274 【突発R18】XXXしないと出られない部屋
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全
ピッパに3人が投票した。
キャロライナに1人が投票した。
ピッパは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
全ての人狼を退治した……。人狼に怯える日々は去ったのだ!
時計を見るなら夜にはなっていたろうか。
中央の部屋の方からガラガラと音がする。扉が開いた音だと、誰もが直感的に感じ取れただろう。
外に出れば冷たい夜風の下、どこかの廃ビルの地下だったと分かるだろう。
結局、あなた達を閉じ込めた人間の正体も何も分からないまま。
ただ、その先どうするかはあなた達次第。
(#0) 2018/03/16(Fri) 00時頃
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―夕方・鏡張りの部屋>>2:68―
あ…うん。私もどこかで会ったような感じはしてたけど。 全然地元に戻ってなかったから、それでかもしれない…って、言い訳かな。これは。成人式も同窓会も出てなかったもんね。友達の結婚式とかも。
ごめんね。記憶喪失ってわけでもないのに、完全に忘れてた。
[中学を出てから10年くらいは経っているかもしれないけれど、それでもこうもすっかりクラスメートの事を忘れていたというのは迂闊だったな、と思う。それも、一緒に遊んだりしたこともあったはずなのに]
(0) yusuron 2018/03/16(Fri) 00時半頃
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……うん。確かにいろいろあったし、忙しかったけど。
[含みを持たせた言い方>>2:71は、何となく言いたい事を察せられた。多分知っているのだろう。むしろ、昔の同級生で作品のどれか一つでも見ていれば、すぐに自分が何の仕事をしていたかは分かるはずなのだから]
ん…いいよ。聞くよ。何?
[ケリーバッグを受け取って、木山さんの次の言葉を待つ。コートの襟に手をかけるその光景>>2:73に、ようやく彼女の意図しているところを悟った。コートの前がはだけられて、ストッキング以外には何も着ていない彼女の裸体が露わになる。あの時の自分と同じ]
(1) yusuron 2018/03/16(Fri) 00時半頃
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あー……それ見てたんだ。なんか…知ってる子に見られるのって本当に複雑だな……
でも。そっか。私としたいの? ……うん、構わないよ。ちょっと意外だったからちょっとだけ驚いたけどね。
[自分が着ているのは、最初と同じ薄手のブラウス。それを脱いで、そのまま彼女に近づいて行く。彼女が求めるままに**]
(2) yusuron 2018/03/16(Fri) 00時半頃
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―夕方・鏡張りの部屋―
あたしずっと、美和ちゃんどうしてるのかなーって思ってた。 そりゃ毎日毎日とかじゃないけど、時々ふと気になって写真眺めたりする、位にはね。
[ 美和ちゃんの反応>>0>>1に、ひとつ誤解させてしまってるかも知れないと気づく。今のあたしの格好を見下ろして、彼女を見上げた。]
あ、でもね。 こういう撮影してたの知ったのは、本当についさっきのことだよ。 ビデオの作品一覧、全部『ピッパ』のだったの。誰が入れたのかは知らないけど……それで。
[そう説明して、彼女の反応を窺った。]
(3) yuma 2018/03/16(Fri) 12時半頃
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[美和ちゃんの洩らした声。それから複雑そうな表情と>>2。 続いた言葉を聞いて、少しだけ唇を尖らせた。]
……また、構わないって言ったぁ……。
[最初の時も>>0:73、そう言ってた。 気になるな、って思った。]
美和ちゃんの気持ちは、どうなんだろ。する事はもう、済ませてはいるんだよね。
[ぐるぐるした内心が小さな呟き声になって出てしまう。でも、それも短い間だけのことだった。 薄手のブラウスを脱ぎ落とした美和ちゃんの、豊かというにも余りあるバスト。この部屋では正面から見るだけじゃなくて、鏡になった壁面に目を向ければ横からも同時に見ることができる。]
わぁ……
[少し上向きの、たっぷりした重量感と張りのある肌の艶。あたしはコートの袖を腕から落として、ぎゅっと抱きついた。]
(4) yuma 2018/03/16(Fri) 13時頃
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[抱きついた形から少し頭を下げていった。あたしの背丈だと、ちょうど美和ちゃんの乳房に顔が埋もれてしまうくらいになる。彼女を見上げて、もう一度言った。]
うん。あたし、美和ちゃんとセックスしたい。 ここから出るのに必要じゃなくなってても。
[小さく苦笑しつつ、背中に回した両手を動かし始めた。優しく愛撫する手つき。]
最初はね。 男の人とはうまく出来なかったって嘘、つこうかと思ったんだよ。 でも、そんなのすぐバレちゃうだろうし。
[つまり長部さんもセックスできていない状況、という事になるのだから。] それに、変なごまかし方、したくないなって思ったの。
[あたしの手は少しずつ大胆な動きに変わっていく。背中から腰、お尻へと動いて、始めは軽く擦るように。次いでは指先で揉むように、ヒップの感触を楽しんでいった。]
(5) yuma 2018/03/16(Fri) 13時頃
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――ね、セックス、しよ? 鏡だらけのこの部屋で。 美和ちゃんの全部、見てみたいな。
[唇をねだるように彼女を見上げて、部屋の奥に置かれたベッドの方へそっと腕を引いた**。]
(6) yuma 2018/03/16(Fri) 13時半頃
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― 一週間後 ― [あれから一週間が過ぎた、週末の晩の自宅。夕食を終えてパソコンに向かう。 一体誰がどんな理由であたし達をあの部屋に閉じ込めたのか。あるいは、どうやって選んだのか、どうやって連れてきたのか。 そういったことは全く、分からないままだった。]
こんなこと警察に言ったって、まともに取り合ってくれないよね ……。
[誘拐、監禁くらいは成立するのだろうけど、そもそもなんの証拠になるものも残ってなかった。あの廃ビルまでまた行ってみる気にもなれなかったし。]
あっちの二人とも、連絡先。 交換しといたら――いやいや。
[結局、三人とはあそこを出てそのまま別れる形になったままだ。一応、美和ちゃんとはアドレスの交換くらいはしたけれど。]
(7) yuma 2018/03/18(Sun) 22時頃
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[スマホのメッセージアプリを眺めて数秒。桃のチューハイを一口飲んだ。]
……まあ、いいか。
[一日だけあった奇妙な出来事。 そう片付けて忘れよう。そのつもりであたしはパソコンの画面に目を戻す。適当にニュースとか動画とか見て、明日は日曜だしどこか出かけようかなって調べてみて、それからお風呂――]
なんだこれ。 「脱出成功おめでとうございます」……?
[送り主不明の新着メールの件名だった。普段なら悪戯か迷惑メールとして即ゴミ箱送りにしてるのに、目は本文を真面目に追っていく。マウスカーソルが末尾に記されたリンクへと動いていった。]
(8) yuma 2018/03/18(Sun) 22時半頃
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[リンクを踏んだ先はどこかの動画サイトのようだった。いわゆる裏サイトというやつなんだろうか。しばらく待つと画面には、見覚えのある一室が映し出された。]
ぁ。これ……。
[それから、見覚えのある二人の姿も。]
……あたしと、美和ちゃん。
[そう気づいた時点で閉じてしまうのが普通の感性なのかもしれないけれど、あたしはそうはしなかった。あの廃ビルから出て以来どこか、感性が変わってしまったみたいに。ヘッドフォンの音量を幾らか上げて、背中のクッションを当て直す。]
(9) yuma 2018/03/18(Sun) 22時半頃
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[動画がこの先どう進むかは、あたしは知っていた。それでも、どきどきする感覚はあの時と同じかそれ以上だった。 ヘッドフォンからあたしのねだる声>>6が聞こえる。カメラは鏡の向こうから、ベッドへ上がってくる二人を捉えている。 上半身裸のまま膝立ちになって、抱き合ってキスをする二人の様子も。]
「んっ……ちゅぱ……ちゅっ…… ……っ、ぁむ……ん……ふふ……」
[甘く漏れ聞こえる声も。やがて響き始める、粘着質な水音も、二人ぶんの嬌声も。 絡み合うあたしと美和ちゃんの裸身も、実物だけじゃなくて鏡に映った姿まで。]
(10) yuma 2018/03/18(Sun) 23時頃
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……美和ちゃんの、所には…… ……届いてるのかな……?
[部屋の電気を暗くして、画面に見入りながら呟いた。彼女とこれを見るような機会があるかはわからない、けれど――]
ふふ、そしたら――
[用意しておくものは、決まっていた。部屋に掛けるための一枚のプレート。]
(11) yuma 2018/03/18(Sun) 23時頃
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― 帰路 ―
[豪快な音ともに扉が開いてから、しばし時間がたったころ。
三人とは別れ、一人帰路についていた。 閉じ込められていたのは見ず知らずの廃ビルの地下であったが、幸いなことに、自宅に帰るまでの道のりは何とか把握することができていた。
道すがら今回の件について考える。 人選の理由、目的、何もわからないことばかり、調べものをしようにもスマホなどは、持ち合わせていなかったため、頭の中で想像するに過ぎなかったのだが。
いくら考えても、せいぜい愉快犯的な犯行なのだろうかと想像することしかできなかった。それにしては用意周到だったような気もするが。]
……お金、貸してもらえるように頼めばよかった。
[自宅から連れ去られたため、財布などは持ち合わせていなかったのだ。]
(12) みかど 2018/03/18(Sun) 23時頃
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交番にでもよるか……
[しかしこの件なんと説明すればよいのだろうか。 そう思うと、はぁ、と一つ大きなため息をつく。
結局このことは、当分の間誰にも話すことができなず、後に不在時の事を聞かれると、決まり文句のように、その日の事をごまかすことしかできなかった。*]
(13) みかど 2018/03/18(Sun) 23時頃
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[そのプレートには、もちろん、こう書いてあるのだ。]
『XXXしないと出られない部屋』
[――と。**]
(14) yuma 2018/03/18(Sun) 23時頃
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―その後―
[一人アパートの薄暗い部屋に戻り、敷いたままの布団に倒れ込む。花屋の仕事は明日もシフトが入っているから、いくら肉体的にも精神的にも疲れていても、明日まで引きずるわけにはいかない。]
……結局、なんだったんだろ。 木山さんの話だと、テレビに映るAV、私のしか置いてなかったらしいけど…
[私の妄執的なファンが起こした、と思うにはちょっとうぬぼれ過ぎな気がするし、全く無関係な男性を2人巻き込んでいるというのは少々解せなかった。
ただ、何か録画されていたことは間違いないから、そのうち何かのAVか動画サイトかに、この件の動画が上がったりしてしまう、ぐらいは考えておかないといけないかもしれない。]
私は、別に最悪構わないけどさ…
[そう言って、木山さんが気になる事を言っていた>>4のを思い出した。]
(15) yusuron 2018/03/18(Sun) 23時半頃
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また構わないって言ったな、私。癖になってるかな…
[別にそこまで仕事が嫌だったわけではない。ただ、その後も自分の人生に少々投げやりというか、負い目のようなものを勝手に引きずっていた部分はあったのかもしれない。ふとそんな事を感じた]
木山さんと、それに芙蓉とはアドレス交換したけど… これっきりで使う事はないし会う事もないかなって、そう思ってたんだけどな。
[2人との地下室での事を思い出す。誰か知らない人間のためにするのではない、監視の目があったとしてもそれはそれ、目の前の相手と楽しむためのセックス]
そう言えば、ほとんど経験なかったな、今までそういうの。
[ふっと息をついてスマホを投げ出し、布団に寝転がった]
全部これっきり。忘れて、明日からまたいつも通り。 いつも通りだけど…… そう、もしそれでもやっぱり気になってたら。
……また、連絡とるぐらいはしてもいいかなって。
[その先どうなるかは分からないけれど、自分に今できる精一杯前向きな事はそういう事ではないかと、ふと思った**]
(16) yusuron 2018/03/18(Sun) 23時半頃
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― しばらくして ― [あれからどのくらい経っただろうか。 ××駅へ赴く事にしてみた。
帰宅したら、自分が倒れていた現場は、おそらく連れ去られた時のままで、散らかり放題になってしまっていたし、その片づけと、不在時の事後処理で、結構な時間をとられてしまっていた。
目指すのはこのあたりにあるという花屋。 そこに目的の人物の姿はあるだろうか**]
(17) みかど 2018/03/18(Sun) 23時半頃
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[あれから。 時間を待っていたかのように出口の扉が開いた以上留まる理由は無く、脱出を果たした。 主旨が主旨ゆえにまたどこかで落ち合おうという同窓会のような話題は出ることが無かった。
取り敢えずの心配は閉じ込められていた時間についてどのように説明するかだったのだが、この数日に至っても不自然なほどに聞かれることが無かったので強大な影響力でも働いたのだろうか。
さて、そろそろ本題に入ろう。 職場の人間が1人来ていない。 厳密には「今日出勤してくるはずの人間が1人シフト表から消えている」。 はたして海斗の思い違いなのか、会社側のミスなのか。 どちらかならいいのだが海斗以外誰も違和感を持っていない様子に突拍子もない推測が浮かんで気分が沈む海斗であった。**]
(18) kinatu 2018/03/18(Sun) 23時半頃
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―しばらく後―
[1週間ぐらいした後、スマホに差出人不明のメッセージが送られてきた。「脱出おめでとうございます」との題名のメールには、動画サイトのアドレスが記載されていて、自分と木山さんの絡み合う様子の一部始終が動画サイトに流し出されていた。
あるいは自分と芙蓉や、長部と木山さんの絡みも流されているのかもしれないけれど、それは探しても今のところ自分では見つけられていない。 ただ、考えてもどうしようもない。いつも通りの日常、いつも通りの仕事。今までと同じようにそれを続けながら、やっぱりもう一度2人に連絡を取る事も考えていた。]
……はい、いらっしゃい。見ていかれますか?プレゼントで… あ。
[頭の中思い浮かべていた人物に>>17その場で出くわしたら、しばらくはそのまま、安堵とも嬉しさとも気まずさともつかない、奇妙な表情の高梨美和の顔を見る事ができただろうけれど**]
(19) yusuron 2018/03/19(Mon) 00時頃
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