。その事に後悔はない。その中に幾らか無抵抗の民衆がいて、人ならざる妖魔怪物がいた事もあった。ならば、妻なる人、そして顔見知りだった戦友達だったモノがそこに加わったところで、背負った罪の重さに変化はない]
神は言う。
不貞は罪であると。
[神がいうのであれば、間違いはない。彼女も、妻も地獄に落ちる。陵辱という形で、夫以外の精を受けたのであれば、それだけで大罪だ。それは悲しむべき事であり、喜ばしい事。死んでも、共に地獄にいけるのであるから。死すら別れえぬ輩となった事。嬉しい。そんな感情が確かにあった。何処かに]
(だが、俺は神を信じていない)
[だからこその、此処なのだと納得していた。妻はいない。きっと何処に行っても会う事はない。そしてきっと、それは共に地獄に落ちる事よりもきっとずっと嬉しいのだ。地獄での再会を。永遠の逢瀬を。そんな感情とは別に]
安らかでありますように。
[そう軽く呟いた。届かぬ呟きと知りながら]
[黒き僧衣を着、教会で為した事。それもまた罪。けれども、その事に後悔はない。ただ、少し悲しい。その悲しさの意味はまだ、理解できていない。それはもう少し、死んでいけばわかるのだろうか]
クラリッサ。
君は――
[時折届く、憤り雑じりの感情。その感情を少し、読み解したい気持ちに駆られていた**]
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―医務室→―
[ミルクを飲み終われば、トイレと言い残して外に出る。 水が流れないため、穴を掘って用をたすことになるのだが]
よっ、と
[飛び回る鳥たちに手を伸ばすも、届かず。口を尖らせて、雲雀を眺める。 小さな鳥も大きな鳥も、いったい何を探しているのか。
白い鳩が歩いている後をついていき、途中でどこか虚ろな目のメイドに会って手をふり そのままふらふらと出歩く、いつものサボりのパターン]
(142) 2013/02/23(Sat) 23時半頃
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― 城内 ―
女、こちらを視ているな。
[穢した少女。暴風雨のような惨劇に見舞われた彼女は、稚拙な誘いに篭絡されようとしている。それをおかしいものと思うだけの智慧がないのか、魔と媚で既にその身を包み込まれているのか、視るべき眼がこちらに向いてしまって気づいていないのか]
気の毒な話だ。けれども、
[他人事のように言う。そして心情はもっと手酷く、突き放したような達観が支配している]
まあ、良くある話だ。
[世間知らずの小娘が遊び慣れた男に、傍目から視て軽薄そのものに過ぎないような小物に、盲目的に惹かれる、物珍しさに目を奪われる事など、東西古今、有り触れている]
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